藤丸立夏は父親で、藤丸マシュが母親。 作:ジャーマンポテトin納豆
今回春君の一人称を変えてみました。
何かご意見があればどうぞ。
ここ最近、何だかみんなが忙しそうにしてるんだ。
うーん、なにかあったのかな?だってほぼ毎日僕に会いに来るぐらいだし、普通に見かけてもゲームやってたり本を読んでたりなんだか思い思いに好きなように過ごしてて忙しいなんて事なんかとはものすっごく関係無いような感じなのがお兄さんお姉さん達なんだよね。
だからここ何日か忙しそうにしているのを見ると変な感じ。
あ、でもお仕事してる人たちもいるよ?畑で何かやってたり、赤い髪の綺麗なお姉さんみたいに皆のご飯作ってるお姉さん達も居るし。
……あれ?そう考えると普段から何かお仕事してる人たちって少ないような?
でも見えない所でなんか色々やってる人も多いからそうとは限らないと思うんだけど。
父さんのお仕事を手伝ったり、みたいな感じな時もあるから父さんが社長で母さんが秘書で……お兄さんお姉さん達は何なんだろう?出張に行く時とか付いて行ってる人も居るけど大体同じだし……
分かんないや。
凄い人達なのは確かなんだよ?だって見せてくれる武術?剣術?って普通じゃないぐらい強いし。残像が見えたり見えなかったりする速さだし、なんかいろんな知識を知ってたりするし。
なんか何処から取り出したのか分からないけどあちこちから物を取り出したりするし。
手品師なのかな?それとも火を出したり氷を出したりするから魔法使いなのかな?
まぁ普段そんな感じなんだけど、なんだかちょっと前から皆がわちゃわちゃし始めて、なんだか色々な物をあっちこっちに運んだり運んできたり大騒ぎしてたんだ。
不思議に思っていると、カレンダーに書いてあった。
〔春の人生初めての誕生日〕
って。
そうだったんだ。確かに生まれてから結構経つかなー、って。
でも普段が普段で色々と見たり聞いたり触ったり連れて行って貰ったりして毎日が新しくて楽しい出来事ばっかりだったからすっかり忘れてた。
という事は僕の誕生日のお祝いの為に色んな準備をしてくれてるの?
嬉しいなぁ!
だって母さんと父さんだけじゃなくてお兄さんお姉さん達にも祝って貰えるんだよ?それて凄く嬉しいことだと思うんだよね。何人居るのかな?数えた事無いから分かんないけど多分二百人は居るんじゃないかなぁ?
うーん、でもちょっと心配になって来たなぁ……
お祝いしてくれるのは嬉しいよ?嬉しいんだけどこの一年間でお兄さんお姉さん達のやる事は基本的にすっごくぶっ飛んでるっているというか、こうなんか、思いっ切りとんでもない。
なんでそう思うのかって言うとね?畑にイノシシとかトカゲとかが出て来て畑を荒らすんだって聞かされてたからなんだ。
それがどうつながるのかって言う事なんだけど、長い薄い紫?の髪で赤い槍を持ってるお姉さんと金髪のお姉さん、灰色の髪のお姉さんと一緒に畑に来てたんだ。
それで偶々そのイノシシとトカゲが同時に現れたんだよね。
畑に現れるイノシシだけど、聞いた時はおっきくても一メートルぐらいかなぁ?って考えてたんだ。
それに皆の事だからもしかしたら手懐けちゃったりしてるのかも?とか考えたりもしたんだ。だけどそれは大間違いだったんだよね。
まさか一メートルどころか三メートルなんて普通だし本当に大きいイノシシになるともう十メートル二十メートルが普通なんだもん。
もうびっくりした、なんて所じゃなかったよ?
しかも動物図鑑で見たイノシシと完全に別物だったよ?いや、形は似てるから影だけだったら普通のイノシシだって簡単に思っちゃうだろうけどさ。
なんかこう、黒い?でも黒いなんてレベルじゃなかったしなぁ。
あ、そうだ!司書さんが言ってたまがまがしい?ってやつだ。
口から黒い霧みたいなのを出してたし、表面にもなんか毛じゃない様な感じだったし。
他にもトカゲが出るって言ってたから図鑑に出て来たコモドオオトカゲ?とかそんな感じなのかなって考えてたんだけどこっちも大間違いだった。
トカゲはトカゲでも空を飛ぶなんて聞いてないよ!しかもなんかものすっごく狂暴だったし!
