エスターが幸せになる話を書きたかった、エスターすごい好き
エスター 合法ロリBBA
主人公 ジョナサン 通称ジョン 事故で視力をほとんど失う、手術すれば視力は戻る
今回もまた駄目だった、施設から引き取ってくれた時は今度こそ幸せになれると思ったのに…
結局皆一緒、邪魔者共を始末して二人きりになったのに妻は何処だ子供は何処だ…そればかりで私を見てくれない。
挙げ句の果てには君はまだ子供だの、そんな目で見れないだの…私は大人よ!立派なレディだわ!
どれだけお化粧をしても、ドレスを着ても誰も本当の私に気付いてくれない。
私は大人として、対等な相手として扱って欲しい、子供のまま成長しない体が憎い。
でもどうする事も出来ない、だからまた探すの…私だけを愛してくれる誰かを、大人として愛してくれる誰かを。
今度はどの孤児院にしようかしら?
ベンチに座って悩んでいると誰かが私の足にぶつかった、相手を見ると帽子を深く被り、サングラスをかけた男性が立っていた。
「ああごめんなさい、ぶつかってしまいましたね。怪我は無いですか?」
私に謝罪しながらも目線が可笑しい、全く検討違いの方向を向いている
「大丈夫よ、怪我は無いわ」
男はあからさまにほっとしている
「良かった、レディに怪我をさせる事にならなくて」
嫌みだろうか?私を見てレディなんて…
「貴方は私がレディに見えるの?」
「?どう言う意味ですか?私は貴女の落ち着いた話し方や、声を聞いてレディだと思ったのですが…」
「話し方?」
私の姿じゃなくて話し方?一体どういう事?
不思議に思っていると
「実は私は…目が見えていないんです」
男は手探りでベンチに座ると、帽子とサングラスを取った、その顔には目を覆う様に包帯が巻かれていた。
「もう少しで手術を受けられるのですが、今は光を感じる程度しか分からないんです」
「そう…」
ふと思い付いた、目の見えないこの男なら私を愛してくれるかもしれない、身長が低いと言って何とか誤魔化せるかもしれない。
「貴方、目が見え無いのなら、杖を使わないの?」
「それが運の悪い事に、さっき盗まれてしまってね…それで貴女にぶつかってしたったんだ。本当に申し訳無い」
この男は酷くお人好しの様だ、取り入るのもきっと簡単に違いない、それなら…
「杖が無くて家まで帰れるの?」
「何とかタクシーでも捕まえられたらと、思ってね」
「そんなの危ないわ、私が送って行ってあげる」
「ぶつかった僕が悪いのに、送って貰うなんて出来ないよ」
「良いのよ、私丁度お散歩の途中だったの。だからたまには、違う道を通るのも悪くないと思わない?」
「そこまで言ってくれるのなら…お願いしても良いかな?」
思った通りこの男は取り入り易い、このまま家に入り込めば後は懐柔していくだけ
「勿論よ、ほら私の手を掴んで?」
「ありがとう助かるよ」
笑った男の顔にドキッとした、久しぶりに感じた素直なときめきだった。
この男とならもしかして…
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
それからは全てが順調だった。
思った通り男はすぐに私を信用した、介護士の資格を持っている仕事を探していると言えば、私を住み込みのヘルパーとして雇ってくれた。
予想外だったのは、男が私を何処までも丁寧に扱う事だった。
何処かのお姫様の相手でもしているかの様だ。
初めは馬鹿にされているのかと思ったが、この男は誰に対しても丁寧だった。
そして何よりも私を対等に扱ってくれる、大人として尊重してくれる。
私は望んでいた大人としての対応に喜んだ、満足な筈だった…でも私の心は違う物を求め始めた。
彼だ、彼に本当に愛されたいと思った。
その為には彼に手術を受けさせなければいけない。
彼は目の見えない状況で誰かを好きになれば、相手に迷惑をかけると言っていた、そのせいで私を求めてくれない。
誰とも恋愛出来ないとも言っていた、何とかここまでは聞き出せた。
彼に手術を受けさせる…彼が恋愛を躊躇する理由は無くなる、でも…彼に私の姿を見られてしまう、この成長しない醜い子供の様な姿を。
目の見えないままなら今の生活を続けられる、このまま彼を騙して私の手元に置く事が出来る
でも…彼に愛されたいと思ってしまった、一度気付いてしまうと、想いは日に日に強くなり抑えられなくなる。
答えの出せないまま、日々時間だけが過ぎてしまう。
…………………………………………
「何か悩み事かい?」
「何故そう思うの?」
「この頃の君は、少し様子が可笑しいからね」
「わかるの?」
「一緒に暮らしているんだ、その位は分かるよ」
「ジョン…」
今までの家族は見えていても誰一人気が付かなかったのに、見えなくてもジョンだけは気付いてくれた…
日々の何気ない事も愛しく思う、もう誤魔化さずに手術を受けさせるべきなのかも…
「ジョン貴方は、もし目が見えたら何がしたい?」
「目が見えたら…そうだね、君が見たいかな」
私が見たい?もしかして彼に疑われているのだろうか、完璧に献身的な女性として振る舞って来たつもりだ…途中からは本心からの行動だったけど
