ドラえもんの大長編って同時に起こってても不思議じゃないんですよね
誤字報告感謝。2022年10月1日に修正しました。
○月δ日
超能力について研究された本を冥に買ってもらった。実験と考察が主な内容ではあったが、そこそこ有用だった。本を読んで吾輩の超能力に対する解釈が広がったからなのか、新たに磁力と水流操作を身につけた。と言っても、磁力は電子操作の応用で、水流操作も念動力の応用で可能になっているのだが。
この調子で、吾輩の超能力に対する解釈の幅が広がれば、ベクトル変換や未元物質とかも使えるようになるかもしれない。ただ、ベクトル変換はこの世に存在するあらゆるベクトルを認識出来るようにならなければ難しいだろう。既にある程度はできているのだがな……。未元物質の方は、違う次元から引き出しているのでベクトルを認識するよりかは簡単かもしれない。
どっちみち、今すぐにはできないから気長にやるとしよう。
○月Δ日
今日は、ドラえもんと冥と一緒に未来デパートで買い物をした。
昼頃にいいどら焼きが手に入ったから、ドラえもんにも分けてあげようと思い、吾輩と冥でのび太の家に向かったのだ。のび太の母である玉子さんに家へと入れてもらい、階段を登ってのび太の部屋へと向かったのだが、部屋中にひみつ道具を散乱させているドラえもんに出会った。なぜ道具を散乱させているのか聞いてみたら、使えないものを処分して未来デパートで安いのを買いに行くためだった。そこで吾輩は、元々分けようと思っていたどら焼きを対価にして、一緒に連れて行ってもらえないか提案をしたのだ。吾輩の提案にドラえもんは快くOKしてくれたので、ドラえもんに預けていたフエール銀行の貯金を全て下ろしてもらい、冥に抱っこしてもらいながらタイムマシンに乗って未来へと出発したのだ。
未来の世界はそこら中に高層ビルや高層マンションらしき建造物が乱立しており、タイツのような服を着た人間たちが街を行き来していた。吾輩やドラえもんは大丈夫だったが、冥の方は少々奇異な目で見られただろう。メイド服は、未来では着ている人がいなさそうだしな。というか、現代でも奇異の目で見られる。
ドラえもんの案内に従って歩いていき、未来デパートにやってきた吾輩たちは、道具の処分をするドラえもんと一度分かれて、デパートの中を散策していた。見たこともない物に心躍らせながらそこら中を見ていき、時間になったらドラえもんと再び合流した。そして、ドラえもんと一緒にひみつ道具を売っている区画に向かい、多くのひみつ道具を吾輩も手に入れることができた。
購入してくれた冥には、吾輩お手製のぬいぐるみをプレゼントした。
○月ε日
今日は『メカ・メーカー』というひみつ道具を使ってのび太達が遊んでいたので、吾輩達も便乗させてもらった。
のび太とドラえもんはひどく凸凹なプラスチックの戦艦を作り、スネ夫とジャイアンはすごくしっかりしたSFっぽいプラスチックの宇宙戦艦を作っていた。なので、吾輩と冥はそれ以上のものを作ってみようと頑張った。インドに伝わる伝説の乗り物を参考にして設計図を作り、素材は吾輩の蔵に入ってる様々なものを入れた。魔法世界のドラゴンの鱗だったり、恐竜ハンターたちの乗り物だったり、鋼鉄に金銀銅だったりと、それはもう様々なものを入れた。所詮、お遊びだから素材は特に気にしなくてもいいだろうと思った結果だ。
