最近は空の理想郷を見たので、その話を書きたい欲がすごいのですが……時系列が……
えっ? ある程度話が進んだ『ドラえもん』に時系列なんてない? ほんと? ほほう…………
52話 強いイシ・念画紙・虫スカン・植物ペン
@月@日
鳥人間達の世界に再び行ってきた。
今回は、あの世界の地図を作るのと古代文明調査が目的だった。
地図を作る前に、まず吾輩の目で古代文明を調査した。魔法でバルファルクへと変身し、高速飛行しながら山や森、海、砂漠、荒れ地、雪山を調査した。無論、鳥人間達には見つからないようにだ。結局、上空からは見た限りでは以前見た巨大なとまり木(鳥人間達がそう言っていた)の頂上以外で、それらしいブツは見当たらなかったが。
次に、吾輩は地中を調べるためにバルファルクからホルビーへと姿を変え、地中を掘り進んだ。地底に文明を築いていた例もあったから、それに期待して掘りまくった。だが結局、鉱脈や地下水脈に到達することはあったが、古代遺跡などはカケラも見つけられなかったな……。
古代文明調査でハズレを引いた後、吾輩は自家用衛星を打ち上げた。宇宙からこの星の地図を作り、環境や地形を把握するためだ。バルファルクの姿で飛び回った時におおよその環境は把握したが、位置関係までは覚えてないからな。今後何かの役に立つことがあるかもしれないし。
そうして打ち上げたのだが……自家用衛星から送られてきたこの星の写真を見て、吾輩は驚いた。この鳥人間達が住む星は地球とかなり酷似していたのだ。森の多さや人工物の少なさなど、細かい違いはもちろんあるが、地球そっくりだった。いやまぁ……第二魔法による移動だから似通っていて当たり前ではある。あるのだが…………魔法世界とはだいぶ違うし、なんなら種族すら違うから地球じゃないかもって思っていたんだが。
まぁ、地球にはこのような可能性もあったということと、いざという時の第二の避難場所としても役立ちそうなのがわかったので良しとする。
@月/日
今日は久しぶりにバウワンコに行ってきた。
剣を使った鍛錬をしようと思ったのだが、吾輩も冥も素人。力任せに振るうことはできても、業がない。剣技をどうにか習得できないものかと思案していた時に、ふと思い出したのだ。
そういえば……バウワンコには変身した吾輩を斬った者がいたな……と。
敵側ではあったが、奴は何の変哲もない剣でナルガクルガの鱗を斬った。恐るべき剣技。それを身につければ、超能力や力任せが効かないような相手でも対抗できるだろう。ナルニアデスの剣改や人魚の剣を今後活用するいい機会になるかもしれないしな。
そう考えた吾輩は、冥と共にバウワンコへと転移し、ペコにアポをとって監獄へ出向いた。監獄の一番奥深く……そこに吾輩の目的の人物……サベール元隊長がいたのだ。サベールはペコと同じ、あるいはそれ以上の剣の使い手と呼ばれていた。ペコの剣の腕はよくわからないが、少なくともサベールは強いとわかっている。
鉄格子越しに再会したサベールは「貴様があの黒き竜とはな……」と驚いて……はいなかったな。ほう……みたいな感じの反応だった。まぁ、それはいい。サベールには、監獄に来る前にペコから許可をもらった刑期の短縮を条件に、吾輩と冥を鍛えるという取引を行った。暇をもて余していたのもあってか、サベールは吾輩との取引に快く応じた。
肝心な剣の鍛錬についてだが、思っていたよりもキツかった。人型に魔法で変身して、冥と一緒にに鍛錬を受けたのだが……あらゆる場面を想定した素振りをさせられた。吾輩と冥は身体能力が高いから普通よりも回数を増やされ、最終的には各型の素振り一万回だった。某ハンターの会長より多くないか?まぁ、それくらい回数を増やさなければ、吾輩達には負荷があまりかからないかららしいが。
日が暮れて帰る時には、サベールが私を連れて行ってみないか?と言ってきて驚いた。どうやらサベールは、あの巨神像での戦いで自身の未熟さを感じ取ったそうで、吾輩達と一緒にいればサベールも吾輩達も修行できるから提案してきたようだ。
サベールの提案にペコとブルスス、側にいた秘書?宰相?っぽい女性はうーん……としばらく考え、話し合っていた。サベールの性格とか犯罪歴、刑期、国民にはどう説明するのかとか、いろいろだな。
そして、意外なことにサベールの提案は条件付きで許可された。犯罪歴はダブランダーの命令に従っていたことくらいで、盗みや辻斬りとかそういう悪行はやっていなかったこと。よって、そもそも懲役もそう長い期間ではなかったこと。国民から畏れられてはいたが、性格自体はわりと誠実だったことが要因となって許可が降りたらしい。
条件は、犯罪を犯さぬことと吾輩の命令に従うことだった。いいのかそれで?
