藤丸立夏は父親で、藤丸マシュが母親。   作:ジャーマンポテトin納豆

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お出掛け

この世界に生まれ落ちてから早くも数か月程。

段々と色々な物事を知る事が出来るようになって来た。

もうこの数か月は驚きと興奮に溢れていた。

 

まず最初に話せるのはよく俺の所に来て遊んでくれたりするお兄さんお姉さん達はすっごい人達だという事。見た時は結構びっくりしたけどそれよりも「なにこれ!?」とか「どうなってるの!?」って言う好奇心とかの方が強かった。

だって見た事のない物ばかりで図書室はおっきいしなんか新しい本から古い本まで色んな言葉で書いてある本とか巻物とかが沢山あるんだよ?

それをお兄さんお姉さん達が連れて行ってくれると読んでくれたり、見せてくれたりするんだ。

 

日本語の本なら読めるんだけどその本も行書で書かれていたりするから全く読めないんだけど。しかも日本語だけじゃなくて色んな言語で書かれているから幾らお兄さんお姉さん達に覚えさせられていると言ってもまるで読めない。

 

聞き分ける事は出来るんだけどね。流石に読むのは無理。

 

だから大きくなったら読み書きを教えて貰わなくちゃ。

あんなに面白そうな本が沢山あるんだから読めなきゃ損だよね。

日本語に書き写して皆に答え合わせしてもらおう。

 

 

 

 

それと俺が住んでいる所は大きな施設か何かの中らしくてそこに皆も住んでいるらしい。

赤い髪のお姉さんと一緒に散歩した時に分かった事なんだけど。

 

施設の中には図書室を始め、何故だか農場もあるし、馬もいるし、その農場に何故かイノシシが急に現れたりするしおっきな蜥蜴も出たりするらしい。

 

 

 

褐色肌のイケメンさんはなんかおっきいよく分からないけど優しい生き物を飼ってる。

母さんが居ない日に部屋に連れていかれてキョロキョロしてたらドーンって感じで座っててビックリしたら何か話し始めて懐いてるって感じだった。

 

あとこの人、なんでだか分からないけど俺と一緒に居る時はよく、

 

「フハハハハハ!!!」

 

って高笑いしてる。高笑いしながら俺の事を抱っこして撫でる。

なんでだろう?

というか何がしたいんだろう?

 

 

 

 

 

青い髪のお兄さんは俺を疲れさせるのが上手い。

疲れさせて俺を寝かせてしまう。

 

青い髪のお兄さんは重そうな赤い槍をブンブン振り回してる。

何でそうなったのかよく分からないんだけど、トレーニングルームって所に一緒に行ったら見せてくれた。

速すぎて分からなかったけど凄くかっこいいて思った。

その後に青い髪のお兄さんは色んな人に怒られてた。

えっと、多分、

 

「赤ん坊の目の前で槍なんか振り回しちゃダメでしょ!?」

 

とか

 

「貴様そこまで馬鹿だったのか!?ランサーの様にバトルジャンキーになってしまったらどうするんだ!」

 

とか

 

「駄犬、そこまでお馬鹿さんだったのね」

 

とか散々に怒られてたっけ。

それからは青い髪のお兄さんは、もう少し大きくなったらまた見せてやるからなって疲れた顔して言ってた。

 

……早くもう一回見たいなぁ。

 

 

 

 

 

 

 

 

桜色の着物のお姉ちゃんは日本刀ですっごい強い。

なんでだかいっつも日本刀を持ち歩いててなんでだろ?って思ったりはしたけどそもそもここでそんな事考えても仕方が無いし。

他にも色々とぶっ飛んだ人達ばっかり。皆スッゴイ優しくて温かいんだけど。

 

この前なんかおっきい犬?狼?が俺の顔を覗きこんでたもん。

流石にびっくりしたけど触ってみたらふわっふわでさらっさらだったしスリスリして来て

俺に何かするわけでも無いし母さんも止めてなかったから良い犬なんだろう。

 

 

 

で、なんで日本刀なのかなー、って見てたんだ。そしたら日本刀を見ているのが分かったのか、

 

「ちょっとだけトレーニングルームに行ってみましょうか。多分今日なら武蔵さんとか牛若丸さんとかが使用しているはずですし。もしかしたら色々と見れるかもしれませんねー?」

