感想を楽しく読ませて頂いております。
童磨に同情したけど、やっぱ死んでとか……みんな厳しい!!
感想も本当にありがとうございます。
おかげさまで、感想数が1000を超える快挙を取れました^-^
そして、初のアンケート機能でネタ閑話を執筆しようかと……決して時間稼ぎじゃないからね。回答締め切りは、12/10の24時を予定しております。
"柱稽古"に参加する隊士達……後半に進むにつれて、徐々に徒党を組むようになった。『第一勢力:高額な賞金を得るため、山分けを前提に手を取り合うグループ』『第二勢力:第二の我妻善逸を目指すグループ』『第三勢力:漁夫の利を狙うグループ』に概ね区分けされる。
数の暴力という言葉があるように、我妻善逸とユダである竈門炭治郎は第一勢力と第二勢力の猛攻を受けていた。だが、捨てる神が居れば拾う神もいる。この時を待っていた者が動いた。
汗すらも良い香りがする女性隊士であり、スカートの隊服を着る美しい女性。絶対領域という未来を先取り、男の視線を釘付けにする。
「炭治郎さん、私で良ければ加勢します。お代は、美味しく頂きますが」
「カナヲ……助かる!! 後で、お礼でも
忘れてはいけない。栗花落カナヲは、胡蝶しのぶの継子だ。
そして、胡蝶しのぶは可愛い継子からの脅迫まがいのお願いにより、裏金銀治郎に対して行った様々な"柱稽古(意味深)"の詳細を赤裸々に教えていた。
「今何でもするって言ったよね? その言葉を忘れたらダメですからね、炭治郎さん」
竈門炭治郎は、栗花落カナヲの匂いが変わったのを嗅ぎ取った。妖艶で淫靡な香りに変わる。舌で唇を舐める動作は、獲物を狙う肉食獣のようだ。
迫り来る我妻善逸と竈門炭治郎を襲う勢力を前に、たった一人で立ちはだかる。彼女は、既に柱級の実力を有している。だが、準柱級やその他大勢を一度に相手をするには至らない。
「炭治郎、ようこそコチラ側に。コレ、俺からのプレゼントだよ」
我妻善逸が常備しているコン○ームの束を竈門炭治郎に贈った。だが、純粋無垢な竈門炭治郎には、その商品の使用目的が分からない。本当に気を遣って贈ってくれた品なのは、匂いで分かったのでお礼を述べる。
「風柱様の所に行くまでに、少し間引いてあげます。私は、師範ほど、手加減はできません」
栗花落カナヲ――胡蝶しのぶより、万が一に備えて渡されていた柱専用の緊急活性薬を躊躇なく使った。鬼の細胞を取り込む事で劇的に身体能力を向上させる。
風柱の所に行く前に、花柱からの訓練が追加される隊士達。隊士の質は、歴史史上最高の練度へと持ち上がる。
………
……
…
風柱の所で訓練に勤しむ我妻善逸に、手紙を携えた鎹鴉改め雀がやってきた。
『チュンチュン』
「チュン太郎、手紙か。誰からだろう」
手紙を確認し、我妻善逸は目を疑った。
裏金銀治郎が上弦の肆との戦闘で重傷、鬼滅隊復帰が遅れる事が書かれていた。そして、獪岳が鬼になった為、桑島慈悟郎が一人切腹したところを裏金銀治郎と胡蝶しのぶが助けた旨が書かれている。
この時点で、彼の信仰心は天元突破してしまう。世界を裏金銀治郎が作ったと言っても、信じるまでに至る。
裏金銀治郎は、絶世の美少女、美女を嫁として紹介した。そして、育ての親である桑島慈悟郎までも救ったのだ。与えられてばかりである彼……溜まる恩を一体どのような形で返せば良いか迷ってしまう。
「おぃ!! 俺の訓練中に手紙を読んで休憩とは、偉くなったもんだなぁぁぁぁ」
「大事な手紙なんで、少し休憩してきます」
訓練の邪魔になるのは、悪いと理解していた我妻善逸。冷静な対応で風柱に答える。だが、その冷静さが気に入らないのが風柱である。スカした態度は、許さない。