設計図と素材が放り込まれたメカ・メーカーは吾輩達の設計図通りにメカを作り上げた。陸海空すべてに対応できる定員六名くらいの乗り物…………その名も『シン・ヴィマーナ』だ。形状は型月のギルガメッシュが所有していたものに似ているが、所々違う部分もある。まず、ボディの色が金色ではなく黒色で、翼はエメラルドではなく真紅になっている。次に、座席が一人分ではなく6人分存在し、安全を守るためのカバーがついている。さらに、ボディには機体に乗り込むための階段と陸上用のタイヤが収納されている。加えて、機体の後部には荷電粒子砲が二基備え付けられており、最後部には加速用のブースターが垂直尾翼の形状で二基存在する。また、メカ・メーカーで作ったものにはコントローラーがつくが、このシン・ヴィマーナはラジコンがなくても操作が可能だ。中央のコックピットに座って舵を取るか思考で操作ができる。その上、最高速度がマッハ20であり、一瞬でその速度まで到達することができるのだ。しかも、陸海空全てに対応できるように特殊なバリアが機体を守っている。
こうして完成した吾輩達の機体をのび太達の戦艦と勝負させようとしたら、スネ夫達の宇宙戦艦はのび太達に破壊され、のび太達の戦艦は知らないおじさんにあげた後だった。不戦勝となってしまったのは、残念だったな…………
というか、のび太とドラえもんは知らないおじさんに戦艦をあげちゃダメだろう。
○月η日
今日は、鏡の世界に行って物資の収集に務めた。今まで蔵から木とか岩とかしか射出していなかったからな。どこぞの金ピカ王みたいに有名な剣とか槍みたいな武器を入れておこうと思ったのだ。それに、巨大ロボットとかひみつ道具とか、食糧は大量に入っているしな。
刀、戦車、戦闘ヘリ、RPG、迫撃砲、爆弾など多くの武器を、いろんな国に行って収集してきた。そして、収集した物をフエルコピーライトで無数にコピー。その後、蔵に放り込んだ。槍はヤクザとか極道とかでなんとか収集できたのだが、剣に関してはあまり集まらなかった。
明日は魔法世界に行って、あちらの世界の武具を収集する予定だ。
○月θ日
予定通り、魔法世界に行って武具を収集してきた。
まず、向こうの世界に行って美夜子さんと満月牧師に武具についての聞き取りを行った。ただ、二人とも悪魔について研究していたからその悪魔を打ち倒すための武具、あるいは呪いとか曰く付きの武具の情報を持っていたが、逆に普通の武具についての情報はあまりなかった。銃刀法のような法律がこの世界にも存在するらしく、普段から武器を携帯していないから情報にも詳しくないそうだった。…………悪魔との戦いの時に思いっきり剣で戦ってなかったか?
その後、二人から情報をもらった吾輩はこの世界の図書館に不法侵入して、武具について書かれた本を読み漁った。途中で司書に見つかって追い出されてしまったが、ある程度の情報を知ることはできた。どうやら、伝説の武具以外は基本的に元の世界とあまり変わらないらしい。大体が博物館だったり研究所に保管されているようだ。伝説の武具に関しては、見つかっているものとそうでないものがあり、いずれも現代では再現できない特殊な魔法が付与されているようだった。
それを知った吾輩は早速、伝説の武具を探す旅に出た。火の中、水の中、土の中、あの子のスカー…………まぁ、いろんな所に行ってきた。その結果、伝説に語られる武具である以上、情報がデマだったり、あるにはあるが朽ちていたりしていたものが大半だった。だが、中には本物もあったりしたから、骨折り損ではなかった。
ナルニアデスという男が残したとされる剣や鏡、杖などの武具がどれも本物であったのだ。……鏡って武具か?