 

って連れて行ってくれたんだ。

そのトレーニングルームって色んな人が使うから大体、どの日に誰が使うとか決まって来るんだって。

それでその日は着物の人達が使う日らしい。

桜色のお姉さんは俺の事を見てくれているらしくて参加しないはずだったんだけど今日は特別に、って。

 

それで見せて貰ったんだけど凄かったな。

日本刀が見えない速さで振られていて、刀と刀がぶつかる音と何故だか火花は聞こえるし見えるんだけど刀本体が全く見えない。

残像ってやつかな?それなら見えたけど。

二刀流のお姉さんも、なんかスッゴイひらひら鎧のお姉さんも、顔が怖いけど優しいおじさんも物凄く強かった。あと白髪のお爺ちゃんも。

 

それと驚いたのがあの金髪でサングラスのお兄さんも日本人なんだって。

 

 

それでついでだからって桜色のお姉さんもやる事になったんだけど、滅茶苦茶強かった。

もう何が何だか分からないぐらいに強かった。

それしか感想が出ないぐらいに強かった。

 

その後は汗かいたからお風呂に入って来るって言って、その間はほわほわにこにこしたお姉さんと一緒に待ってた。この人スッゴイ優しいんだけど偶に行動がおかしくなるんだよね。

なんでだろう?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして今日は顔に傷のあるピンクの髪のお姉さんが俺と遊んでくれていた。

母さんはお仕事でいないから。

 

暫く部屋で遊んでいると、テレビに海が映った。

それをじっと見ていると、お姉さんが俺を抱きかかえて何処かに行く。

 

すると船に乗るから、とかなんとかって父さんと母さんに言ってた。

 

 

船?船に乗れるの?ヨットみたいなやつなのかな?それともボート?

 

 

って考えながら連れて行って貰うと、ヨットやボートなんてもんじゃなくて本物の、太いマストがある帆船だった。

 

 

お姉さんははおっきな帆船持ってるからって俺の事を乗せてくれようとしているらしい。

個人で帆船持ってるってすっごいなー。

 

 

なにこれ?

 

 

普通一人でこんな船を持つなんて信じられないんだけど、お姉さんたちの事だからなぁ。他にも色々とありそう。ここの人達は皆びっくりするような特技だったり何だったりを色々持っているからこれぐらいは普通なのかも?

 

 

 

 

 

すると船の中から出て来たのは金髪の大きいお姉さんと銀髪の小さいお姉さん。

この人達もよく抱っこしてくれる。なんだか結構手馴れてるんだけど子供居るのかな?

でも俺を入れて四人しか居ないのにどうやって船を動かすんだろう?

 

そう思っていたけど顏に傷のあるお姉さんが何か大きな声で言うと船が勝手に動き始めた。ロープがうねうねして、帆が独りでに張られたり。

 

あのお姉さんは魔法使いだったんだ!

 

 

 

 

 

船に乗って何処か分からないけど海の上を進んでいく。

 

水面がキラキラしてて、カモメが飛んで、イルカも飛び跳ねて。

 

 

もしちゃんと声が出せるとしたら、

 

「うわぁ……!!」

 

って声なんだろうな。きっと。

もしかしたらそんな俺の顔を見て気持ちを理解してくれたのかお姉さんがマストの見張り台に連れてってくれた。

ジャンプ一回で飛び乗るって凄い。

 

そこから見た景色はさっきよりも遠くを見渡せて、もっとキラキラしてて綺麗だった。

 

そんな俺を見た三人はにっこりと優しく笑っていた。

 

 

 

暫く進むと小さな島にやって来た。

島に近い所まで近づいて錨を下ろして、ボートに乗って島に向かう。

 

銀髪のお姉さんの膝の上に乗せられて、島に着くのを待つ。

途中、お姉さんが海を覗かせてくれた。

 

そしたらいろんな色の綺麗な魚が沢山居てキラキラ光ってた。

大きかったり小さかったり。

 

自由に泳いでた。

 

 

 

島に着くと砂浜に降りた。

顔に傷のあるお姉さんに抱っこされながら砂浜を歩く。

真っ白でサラサラの砂。

 

その島でちょっと歩いて、色々と見て回っていた。

 

時間的には三時間ぐらい?