「俺が、休んでイイと言うまで訓練は終わらねぇ。その手紙が、お館様というなら話は別だがな。誰からだ?」
「
「
お互い信仰対象を勘違いして何事もなく終わる。
その様子を横で聞いて竈門炭治郎は、冷や汗をかいていた。一歩間違えば、殺し合いになりかねない状況なのを理解していた。
◆◆◆
産屋敷輝利哉は、電話の内容を産屋敷耀哉と相談していた。
最終決戦に向けたこの状況で、戦力として期待できる現役柱と元・柱の両名が欠ける。勿論、上弦の肆を倒したという鬼滅隊の歴史に残る成果を上げているが、二人の不在は鬼滅隊の存続に直結する。
何より問題なのは、裏金銀治郎と胡蝶しのぶの所在が不明。鬼滅隊側からの連絡手段が一切存在しないという点に尽きる。連絡は、全て一方的な物のみであった。
「そうか、銀治郎が重傷とはね。戻ってくると言っていたのだから、何もしないのがいい。それが最善の結果を生む」
「なぜ、言い切れるのですか?」
そこまで絶対的な信頼が裏金銀治郎に寄せられるのか、集まった産屋敷一族は疑問に思った。陰で何をしているか分からないNo.1の男だ。今までの成果は理解できるが、その常軌を逸した発想や行動力は危険きわまりないと考えていた。その発想に、鬼滅隊の財政が助けられた事とは別だと都合の良い解釈をする者達がこの場にはいる。
だが、それも仕方が無い。
裏金銀治郎が目立ちたくないので、上弦の鬼を倒した成果は全て胡蝶しのぶに上乗せして貰っていた。その方が信憑性も増す。
「話せるうちに教えておく。今日までに討伐された上弦の全ては、裏金銀治郎と胡蝶しのぶが討伐しているんだよ。上弦の壱を除く全てだ。この成果は、鬼滅隊の歴史を見ても無い」
「そ、それほどまでの実力があったのですか!! それなら、後方でなく前線で闘うべきだったのではないでしょうか!?」
「いいや、銀治郎の実力は柱としては平均的だ。歴代最高の柱と言われる今代には劣る。なのに、上弦を倒して見せた。鬼を倒すのに力任せの時代は、終わりつつあると言う事だよ。銀治郎を目立たせないように、重宝しなさい。それが最適解だ」
「お父様、ですが裏金殿は、私の話や言う事を聞いてくれません。胡蝶殿もです」
当たり前である。裏金銀治郎と胡蝶しのぶは、産屋敷輝利哉に雇用されているわけでは無い。恩義のある現当主のご子息様という事で最低限の礼儀を払っているに過ぎない。
「輝利哉。組織のトップとは、ただ偉いからと言葉を言うだけではダメだ。行動で示す必要がある。私は、今の柱達を集めるため行動で示した。輝利哉も何かを与えずに、指示を出すだけではダメだよ。それでは、人は動かない」
「無理です。人・物・金の全てにおいて、私より裏金殿の方が上手です。子供の私には、彼に勝てる物なんてありません」
「だろうね。銀治郎は、逸材だよ。だから、何も与えられないのなら、好きにさせてあげなさい。その結果、決して悪いようにはならないだろう。彼は、礼節を重んじる情に厚い男だ」
全てにおいて結果を残してきた男である裏金銀治郎。
その扱いに関しても、産屋敷耀哉は理解していた。放置しておけば、勝手に鬼を殺してくれる有能な隊士であると。だが、産屋敷耀哉の唯一の誤算は、安全装置であるはずの胡蝶しのぶが機能不全に陥っている事だ。
「分かりました、お父様」
産屋敷耀哉は、察していた。
最後にそれを誰にも伝えなかったのは、鬼滅隊の子供達が余生を無事に過ごす為であった。鬼滅隊と裏金銀治郎&胡蝶しのぶが衝突した場合、想像を絶する被害がでる。勿論、被害が出るのは鬼滅隊側だ。