図鑑とか動画で見たコモドオオトカゲが狂暴じゃないって言ってるわけじゃないんだ。だってそっちも普通に強そうだったからね。
でも畑に出て来るトカゲはもうトカゲじゃなくてドラゴンだよ!?
人間と同じ大きさ、でもお兄さんたち自身も身長大きいし多分二メートルぐらいだったんだ。普通に爪とかで攻撃してくるだけだったから何ともないんだけどそれとは別にもっと大きいトカゲ?が居たんだ。
それも二十、三十メートルなんてレベルの。大きい奴だと四十メートルはあったし。
いや、流石にこれも小さいトカゲと攻撃方法は同じかな?って思ってたら全然違った。
空を飛ぶし火を吐いてくる奴も居たしこれはトカゲじゃないよ!?
イノシシの方が結構あれだったからもしかしたら……なんて考えてたら的中しちゃったよ。こんなの全然嬉しくない……
まぁでもイノシシの方は雰囲気とかは置いておいてもまぁ、うん、イノシシ……イノシシ?かな?だよね?ってぐらいだったから何とか飲み込めたんだけど。全然納得もしてないけどさ。
これをイノシシと言って良いのかも全く分からないし。
でもトカゲの方はもう姿形なんて全く似ても居ないし、そもそも空を飛んだり火を噴いたり吐いたりするし。
あれはトカゲじゃなくてもうドラゴンだってば。なのに言葉がちょっとずつ話せるようになって来ていたから丁度良いやって思って、
「あれってトカゲじゃなくてどう考えてもドラゴンだよね?」
って言うニュアンスを込めて聞いてみたら皆必死になってあれはトカゲだ、って言うから
「いやでもあれってどう見てもドラゴンだよね?」
ってニュアンスでもう一回聞いてみたんだ。
でもそれでも皆は違うって言うんだけど僕はどうすればいいんだろう?
まぁそれに関しては驚きはしたけどまぁそのぐらいだった。とってもビックリしたけどね。泣いちゃったし。
まぁでも出現するとか、そう言うのは予測出来る様な物でも無いから皆に非は無いんだ。
でもその後に起こった事が更にもうぶっ飛んでいる光景だったというか、衝撃映像だったというか……
多分動画として投稿すれば大きな話題になったかもしれない。
CGだって言われてもしょうがないような光景だったんだけど。
何て言ったって槍とか剣を使うお兄さんお姉さん達がそのイノシシとトカゲ……もうドラゴンでいいや。あれどう見たってドラゴンだし。イノシシとドラゴン相手にどうしたと思う?
普通だったら逃げるとかする筈なんだ。そう、逃げる筈なんだよ?
俺だって怖くてその時抱っこして貰ってた長い紫の髪で赤い槍を持ってるお姉さんにギュってしがみ付いたんだ。
だって羊さんとかを襲い始めてたから怖かったんだよ?
でもそのお姉さんは優しく笑って頭を撫でてギュって安心させるように抱き締めると隣に居た金髪と灰色の髪のお姉ちゃんに俺を預けて普段着のセーターとジーパンから所々に鎧?を付けた全身タイツの格好になると槍をどこからか取り出したんだ。
もうこの際どうやって着替えてるとかその辺は気にしない。だって皆魔法使いなんだもん。この辺はどうやっても譲る気は無いよ。だってかっこいいし凄いもん。
で、それからどうしたのかって言うと、長い紫の髪の赤い槍のお姉さんを始めとして、同じような赤い槍を持ったお兄さんとかがずらっと勢揃いしてたんだ。
うん、正直な話この時点で何となくこの後の展開に警戒はしていたしちょっとまさかなぁ……って思った。
でも僕の事を逃がすために、ってちょっと考えたりもしたんだよ?
さっきも言ったけど普通だったら逃げる様な状況だし何人かはそそくさと僕が居る方に逃げて来たお兄さんとかお姉さんとかも居たんだ。
なのにどうしてそんなに嬉々として斬りかかりに行くのかなぁ!?
皆何処か当たり前みたいな顔で見てるけどさ、これって多分普通じゃないでしょ!?