今日はいろいろあったが、吾輩の拠点に住民が一人増えた。
@月◐日
『強いイシ』……言葉だけ聞くと覚悟とか精神に関することかと思うが、今日はそうではなかった。
サベールと修行してたら、急にドラえもんから以前渡したスマホで電話があったのだ。
のび太君を助けて欲しいと。
虫の知らせアラームは鳴っていなかったが、ドラえもんの声の様子から緊急性を要すると判断した吾輩は、ドラえもんの所に向かうことにした。
のび太の家の屋根に転移し、そこから千里眼でドラえもんとのび太を探すと、ボロボロになったドラえもんと『強いイシ』に追いかけられているのび太を発見した。どういうことだと思い、強いイシのメモリを見ると設定が1年になっていた。『強いイシ』はやると決めたことを宣言し期間のメモリを設定することで、その期間中は宣言したことを物理的に守らせる道具だとカタログで見た。おそらく、のび太はメモリを間違えたのだろう。それを止めようとしてドラえもんはあのような姿に…………。
とりあえず強いイシは吾輩がその場に転移して、念動力波(衝撃波ともいう)で破壊した。その後、ボロボロのドラえもんを『お医者さんカバン』を使って治療して一件落着したのだが……のび太は強すぎる意思は身を滅ぼすと悟ったらしい。
@月◑日
今日は『念画紙』を使って吾輩がいた時代に流行っていた漫画を復活させた。いや、先取りになるのか?この時代、なぜか吾輩が知ってる漫画が一つもないのだ。ブラックジャックも20世紀少年もない。そこで吾輩は先取りすることにしたのだよ。ちなみに『念画紙』は、じ〜〜と念力を紙にそそぐと描きたい絵が浮かんでくるひみつ道具だ。念力は吾輩の得意分野だからな……作り上げるのにそう時間はかからなかった。なに、個人で楽しめば法律にも違反しない。
先取りした漫画は観賞用と保存用、保存用のスペアで各三種ずつ作った。スペアは拠点の図書室に追加し、保存用は吾輩の蔵に、観賞用は冥のポケットに入れた。これでいつでも吾輩の好きな漫画を読むことができる。別にこの時代で流行ってるライオン仮面とかを否定しているわけではないが…………仮面ライダーのパクリにしか見えないのだ……。
そういえば『絵本入り込み靴』というひみつ道具があったはずだが、この念画紙で作った漫画の世界にも入れるのだろうか?