体感的な感覚がちょっと曖昧だからもしかしたらそれよりも長いかもしれない。

そもそも赤ちゃんだからあんまり時間の概念が無い。

 

寝て起きてを繰り返してると朝だったりお昼ごろだったりするし。

誰かお兄さんお姉さんが居れば遊んでもらったりするって感じで毎日を過ごしている訳だし。

 

 

 

そんな感じで島を探検していると本当に色々な物が見れる。

カラフルな花が咲いていたり木の実だったりココナッツだったり、トカゲに綺麗な色の鳥もいるし。

 

じっと空を飛んでいる鳥を見ていると、空を飛ぶってどんな感じなんだろう?って思う。

無意識の内にその飛んでいる鳥に向かって手を伸ばすけど、もちろん届くはずも無くて、それがなんだかとてももどかしくて悔しくて。

 

でも顔に傷のあるお姉さんは俺の手の先を見て、鳥に向かって手を伸ばしている事を分かってくれたのかそれとも別の事なのか、ニッて笑って俺を見た。

 

 

 

暫くすると、船に戻って帰る支度をお姉さん達が始めた。もう少し居たくてちょっとだけ駄々を捏ねたけれど、残念ながらそれは叶わなかった。

 

名残惜しいけどまた話せる様になったら連れて来て貰う事にしよう。その時は他の皆も連れて来て。

 

船の上でお姉さんに抱っこされて居るうちにだんだん眠くなって来た。

残念ながらこの赤ちゃんの身体は眠くなったら直ぐに寝てしまうようにできているらしく、あっさりと眠ってしまった。

 

 

 

気が付いたら家に付いていて、母さんもまだお仕事が終わってないからってお姉さん達と一緒にお風呂に入った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日は、ハルの子守の日。

マシュがマスターの仕事を手伝うから見ていてくれと頼まれたんだ。

 

 

 

 

ハルは赤ん坊のくせに妙に肝が据わっているというか。こりゃマスターを超える大物になってもおかしくはないって思うぐらいに怖いもの知らずだ。

 

 

その一つにハルは、何というかあまりアタシを怖がらない。

あのメフィストフェレスもヘラクレスも怖がらなかった。ヘシアンの跨っているでっかい狼の事も怖がるどころか楽しそうにその毛にじゃれていたし。

 

まぁ流石にそいつらよりはマシだと思うけどさ。

 

それでもこの顔の傷もあってか初対面じゃ怖がられるのが普通なんだけど、マスターに会ってあげて欲しいと言われて初めて会った時、ハルは怖がるどころか私の顔に手を伸ばして来たんだよ?

 

そりゃもう信じられなかったね。

 

驚きすぎて顔を仰け反っちまったけど、確認してみたくてもう一回近づいてみたら笑いながらやっぱり手を伸ばして来てくれる。

 

赤ん坊特有の物なのかもしれないけどアタシにゃ関係無しに嬉しかった。

抱き上げれば嬉しそうにニコって笑いかけてくれて、顔を近づければ手を伸ばして触って来る。

 

生きて居た頃は子供なんて居なかったし、初めてだった。

こんなにかわいい生物は初めてだった。

 

 

それからはオジマンディアスやオキタ達なんかと同じ様になっちまったって訳さ。

会いに行けば寝ている事もあるし起きている事もある。

 

この前、ちょっと私のピストルを見ていたから興味本位でピストルを持たせたらマシュに叱られたりもしたな。

 

以前のアタシじゃ想像が付かないぐらいに子煩悩になっているらしい、と気が付くのはそれを指摘されてからだった。

 

 

 

そしてさっきも言った通り今日はハルの子守をするって事なんだけど、部屋で遊んでいるとテレビに海が映った。

 

そしてハルがそれをじー、っと見つめていた。

 

 

 

その目がどこかキラキラしていて赤ん坊でもこんな目をするんだな、と思ってしまった。しっかし海ねぇ……

 

 

 

……ゴールデンハインド号があるから乗せてみるか。

 

 

 

 

ここ最近アタシも乗ってなかったしねぇ……

 

そうと決まればマスターとマシュに許可を取りに行くか。

流石に無許可でハルを連れ出すわけにも行かないからね。

 

 

 

 

 

「マスター」

 

