ヒロイン 恋愛集 ヤンデレ多め   作:黒猫黒

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アッシュアームズ大好きです

はっちゃん推し

レオパルドのクリスマススキンの話

代理人=エージェント


泥棒猫 レオパルド アハトアハト

「代理人、代理人」

 

通路を歩いていると後ろから小さな声の覚束無い発音で声を掛けられた

振り向くとやはりそこにはレオパルドの姿が、しかし何時もと衣装が違う

視線を合わせる為にしゃがみこみ返事をする

 

「レオパルドどうした?」

 

「わたし、違う」

 

頭にクエスチョンマークが浮かぶ、違うとは一体何の事だ

 

「わたし、盗み食いしてない、真犯人、ニート砲」

 

あぁ、今朝クリスマスケーキが誰かに盗み食いされたらしく少し騒ぎになっていた、それの事か

 

「代理人、信じて?」

 

「うーん…信じたいのは山々なんだけどねぇ」

 

「酷い、代理人、信じてくれない?レオパルド、嫌いになった…?」

 

「そうじゃなくてね、レオパルドの頬にチョコレートがくっついているんだよ」

 

ハンカチを取り出しレオパルドの頬を拭ってやると、其処にはベッタリとチョコレートクリームがついていた

 

「あっあぅ」

 

「ほら綺麗になったよ」

 

「ありがとう、代理人、…ごめんなさい」

 

「うん、ちゃんと謝罪を受け取ったよ」

 

俯きながら謝罪をするレオパルドの頭を撫でる、すると涙の滲んだ瞳が此方を向いた

 

「ちゃんと謝れて偉いよレオパルド」

 

「あっ代理人、好き、もっと撫でて」

 

頭を撫でる手のひらに背伸びをして自分から頭をくっ付けてくる。

その可愛さに暫く頭を撫でていると、怒りの形相のアハトアハトがやって来た。

 

「レオパルド…ハっちゃん盗み食いなんかしない、代理人にまでハっちゃんが盗んだって言ったの?」

 

「うぅ」

 

レオパルドが私の後ろに隠れてアハトアハトを見ている、その反応が火に油を注いだのか更に怒り出した

 

「代理人…ハっちゃん盗み食いしてない信じてくれる?」

 

「勿論信じてるよ、さっきレオパルドから盗み食いの謝罪を受けたからね」

 

「そう…」

 

少し嬉しそうなアハトアハトを見て、レオパルドは私の後ろから出て来て謝罪をした

 

「アハトアハト、ごめんなさい」

 

「むぅ謝られると怒れない…許すしかなくなる、ズルい」

 

「アハトアハトも良い子だね」

 

アハトアハトの頭も撫でると何故か不服そうにそっぽを向かれた…頭を撫でる手は止めないように小さな手で押さえられているが

 

「アハトアハト?どうした?」

 

「むー…」

 

「なんだ?私が何かしてしまったのかな?」

 

「代理人…ハっちゃんって呼んでって何回言わせるの、ハっちゃん怒る、悲しくて泣いちゃう」

 

そう言えば前から、いや出会った時からハっちゃんと呼んでと言っていた。

1人だけに馴れ馴れしくするのも悪いと思っていたが、もう皆仲が良いので許されるだろう。

 

「ごめんねハっちゃん」

 

「ん…許す」

 

僅かに表情が柔らかくなったハっちゃんは、きっとこれが笑っている顔なのだろう。

 

「代理人覚えていて、ハっちゃんは何時も代理人を信じてる、だから…」

 

「私も、何時もハっちゃんを信じているよ」

 

「えへへ」

 

ハっちゃんが私の足にぎゅっと抱きつき、嬉しそうに顔を擦り付けている

それを見ていたレオパルドが、私とハっちゃんを引き離そうとしだした。

 

「アハトアハト、駄目、代理人、レオパルドの!」

 

「違うハっちゃんの、ハっちゃんは嘘を吐かない誠実。代理人も安心、ハっちゃんの方が良い」

 

「うー!駄目!」

 

レオパルドがハっちゃんを引っ張るが、ハっちゃんはびくともしない。

さすがアハトアハト強い、レオパルドは引き離すのを諦めたのか私の方に向いた。

 

「代理人…レオパルド、ぎゅっと…して?」

 

レオパルドは此方に向かって両手を広げているが、生憎とハっちゃんが離してくれない

考えた結果こうする事にした

片手でレオパルドを手招き抱き締める。

 

「おいでレオパルド」

 

「代理人!」

 

パァッと明るい笑顔で抱き付いて来るレオパルドは、まるで猫の様にしなやかな動きだった。

 

片手にレオパルド片手にハっちゃん、まさに両手に花

 

「代理人、近く、嬉しい、レオパルド幸せ」

 

「ハっちゃんは代理人と二人きりが良かったけど…仕方ない、代理人のハっちゃんは良い子だもん」

 

「二人とも仲良くしてくれると、代理人は嬉しいな」

 

仲間内での喧嘩は見ていて悲しくなってしまう、外で戦っているのだ基地内位は争わないで欲しい。

レオパルドは私の話を聞いてこくんと一つ頷き、ハっちゃんの手を握った。

 

「レオパルド、代理人の望み、叶える、代理人幸せ?」

 

「勿論皆が仲良しだと、私も幸せだよ」

 

「レオパルド、幸せ!」

 

ぎゅうぎゅうと抱き締めてくるレオパルドは満面の笑みを浮かべている、本当に素直な性格だ

それを見ていたハっちゃんもぎゅっと力を込めて来た。

 

「ハっちゃんも幸せに出来る、代理人も代理人の幸せも…ハっちゃんが守る」

 

「ありがとうハっちゃん」

 

ハっちゃんはレオパルドに声を掛る

 

「レオパルド謝りに行って、皆が我慢してたのに、1人だけ盗み食いしちゃったんだもん」

 

「うぅー…怒られる、嫌」

 

途端にしょんぼりとしだすレオパルドにハっちゃんはやれやれと言葉を続ける。

 

「ハっちゃんが一緒に行ってあげる、代理人が仲良くって言ってたから」

 

「本当!」

 

「ハっちゃん嘘吐かない、謝りに行ってから又、代理人に甘えに行けば良い」

 

「分かった、早く行く!」

 

レオパルドが私から離れてハっちゃんを引っ張る、今度は簡単に私から離れた。

 

私から離されたハっちゃんは、レオパルドに急かすように手を引かれながらもクルリと振り返った。

 

「代理人行ってきます、ハっちゃんは動くのは嫌いだけど…代理人のためなら頑張れるから」

 

「早く、早く!」

 

「分かった、早く行こう」

 

レオパルドに手を引かれハっちゃんは、そのまま手を繋いで走っていった。

 

小さな二人が仲良くしているのは見ていて微笑ましくなる、戦闘中は頼りになる二人も今はまるで普通の女の子の様だった。




クーデレハっちゃん
レオパルドは本能のままに甘えて来そう

苗木が余る余る

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