最近、ps4のarkを買ってみましたが、バグとエラーが酷いですね。でも恐竜テイムするの楽しい。
山を越え、峠を越え、猛スピードで『のび太神像』を載せたトラックが走る。道が地揺れによって凸凹になっているためか、何度か派手に跳ねている。運転席と助手席に座っているのは、イチ、しずかちゃん、冥、シャミ―の4人。荷台には、ドラえもん、のび太、ジャイアン、スネ夫、サベール、クロの6人。
「イチ! スピード出し過ぎじゃない!?」
「そんなことありません! むしろ、足りないくらいです!」
時間が経つにつれ、降り注ぐ隕石の数は多くなっている。車を走らせる道路に当たるのも時間の問題だろう。今も、衝突寸前だった10メートル級隕石をクロが砕き、サベールが細切れにしていた。のび太達は振動で『のび太神像』が落ちないように押さえている。
「む? これは……」
「どうしたクロ」
「千里眼でこっちに向かってきてる奴を捉えた」
「ほう……?」
降り注ぐ隕石を捌き続けているというのに、急にクロが意識を逸らした。何事かとサベールがクロに問いかけ、返ってきたのは予想外の言葉。
「な、何あれーッ!?」
「ゴーランドキャッチャーのロボットだ!」
「誰か乗ってるぞ!」
「あれは……ネコジャラだ!!」
ヘリのようにプロペラを回して飛んできたのは、多腕型ロボットに乗ったネコジャラだった。目は血走っており、毛が逆立っている。
その姿に、のび太は臆してしまい、スネ夫はほんのちょっと漏らした。
「人間めぇ……今こそ、一族の恨みをォ!!」
般若のような形相で叫ぶネコジャラ。操作されるロボットの動きも、ネコジャラが憑依したかのように恐ろしい動きとなっている。
「わあっ!?」
「危ねぇ、スネ夫!!」
「ジャイアンッ!?」
「ドラえもん!」
「のび太くんっ!?」
「ハッハァー!! まずは二匹ィ!!」
複雑な動きで惑わし、スネ夫とドラえもんを庇ったジャイアン、のび太が捕まった。3本爪のアームに握られる2人は、揺れと爪から加えられる圧力によって苦しそうにしている。
幸い、ネコジャラの操るロボットが元々アトラクション用のものだったため、アームにはそこまで力を入れることができないことだろう。もし、これが戦闘用であれば、2人はあっという間に握り潰されていた。
「クッ……ネコジャラ! どうしてそこまで人間を憎むんだ!」
「フンッ! 貴様には特別に教えてやろう、機械猫! 我が先祖……ズブ様が闇の黙示録にて、人間をこの世に蔓延らせてはならんと記していたからだッ!!」
「な、なんだって!?」
「よって、このネコジャラ左ヱ門之丞景虎……容赦せん!!」
自身が人間に何かされたわけでもない、ただ1000年前の先祖が意思を遺していたというだけ。それだけで、ネコジャラは人間を憎んで……いや、1000年間も憎しみを受け継いできたのだ。全く恐ろしいことに。
そして、再びネコジャラが動き始める。
だが、ロボットのアームが減っていることに気づいた。関節から先が無くなっており、何かに斬られたような断面が晒されていた。その断面も目の前の風景を写す程綺麗な状態で、凄まじい技術でもって切断されたことがわかる。
「なるほど、ならばこちらも本気にならねば無作法というもの」
「なっ……いつの間にッ!?」
「サベールさん凄い!」
サベールは降り注ぐ隕石を処理しながら、のび太とジャイアンを捕らえるアームを斬り落としていた。ドラえもんとの問答で意識が逸れていたのもあるだろうが、それでも斬られたことに気づかない速度。神がかった早業だ。
サベールによって解放された2人は、お礼を言いながらクロの近くまで移動する。ドラえもんとスネ夫も、ネコジャラを注視しながら2人がいる所までゆっくりと下がっていく。サベールの戦闘で邪魔にならないようにするためであり、クロの近くが最も安全だからだ。
「クッ! この程度で……ッ!」
「遅い」
「なにィ!? このっ……おのれぇぇ!!」
キンッ……と、鈴のような音が小さく鳴り響いた一瞬。その僅かな間に、ネコジャラの操作するロボットは細切れにされていた。
ガラガラと崩れていくロボットから飛び出し、なんとかトラックの空気ブロックを掴んだネコジャラ。よじ登り、立ち上がり、懐からロッドソードを取り出して伸ばした。ロッドソードで『のび太神像』を縛るロープを切ることはできない。そこまでの技量はないからである。
では、何のために出したのか。答えは、目の前にいた。
「なるほど、貴様は中々の使い手だな。構えに隙が見当たらん」
「お前と、超能力を使い続けるあの男を倒し、人間世界を支配するのだぁっ!!」
「できるものならな……」
「くッ……デヤアァ!!」
「…………」
トラックの荷台、神たるのび太の像が見守る中で、激しい剣戟が繰り広げられた。
ネコジャラによる連続の突きを軽く身を捻るのみで躱すサベール。胸、頭、肩、腹……と見せかけて頭を狙い、フェイントを織り交ぜながら刺突を繰り返すも、やはり当たらない。
「フン……ハァッ!」
「グッ!? こ、この……!」
バチィッ!