「ん?ドレイク?何どうしたの?何かあった?」

 

ドアを開けてマスターの仕事部屋に入ると、そこには書類か何かと格闘して、いや書類に書かれていることに頭を悩ませていると言った方がいいか。

その隣に立って補佐をしているマシュがこちらに顔を向ける。

 

「いやさ、ハルをちょっとばかし海に連れて行こうと思って。許可を貰いに来たんだけどいいかい?」

 

「海?あー、うん、いいよ。でもドレイク一人じゃあれだからもう何人か連れて行ってくれると有難いんだけど」

 

「そんな事は分かってるさ。それにほっといても勝手に誰かしら付いてくるさ」

 

「あー、それもそっか。うん、それじゃお願いしてもいいかな?」

 

「あいよ!っても私がお願いに来たんだけどねぇ」

 

「あはは。それじゃ、春の事をお願いするよ」

 

「ドレイク船長、春の事、ありがとうございます」

 

あ、そうだ。あれを使わせてもらおう。なんだっけか、そうだ転移装置だ。

マスターの家にすぐに帰れるように、万が一の場合に備えて避難経路ってキャスター陣とカルデアのスタッフが協力して転移装置?とか何とか言う物を作っていたな。

あれ使わせてもらおう。そうすりゃ何処か丁度いい場所に行ける。

 

「それとどっか綺麗な海に行きたいからあの転移装置使わせておくれよ」

 

「あぁあれ?うん、全然使って良いよ。そもそも皆結構好き勝手に使ってあっちこっちに行ってるし」

 

「何だい、そうなのかい?」

 

「うん。メイヴとか渋谷とか原宿に繰り出して買い物してるし。まぁその後は農園にぶち込んで働いてもらってるんだけど」

 

「改めて思うんだけどカルデアって厳しいのか厳しくないのか分からないねぇ。ま、その辺は知ったことじゃないからね」

 

「うん。でも出来ればこれからも使うんだったら一言言いに来てくれるとありがたいかな」

 

「勿論さね」

 

「それじゃ春の事、よろしくお願いするね」

 

「なーに、気にすんじゃないよ。あたしが好きでやってるわけだからね。それじゃ、ちょいと行って来るよ」

 

「うん、気を付けて」

 

「春の事、宜しくお願いします」

 

「あいよ」

 

よし、許可は取った。さてと、何処の海にするか。

オケアノスなんて人理修復した、とっくの昔に消えちまってるし……

 

 

まぁ南の方に行けばいい所はあるだろ。

さて、他に連れて行く奴は二人ぐらいでいいか。

 

そうさね、アンとメアリーの二人で丁度良い。

黒ひげはハルの教育に悪いから却下だ。まぁハル自身は意外と懐いているようだけど。あいつもかなりの悪人面なんだがね。

 

 

さて、そんじゃ二人を呼びに行くか。多分直ぐに付いてくるって言うだろうけどね。

 

 

 

 

 

二人は即答で付いて来るってさ。

ま、あんだけ溺愛してりゃそうなるか。アタシも人の事言えないんだけどさ。

 

ハルを抱いて転移装置で海に出る。

まぁ案の定というべきか、見えない様にアサシンの連中と他に何人かが付いて来ていた。安全を考えればいいんだろうけどこの人数はいくら何でも多すぎやしないかい?

 

アサシンと他のクラスが四人づつ。計八人。アタシらを入れると十一人。

うーん、過剰戦力もいい所な気がしなくも無いんだけどね……

 

カルデアの連中は過保護だからしょうがないか。アタシが言えたもんじゃないけどね。

さて、船に乗るとしよう。

 

ハルは二人に預けて船の制御に移る。

船に乗組員は居ないがそんなものは問題無い。何故なら私が思えばその通りに船が動くから。

 

ロープを結べと思えばロープは結ばれるし帆を張れと思えば帆が張られる。取り舵と思えば取り舵に、面舵と思えば面舵に。

文字通り手足の様に動かす事が出来る。

勿論人間を乗せてそいつらにやらせることもできるけどこっちの方が早いし確実だ。

 

 

そうして船を走らせる。

多分船倉の方に付いて来た連中も居るだろうさ。

ま、何か問題でも起きない限りは出て来ることも無いさ。

 