○月λ日
吾輩は気づいた。剣とか槍とか古い時代の武具は、バウワンコで手に入れることができると。
ということで、バウワンコに行ってきた。空間転移を連続で使用してバウワンコに侵入し、城の玉座にいたペコとブルススの元へと転移した。いきなり吾輩が現れたからか、ブルススが剣を抜いて吾輩に斬りかかろうとしていたな。おそらく反射で動いたのだろう。まぁ、蔵から無限の鎖を出して動きを止めたが。そして、吾輩に動きを止められたおかげで、ブルススは吾輩のことを認識し、警戒を解いた。その後は、吾輩の用事を二人に伝えたことで武器庫に案内され、無事に目的を達成することができた。
二人にはお礼と迷惑料として、ドッグフードとソーセージを一年分プレゼントした。城に勤めている者達に配るもよし、自分達で全て食べるのもよしだ。今度来たときに、感想を聞いてみようと思う。
○月μ日
今日は、のび太達に夏休みのキャンプに誘われた。後でドラえもんも誘うと言っていたから、ならば修行でもしておこうかと思って断ろうと考えていたのだが、冥がすごい行きたそうに吾輩に視線を送ってきたので承諾した。吾輩が承諾すると、冥とのび太達は喜び、ドラえもんも誘ってこようとのび太の家へと移動した。移動している最中に、吾輩がどこにキャンプをしに行くのか聞いてみたのだが、これがマズかった。どうやら、どこへ行くかは決めていなかったようで、最終的には海に行くか山に行くかで言い争いになっていた。ジャイアンとスネ夫は海派でしずかちゃんとのび太は山派だった。途中で、吾輩と冥に流れ弾が飛んできたが、吾輩としては正直どっちでもいい。山でも海でもこの暑さを凌ぐことはできるし。冥の方も、キャンプに行けるなら場所はどっちでもいいらしい。まぁ、どっちでもいいと返すと「どっちでもいいは困る」と五人が口を揃えて言ってきたが。
のび太の家までの道中をずっと山か海かで言い争いながら歩き、最終的にドラえもんに決めさせようということになったようだった。のび太の家についた五人が部屋にいたドラえもんにもの凄い勢いで詰め寄り、海と山のどっちでキャンプするのがいいか質問すると、ドラえもんは両方行けばいいと言ったのだ。それを聞いた吾輩は、てっきりどこでもドアを使って両方行くのかと思っていたのだが、ドラえもんの考えは違っていた。ドラえもんは海底の山を登ろうと考えていたようなのだ。確かに、海底には地上にある山よりも標高が高い山や谷が存在する。吾輩的には悪くないと思っていたのだが、のび太達はいいとは思わなかったらしい。陰気くさいし真っ暗で薄気味悪い、水圧の問題、キャンプは明るい太陽の下でやるべきという意見を言って、結局この日は解散してしまった。…………そもそものび太達は親から許可をもらっているのだろうか?
とりあえず、吾輩達は行く場所が決まったら教えてくれとドラえもんに伝えて帰った。
【ベクトル変換】
某学園都市第一位の能力。ただし、本来の能力は別。
自身が触れたあらゆるベクトルを変換することができる。
【未元物質】
某学園都市第二位の能力。未元物質と書いてダークマターと呼ぶ。テストで書いたら間違いだよ!
【野比玉子】
のび太の母親。メガネを外すと美人になる傾向があるが、至近距離に近づかなければ相手を正常に認識できなくなる。
『ぼくの生まれた日』は必見。
【メカ・メーカー】
紙に描いた乗り物などの絵(あるいは設計図)を実際にメカとして作り出すことができる道具。絵(設計図)を描いた紙を機械に入れ、鉄製品やプラスチック製品などを入れると、それらを分解して材料とし、紙に描かれた通りのメカが出てくる。大きさは材料として入れた物の量に比例する。絵がいい加減な絵だった場合は、完成品のメカもその通りいい加減な外観になる。
のび太が最初に作ったメカは凸凹が酷く、辛うじて戦艦だとわかる程度の外観だった。その後、スネ夫が作った宇宙戦艦に破壊されたので、車を材料として新しく巨大な戦艦を作り出してスネ夫達を負かした。
【ナルニアデス】
新魔界大冒険にて名前だけ登場する。魔界大冒険の方は未読のため不明。
デマオンの心臓が月にあることや銀のダーツのみで倒せることなどを知っており、悪魔の魔力を封じる月を作り出したりしている。一度、悪魔の手先になると言って騙して魔界に潜り込み、悪魔について情報を収集し終えると地球に帰って魔界歴程を書き、悪魔に裏切りがバレて八つ裂きにされたらしい。強い。
ゲームだと、『ナルニアデスの剣』や『ナルニアデスの杖』、『ナルニアデスの鏡』などが登場する。
映画編の日常と戦闘描写についてなのだ
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戦闘シーンは省略するのだ
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そのままでよいのだ
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戦闘シーンはいくらあっても困らないのだ
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早く新しい挿絵を追加するのだ
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モンハンと人間以外にも変身するのだ
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冥との絡みを増やすべきなのだ
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クロはもっと無双RTAしてよいのだ