メルドがハジメのステータスプレートを見て、呆気に取られてますね。あ、プレートに異常がないことが分かって自分の正気を疑いだした……後に物凄く微妙な顔でハジメにプレートを返ました。
「ああ、その、なんだ。錬成師というのは、まぁ、言ってみれば鍛治職のことだ。鍛冶するときに便利だとか……。」
ほう。ハジメはそこら辺得意ですから凄いものを作りそうですね。例えば近代兵器とか。もっと言えばファンネルみたいなSF系。
まあステータスが低いので長時間弄れないかもしれませんが、別に問題は無いですね。ハジメはその辺のペース配分は得意ですからね。
「おいおい、南雲。もしかしてお前、非戦系か? 鍛治職でどうやって戦うんだよ? メルドさん、その錬成師って珍しいんっすか?」
「……いや、鍛治職の十人に一人は持っている。国お抱えの職人は全員持っているな」
「おいおい、南雲~。お前、そんなんで戦えるわけ?」
やはり現実を認識していないのではないでしょうか?こういう奴が勝手な行動をして危機的状況を招くんですよねぇ。ちなみに勇者(笑)も(略
「さぁ、やってみないと分からないかな」
「じゃあさ、ちょっとステータス見せてみろよ。天職がショボイ分ステータスは高いんだよなぁ~?」
そんなことを考えていたらアホが余計ウザイ絡みをしていました。周りの男子達はニヤついて止めませんね。
まあハジメならこの程度普通に流すでしょう。度がすぎる様なら……毒で下痢にしてやろう。
ハジメは投げやり気味にプレートをアホに渡しました。
アホはハジメのプレートの内容を見て、爆笑しましたね。その後
「ぶっはははっ~、なんだこれ! 完全に一般人じゃねぇか!」
「ぎゃははは~、むしろ平均が10なんだから、場合によっちゃその辺の子供より弱いかもな~」
「ヒァハハハ~、無理無理! 直ぐ死ぬってコイツ! 肉壁にもならねぇよ!」
次々と笑い出す生徒に白崎さんがが憤然と動き出します。しかし、その前にウガーと怒りの声を発する人が。愛子先生ですね。
「こらー! 何を笑っているんですか! 仲間を笑うなんて先生許しませんよ! ええ、先生は絶対許しません! 早くプレートを南雲君に返しなさい!」
小さな体で精一杯怒りを表現する愛子先生。その姿に毒気を抜かれたのかプレートをハジメに返してきました。。
愛子先生はハジメに向き直ると励はげますように肩を叩いた。
「南雲君、気にすることはありませんよ! 先生だって非戦系? とかいう天職ですし、ステータスだってほとんど平均です。南雲君は一人じゃありませんからね!」
そう言って「ほらっ」と愛子先生はハジメに自分のステータスを見せた。
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畑山愛子 25歳 女 レベル:1
天職:作農師
筋力:5
体力:10
耐性:10
敏捷:5
魔力:100
魔耐:10
技能:土壌管理・土壌回復・範囲耕作・成長促進・品種改良・植物系鑑定・肥料生成・混在育成・自動収穫・発酵操作・範囲温度調整・農場結界・豊穣天雨・言語理解
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明らかにトドメを刺しに来てますねコレ。
流石のハジメも死んだ魚のような目をして遠くを見だした。