グラブルキャラガチ恋勢、アルビオンに喧嘩凸   作:餅3こ

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6話

満席となった大きな闘技場で相対する、青の制服の麗人と赤の制服の美丈夫が、数多の剣戟を交わす。

 

魔法による足場作りと、魔力ブーストで可能になった、超高速立体駆動を武器に、相手の翻弄を試みる赤。

 

 

常に場を動き回っているにも関わらず、殆どの隙を見せない肉体操作術と体力。相手の隙を誘発するフェイント。時には魔法すらも織り交ぜた多彩な攻撃。それらをこなす情報処理能力と戦闘技能に、我々は驚嘆するほかない。

 

一般人であれば、瞬き1つで見失ってしまうだろう。

 

しかし、この場の人間は、ただ1人として一般人は居ない。

 

言うまでもなく、この青も例外ではない。

いや、寧ろその筆頭とも言えるべき麒麟児である。

 

残像すら見えかねない機動に対し、その足を1歩としてずらすこと無く、剣や魔法と言った、数え切れない攻撃のほぼ全てを、剣技と重心移動のみで凌ぎきっている。

 

流麗な、それでいてなお力強い剣捌きは、もはや舞と呼べるものにまで昇華しており、その領域に至るまでの鍛錬の量と質、そして何よりその者の有する才覚には、舌を巻かされる。

 

彼らは既に、学生にして、並の戦士とは一線を画すレベルにまで達している。

 

 

―――鋼と鋼がぶつかり合う、甲高い音は突如として止んだ。――――

 

 

肩口付近でカットされた、艶やかなブロンドヘアーを揺らす、2人のうち1人の青年が、「ふぅ…」と息を吐き、微笑みながら口を開く。

 

 

 

「君は最近たばかりだろう?

君の努力を軽んずる訳では無いが、いや、凄まじい才覚だな…

驕っているわけではないが、私とここまで打ち合える人間はなかなか居まい。

少しでも長く手合わせをしたい所ではあるが、後が詰まっていてな。

すまないが、次の一合を最後にさせてもらおう。」

 

向かいに立つ背の高い、茶髪の青年は息を切らしながらも無理矢理笑みを浮かべ、しっかりとした声音で返答する。

 

「分かりました。

胸を借りるつもりで、全力で行かせていただきます!」

 

 

直後、2人からは言いようもない圧力が発せられる。

 

これまでの戦いが児戯にすら思えるその圧力は、次第に色を持ち2人に絡みつき、末には実態へと収束する。

 

片や、胸の前に掲げる片手剣に纏う、強く、青く光った3本の剣。

見るものには、容易には砕けぬ強い意志と、正義を重んじる善の心を感じさせる。

圧力だけではなく、思わず頼りたくなるような剣。

 

―――それは正しく、騎士の資質。―――

 

 

 

片や、相手に切っ先を向けた剣に纏う、不気味な赤橙色に輝く朧気な螺旋状の棘。

 

鍛錬か、或いは心の強さが足りないのだろう、彼の棘からは不細工な圧力は以外は何も感じない。

 

 

それでも。と、青年は心を決め、勝ち筋の薄い相手へと一歩踏み出す。

 

 

「はああああァァァァァッ!」

 

 

対するもう1人は、嬉しそうに口角を吊り上げ、声高に叫ぶ。

 

 

「その気概やよし!

 

我が奥義、お見せしよう!!

 

【アイシクルネイルッ!!】」

 

 

 

勝負は一瞬だった。

 

 

 

(青は赤橙色をかき消し、その源すらも穿つ。

 

 

 

最後に立っていたのは、青い制服の美女、カタリナ。

 

 

 

 

そして、穿たれ、吹き飛ばされ、その先で痛みに悶え苦しむ人こそ、何を隠そう…

 

 

 

 

 

 

 

 

俺こと、スイである。)

 

 

 

 

 

 

 

「アッハハ、どうしてこうなった★」

 

 

 

 

 

最たる原因は、スイが入学を果たしてから約2ヶ月後、すなわち今から1ヶ月前まで遡る。

 

 

 

 

 

 

「スイ、次は戦術学だ。

時間もあまりない、闘技場に急ぐぞッ!」

 

「あぁ、そうだな…サンキュ。

ただなぁ…どうにも戦術学はなぁ…」

 

そうボヤきながらも、準備を済ませ、闘技場へと向かう2人。

 

「ほう?

学園きっての数学の天才も剣を振るうのは苦手と?

お前の性格上、そうは思えんがな?」

 

タイアーは茶化すように笑いかける。

 

「俺が天才であることは認めるが、学校でやる剣術やら魔法術やらは、性にあわないんだよな。」

 

「おおぅ…お前は少し謙虚さを学ぶべきだな…

…いや、それは置いておくか。

性にあわないとは言うが、今学んでいる剣術はこの学校で学べるどの流派にも通ずる、全ての根底とも言っていいものだぞ?」

 

「そうは言うがなぁ…

こう、ここで学べる流派って、全部守りに徹してる感あるじゃん?