ハルは、アンメアと海を見てはしゃいでいるね。

初めて見る海だ。存分に楽しませてやらないとね。

 

 

 

 

 

暫く進むと、カモメが飛んできた。

島が近い証拠だ。それにイルカも泳いでいる。

 

ハルを抱えてマストの見張り台にジャンプして飛び乗った。

あそこならもっとよく遠くまで色々な物が見れるだろう。

ついでに近くに島が無いか見て貰おうか。

 

「ドレイク船長、このまま真っすぐ進んだ所に島が見えたよ」

 

「すまないね。そんじゃまぁその島に行ってみようか!」

 

「そうですわね。この世界にはあんな化け物が居るわけでも無いですし。ハルにも色んな物を見せてあげることが出来そうね」

 

そして、その島に向かった。

いやぁ、綺麗な島だねこりゃ。

船を出来る限り島に近づけて、座礁しない深さの所に錨を下ろす。

 

そしてボートを下ろしてそれに乗り移る。

水深が浅いのと、水が透き通っていて海底の砂までよく見える。

そこには色とりどりの魚が泳いでいた。

 

ハルにそれを見せるとより一層目を輝かせて見ていた。

はしゃいで手足をバタつかせている。メアリーが今は抱えているが暴れているハルを抑えている。

 

あんなにはしゃいで興奮している姿を見るのは初めてだね。

図書室に行く時も目を輝かせているが、静かに黙々と読まれている言葉を聞いている。

 

まさか、図書室が騒いじゃいけない場所だって分かってるのかい?いや、そんなまさか。

 

 

 

ま、取り敢えず島に向かおう。

 

 

 

 

 

島に着いた。浜に立って見るとそれはもう真っ白な砂浜だった。

アタシでさえ驚いたのだから、ハルはもっとだ。

 

そのまま島の周りをぐるっと周る。

幸いな事にこの島は大きくなく、外周も精々が歩いて1時間程だった。

 

浜には見慣れたヤシの木が生えていたり、足元に目を落せばヤドカリが歩いていたりする。

ハルはそんな一つ一つの物を見て、余計に目を輝かせていく。

 

 

内部に入って行けばそこにはカラフルな鳥が居たりと、自然豊かな場所だった。

虫も、蛇も居る。

 

 

 

そうやって歩いていると空をまた別の鳥が飛んでいる。

ハルはそれを見て、手を伸ばしていた。

どうしてだか分からないけどもしかしたら空を飛んでみたい、なんて思っているのかもしれない。

 

流石に私でも空は無理だなぁ……船を浮かそうと思えば出来なくもないけど、今日はこれで我慢してくれ。

 

そう思いながら私はハルの顔を見て笑った。

やっぱり可愛い顔をしてるよ。こりゃ将来有望だ。

 

 

 

 

 

 

結構時間が経った。

マスター達も心配するだろうからそろそろ帰らないといけないね。

 

さて帰ろう、と船に戻って支度をし始めると珍しくハルが駄々を捏ね始めた。

何とか宥めて、カルデアに帰った。

 

船を進めていると、気が付けばハルは寝ていた。

寝顔もやっぱり可愛いね。

 

 

 

 

カルデアに帰ると既に時間は6時になっていて、マシュもまだ仕事をしている。

こんな時は、決まって私達がミルクをあげてお風呂に入れる。

 

 

これがまた最高なんだな!

 

 

 

 

そんな事を考えながら、ハルを風呂に入れてミルクを飲ませて、寝かしつけた。

マシュが帰って来るまでの間、隣で一緒に寝ていた。

 

 

 

 

 

 

あぁ、今日も最高の一日だったね。

 

 

 

 

 

 

 

 




カルデア農園

どこぞの巌窟王とかKOZIROとか緑の人とか色々んな人達が趣味で始めたのが気が付いたらカルデアの食料の半分を賄う程の大規模農園になってた。

結構色んな人達が来ていて(手伝わされて)、三蔵ちゃんやアルトリアズ、クーフーリン4兄弟も居る。
他にも結構意外な人が来るとか。
お馬さん達もここに小屋を建てて住んでいる。というか番犬ならぬ番馬。


