ヒロイン 恋愛集 ヤンデレ多め   作:黒猫黒

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オリジナル要素有り

リト女体化

ヤミちゃんの元になった遺伝子はティアーユがベースで、主人公の遺伝子を混ぜている

主人公

合成材料として有能な宇宙人
マテリアル星人
他の宇宙人に狙われているので、デビルーク星人達に星ごと守って貰っている
全身トランス能力を使える
名前はマテリアルのアル君
見た目は水色の髪の毛に赤い瞳、種族全員同じ色


ヤミちゃんにお父様と呼ばれたい人生だった


ToLoveる
たい焼き 金色の闇


今日はとても天気が良い、暑すぎず寒すぎずポカポカでとっても気持ちが良い、こんな日はこうやって公園のベンチに座ってのんびりするのが一番だ。

 

「お父様、行きますよ」

 

いきなり体がベンチから宙に持ち上げられた、普通なら驚くが僕は驚かない、もう慣れてしまった。

 

金色の髪の毛が手の様な形になり僕を掴んでいる。一見乱暴な扱いに見えるけれど、怪我をしないように優しく包まれている。

 

僕は、こんなことを仕出かした犯人に話し掛ける。

 

「ヤミ、ちょっと恥ずかしい。

良ければ降ろして欲しいんだけど」

 

犯人はヤミしか居ない。

 

「降ろすのは却下します。この体制が恥ずかしいのなら、私は抱っこでも構いませんよ」

 

「このままでお願いします」

 

女の子に抱っこされるのはもっと恥ずかしい。

 

僕の体は今はヤミと同じくらいの大きさになっている、理由は小さい方がエネルギーを消費しないから。

 

大きくなると疲れるので、ほとんど何時も小さい姿で居る。

 

「これから何処に行くの?」

 

「新しくたい焼き屋さんが出来たので、二人で食べに行きましょう」

 

「もしかして、お店までこのままで行くつもり?」

 

「勿論です」

 

「自分で歩くから離して、流石に恥ずかしいよ」

 

ヤミはむーっと唸っている、そんなに悩むような事か?

 

「離したら、逃げてしまいませんか?」

 

「大丈夫だよ、逃げないから」

 

「…分かりました」

 

ゆっくりと降ろされて地面に足が着く、一安心だ。

ヤミに手を繋がれた

 

「…これなら良いですか?」

 

遠慮がちに僕の顔を上目遣いに見る。

手を繋ぐのを戸惑うヤミは、自分から行動する事に恥ずかしさを覚えるみたいだ。

しかし僕とのスキンシップは過剰である。

 

「ダメですか?」

 

「全然良いよ」

 

「そうですか」

 

口では素っ気なくても、顔は嬉しそうに笑っている。

 

「ヤミは笑うと可愛いね」

 

「本当ですか?」

 

「うん、普段の顔もクールで可愛いけど、笑うともっと可愛いよ」

 

「お父様がそう言うのなら、もう少し笑う様にします」

 

ニコッと笑う顔は普段よりも幼く見える

 

「ただし、お父様の前だけです」

 

「そうなの?勿体無いから、皆にも見せれば良いのに」

 

「私はお父様だけが見てくれるのなら、それで良いです」

 

「…そう」

 

ヤミは昔から僕の事ばかりを気にする。

僕が昔星から拐われ、違法に取引されそうになっていた所を助けられてから、ずっと一緒に行動している。

 

ティアーユの面影が有り話を聞くと、なんとティアーユと僕の遺伝子から造られたのが、ヤミことイヴである。

それからは僕の事をお父様と呼ぶ、本人が気に入ったのなら呼ばれ方は何でも良い。

 

昔から僕とばかり接して来たせいか、他人に余り興味をもたず、僕と二人が良いとばかり言う。

 

地球に来てからは、美柑と言う友達が出来たみたいだが、その調子でもっと人に興味を持って欲しい。

 

「あれ?そこに居るのって、ヤミちゃんとアルさんじゃない?」

 

後ろから多きな声を掛けられた、この聞き覚えの有る明るい声は…振り向くとララが居た

 

「プリンセスですか」

 

「ララ久しぶり」

 

嬉しそうにララが走って来た

 

「ヤミちゃんと…アルさん久しぶり!」

 

そのまま僕に抱き付いて、抱き上げる。

昔は僕が抱っこしていたのに、何だか感慨深いな

 

「ララは元気だね」

 

「アルさんに会えたら何時でも元気になるよ!

今何してるの?もしかして暇?それなら一緒にデートに行こうよ!」

 

テンションが上がったのか、マシンガントークで話すララをヤミが引き剥がした。

僕はヤミの髪の毛で掴まれて、ぶら下がっている。

 

「プリンセス、お父様は私とデート中です」

 

「えー、私もデートしたいよー」

 

ぷくっと頬っぺたを膨らますララは小さな子供みたいで可愛い、昔から感情に素直な子だ。

 

「ごめんねララ。また今度、結城家に遊びに行くよ」

 

「絶対だよ!」

 

「ヤミも美柑と会いたいだろうし、連れて行くよ」

 

「見て欲しい発明品もいっぱいあるの、だからお泊まり会もしようね!」

 

「楽しみだねヤミ」

 

「そうですね楽しみです」

 

「それじゃあ私もう行くから、またね」

 

