えっ? プロットはどうしたのかって?
そんなもの、頭の中さ!(行き当たりばったり)
日本の首都である東京。
のび太達の住む街から少し離れた大きな商店街。大きなビルが立ち並び、壁面にある複数の巨大TVモニターがコマーシャルや音楽を流している。
八百屋の前で買い物袋を片手に店主と世間話をするおばさん。
駄菓子屋の入り口に設置されてるガシャポンの前で、自分の当たりを自慢しあう男の子達。
歩道の一部を借りて路上ライブを行うバンドマン。
一つのイヤホンを共有して、スマホから音楽を流しながら和気あいあいと歌手について話し合う学生達。
小学生から大人まで様々な年齢の人々が、買い物やおしゃべりを楽しんでいた。
「音楽ガ、コンナニ……」
「あれは何?」
「CDショップですね。専用の端末に入れると、音楽を聴くことができる物ですよ……リルルさん」
そして、クロに捕らえられていたはずの
メイド服の美女とボーリング玉を大事そうに抱えたピンク髪の美少女。彼女らが目立たぬハズもなく、近くを通る人達から奇異の視線を集めていた。最も、当人達は気づいていなかったが。
なぜ彼女らがここにいるのか。
それは1時間ほど前に遡る。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
クロの拠点。
そのモニター室にて、クロと冥、サベール、ドラえもんが話し合っていた。4人が見つめるモニターテレビには、ピョンピョン跳ねる
サベールによって捕らえられたリルルは未だ目を覚まさず、眠ったまま。その様子をみた
「それで? あのロボット……リルルと言ったか……はどうする、クロ」
『ふむ……一応、情報を抜く予定ではあるが……』
「その後はいかがいたしますか?」
『うーむ……』
モニターテレビに映るリルルについて、クロは考える。
(奴はあの
「おや……クロ様、どうやら彼女が目を覚ましたようです」
『ほう?』
そう言う冥が指差すモニターテレビをクロが見てみれば、片手で頭を押さえながら、もう片方の手で
「正直電波を使いますか?」
『ああ……だが、その前に話してみたい。奴の考え次第では、敵では無くなるかもしれん』
その様子を見たクロは、モニターテレビの前に備え付けられている『アベコベマイク』に近づき、スイッチを入れる。そして、モニターテレビに映るリルルへと声をかけた。
ニャン『目を覚ましたようだな』
「誰っ!? ……は、猫? ジュド、どういうこと?」
ンニャーゴ『む。そうか、お前達は心で会話ができるのだったな。であれば、吾輩のことはそこの
「…………まぁいいわ。それよりも、ワタシとジュドを捕まえてどうする気? 言っておくけれど、ワタシが情報を流すことは決してないわ」
ニャムニャーゴ『そうか。だが、お前達鉄人兵団とその故郷メカトピア星についての情報は、既に収集済みだ。そこのボーリング玉のお蔭でな』
クロがそう言うと
「なっ!?!? ジュド、あなた話したの!?」
ゴロニャー『少々倫理が欠けるが、正直に話してもらうことができるのでな。そこの
「そう……。なら、一体どうするつもり?」
ニャニャーン『鉄人兵団とは別に聞きたいことがあるのだ。地球に住まう人間をどう思っているのか』
「人間……?そんなの、下等で愚かな劣等種族よ」
ニャ『なぜ?』
「何故ですって? 常に争い続けたせいで、神様に見限られたからに決まっているでしょう。そして、人間を見限られた神様は我々ロボットを造ってくださったのよ。天国のような星にしなさいと」
ンニャニャ、ニャーゴ『ほう。だが、お前達は最近まで貴族と労働者で階級が分かれ、差別されてきたのだろう? とても天国だとは思えないがな?』
「なるほど、ジュドから聞いたのね。でも残念、その差別は終わりを迎えたの。今のメカトピアに貴族も労働者もみな平等……天国へと近づいたわ」
ニャーン『……面白いな。人間の歴史をみているようだ』
「なんですって……?ワタシ達が人間のようだとでも言いたいの!?」
ニャンニャ『ああ。なんなら直接その目で見てくるがいい。それが貴様の本来の役目でもあるのだろう?』
「…………何が目的?」
ニャゴニャーゴ『なに……ただ期待しているだけだ。敵では無くなるかも……とな』
モニターでリルルの反応を観ながら話すクロ。
その姿を見たドラえもんは思ってしまう。
(ボクも同じロボットだから、できれば味方になってほしいけれど…………。
というか、さっきからニャンニャン言ってるけど……テレパシーを使うなら、マイクを使う必要ってあるのかな? それとも忘れてるのかな……忘れてそう)
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
という経緯があったのだ。
