ネコ   作:ミーちゃん

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のび太の理想郷……書きたい欲はあるけど……ストーリー構成がむっっっっずい!
なので、今回は断念せざるを得ませんでした。

誤字報告感謝!
誤字修正しました。


53話 異世界・ドラキュラセット・いつでもスキー帽

@月✤日

 

 し、死ぬかと思った……。

 もしもボックスをバラしたうえで、他のひみつ道具のシステムや魔法世界の魔法を組み込んで新しく開発した道具……その名も『if世界渡りドア』を試したのだが……酷い目にあった……。

 

 if世界渡りドアは、ドアノブに触れながら望む世界の特徴を言うと、その特徴がある世界へと扉の先を繋いでくれる道具だ。もしもボックスのように、該当する世界がなければ要望に沿った新たな世界を作り出すこともある。そしてもう一つ、機能を設けている。それはランダム機能だ。望む世界はないものの違う世界には行きたい、そういう時にこの機能を使うと文字通りランダムに適当な世界を選んでくれるのだ。

 そして、吾輩はその機能を使ってみたのだが……繋がった世界がどれもヤバかった。

 

 一回目に繋がった世界は、重力が強すぎて足を踏み入れた途端に潰れてしまった。吾輩のキュートな前足がドアの向こう側にでた瞬間にグシャッと潰れたからな……痛みと驚きで思わず叫んだわ。冥は潰れはしないものの動くことは難しそうだった。ちなみに、ドアの向こう側に広がる景色は荒れ果てた大地くらいで、人工物も緑もなかったな。

 二回目に繋がった世界は、今より多少時代が進んだような地球だったのだが、探索中に見つけた古代遺跡で酷い目にあった。人間の顔程の大きさで見た者を不快にさせるフォルムの生物にぬらりひょんのように頭が長く全身真っ黒の人型生物が数十体、全身真っ黒な人型生物をさらに巨大にしたような生物が襲ってきたのだ。しかも、この生物達は共通して血液が鋼鉄を溶かすほどの強酸性を有していたのだ。知らずに倒した際に血を掠ってしまったが、痛みは凄かったな。吾輩じゃなければ死んでた。一応、何体かサンプルは持ち帰ることができたので、今後研究してみようと思う。

 三回目に繋がった世界は、美しい景色と不思議な生き物が住んでいて幻想的だったのだが、空気……大気が吾輩達が住む地球の生物にとって猛毒だった。その世界に入って数秒で呼吸困難になって死にそうになったからな。一回目の世界もそうだが、初見殺しがすぎるぞ。冥はロボットだから普通に活動できるため調査を頼んだのだが、青色の人型生物に襲われて断念せざるを得なかった。一応、あの青色の人型生物達は特定の言葉と文字を使いながら、布を着て巨大な木の中に住居を作っていたので、ある程度の文化と文明があることは確認できた。猛毒の大気の対策ができれば、また調査を検討したい世界ではあった。

 

 たった三つの世界を調査しただけだが、死ぬほど疲れた。世界の調査のためにテキオー錠の効果を一時的に無効化していたが、ちょっと後悔してる。今日はもうこの日記を書いたら寝ることにする。おやすみ……

 

 

 

 

@月✨日

 

 日に日にサベールの強さがおかしなことになっている。サベールがここに来てそこそこ経つが……いつの間にか人間一人ほどの大きさの岩を真っ二つにしていた。……◯治郎か?

 吾輩達の修行とぬいぐるみ達との鍛錬、暴れ剣での修行が効いているのかなんなのか……岩を分断し、木剣でも丸太を斬り飛ばすことができるようになっていた。時々、コオォォォォ!!という独特の呼吸音もするのだが……吾輩がこないだ念画紙で復活させた漫画でも参考にしたのだろうか? 

 

 吾輩の拠点には、特殊能力や新しく作った道具の性能を確認するための訓練室を作ってある。といっても、こないだみたいな全力戦闘には耐えられんが。

 そこで、試しに模擬戦(吾輩は念動力なしで、サベールは木剣)をしてみたら、危うく首チョンパされるところだった。開始直後、サベールのやつ……縮地か何かのような技術を使って瞬間移動してきたのだ。気がつけばサベールは吾輩の目の前にいて、首めがけて刃を振るっていた。木剣とはいえ、サベールはこれで丸太を斬っている。丸太より柔らかい猫の頸など容易く刎ねるだろう。さすがにそれは遠慮したかった。一応、なんとか反応して刃を避けることはできた。当然、サベールは避けた吾輩を斬るべく木剣を振るってきたが。いやはや…………吾輩が電子操作を習得していなかったら危なかったな。最後は、電撃で痺れさせてからサベールを気絶させることで勝つことができた。