返事も聞かずに走って行ったらララの向かう先には、モモとナナが居た。

三人は合流すると僕達に大きく手を振った、僕も手を振り返すと三人は歩いて行った。

 

「早く行きましょう、予定よりも大分遅くなってしまいました、少し急ぎますよ」

 

「何か急ぐ理由でもあるの?」

 

ヤミは何か焦っているのか、早歩きになる。僕は手を繋いでいるので、引っ張られて小走りになっている。

 

「たい焼きの焼き上がり時間がもう少しです。お父様には焼きたてを食べて貰いたくて…少々乱暴に連れて来てしまいました。…ごめんなさい」

 

「ううん、連れて来てくれて嬉しいよ。僕も美味しいたい焼きが楽しみだ。」

 

「味は任せてください、私が試食を済ませておきました。美味しさは保証します。」

 

自信満々にたい焼きの美味しさを語るヤミ、たい焼きに関してヤミの右に出る者は居ない程、この街のたい焼きを知り尽くしている。

ヤミの保証付きならとても美味しいのだろう。

 

「お父様、丁度間に合いましたよ」

 

お店の前に着くと丁度ホカホカのたい焼きが並べられる、ヤミは馴れたようすで注文をしている。

 

商品を見ると普通のたい焼きの横に、白いたい焼きと言うものが売ってある。

説明を読むとタピオカ粉が練り込まれており、モチモチの食感を楽しめるらしい、僕はこれも注文した。

 

ヤミと二人で紙袋いっぱいのたい焼きを抱えて歩く、僕は二袋も買った、ヤミは既に食べ始めている。

行儀は悪いが、僕も食べながら歩く

 

「ヤミは普通のたい焼きだけ、買ったの?」

 

「はい、このたい焼きが至高であり、完璧な完成形なのです。他は邪道です」

 

「この白いたい焼きも美味しいよ?」

 

「確かに美味しそうですが…」

 

「はい、一口どうぞ」

 

ヤミの口の前に白いたい焼きを出すと、渋々一口食べた。

モグモグと食べる表情が輝いて行く。

 

「皮のパリパリ感は減りますが、その代わり生地のモチモチ感が素晴らしいです。

噛む時の食感も良いですが甘味も増しています、こちらはこちらで違う良さがありますね」

 

ヤミはたい焼きの専門家の様に詳しく説明した後、どちらも捨てがたいと悩み始めた。

 

「別に、どっちも買えば良いんじゃないの?」

 

「はっそれは盲点でした、流石お父様です」

 

「到着したら、僕の分を分けるね」

 

「ありがとうございます、それでどちらに向かっているのでしょうか?」

 

「結城家だよ。さっきは一緒にお出かけ出来なかったから、皆で食べようと思って」

 

「二人きりの予定が…」

 

ヤミはしゅんと項垂れている

 

「この頃、美柑に会って無かったでしょ?一緒に食べたら?」

 

「美柑…」

 

「このたい焼きは、ヤミの保証付きだからね」

 

「はい、美柑も喜んでくれると思います」

 

沢山のたい焼きを両手に歩く僕は、とても変な人に見えているのだろう、すれ違う人は皆振り返る。

 

確かこの辺に家があった筈…僕がキョロキョロしていると、ヤミが教えてくれた。

 

「お父様そこの家が、美柑の家です」

 

「ありがとうヤミ」

 

両手の塞がっている僕の代わりに、ヤミがインターホンを押してくれた。何処までも気が利く。

はーい、と言う声と共に美柑が出て来た。

 

「あっ!ヤミさんとアルさん、お久しぶりです。

どうしたんですか?誰かに用事ですか?」

 

「久しぶりだね美柑、美味しいたい焼きを沢山買ったから、皆で食べようと思って来たんだ」

 

「私のおすすめです」

 

両手の紙袋を見せると美柑はその量に驚いたが、嬉しそうに喜んでくれた。

 

「わぁっこんなに!ありがとうございます、どうぞ上がって下さい」

 

リビングに通されて紙袋を机に置く。

二袋は多過ぎたかも知れないな、持っていた手が少し疲れてしまった。

 

「私お茶いれますね」

 

「美柑私も手伝います」

 

「ありがとうヤミさん」

 

二人は仲良さそうにキッチンに入る、やっぱり美柑は良い子だな…ヤミと友達になってくれて良かった。

 

仲良の良い二人を見ていると、玄関から誰かの声が聞こえて来る。

 

「たっだいまー、お?何か良い匂いがするな!」

 

「こら!ナナ、靴は脱いだら揃えて」

 

「あれ?これヤミちゃんと、アルさんの靴じゃないかな?」

 

「え!アルが来てるのか、ヤッター!」

 

「お姉様、アルさんが来ているのですか!」

 

「そうみたい、リビングに居るのかな?」

 

ガヤガヤと騒がしいがこの賑やかな結城家が好きで、たまに寄らせて貰う。

ヤミと二人だけの生活が、いつの間にか沢山の友達が出来ていた。

今日も楽しい事がおこりそうだ。

勢い良く開いたリビングの扉を見てそう思った。




主人公中身はおじいちゃんの年齢
長生きな種族なので、まだまだ若者の部類

好きな作品

  • アイドルマスター
  • ToLoveる
  • ローゼンメイデン
  • ひだまり×スケッチ
  • その他
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