ロッドソード同士がぶつかり合い、電の火花が迸る。
サベールが突き攻撃を躱して上段からロッドソードを振り下ろし、それをなんとかネコジャラが受け止めたのだ。
「どうした、この程度では何日かけても私を倒せんぞ?」
「お、の、れぇぇ!! 舐めるなっ!!」
「ほう……」
勢いよく吼えながらサベールのロッドソードを押し返し、あらゆる方向から斬りかかるネコジャラ。そんなネコジャラに対し、サベールはニヤリと口角を上げながら弾き続けた。
やがて、ネコジャラに体力の限界が訪れ、攻撃が乱れ始めた。
「ハァハァ……ハァハァ……」
「そろそろ限界のようだな?」
「ハァ……ぐっ、おの、れぇ……」
「貴様の性根に反し、中々の剣術だった。痩せて筋肉をつけていれば、もっと強かっただろう」
「まさか、もう勝った気でいるのか……!」
「ああ」
サベールがそう返事を返すと同時にネコジャラの服が切り裂かれ、パンイチになった。手に持っていたはずのロッドソードも、いつの間にか輪切りにされて、像の足元まで転がっている。
「意外と楽しめたぞ」
その言葉を最後に聞いて、ネコジャラの意識は途絶えた。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
「この度は、誠にありがとうございます! 国民に代わってお礼申し上げます」
「いえいえ、こちらもタイムマシンの修理を手伝ってきただいたので」
あれから数時間が経過した。
クロ達は無事、脱出用宇宙船がある空港に到着して『
そして、資材の提供を受けたドラえもんは、壊れていたタイムマシンの修理を行い、オシャカになっていた時間移動の機能を修復させていた。普通のトンカチとスパナを手にして修理する光景を目にし、100年前の道具でも修理可能なのか……とか、違う国の部品でも規格合うのか……と驚いたメンバーが何人かいたようである。もちろん、修理とはいったものの最低限時間移動ができる応急処置でしかないため、後々22世紀で本格的な修理は必要だ。下手すれば、タイムホール内で空中分解する可能性もあるが。
「のび太さん……今度こそ、お別れですね……」
「イチ……一緒に21世紀に帰ろう?」
「のび太さん……私は、一緒には帰れません。新しい星で、新しいワンニャン国をつくる責任があります」
「それは他の人に任せれば……ッ!」
隕石衝突まで、残り24時間。
1000年の時を超えた出会いを果たしたイチとのび太。
イチはいろんな感情を押し込めた上で、俯き、肩を震わせ、涙を流しながら耐えるのび太に別れを告げる。
「のび太くん……犬人間に進化したイチを、未来に連れていくわけにはいかないんだ……」
「ドラえもんさんの言う通りです……」
「うぅ……ぅ……わがった…………ッ!!」
「のび太さんッ……!!」
「イチ……!!」
涙を流しながら抱き合うイチとのび太。
「ドラちゃん、一緒に行きましょう……?」
「うぅ……シャミーちゃん、ボクだって……うわぁぁぁん!!」
「ダク、風邪引くなよ?」
「スネ夫こそ、下着で出歩くなよ?」
「「うぉぉぉぉぉん!!」」
「のび太さん、成長しましたね……」
「今回は意外と楽しめたな……」
「その通りだな冥。のび太がイチのことを気遣い、我慢を覚えるとは……。それとサベール……貴様は後で覚悟しておけよ……」
「えっ?」
各々が別れの言葉を交わし、イチ達は宇宙船へと乗り込んだ。空の彼方には肉眼でもハッキリと分かる程の大きい隕石が見えている。これ以上、ここに留まっていると危ないのだ。
「イチー!! 皆を頼むねーッ!!」
そうしてドラえもん達は、脱出用宇宙船が遥かなる宇宙へと旅立ったのを見届け、未来へと…………。
【のび太神像】
ロープでトラックの荷台に縛られ、隕石の雨が降る中、サベールとネコジャラの剣戟を見せられた。冷や汗が止まらなかったらしい。なお、空港で砕かれて燃料となっている。慈悲はない。
【クロ】
サベールと共に隕石の雨を対処していたが、途中でサベールがサボタージュしてネコジャラと遊び始めたので、負担が増加した。隕石の一つ一つが都市を破壊できる威力があるので、実は砕くのに結構苦労していたようである。
【ネコジャラ】
人間に先祖の復讐を果たすため頑張った。ワンピースのホーディみたいな人。
【イチ】
次期ワンニャン国大統領。のび太の提案を断り、新たな星へと旅立った。
Q.イチ達ってバウワンコになら連れていけたのでは?
A.バウワンコって犬人間だけの国だから…………
映画編の日常と戦闘描写についてなのだ
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戦闘シーンは省略するのだ
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そのままでよいのだ
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戦闘シーンはいくらあっても困らないのだ
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早く新しい挿絵を追加するのだ
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モンハンと人間以外にも変身するのだ
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冥との絡みを増やすべきなのだ
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クロはもっと無双RTAしてよいのだ