@月❖日
しずかちゃんは凄いな。
今日、何をトチ狂ったのか……のび太が『虫スカン』を大量に飲んでしまったのだ。吾輩はドラえもんからのヘルプを受けてから状況を初めて知り、冥と共にのび太の家に向ったのだが……精神干渉系のひみつ道具が効きづらい吾輩ですら耐えかねる程の嫌悪感と気持ち悪さだった。千里眼でのび太を見ることすらできなかった。あんな状態は初めてだったな。冥も吐き気を抑えるような顔をして、家の中から出てきていた。のび太のパパは仕事で家におらず、ママは虫スカンに耐えられず家を出た。つまり今、のび太の家には誰もいないということだ。
ならばいっそのび太を避けて家を破壊してしまうかと考えていた時だった。しずかちゃんが現れたのは。
最初はしずかちゃんも吾輩達と同じように家の中に入ることに拒否反応していたが……この現象の中心にのび太がいることを知ったしずかちゃんは、踵を返して家の中に入っていったのだ。虫スカンを大量に飲んだのび太が放つ瘴気に顔を顰めながらも、しずかちゃんはゆっくりと、だが確実に一歩ずつ進んでいった。のび太がいる2階へと。
しずかちゃんが入ってた5分くらい経った頃だろうか。家の中から放たれていた虫スカンによる瘴気が消えたのは。それからしばらくすると、しずかちゃんに手を引かれてのび太が家から出てきた。一回吐いたのか、のび太の顔はあまり良くはなかった。だが、しずかちゃんがあの状況でものび太を助けた事に……のび太を心配していたという事実に嬉しそうでもあった。おかげで一件落着した。吾輩はしずかちゃんを尊敬しよう。
ちなみに、後からドラえもんに聞いたのだが……今回の件の発端は宿題を何度も忘れたのび太が先生に説教されたことだった。碌な大人にならないと。言葉がちゃんと響いたのなら良いと思うのだが、今回のようなことはもう止めてほしいな。
@月✡日
ドラえもんから面白い道具を教えてもらった。『植物ペン』というひみつ道具で、このペンを使って紙に植物を描いて紙を丸め、土に埋めて水をかけると描いた通りの植物が生えてくるのだ。数日経ってすっかり元気が戻ったのび太は様々な果実のなる木を生やし、共に遊んでいたしずかちゃんは色とりどりの大きな花々、ドラえもんはツリーハウスを生やしていたな。
フエルミラーで植物ペンを増やして、拠点で吾輩と冥……それからサベールも植物を描いた。サベール曰く、吾輩達が使う道具に興味があるらしい。…………正直、サベールも参加するとは思わなかった。この拠点に来てから、吾輩達の修行を見ている時と食事時、睡眠時以外は基本的に拠点を守護するぬいぐるみ達と鍛錬していたし……なんとなく武人一筋みたいな印象があったからな。新たな発見だ。
吾輩達三人が大量に用意した紙に植物を描いている間、拠点のぬいぐるみ達は興味深そうに側で見ていた。ちなみに、吾輩は超能力を使わない練習のために尻尾でペンを掴んで描いた。想像以上に難しかったが、なんとかこなしたぞ。冥とサベールは普通にペンを掴んで描いていたが。
しばらくして絵は完成し、各々土に埋めて水をあげた。最初に生えてきたのは吾輩の植物で、巨大な向日葵とその周囲に咲く様々な種類の花々だった。もちろん、ただの大きい向日葵や花々ではない。向日葵は太陽が出ている間は光を通常以上に吸収し、夜は吸収した光を使って葉や茎が発光するのだ。しかも、向日葵の種がある筒状花の部分からは小さな光球がゆっくりと、シャボン玉のように共に咲いた周囲の花々へと飛んでいくのだ。そして、光球が宿った花々も向日葵と同じように淡くしかし鮮やかに発光するというわけだ。幻想的な風景を目指したのだ。
次に生えてきたのはサベールの植物だった。葉がない枯れ木のような植物だが……枝の先が鋭い刃になってるうえに、なんと動き出したのだ。しかも、吾輩達に向けて刃を振るってきた。幸いと言っていいのか、吾輩達に当たる前にサベールが動いて刃となっている枝を切り落としたから、特に怪我とかはしなかったが。
しかし、サベールは凄まじい早業だった。柄に手を添えてから剣を抜き放ち、斬り終えてから再び鞘に戻すまでが2秒程度だった。それも、2秒の間に斬った枝の本数は10本だからな。超能力や魔法ありなら吾輩も同じことができるが、素の状態では無理だ。冥ならできそうだが……とっさに無敵砲台を使いそうだな。