何処か可笑しかったのだろうか、やっぱり私では大人になれないのか…
心が深く沈んで行く、彼に出会ってからは感じていなかった、暗く冷たい感情。
彼も本心では私の事を…
思わず彼の首に手をかけようとしたが、再び彼が話し出す
「君の事を知りたいんだ」
「…私を?」
「何時も僕の一番側に居てくれて、支えてくれる君と、目を見て話してみたいんだ」
「私もよ」
首に伸ばした手を彼の頬にあてる、彼は私の手を握ってくれた
彼ならば私を見ても否定しないかもしれない、受け入れてくれるかも
…もしも拒絶された時は…その時は…彼を殺して私も一緒に死のう、そうすれば彼は私から離れて行かない。
「ねぇ話があるの、貴方の手術についてよ」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
彼の手術は上手く行った、経過も順調でもう包帯を外してもいいと医者に言われた。
彼は今日初めて私を見る、今日が私と彼の最後の日にならない事を祈ろう
病室の扉をノックする
「ジョン様子はどう?」
「エスター、すごく良いよ」
私の声に反応して優しく笑う、目が見えてしまうとこの幸せも消えてしまうのかと思うと恐ろしい。
いっその事、今までの奴らみたいに殺してしまえたら楽なのに。
「包帯を外す許可がでたわ」
「本当かい!」
「ええ、私が外してあげる」
ポケットにナイフを隠し彼に近づく、彼の瞳に少しでも嫌悪の色が浮かんだら一緒に死のう
「ありがとう」
「じっとしてて」
ゆっくりと丁寧に包帯を外す
彼の顔が見える、震えた瞼がゆっくりと開かれた
初めて見る彼の瞳はブルーで、とても綺麗
「…エスター?」
「ええ」
見えにくいのか何度も瞬きをした後、私を瞳に捉えた
「君がエスター…」
がっかりしたのか彼の瞳が伏せられた、…ああやっぱり受け入れて貰えない。
ポケットのナイフを掴んで引き抜こうと…
「思った通り綺麗だね」
「え?」
再び私に向けられた瞳には、喜びの色と涙が浮かんでいる
「見えない間ずっと想像してたんだ。でも想像よりもずっとずっと綺麗だ」
「ジョナサン…!」
私は彼に抱き付いた、優しく抱き締める腕にすがり付く。
まさか本当に受け入れて貰えるなんて、自然と涙が溢れる。
「私はこんな見た目なのに…受け入れてくれるの?」
「エスターはどんな見た目でも、エスターだよ」
「…本当に?」
「それにエスターの見た目も僕は好きだよ」
見た目事受け入れて貰えるなんて…今まで何人も殺して、何年も探してやっと巡り会えた。
私はずっと彼を探していたのかもしれない。
「それにね、エスターが小柄な事は気が付いていたんだ」
「気が付いて…?私はずっと隠してきたのに」
「隠したがっている様だから、言わなかったんだ。君の嫌がる事はしたく無いからね。」
隠し事がばれていたのは悔しいけれど、彼に理解されているのは嬉しい。
「それにね、初めから分かっていたよ。出会った時に手を握ってくれたでしょ?その時に小さな手だと思ってね」
「初めから分かっていて、一緒に居てくれたの?」
「実は僕、君に一目惚れしていたんだ」
「嘘…だって見えてもいないのに」
彼は照れたように目を背けた
「君の声を聞いた時に、素敵だと思って。
落ち着いている様でいて何処か冷たくて、でもその中の寂しさや悲しみを感じて、僕が一緒に居たいと思ったんだ」
ああ…本当に最初から全てばれていたのか、私の心の奥に隠していた感情さえも
「エスター僕と結婚してくれますか?これからは夫婦として、二人で生きて行きたい」
「はい勿論、愛しているわジョナサン」
「僕も愛しているよエスター」
二人で額をくっ付け笑いあう、こんな夢の様な事がおこるなんて、彼に出会えて良かった。
これからの未来は幸せなものになる、してみせる。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「ふぅっ…こんなものね」
ゴミ掃除を終えて家に帰る
ジョナサンの目が見える様になってから、邪魔なゴミが増えた。
彼の素顔が分かった途端、目の色を変えた女達がジョナサンに群がる、確かに綺麗な顔をしているが彼の魅力は顔じゃ無い、今迄彼を見ようともしなかったくせに図々しい。
片付けても片付けても次から次に沸いてくる、もうゴミを埋めるのも場所に困る程
「お帰りエスター、少し疲れたのかい?」
「ええゴミが多くて、困っちゃうわ」
「本当に綺麗好きだね」
「一つも許せないの」
「僕がご飯を作るから、お風呂で休んでおいで」
「ありがとう」
ジョナサンは何も知らない。
二人の幸せは私が守る、誰にも邪魔はさせない
袖に着いた血を綺麗に洗い流してしまわないと、まったく本当に迷惑なゴミだわ
主人公からの一目惚れ、一聞き惚れ
ロリコンな訳では無く、エスターならどんな見た目でも好き、愛せる
嫌がる事はしたく無いので、エスターの過去は知らない
言われたら黙って受け入れる
主人公も少し可笑しい
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