そう言うのが多分合わねぇんだろうなぁ…」

 

「なるほど…

言うまでもないと思うが、ここは騎士養成学校だからな。

自分は満足しているが、そこは仕方ないという他ないだろうな。」

 

「どうにかならないもんかねぇ…」

 

「ふむ…時にスイ」

 

「ん?」

 

「手練の騎空士の中には、攻めを重視した、ウェポンマスターとか言う戦闘スタイルの猛者もいるらしい。

休みの日にでもアポを取って、参考にしたらどうだ?

この学校なら申請すれば斡旋くらいはしてくれよう。」

 

「へぇ、そんなのあんのか。」

(ほーん、ウェポンマスター、ねぇ…ゲームじゃ動いてねぇし、どんな動きかは知らんけど、確かにアリかもなぁ…)

 

「それすら合わないというなら、自分で戦闘スタイルを編み出すしかないだろうな。

なに、心配するな。その時は協力してやるさ。」

 

「ははっ、サンキューな。」

(俺の友人が良い奴すぎて辛い件。初めてあった時キモイとか言ってマジごめんな。)

 

という所で、闘技場に着いた。

 

どうやら2人は最後だった様で、2人を認めた教官が授業を開始する。

 

 

「全員揃ったようですね。

では、今日は皆さんに、アビリティを体感して貰います。

これは、所謂特技のようなもので、種々の系統があります。

回復、ダメージ、強化、弱体、の4系統。

皆さんの使う魔法は、回復やダメージアビリティに含まれますね。

 

さて、皆さんに体感してもらうアビリティですが、今日は、レイジと言う、戦闘において最もポピュラーなものです。

自分や仲間の身体能力を向上させ、機動力や筋力だけでなく、思考速度をも強化します。

このアビリティの練度で相手の力量をある程度把握する事ができる、とも言われますね。

 

ここまでで、なにか質問はありますか?」

 

「「「…」」」

 

「では、先ずは体感して頂きましょう。

それでは、【レイジ】」

 

教官がアビリティを発動した後、生徒らはアビリティの重要さを確認することとなる。

内から沸き起こる高揚感、それでいて通常時の数倍もハッキリしている思考に、今ならばなんでも出来そうな気がする万能感すらある。

もし今剣を振るえば、いつもの数倍の強打を見舞えることだろう。

 

 

「どうでしょうか?

みなさんにかけたものは最低練度のものです。

それでさえ、およそ1.5倍の身体能力になると言われています。

全身の筋力が1.5倍になると言うことは、その破壊力は推して測るべし。

これらがどれ程重要かは、もう言うまでもありませんね。

 

では、今日は、このレイジを習得しましょう。

そうですね…再来週のこの授業までには今の練度まで仕上げてください。

それを今学期の試験とします。

達成出来なければ、このあとに控える騎士団体験に影響すると思って頑張りましょう。

発動の手順は分かりましたね?

質問があれば、随時来てください。」

 

 

ここでいう騎士団体験とは、アルビオン士官学校と提携を組む騎士団へのインターンのように思ってもらえれば良い。

帝国騎士団、リュミエール聖騎士団、フェードラッヘ、アイルスト王国、レヴィオン王国等が有名どころで、他にも各島に点在する小さな騎士団へも体験入団が可能である。

そのまま入隊が決定したりもするので、生徒達にとっては一大行事と言ったところ。

 

 

隣にいたタイラーが、思わず呟く。

 

「これは凄まじいな…」

 

「だな、俺も知っちゃあいたが、レイジがここまでとは…」

 

(まさに予想外って感じだ。

教官の言葉から察するに、あれはレイジⅠ。

レイジⅠVまである事を考えるとめちゃくちゃだろ。

何より、1度体感して分かったが、少しの魔力消費で殆どデメリットが無いってのが何よりヤバい。)

 

 

そう、実際にヤバい。

メタい事を言うと、ゲームではレイジⅠだと15%上昇だったが、こう、ちょっとこのアビリティヤベぇ感出ないので、パーセンテージに0を1つ付け足したからである。

つまりレイジⅠVだと身体能力は4倍。

もはや異次元の域であり、実際にレイジⅠV使い同士がぶつかる事になれば、もはや怪獣バトルの様相を呈すること請け合いである。

 

 

「なぁ、スイ。

お前ならもう発動できるんじゃないか?

たしか、魔力操作得意だったよな?」

 

「あー、実際やってみてはいるんだが、どうにも上手くいかないわ。

こう、自分に属性魔法を付与する感じでやってるんだが、何か詰まってる感じがするんだよ。」

 

「なるほど、自身に魔力付与か…

っと、普通にできたぞ?

