〇月†日
今日は吹田と九十九 明里が新聞部を設立したいと訪ねてきた。なんでも運動部はデュエルマッスルやアクションデュエルにも関わるので外部からコーチが呼ばれたりしているが、文化系はイマイチ集まりが悪いらしい。…いや、遊戯王ってまともに部活が出てくるシーン少ないからな……。アカデミアという学校が主な舞台だったGxでもテニス部しか記憶に無いし、比較的学校関係の登場人物が多いゼアルでも華道部と漫研はあったかな……という記憶しかない。
取り敢えず新聞部の設立を許可した後、2人は部員集めを始めたのだが……新聞部を志すメンバーとして集められたメンバーがことごとく巨乳だったのは何故だろうか?そう思っていた夜に事件は起きた。それは龍野峰の実家に関して取材していた時、吹田が言い放った「使用カードも貧乳ばかりなんですね」の一言から始まった。
その現場にいた俺は龍野峰の「キョニュウ、シスベシ、ジヒハナイ」とう台詞と供に何故かタッグを組まれ、九十九 茜、吹田 集とデュエルする事になる。結果として勝利したが、龍野峰の暴走を止めるのに苦労してしまった。……俺はどちらかというとキョニュ……………キョニュウ、シスベシ、ジヒハナイ。
〇月↓日
昨日は色々とヤバかった。龍野峰の思考が闇落ちしたクラン&ピケルに伝染し、合わせて俺にも伝染していたのだ。カードを大切にという感情がなければ巨乳モンスターのカードを全て破り捨てていたかも知れないと思うと危なかった……と感じられる。下手するといつの間にかふよふよ浮いていた《赤マント青マント》も消滅していたしなぁ……。
ただ、《赤マント青マント》が連れてきた《マジシャンズ・ヴァルキリア》さんは何だったのだろうか?多分、カードを大切にという誰かから送られたのだろうと思いつつ、何処かに去って行く彼女を見送るのだった。ただ、その後モクバ校長に呼び出されてあるカードパックを7つ渡された時、なんか嫌な予感がしたのを忘れはしない。開封するのは1パックだけで残りはアバターブラックの生徒に渡す事となるらしい。ただ、パックからの感触で普通のカードでないのは分かるのだけど…と思いつつ、俺は気分を変えてデッキを1つ組んで生徒達と闘い調整を行って気分を切り替えるのだった。……いや、いきなり第四回デュエルシティのアカデミア枠で出場しろと言われてもねぇ!心の準備出来てないんですよ!
ちなみに、第2回では海馬社長が優勝し第3回はメインメンバーがアルケミスト殲滅に向かっていた為、突如現れた榊 遊勝が優勝者となったそうだ。まぁ、一応あの人元チャンピオンだもんね。遊戯達いなければ優勝するよね、うん。