我が神を讃えよ!   作:AZAZERU

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11話 理解できない

 メルドがハジメのステータスプレートを見て、呆気に取られてますね。あ、プレートに異常がないことが分かって自分の正気を疑いだした……後に物凄く微妙な顔でハジメにプレートを返ました。

 

 

「ああ、その、なんだ。錬成師というのは、まぁ、言ってみれば鍛治職のことだ。鍛冶するときに便利だとか……。」

 

 

 ほう。ハジメはそこら辺得意ですから凄いものを作りそうですね。例えば近代兵器とか。もっと言えばファンネルみたいなSF系。

 まあステータスが低いので長時間弄れないかもしれませんが、別に問題は無いですね。ハジメはその辺のペース配分は得意ですからね。

 

 

「おいおい、南雲。もしかしてお前、非戦系か? 鍛治職でどうやって戦うんだよ? メルドさん、その錬成師って珍しいんっすか?」

 

 

 檜山大介(アホ)が絡んで来ました。此奴はこんな時まで絡んで来るなんて、やはり頭がどうにかしているのではないのでしょうか?全く持って理解できませんね。ちなみに勇者(笑)も頭がどうにかしている判定です。

 

 

「……いや、鍛治職の十人に一人は持っている。国お抱えの職人は全員持っているな」

 

「おいおい、南雲~。お前、そんなんで戦えるわけ?」

 

 

 やはり現実を認識していないのではないでしょうか?こういう奴が勝手な行動をして危機的状況を招くんですよねぇ。ちなみに勇者(笑)も(略

 

 

「さぁ、やってみないと分からないかな」

 

「じゃあさ、ちょっとステータス見せてみろよ。天職がショボイ分ステータスは高いんだよなぁ~?」

 

 

 そんなことを考えていたらアホが余計ウザイ絡みをしていました。周りの男子達はニヤついて止めませんね。

 まあハジメならこの程度普通に流すでしょう。度がすぎる様なら……毒で下痢にしてやろう。

 

 ハジメは投げやり気味にプレートをアホに渡しました。

 

 アホはハジメのプレートの内容を見て、爆笑しましたね。その後取り巻き(斎藤達)に投げ渡し内容を見た他の連中も爆笑なり失笑なりをしていく。

 

 

「ぶっはははっ~、なんだこれ! 完全に一般人じゃねぇか!」

 

「ぎゃははは~、むしろ平均が10なんだから、場合によっちゃその辺の子供より弱いかもな~」

 

「ヒァハハハ~、無理無理! 直ぐ死ぬってコイツ! 肉壁にもならねぇよ!」

 

 

 次々と笑い出す生徒に白崎さんがが憤然と動き出します。しかし、その前にウガーと怒りの声を発する人が。愛子先生ですね。

 

 

「こらー! 何を笑っているんですか! 仲間を笑うなんて先生許しませんよ! ええ、先生は絶対許しません! 早くプレートを南雲君に返しなさい!」

 

 

 小さな体で精一杯怒りを表現する愛子先生。その姿に毒気を抜かれたのかプレートをハジメに返してきました。。

 

 愛子先生はハジメに向き直ると励はげますように肩を叩いた。

 

 

「南雲君、気にすることはありませんよ! 先生だって非戦系? とかいう天職ですし、ステータスだってほとんど平均です。南雲君は一人じゃありませんからね!」

 

 

 そう言って「ほらっ」と愛子先生はハジメに自分のステータスを見せた。

 

 

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畑山愛子 25歳 女 レベル:1

天職:作農師

筋力:5

体力:10

耐性:10

敏捷:5

魔力:100

魔耐:10

技能:土壌管理・土壌回復・範囲耕作・成長促進・品種改良・植物系鑑定・肥料生成・混在育成・自動収穫・発酵操作・範囲温度調整・農場結界・豊穣天雨・言語理解

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 明らかにトドメを刺しに来てますねコレ。

 流石のハジメも死んだ魚のような目をして遠くを見だした。

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