「くっ……!これで農園を手伝えばシロウにお代わり禁止などと言われなくなる筈です……!あれほどの絶望を味わった事はありません……!」





カルデア図書館

紫な式部のきょぬーな司書さんが管理している。
蔵書だけだったら世界一。
こちらも農園と同じで意外な人が居たりする。
司書さんは今現在悩みを抱えている。

「皆さんが来てくれるのは嬉しいのですが、騒がしくなるのは……あぁでも注意したら来てくれなくなるかも……私はどうすればいいのでしょうか……」




褐色肌のイケメンさん

フハハハ!!がもう本体なのでは?と勘違いしてしまう事がある。
子沢山の超ビッグダディ。
男女合わせて180人もの子供が居たとか。
態度と性格に似合わず子守はお手の物。
イクメン。



青い髪のお兄さん

某staynightに出演していたりあちこちで目撃されている。
脳筋ケルトマンズの一人に数えられているけど他の人よりはマシ。
だってキャスタークラスの適性もあるからね。
子供の事は好き。ただ遊び方が物凄く危険(現代基準)なのでよく考えろと無限の剣製さん、若奥様にしょっちゅう怒られてる。




桜色の着物のお姉さん

子供好きの病弱吐血系美少女とは正に彼女の事。
結構リアルな話で子供が好きだったそうで。生前は良く屯所近くの子供たちと遊んでいたりと性格は温厚。
だがマスターホルマリン漬けにさせろ事件(首謀者魔術協会、共犯国連)の時には新選組メンバーの土方さんと先陣を切っておっぱいタイツ師匠達と殴り込んだりと敵には容赦が無し。




二刀流のお姉さん

美少年とうどんが大好きな変態淑女。そのくせして普通に成人男性も愛せるとかもうなんなん?どうしたいん?
春君に対しては将来有望との事。それが容姿なのか剣の腕なのかは分からない。
あと女性鯖に対して(主に段蔵ちゃん、千代女ちゃん辺り)にセクハラしたりもする。



スッゴイひらひら鎧のお姉さん

忠犬。来いと言えば何処まででも付いて来るし、殺れと言えば確実に首を取って来る。
忠義が重すぎなくもない。
でも基本的にいい子だからちゃんと予め注意しておけば問題はない。顔が不満そうだけど。
飼い犬の様に主の子供=守らなきゃ、という方程式が完全成立。どんな場所でもどんな時でも助けに行けるスーパーわんこ。




顔が怖いけど優しいおじさん

土方さん。
沢庵とご飯があれば生きていけるとか謎発言してる変人。
女好きだったりするので桜色のお姉さんは近づけたくない様子。
本人はお構いなし。




白髪のお爺ちゃん

剣術の鬼。
孫馬鹿1号。
誰も居ない時は顔がデロンデロン。武蔵ちゃんはそんな顔見たくなかった。




金髪サングラスのお兄さん

初見殺し半端ない。説明なしだったら外人だと間違えてしまう。
熊と相撲したり巨大な鯉を竿一本で釣り上げたりと生粋の野生児。
春にも同じことをやらせればゴールデンな男に育つんじゃ……?なんて密かに思ってたり。でも常識人だからそんな事にはならない。



ほわほわにこにこしたお姉さん

春君におっぱいを吸わせようとしている張本人。
可愛い春君のせいでしょっちゅう暴走気味。虫さんとは最近何も起きていない。互いに大人しくしてる。

春君が大きくなった時にマスターは私の息子発言によって春君が、

「そしたらお姉さんじゃなくてお婆ちゃんなの?」

発言により撃沈される未来が無くもない。




顔に傷のあるピンクの髪のお姉さん

海賊船の船長。
以外にも生前子供が居なかった為にサーヴァントになってから子供と触れ合った。
春君に対して2コマ即落ち。春君には勝てなかったよ……
ゴールデンハインド号を一人でも手足のように扱える。
お陰で生前魔術なんて全く関わりが無かったのに春君の中では魔法使い認定されてる(春君は魔法と魔術の区別がついていません)




金髪の大きいお姉さんと銀髪の小さいお姉さん

二人で一人な人達。
子供が居た。春君の為なら火の中水の中。気が付かないうちにカルデア溶岩水泳部の仲間入りしちゃった。
ここ最近は黒ひーが春君の教育に悪影響を及ぼさないか心配。でも春君は黒ひーに懐いているから複雑。




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