山風と優しすぎる提督   作:路森霞

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いよいよ最終回です。



山風と優しすぎる提督

 「・・・」

 

 「赤城さん、他の物もおいしいですよ」

  

 「じゃあ食べてみようかしら」

 

 「是非」

 

 「提督、どうする・・?」

 

 「・・・」

 

 「それ以上食べると艦載機捨てるぞーーーっ!」

 

 「!?」ピタッ

 

 「連装砲もだーーっ!」

 

 「!」ピタッ

 

 「はい、回収班~~~」

 

 ・

 

 ・

 

 ・

 

 「あんこ・・美味しい」

  

 「うぃっす!姉貴、来たぞ~~」

 

 「江風・・」

 

 「ほい、これあげるよ」

 

 「・・?」

 

 「ほら、今日で姉貴が来てから一年

  たつじゃんか。お祝いだよ。」

 

 「・・・なんだろう」

 

 「わっ・・・ぬいぐるみ?」

 

 「ほら、この前寝るとき寂しいから

  何か欲しいって言ってたじゃんか~」

 

 「・・ちょっと、言わないでって・・」

 

 「じゃ、これで姉貴、またな~」

 

 「ちょっと!?」

 

=========================================

 

 (前の世界では普通に寝れたのに・・

  なんで)

 

 「うぉっ!?」

 

 へい!困ってるみたいだね!ここでちょっと教えちゃうYO!

 時間がたつごとに前の世界の記憶が無くなるんだYO!

 少しずつ本物の山風に近づいているということだNE!

 

 「・・・」

 

 「ラッパー?」

 

 いえぃ

 

=========================================

 

 「みんなおやすみ・・」

 

 「おやすみ」

 

 ・

 

 ・

 

 ・

 

 「おは・・あれ?」

 

 「誰もいない・・」

 

 「手紙・・?」

 

 「広場に来てね 時雨」

 

 「・・?」

 

=========================================

 

 「誰もいない・・」

 

 「あれ、提督・・・?」

 

 ・

 

 ・

 

 ・

 「この・・リングは?・・・そっか・・

  ・・ありがと・・ありがとぉ・・ッ。」

 

 「よかったっぽい~~!」バッ

 

 「夕立姉・・・!」

 

 「私がいっちばーん・・・」

 

 「レディーより先にケッコンカッコカリ

  するなんて~~!」

 

 ・

 

 ・

 

 ・

 「お茶・・・淹れようか?」

 

 「・・お願いしようかな」

 

 「・・!まってて。」タタ………

 

=========================================

 

 「赤城さん・・!」

 

 「はい、なんでしょう?」

 

 「これ・・忘れ物です・・!」

 

 「あっ、ありがとうございます♪」

 

 「お礼に、はいどうぞ。間宮券四枚

  あげちゃいます」

 

 「え・・いいんですか?」

 

 「いいんです。この前くじで当てたので。」

 

 「じゃあ・・・ありがたく」

 

 ・

 

 ・

 

 ・

 

 「じゃあ提督と時雨姉と夕立姉と白露姉と行こうかな・・」

 

 「時雨姉・・・」

 

 「?なんだい」

 

 「間宮券を・・四枚貰ったから・・一緒に行こ?」

 

 「いいよ。他に誰を誘うんだい?」

 

 「夕立姉、白露姉、提督・・」

 

 

========================================

 

 「久しぶりだな・・」

 

 「あっ、いらっしゃーい」

 

 「提督!久しぶりです!」

 

 「久しぶり。じゃあ、オムライスを

  頼もうかな。」

 

 「皆さんは?」

 

 「ボロネーゼ・・・」

 

 「オムライスっぽい!」

 

 「たらこパスタ!」

 

 「グラタンかな?」

 

 ・

 

 ・

 

 ・

 

 「おいしかったっぽい!」

 

 「白露姉・・」

 

 「ん?」

 

 「口にのりついてるよ・・」

 

 「えっ!?」

 

 「ふふっ」

 

========================================

 

 「今日はバレンタインーー!っぽい!」

 

 「提督にガトーショコラをつくろう。」

 

 「作れるかな・・」

 

 「まあ、なんとかなるよ」

 

 ・

 

 ・

 

 ・

 

 「無事できたみたいだね・・」

 

 「あとはラッピング・・・」

 

 「何色がいいと思う・・・?」

 

 「水色かな。」

 

 ・

 

 ・

 

 ・

 

 「提督・・はい、これ・・チョコ。」

 

 「おっありがとうな、山風。

  ガトーショコラか。俺

  一番好きな食べ物なんだよ。」

 

 「そっそうなんだ・・・」

 

 「美味しい・・!」

 

 「そう?よかった・・」

 

 「よかったらまたつくってくれ!」

 

 「うん・・・!」

 

========================================

 

 「提督!」

 

 「山風が・・!」

 

 「何!?」

  

 ・

 

 ・

 

 ・

 「山風・・っ!」

 

 「提督・・」

 

 「助けて・・・」

 

 「ねずみとりにかかっちゃった・・」

 

 「・・・」

 

 ・

 

 ・

 

 ・

 「ありがと・・」

 

 「明石、ありがとな」

 

 「いえいえ!当然のことを

  したまでです!」

 

 「じゃあ、また」

 

 「はい!」

 

========================================

 

 「足の調子はどうだ?」

 

 「うん・・いいかんじ」

 

 「じゃあ、散歩でもするか?」

 

 「うん!」

 

 ・

 

 ・

 

 ・

 「そろそろ春だな・・」

 

 「そうだね」

 

 「まだ雪が残ってる・・」

 

 「これぐらいだったら雪だるま

  つくれるかな」

 

 「よし!作るか。」

 

 ・

 

 ・

 

 ・

 「できた・・!」

 

 「ちょっと不細工だけど・・」

 

 「まあ、楽しかったな。」

 

 「うん・・!」

 

========================================

 

 「戻って…きたよ。」

 

 「おっおかえりー」

 

 「山風・・連れてきた」

 

 「なっ・・・」

 

 「山風が二人だとぉーーーっ!?」

 

 

  おわり

 

 




ケッコンの文は本物じゃないです。安心してください。
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