最後に生えてきたのは冥の植物であった。冥の植物は超巨大な木で、神話とかなら世界樹とでも呼ばれそうな程デカかった。桜色の葉を生やし、バナナやリンゴ、ミカンなどの様々な果実が実っており、樹皮は鋼鉄よりも硬かった。ぬいぐるみ達はワイワイとおおはしゃぎしてこの巨木に登ったりしていたな。
とりあえず、吾輩の植物は光向日葵、サベールの植物は暴れ剣、冥の植物は巨大樹と名付けた。
【バルファルク】
モンスターハンターダブルクロスにて初登場を果たしたモンスター。別名『天彗龍』。鳥の構造を参考に練られたモンスター故か、洗練されたフォルムをしている。作者はこのモンスターが大好きだったが、後のサンブレイクに登場する克服バルファルクに打ちのめされて苦手意識をもってしまった。……無念。
【ホルビー】
あなほりポケモン。
耳で 穴を ほるのが得意
地下10メートルに届く巣穴を 一晩で作ってしまう。
【サベール】
旧と新で扱いが違う人。最後も含めて作者的には新の方が好き♡
なんとなく、こういうことも言いそうだなーと思って書いているが解釈違いがあったら申し訳ないです。
【強いイシ】
どうしてこんなモンを開発したと言いたくなる道具。よく企画通ったな。
やると決めたことを宣言して期間を設定するメモリを回すと、その期間の間に決めたことを破ろうとすると強いイシが止める。物理で痛めつけて止めさせるので、病弱な人は使っちゃいけない。原作だと、のび太はしずかちゃんの服を借りて頭に布を被っただけで一時的にやり過ごす事ができてしまったので、存外ポンコツである。
【お医者さんカバン】
未来の子どもがお医者さんごっこをするためのカバン。……なのだが、その性能は現代の医者泣かせである。大抵の病気・怪我に対応しており、診察すると即座に薬やガーゼ、包帯など。出してくれる。とある紫色の地球外の寄生生物に対しては無力だったが。
【念画紙】
世のすべての漫画家、イラストレーター、アニメーターが欲しがるであろう道具。イメージがしっかりしていれば、誰でも神絵師になれる。作者もメッチャ欲しい。
【絵本入り込み靴】
文字通り絵本に入り込める靴。絵本になっていない念画紙には入り込めない。漫画などに入り込めるかは不明。やりようによっては、アナザーストーリーを作ることができる。ただし、イメージが壊れてしまうために賛否がわかれるが。
【虫スカン】
単純に言えば、相手から嫌われるための道具。使用者から周囲の人間に対してムカムカ・イライラさせる不快感オーラを放つ。1個だけでも十分な効果を発揮するが、今回はのび太が飲みすぎたため通常以上の効果と副作用が起きた。そもそも、薬系は一度にたくさん飲んではいけない。過ぎれば毒である。
良い子は絶対にマネしないでね!
【植物ペン】
このペンで紙に植物を描き、紙を土に埋めて水をあげると描いたとおりの植物が生えてくる。水をあげ続けるとさらに大きく育つ。ただし、紙の温度が植物にも影響するので、ツリーハウス系は注意が必要。
映画編の日常と戦闘描写についてなのだ
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戦闘シーンは省略するのだ
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そのままでよいのだ
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戦闘シーンはいくらあっても困らないのだ
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早く新しい挿絵を追加するのだ
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モンハンと人間以外にも変身するのだ
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冥との絡みを増やすべきなのだ
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クロはもっと無双RTAしてよいのだ