思ったより簡単だ。」

 

「は?」

 

「いや、は?って言われても…」

 

「お前、魔力操作苦手の脳筋ゴリラだったろ、なんでそんな簡単に出来てんd…」

 

 

「おぉ!できた!!」

 

「なによ!思ったより簡単じゃないの!!」

 

「は?」

 

 

「……いや、あの…うん。」

 

 

「」

 

 

 

 

などとやり取りをしているうちに、教官がやって来る。

 

「きょ、教官…ちゃうんですわぁ…

これは、ほら、イロイロありますやん…」

 

キャラがぶれている。

このブレ様、なろう系主人公もニッコリである。

 

「いえ、原因は分かっています。

スイさんは確か複数属性持ちですね?

おそらくですが、相反する属性同士が強化を打ち消しあっているのでしょう。

レイジを使うには、今以上の魔力操作技術が必要になるのかと。」

 

「ふむ、なるほど。

まぁ、良かったじゃないか、スイ。

いずれは魔力操作術を鍛えるんだ。

今鍛えておいても結果は変わるまい。」

 

「そりゃあそうなんだが…

教官、俺は他とは状況が違いますよね?

複数属性持ちで、レイジが使いづらい。

だから、魔力操作術から鍛えなきゃいけないと。

…俺が言いたいこと、分かります?」

 

「えぇ、もちろんです。」

 

教官は笑みを浮かべ、次の言葉を口にする。

 

「私から言えることは、例外は無いと言うこと。

それだけです。」

 

「ははっ、すみません、最近耳の調子が悪くてですね。

魔力が詰まってるのかな?

もう一度お願いします。」

 

「それは深刻ですね。

早急に魔力操作術を鍛えなければ。

何せ試験は再来週なんですから。」

 

「ははっ、すみません、最近耳の調子が「もういいッ!行くぞ!!付き合ってやるから、早く習得しろ!」…教官、失礼します。」

 

 

「えぇ、頑張ってくださいね。」(ニッコリ)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この後、なんやかんやあってレイジ習得したけど、複数属性持ちって事もあって、部位強化みたいなのが出来るようになって、それが結果レイジXみたいな感じになっていく的な。

こう、説明するなら、はじめは足に雷魔力付与してすっごい素早くなって、体に水魔力付与して活性効果得たり、目に光魔力付与して遠く見れたりして、そっから複属性魔力付与でこう、すっげぇレイジみたいな。

 

でも、それによって慢心するようになって、学校側から危険だなって思われて、学期末にある校内交流戦でカタリナと当たる様に工作されて、結果シバかれたよっていうね。

 

昨日思いついた騎士団体験の妄想が止まらなくて、このへんだいぶ雑だけどしかたないですよね?

だってさ、ロリ騎士団長をぺろぺろしたりさ、フェードラッヘ組と友達になったりさ、ヘルエスお姉さんの鎧の剥ぎ取ったりしたいじゃん?分かるでしょ?仕方ないですよね?

うん。仕方ない。

交流戦のくだりって言うかちゃんと書けよksって言うなら書きます。

 

 

 

ところで昨日はハロウィンでしたね。

コスプレをした同年代の女の子たちが何匹も街を跋扈していました。

最近は、セクハラ等が怖いので、眼福とは言いませんが、あの瞬間だけは僕の視力は4倍になっていたに違いありません。

帰宅する時に、マリオのコスプレをしたカップルに、街の信号でぶつかりそうになって、避けようと思ったんですが、同じ方向に避けてしまって、それを3回ほど繰り返してしまったんですね。

男の方は、なかなか精巧に作られた亀の甲羅(こ『うら』)を背負っていて、女の方は赤いオーバーオールでしたね。

自分は相手の『裏』の『裏』の『裏』を読んで、右、左、左と躱したのですが、結局全部ぶつかりそうになりました。

僕とカップルは笑いあって、最後は僕が道を譲る形で終わったんですが、そのカップルが、「すごい偶然だったねー笑」「そうだねー!」と言った感じで会話しているんです。

折角のデートでのちょっとした不幸さえも、笑い合えるネタにできる2人。

いやぁ、『羨』ましいですね。

僕は家に帰ってこれを書いていました。

正直泣きそうです。

 

 

 

つまりですね、何が言いたいかと言うと、

こんな僕に、書けよksなんて、言えませんよね?

ご愛読頂き、ありがとうございました。

 

本当に、飽きたら辞める予定なので、悪しからず。

辞める事になったら、今までしてきた妄想を吐き出して辞めることにします。




なう(2019/11/01 00:13:35)
今書き終わって投稿しようとしたんですが、スマートフォンをおっことしまして、親の顔より見てきたスマホの液晶が割れました。
これはもう、親の顔を傷つけたのと変わりありません。

僕の心象はスマホの液晶を凌駕するほどボロボロですので、しばらく投稿しません。
これは、久しぶりに休みが取れたから、彼女と一緒に旅行にでも行こうかな、とか、そういう訳ではありません。
だいいち、僕の彼女はスマートフォンの中です。
つまり彼女も死にました。
僕は後を追うつもりはありませんが、今日の夜のお供はどうしようかな、と思っています。
今、自分は酔っているので、割とめちゃくちゃなことを言っているかもしれません。
もしも明日、マズイな。と思ったら消します。
おやすみなさい。
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