ヒロイン 恋愛集 ヤンデレ多め   作:黒猫黒

23 / 47
やっと契約

リハビリ2


契約 蒼星石 翠星石

「おはよう、ごめんね随分と待たせたかな」

 

「「!」」

 

二人揃ってソファーに座り朝のテレビを見ていた蒼星石と翠星石に声をかけると、二人揃ってビクンッと肩が跳ねた。

 

「驚かせたかな?すまないね」

 

「そっそんな事無いです!ただ、肩を動かしたタイミングが同じだっただけですぅ」

 

「えっと、お、おはようございますマ、マスター?」

 

「おはようです」

 

「まだ契約して無いから、正式なマスターでは無いんだけどね」

 

「あっ…そうですよね、僕舞い上がってしまって…」

 

「蒼星石…大丈夫ですよマスターは、優しい人ですから。きっと酷い事は…」

 

落ち込みを見せる蒼星石と慰める翠星石に話を正す

 

「まだ、だよ契約はするよ。昨日ちゃんと約束したからね」

 

「マスター!」

 

抱き付いてきた翠星石と、翠星石に手を引かれて近付いてきた蒼星石

翠星石の影でもじもじしている蒼星石は、それだけではなく何処かソワソワとしてもいる。

きっと契約が待ちきれないのかも知れない、契約無しでは力が出し切れないからその為か

 

「マスターそう言えば水銀燈はどうしました?昨日は少し…その悪い事をしてしまいましたし。翠星石も蒼星石も謝りたいんですぅ」

 

「僕のせいで水銀燈の気分を害したのなら、ちゃんと謝りたいですから」

 

「それなら大丈夫だよ、今朝は何時も通りnのフィールドに出掛けて行ったよ。二人には遠回しに気にするなって言ってたよ」

 

・・・・・・・・・・・・・・

 

水銀燈は基本的に素直じゃ無いが、思いやる気持ちが無い訳では無い。

一晩たって落ち着いたのか寝起きには赤い顔をして、大急ぎでnのフィールドに出掛けて行った。

「契約に耐えられるのなら好きにすれば良いわ、あんな小物の事なんて気にも止めていないわ」

らしく分かりにくいが許してくれたらしい。

最後には

「私が一番大切なのよね」

「勿論一番大切で大好きなのは、水銀燈だよ」

と言う会話もあったが

あれ?顔が赤くなったのはこの後だった様な?

 

・・・・・・・・・・・・・・

 

「あの水銀燈が赤く?」

 

「変われば変わるものだね」

 

「そんなに言われる程普段と違うの?家に来た時からこんな感じだったけど」

 

蒼星石と翠星石が顔を見合わせて、渋い顔をする

 

「僕達の口からはとても言えませんよ、告げ口は良くありませんからね」

 

「そっか」

 

「ところでマスター急かす様ですが契約は…」

 

もじもじと蒼星石が話し出す

 

「そうだね、忘れないうちに契約をしてしまおうか」

 

「!はいっ」

 

すっと差し出された指輪にキスをすると、光が集まり弾ける、そしてまたも私の指輪が成長する

 

「マスター!」

 

蒼星石がぎゅっと抱き付いて来る

 

「マスター、マスターこれでやっと正式にマスターと呼べますね。僕とっても嬉しいです」

 

蒼星石はえへへと嬉しそうに笑う

 

「良かったですね蒼星石、まあ翠星石はこうなるって分かってたですけど」

 

見栄をはる翠星石も自分の事の様に嬉しそうに笑い、感情そのままに抱き付いて来た。

 

「これからもよろしくお願いしますね、マスター!

これからは影だけじゃなく、何処からでもお守りしますからね!」

 

「影から…?」

 

マスターが不思議そうに顎に手を当て、首を傾げて考える

 

「マスターそんな事より、蒼星石と契約をしたお祝いをしませんと。

是非ともパーティーをしたいですぅ」

 

話題を変えるために翠星石が焦ってちがう話題を振る

 

「そうだね、僕もマスターに料理を作って上げたいよ

それには先ず、材料の確認だね」

 

蒼星石がキッチンまで、走っていく

 

「マスター、翠星石は蒼星石とまた一緒に暮らせて幸せですぅ

本当にマスターには感謝しかないです。

本当に本当にありがとうございます、マスター」

 

腕の中から小さな両手が伸びて来て、頬に添えられる

そのまま翠星石の顔が近付いてくる。

 

「マスター大好きですぅ」

 

チュッと頬にキスをされると、そのまま翠星石もキッチンの方に走って行った。

 

「蒼星石」

 

「はいっマスター、何かご用ですか?」

 

「蒼星石のマスターとしてもこれから精進するから、見放されない様に頑張っていくよ」

 

「そっそんな、僕が見放される事が有っても、マスターを見放すなんて有り得ません」

 

「それじゃあ私の事を宜しくね」

 

「はいっ!何に変えても守り抜きますから!」

 

今度は私から蒼星石にキスをする、すると蒼星石は赤い顔でキッチンに逃げて行った。

そう言う所も双子で似ているのかと思った。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

「うぅ、ほとんど役にたてなかったですぅ」

 

「よしよし」

 

結局料理の途中からは、蒼星石が一人で作ってしまったらしく、翠星石がソファーでしょげていた。

それをキッチンから見ていた蒼星石が、何かを思い付いたらしい。

 

「翠星石、配膳をお願いできるかな?」

 

「それならまかせろですぅ、完璧に配膳をしてマスターと蒼星石をビックリさせてやりますよ!」

 

「頼んだよ翠星石」

 

「べっ別にマスターの為じゃ…でっでも上手く配膳出来たら褒めてくれますか?」

 

「勿論だよ」

 

「がんばるですぅ!」

 

翠星石と入れ違いに蒼星石がソファーに向かいの座る

 

「蒼星石もありがとう」

 

「そんなマスターの役に立てたのなら、僕も嬉しいです」

 

「二人とも見るですこの完璧な配膳を!」

 

翠星石の声に振り向くと確かに言うとおり、完璧に配膳がしてあった。

蒼星石と二人で目の前に座る翠星石を目一杯褒める

 

「翠星石、蒼星石ありがとう二人のお陰で美味しいご飯が食べられるよ」

 

二人の頭を撫でると二人とも顔を赤かくする

 

「マスター冷めない内に食べるです、せっかくの蒼星石のご飯が台無しになるですぅ」

 

「そうだね、それじゃあ皆揃って…」

 

「「「頂きます」」」

 

パンっと手を合わせる小ぎみ良い音が3つ、部屋に響いた




水銀燈 自分が一番ならば良し

翠星石 蒼星石と二人で同じマスターと契約出来て幸せ

蒼星石 マスター大好き、影から見守るのも大好き

マスター 事なかれ主義、ぼんやりとひびを過ごしている

好きな作品

  • アイドルマスター
  • ToLoveる
  • ローゼンメイデン
  • ひだまり×スケッチ
  • その他
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。