まぁ確かに一回のジャンプでかなりの高さとか距離を飛んで行ったりするのは何度も見た事があるし今更なんだけど、今回のは次元が違った。
空中で身体を捻ったり。しかも一回転なんて生易しい物じゃなくてギュルルル!!って感じだったし槍をぶん投げたと思ったらその飛んで行った後に紅い線が残ってるし。
もう呆然とするしかなかった。
なんだか笑いながら殆ど一方的にイノシシとドラゴンを狩っている皆。
そしてそれを見て金髪のお姉さんと灰色の髪のお姉さんは僕を見て、
「「絶対にああなっちゃダメですよ(よ)」」
こう言ったんだ。
特に灰色の髪のお姉さんは念を押して色々言ってた。
「いい?アイツらの真似は絶対にするんじゃないわよ?いいわね?碌な死に方しないわよ」
とか他にも色々。
確かにその時はその通りだな、って思ったんだ。
だって帰って来た長い紫の髪の赤い槍のお姉さん、顔に血が付いてたもん。
それに他のお兄さん達はドラゴンを解体して大漁だ大漁だって嬉しそうに言ってたし。
まさかとは思うけどそのドラゴンのお肉食べるの……?
結構ドン引きだったけど食堂で父さんと母さんがそのドラゴン肉をすっごく美味しそうに食べてたから多分美味しいんだろうな。
他のお姉さんとかお兄さん達も食べてたし。
まぁそれからよくよく考えてみたら多分あれが普通なんだと思う。
だって誰も驚いてなかったし、ごく当たり前の様にしてたから。
本の内容とか教えて貰う色んな言葉だけじゃなくて世間一般の常識も身に着けなきゃ。
で、話を戻すとそんな皆が準備をしてくれた誕生日会ってなんだか方向性がぶっ飛びまくった事になったりしてそうでちょっと心配なんだよね。
いや、かなり心配。嬉しいんだけどなんかこう不安になって来るのは多分気のせいなはず。
出来れば父さんと母さんが上手い事ストッパーになって欲しいけど二人共結構こういうお祭り騒ぎ大好きだし……
でもその時になれば分かるかな?
なんだかんだで僕も楽しみにしてるし、皆がこんなにお祝いしてくれるって凄く嬉しい事だから。
二日後には僕の誕生日。
多分、いや絶対に世界で一番の誕生日になると思う。
長い紫の髪の赤い槍のお姉さん
おっぱいタイツ師匠。
普通にやべーお姉さん。
子供は未来の可能性だって言ってる。
だがしかしものすっごく良い事言ってるけどこの人に色々と期待すると地獄を見る羽目に。
だって可能性だからね。色々と教えたりするわけですよ。その教え方がどうなるかはもうお察しの通り。
やべーけどやっぱり子供は大好き。
春君の事も大好き。
春君を膝の上にのせてよく嬉しそうに楽しそうに幸せそうに笑っているのがしょっちゅう見られる。
ハグしたりスリスリしたりチューしたり。
そりゃもう以前との変わりようが凄すぎて弟子四人は驚きと恐怖が同時に襲って来たとか。
「「「「あんな顔してる師匠見た事ねぇ……やべぇな。間違い無く槍の雨が降るぞ」」」」
「ほう?そんなに扱かれたいか。ならば早速シュミレーターを使うとしよう」
「「「「あ”あ”あ”あ”ぁ”ぁ”ぁ”ぁ”!?!?!?」」」」
金髪のお姉さん
聖女。
でもお前、その胸で聖女は無理があると思うんです。しかも再臨するごとに露出が増えていくってそれどんな痴女?
田舎育ちな事もあってか子供のお世話はお手の物。
あと元々が子供好き。厳しい時はとことん厳しいけど優しい時はとことん優しくて甘い。
灰色の髪のお姉さん
聖女?いや復讐者。
なのにその影は完全に何処かへ行ってしまった。
仏頂面で世話焼きお姉ちゃんと化してしまった可哀そうな人(他にも何人かいるよ)
皆が居る前では素っ気無い態度でお世話するけど二人きりになればそりゃもうデレデレ。
「ハル~!ぎゅー!」
「あぁもうハルは可愛いわねぇ!お姉ちゃんハルの事食べちゃいたい!」
サーヴァントの皆を見て育っていくうちにそれに毒されて常識知らずな感じに春君を育てていきたい。
……ものすっごい今更だけどサーヴァントに囲まれて育つってとんでもなく教育に良いと同時に、とんでもなく教育に悪くない?
作者だけ?こんなこと考えるの。
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