当然、クロとてただで解放したわけではない。リルルに内蔵されていたビーム兵器は取り除いて使用不能にしているし、冥という監視もつけた。何かあってもよほどのことがない限り、冥であれば問題ないだろうという判断だ。
ちなみに、サベールとクロは拠点でぬいぐるみ達と準備を整えており、ドラえもんはのび太達の練習に付き合う約束をしていたため家に戻った。
「世界の歌姫ニーナ?」
「貴女方がお聴きになっている音楽を歌っている歌手ですよ。そういえば、近々コンサートがありましたね」
「コンサートッテナンダ?」
「大勢の観客の前で歌……音楽を披露する場です」
「ナッ!? 音楽ヲ大勢デ!?」
CDショップの中で試聴しながら冥に疑問をぶつけるリルルと
赤を主体として毛先が緑のグラデーションになっている髪色の美しい女性……歌姫ニーナが表紙のCD。それを示しながら、冥は話を進めた。
「お二人ともよく聴き入ってますね。せっかくですから、購入しますか?」
「イイノカ?」
「どういうつもり?」
「ただの善意ですが」
「…………」
結局、リルルと
働かざる者食うべからず。
侵略者相手に奢ってあげるほど、冥達は優しくない。のび太達なら買ってあげたかもしれないが。
「ここで地球の歴史がわかるの?」
「ええ。それ以外もわかりますよ」
「電子情報デ保存スレバコンナ場所ナド必要ナイダロウ」
「もちろん電子データで保存もされてます」
CDショップから出た三人は、当初の目的地である市立図書館へと入館していく。
受け付けの女性に驚かれたものの、気にせず進んでいき、読書用スペースへと向かう。
そして、読書用スペースに辿り着くと、冥はリルルを椅子に座らせ、
「こちらが世界史の本になります。さらに細かく知りたいなら、そちらに置いた各国の歴史本を読んでください。私はあちらのスペースにおりますので……」
ドサッと本を机に置いた冥は、リルルと
「ドウスル、リルル?」
「…………はぁ」
深い深いため息をついたリルル。
その姿を見て、ピピピッポポポッと電子音を鳴らす
「読んでみるわ。祖国を……先祖の教えを疑うわけじゃないけれど、気にはなるもの」
「リルル……」
「ジュドも読んでみて。あなたの意見も聞きたいから」
「オレハ、リルルノ言ウコト信ジルゾ!」
「ワタシの話聞いてた?」
メカトピア星こそが天国に最も近い国であり、人間が下等で愚かな種族であることを確かめるために。祖国の教えを確かめるために。
【青いボーリング玉/ジュド】
チャモチャ星のロボットみたいな話し方になってしまったロボ。クロと冥がいるので言葉を聞き取れている。変換するのが結構手間なので、後々ピッポになるかも。
???「おはなしがハッピーを生むんだっピ」
【リルル】
未だに話し方がブレブレな人。作者の中でキャラが落とし込めてない。ジュドはリルルの奴隷なので、リルルを味方にできれば一石二鳥である。
【アベコベマイク】
小さな声は大きく、大きな声は小さくなるマイク。
猫の声なら丁度いい音量になると思われる。ぶっちゃけ、ひみつ道具を一つも出さないのは作品的にどうなんだって事で登場させた。
【ドラえもん】
午前中はクロの拠点で情報共有、午後はのび太達と一緒に音楽という充実したスケジュール。鉄人兵団へのた対策は、クロが中心となってしてくれるようなので、信頼して任せている。
鉄人兵団は、未来改変してチャラっていうのは抵抗があるので、なんとかタイムマシンを使わずに行きたいところです。
西遊記……?
あれはドラえもん達のやらかしが原因なんで、ケツを拭いただけっすね。
映画編の日常と戦闘描写についてなのだ
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戦闘シーンは省略するのだ
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そのままでよいのだ
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戦闘シーンはいくらあっても困らないのだ
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早く新しい挿絵を追加するのだ
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モンハンと人間以外にも変身するのだ
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冥との絡みを増やすべきなのだ
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クロはもっと無双RTAしてよいのだ