グラクロでGetしたマリ&エスカを使い倒したり、異次元ラッシュでセグレイブが出るまでリサーチマラソンしたり、パラレルモンをシバいたり、冠位指定が終わってしまって感慨深くなってました。
あと、アンケート確認しました。ご協力ありがとうございます。
「ムシーカ人最後の生き残りが、ミッカ様なのです」
目の前にある多くの墓を見渡しながら、タキレンはそう告げた。
その言葉を聞いたミッカは、そばにいたのび太の服をギュッと小さな手で掴む。何かに耐えるように。
タキレンはミッカの様子に気づかないまま話を続ける。
「主を失った殿堂は、我々ロボットと共に長い眠りにつきました。それが一体なぜいま…………」
「あの……大厄災というのは?」
「私は詳しいことは分からないのですが……マエストロ・ヴェントーならご存知のハズです」
「マエストロ?」
大厄災によって滅んだとされるムシーカ人。だが、起きたとされる大厄災の内容をタキレンは知らなかった。ムシーカ脱出後に作られたのだろう。
大厄災について知っていると思われる人物……マエストロ・ヴェントーの名前がタキレンの口から出るものの、彼を知らないミッカやドラえもん達は首を傾げる。チャペックのみ心当たりがあるのか、名前を聞くとハッとした顔になった。
チャペックは思い出す。
自分が眠りにつく直前の出来事を。マエストロ・ヴェントーとの記憶を。
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小さな揺籃で眠る赤ん坊のミッカを前に、チャペックとマエストロは立って話をしていた。
「いいかチャペック……この子に何かあれば、お前も目覚めるようプログラムしてある」
「先生は!?」
「私は奴を見張り続けなければならん。ファーレを絶やすわけにはいかんのだ……この子を――ミッカを頼んだぞ」
「先生……ッ!」
覚悟の決まった目で幼いミッカを見つめながら、マエストロはそう言葉にした。
マエストロを尊敬するチャペックに断る選択はできなかった。涙を流し、頷くしかなかった。
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マエストロとの会話を思い出したチャペックは、のび太の服を掴んで震えながら俯くミッカを見つめながら、ミッカ様を守らねばと改めて覚悟を決める。
「フフ……アッハッハッハ!」
「「「「ッ!?」」」」
「ミ、ミッカちゃん……?」
「大丈夫! 私なんとなく分かってたわ。チャペックは嘘つくの下手だもん」
「ええっ!!?」
突然笑い出すミッカに驚いて、目を丸くするドラえもん達。肉親すら生きてはいないということを聞かされ、震えながら俯いていたので、声を押し殺して泣いているのかと思っていた。それだけに、笑い出したことには皆動揺を隠せなかった。
ミッカはチャペックの下手くそな嘘を通して、自分以外のムシーカ人が既にいないことを感じ取っていたらしい。チャペックは覚悟を決めたばかりであったために、目を剥いて驚愕していた。
「まだタキレンさんとかモーツェルさん、バッチさんとか……まだた〜くさんいるんでしょ?」
「はい」
「じゃ、早く皆を起こしに行かなくちゃ!いくよ、チャペック、のほほんメガネ!」
チャペック等のようなロボットがまだ殿堂で眠っていると推測していたミッカは、タキレンの頷きを見ると、のび太の背を叩き、チャペックの手を引っ張って森の奥へと駆け出した。
タキレンやドラえもん達も、2人を追って歩き出す。
「ぼく、もうちょっとだけ吹けるようになりたいな……」
「それなら、もっと練習するしかないピヨ」
「ジュド……」
「オレは本とショップで勉強したくらいで、あまり地球の音楽には詳しくない……でも、タキレンを泣き止ませたのび太達の演奏は中々良かったように感じたんだ。少なくとも、森に入る前に比べたら成長していたと思うピヨ」
リコーダーを握りながら更なる上達を望むのび太。
そんなのび太に、ジュドは横からのび太達の演奏に対する思いを語る。地球の音楽に疎い自分でも成長を感じたと。
ジュドはのび太達のようにたくさんの音楽と触れ合えたことは、この地球にくるまで一度もなかった。メカトピアでは貴族階級のロボット達に独占されていたために、バレないよう地下で労働仲間とひっそり楽しむ程度。そんな環境でも、ジュドの歌は多くの仲間達から絶賛されるほど上手だった。まぁ、一度貴族ロボットにバレて死ぬ寸前までいったことがあるが。
♪~ピロリン~♪
「今の音は……ぼくのライセンスのレベルが上がってる!」
ジュドの語りが終わると同時に愉快な音がポケットから鳴り、ライセンスを取り出して確認するのび太。そこに表示されていた内容に、喜びで声を上げた。
「ジュド! ぼく、もっと練習して……もっと吹けるようになるよ!」
「まぁ、せいぜい頑張るんだな……ピヨ」
ミッカ達を追い、駆け出していくのび太の背中を複雑な思いで見つめるジュド。
(クロに捕らえられたとはいえ、侵略者に練習するなんて宣言してどうするんだ。いや、そもそも……なんでのび太にアドバイスしたり発破をかけるようなことを……)
しばらくして、その考えに蓋をしたジュドはピョンピョンと跳ねながらのび太の後を追った。
そして、のび太とジュドが遅れてミッカ達に合流した時。
はるか遠くの
残念ながら、ファーレの殿堂からは視認不可能であったためドラえもん達が気づくことはなかったが。