 

 今回の件でわかったことは……吾輩、おそらく素の状態で超能力がなかったらサベールに勝てないかもしれない……ということだ。蔵による射出攻撃は威力こそ高いが、射出するまでに若干のタメがいる。今のサベールの力量なら、射出前に吾輩の至近距離まで近づけるだろうな。サベール強ぃ……

 

 

 

 

❦月◯日

 

 今日はフー子が拠点に訪れた。

 拠点のぬいぐるみ達と遊びながらアスールの墓に行き、どこに持っていたのか一輪の小さな青い花を供えていた。のび太に渡されたのか、はたまた自分で見つけてきたのか……どっちでもいいか。

 花を供えた後は館にいた吾輩達に挨拶し、サベールを見て興味津々になっていたな。サベールの方は、ぬいぐるみ達と模擬せ……戯れたりしてるからか、あまり驚いたり興味を示す様子はなかった。

 

 その後、フー子はひとしきりサベールと遊んだら食事という名の燃料(空気)補給をして、海の向こうにあるのび太の家へと帰っていった。

 

 

 

 

 

 

❦月▶日

 

 前世も含めて初めて未来……22世紀でバイトをした。

 

 ドラえもんはよく未来デパートでひみつ道具を買っているが、どれも中古か安いやつだ。トンデモ性能のひみつ道具のせいで勘違いしていたが、ドラえもんは別に裕福ではないのだ。吾輩はそれを知らずに、ドラえもんに頼み事をよくしていた。故に、22世紀での買い物でドラえもんに負担をかけなくて済むように考えた吾輩は、バイトをすることにした。

 方法は単純だ。ドラえもんに紹介してもらって未来の猫カフェで働くというもの。冥にも手伝ってもらった。冥は店員としてだが、吾輩は客を癒やす猫の一匹としての採用だった……。

 

 店にいる他の猫達から喧嘩を売られたり、客からの要求に応えたりといろいろあった。猫吸いをされた時は、驚きと気持ちの悪さに思わずぶっ飛ばしてしまうところだった……。逝き過ぎた猫好きの客は危険だと身をもって理解できたよ。

 仕事が終わったあと、店長からは今後も続けないかと勧誘された。冥は可愛く要領もよくて客と店長に気に入られたらしい。吾輩も普段よりも店の猫達が言う事聞いてくれるようになっていたし、サービス多めで客が満足していたから気に入ってくれたようだ。

 

 今回稼いだ分だけでは心許ないからありがたく店長の言葉に乗らせてもらった。

 

 

 

 

 

❦月×日

 

 『ドラキュラセット』という道具があるのだが、今日はそれを改造した。ドラキュラセットは黒いマントと二本の牙がセットの道具で、身に着けるとドラキュラの特徴を得ることができる。例えば、コウモリへの変身や噛みつきによる記憶の吸い取りとかだな。あとは、デメリットとして十字架やニンニクが苦手になる。

 吾輩には変身の魔法があるから魅力が薄いが……他の者が使うことを考えた場合、デメリットは消しておきたいと思ったのだ。

 

 そして『天才ヘルメット』と『技術手袋』で冥と話し合いながらドラキュラセットを改造した結果、デメリットを帳消しにして新たな機能を獲得した『真祖ドラキュラセット』ができあがった。

 まず、変身がコウモリだけでなく霧にも変身できるようになった。霧に変身しても意識はちゃんとあったから問題ない。さすがに広く散ると危ないがそうならなければ大丈夫だ。

 次に、相手と目を合わせることで簡単な暗示をきることができるようにできた。一時間程度しか持続せず「ウサギ跳びしながらカエルの真似をしろ」というような複雑な暗示はかけられないが。

 牙の機能に関しては、記憶以外にも血液や精神力も吸い取れるようになったな。エナジードレインに近づいたと言ってもいいか。あと、牙はマントと一体化したから、マントを着た時に牙がニュッと伸びるようにもなった。よりドラキュラっぽくなったわけだ。

 

 

 さて、改造前と比較してだいぶ改善された真祖ドラキュラセットだが……うーむ……これを使う日は来るのだろうか……?