「ッ!……今のエネルギーは……」
「冥さん、どうしたの?」
不意に冥が立ち止まり、焦りと驚きが混ざったようにハッと表情を変化させて宇宙を見上げた。その様子を疑問に思ったドラえもんが問いかける。
「い、いえ……何でもありません」
「そう?」
「はい。(あのエネルギー質と規模は恐らくクロ様の……私に連絡がないということは、このままのび太さん達とミッカさんやリルルの対応を継続せよ……ということでしょうか)」
「あっ見て! あそこじゃない!?」
冥が感知したエネルギーは、クロが放った斬光波のもの。クロからは殲滅戦の際にのみ使用すると聞いていたので、このエネルギーを感知したということは、遂に鉄人兵団と衝突したということなのだろう。
のび太の声を聞いて考えを止めた冥は、のび太が指差した先を向いた。
「わぁ……! お家がたくさん!」
「ロボット達もいっぱい!」
「変な建物もあるぞ!?」
「ねぇねぇ、早くいこ!」
向いた先にあったのは、家らしき建造物がたくさん並んだエリア。ピアノの鍵盤のように黒と白の細長い建物が規則的に並んでいる。さらに、その家のような建物からたくさんのロボット達が現れている。どうやら、ミッカ達が住んでいた場所とはまた別の住居エリアのようだ。ミッカ以外のムシーカ人はここに住んでいたのだろう。
ミッカやチャペック、ジャイアン、スネ夫、しずかちゃんはファーレを奏でて創造した生き物達に乗って飛び去って行く。のび太やドラえもん、冥はタケコプターで飛行し、ジュドを抱えたリルルは浮遊して新しいエリアへと向かっていった。墓守であるタキレンとパフパフはここでお別れとなった。
「「「「ミッカ様!!」」」」
「ここのロボット達も、ミッカを大切に思っているのね」
「それだけ、良い思い出があるのでしょう」
「そう……」
新エリアに到着した途端、大小様々なロボット達に囲まれたミッカ。殿堂に住まうロボット達にとって、ミッカがどれほどの存在かがわかる様子だった。
彼等を複雑な感情で見つめるリルル。誰に聞かせるつもりもなくポツリと呟くと、その呟きを拾った冥がリルルの横に立って推測を伝える。
淡泊な返事をするリルルだが、ミッカと楽しそうに話をするロボット達を見て、少しだけ羨むような表情をしていた。新たな時代になったばかりとはいえ、今のメカトピアではほとんど見られない表情で溢れた光景だ。人間との関わりによって生まれた笑顔であることが、神の……メカトピアの教えに猜疑心を生んでしまう。なぜ、教えに従わない彼等の方が満たされた顔をしているのだと。人間は脆弱で愚かで下等な生き物ではなかったのか。人間と似た歴史を辿っている自分達は…………人間を見下せるほど高等なのか?
リルルがそのような思いを抱いているとは露知らず、ミッカとドラえもん達はたくさんのロボットと共にファーレを奏でる。楽しそうに、嬉しそうに、懐かしげに様々な音色のファーレを奏で、公園や噴水、池、観覧車、コンサートホールが復活していく。
(リルル……人間は、ボク等が思っているほど愚かじゃないのかも)
(ジュド…)
(リルルの心が伝わってくるんだ。教えは大事だと思う……ボク等を結束させてくれるから。でも、今はそれ以上に目の前の
(ワタシは……)
地球での光景、ファーレの殿堂での光景を通して、2人の侵略者の心は揺れ動いていた。
【音楽家ライセンス】
今回はのび太だけレベルアップ。一定以上の覚悟を示し、ミスが減ったため。「の」の音以外を直せばさらにレベルアップできるかも……?
【大厄災】
美しき惑星ムシーカを滅ぼしたとされる何か。なお、滅ぼされる原因はムシーカ人にあるものとする。
メカトピアの神「やはり人間は愚か……」
【マエストロ・ヴェントー】
ヴェートーベンがモデルと思われるキャラ。声が渋くて好き。最初からジョジョ並みに覚悟ガン決まりしている。
【のほほんメガネ】
ミッカの境遇を知り、ジョジョに覚悟を決めつつあるのび太。音楽をやるのも、練習するのも、勉強するのもイヤイヤ言っていたのに、頑張り始めている。初視聴時は覚悟さえ決まれば強い、初期の康一くんみたいだなと思った(小並感)
【ジュド】
考え方が変わり始めてきた元ロボット。そろそろピッポに改名させたい。ピッポのイメージが強すぎて、名前の入力ミスが多い。
映画編の日常と戦闘描写についてなのだ
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戦闘シーンは省略するのだ
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そのままでよいのだ
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戦闘シーンはいくらあっても困らないのだ
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早く新しい挿絵を追加するのだ
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モンハンと人間以外にも変身するのだ
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冥との絡みを増やすべきなのだ
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クロはもっと無双RTAしてよいのだ