 

 

 

 

 

 

 

 

❦月▲日

 

 今日はドラえもんとのび太、しずかちゃんが拠点にやって来て、『いつでもスキー帽』『坂道レバー』で遊んでいた。

 冬ゾーンでスキーはできるのだが……のび太の練習のために安全を確保しやすくするために道具を使っているらしい。ここに来たのは、空中浮遊してるところを見られても問題ないからとか。まぁ、町中だと使いづらい道具ではあるだろうな。前は、エレベータープレートとか見られると問題のある道具をガンガン使ってたが、ようやくドラえもんも周りの目を気にするようになったみたいだ。成長してくれて吾輩は嬉しいぞ。

 

 しずかちゃんとドラえもんは最後まで遊び、練習が上手くいかなくてやる気が失せたのび太は、拠点のぬいぐるみ達にもみくちゃにされていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

❦月◎日

 

 のび太が子犬と子猫を拾ったというので見に行ったら、本当に拾ってた。のび太のママがよく許したなと思ったが、許可はとっていないらしい。バレた時の樣が目に浮かぶ。

 子犬はイチという名前で、ジャックラッセルテリアに似ているが……柴犬系の雑種にも似ている。性格はとても人懐っこく、賢い。よりペコを彷彿させるな……。

 子猫の方はズブ濡れだったからズブというかわいそうな名前で、青色の毛並みで両耳には特徴的な三本の黒い線が入っていた。人間によって酷い目にあったのか、かなり人間を憎んで見下していた。「どうしてその特別な力を持ちながら奴らに従っている」なんて言われたからな。冥はそもそも人ではないし、別に吾輩は人間に従っているわけでもないんだがなぁ……。

 

 

 

 

 

 

 




【一回目の世界】
 重力が強すぎる世界……というより星。イメージは、NARUTOのカグヤが移動した中にあった世界。重力が強すぎて惑星上に存在するあらゆる物質が地球のものよりも強固になっている。ただし、生物は住んでいない。食べられるものが育たないし生命が生まれる環境が整ってないから。地球の人間がこの星に足を踏み入れた場合、五体投地で立ち上がれず、だんだん重さで内蔵が潰れて死に至る。とある究極生命体ならあるいは……

究極生命体「ば、バカなッ! このカーズが……立ち上がることすらできないだとッ!? う、動けんッ! 岩に変身すればッ……だめだ、割れるッ!!」


【二回目の世界】
 とある戦闘種族が宇宙から定期的にやって来てメチャクチャされてしまう世界……というより星。戦闘種族達の文明は地球よりも進んでいるので、クロが知ればすぐに調査しに行く。ただし、出会ったら最後、戦争は避けられないが。

【三回目の世界】
 自然豊かだが地球人にとっては毒の大気がある世界……というより星。とある星にある腐海の森が出す瘴気よりも猛毒な大気で、専用マスクかテイオー灯、テキオー錠がないと生きられない。イメージはアバター。

【サベール】
 クロの漫画から呼吸を身につけた男。常中はまだできないが、キッカケは掴んでいる。また、水の中に入ると特殊な形の波紋ができる。映画で、横幅が1mはありそうな木を一振りで真っ二つにしてたので、成長すればこれぐらいはできそうだと判断した。

【フー子】
 本作では退場しなかったため扱いに困る風の子。後の映画編では基本的に登場しない。するとしても、フーフー言わせるだけになるかも。
 ちなみに、イチとズブを見たフー子は「いっしょ? かわいい? なかま? なかまー!」と思っている。

【ドラキュラセット】
 『忘れろ草』よりも高い精度で記憶を忘れさせることができる。さらにコウモリに変身することができる。だが、ニンニクや十字架など弱点は多い。なお、記憶の忘却に関しては『わすれんボー』がより性能が高い。

【いつでもスキー帽と坂道レバー】
 いつでもスキーができるように作られた帽子。帽子についているダイヤルを回すと、帽子を被っている者にしか見えず触れられない雪が現れる。この時、他者からは空中浮遊しているように見えている。
 坂道レバーは、レバーを前に倒すと坂道にする道具。使用者の世界が傾いているので、平地だろうと関係ない。リフトストックと使い道は一緒だが……形状からリフトストックのようにマンホールに引っかかるようなことはないと思われる。

【イチとズブ】
 真反対な性格の犬猫。ズブの境遇は同情の余地があるが……基本的には自分勝手なので人間と変わらない。あるいは、あの経験があって人間に似たのかもしれない。
 イチ? イチはまぁ……特筆するほどのことはないかな。それよりも、のび太がけん玉を出来てたのに作者はとても驚いた。



映画編の日常と戦闘描写についてなのだ

  • 戦闘シーンは省略するのだ
  • そのままでよいのだ
  • 戦闘シーンはいくらあっても困らないのだ
  • 早く新しい挿絵を追加するのだ
  • モンハンと人間以外にも変身するのだ
  • 冥との絡みを増やすべきなのだ
  • クロはもっと無双RTAしてよいのだ
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