◆◆◆
東京湾の港にある倉庫――の地下で、胡蝶しのぶが注射器を手にしていた。その中身には、青色の液体が入っている。かき氷に掛ければブルーハワイ味で美味しそうな色だが、それが血液中に入ると思うと誰でも気が重くなる。
「銀治郎さん、以前にお館様が自爆特攻すると仰っていたじゃありませんか。効果はあるんですか?」
「鬼舞辻無惨の肉体を損傷させる事はできます。その再生のタイミングで、珠世が"鬼を人に戻す薬"を吸収させる事くらいはできます。恐らく、解毒されるでしょうが柱が全員集まるまでの時間稼ぎにはなるでしょう」
裏金銀治郎が拘束具で押さえつけられる。
鉄製のワイヤーで何重にも巻かれている。勿論、特殊プレイ用なんて物ではない。
「いつもながら、具体的ですね。――理論上、完成しておりますが人体実験なしに投与したくは無いです。開発者の私で試しましょうか?」
「問題ありません。集英社情報が正しければ、徐々に鬼へと変化する筈です。無惨が鬼化させるように一気に凶暴化する事は考えにくいでしょう。それに、万が一の場合、私にしのぶさんは斬れません」
「私も同じです。ですから、絶対に自我を保ってください。"鬼を人に戻す薬"があるとは言え、肉体が変異している途中に投与した実験は行ってません」
最終決戦に向けて、今まさに裏金銀治郎が鬼舞辻無惨と同格の鬼へとその身を変えようとしていた。鬼が滅んだ後、鬼滅隊が政府に滅ぼされないようにするため、尊い犠牲になる。
裏金銀治郎の計画は、5年で徐々に組織を弱体化して自然消滅させるつもりでいる。
タイムチャートは作成済みだ。
第一に、胡蝶ひなきを煉獄杏寿郎と結婚させて、排除する。これで、後の面倒は煉獄家が鬼滅隊を支える柱となる。今までの事を考えれば当然拒否権はないし、お館様の直系ならば光栄な事だと思うだろう。
第二に、退職金を付けて早期退職者を募る。鬼舞辻無惨という巨悪が倒されたら、鬼が増える事は無いと誰しも考える。つまり、絶滅危惧種となった鬼を殺し続けても出世は望めない。ならば、貰える物が貰えるうちに転職すべきだと誰もが考える。
「しのぶさん……投与される前に一つだけ聞いていいですか?」
「はい。なんですか、銀治郎さん」
胡蝶しのぶは、この時カナヲの隊服を着ていた。スカートがある学生服みたいであり、いやらしさが際立つ。地下室という密室にスカート隊服JKと30代の拘束されたおじさん……控えめに言っても犯罪だ。
ベッドに縛られている裏金銀治郎に跨がりスカートの中をワザと覗かせる。そして、鼻息が荒いですよと誘い文句をいう悪女。
「暴れないようにこれだけ拘束されているのに、その誘いは汚いですよ!! 」
「でも、こういうの好きでしょう、お兄ちゃん。大丈夫です、暴れん坊さんは、面倒を見てあげますから」
胡蝶しのぶのイヤらしい手が、裏金銀治郎の下半身に伸びる。
………
……
…
裏金銀治郎が注射(意味深)している最中、胡蝶しのぶが開発した"人を鬼にする薬"が投与される。過去にも未来にもこんなタイミングで鬼に変えられた者は現れない。
やばい、とうとう漫画に追いつく!!
無限城入る前に、1.2話挟んでからいくか^-^
リアルがマジ忙しいので日曜日まで更新がないかもしれません。
ぱっとこんな感じのラインナップで考えてみました。よくある過去編で先延ばしも考えましたが、それではつまらないと思い、ネタが満載できそうな選出にしてみた。
上弦の新人研修
胡蝶しのぶサイン会
零余子のプリズンブレイク
閑話のご希望を聞いてみようかなと^-^
-
上弦の新人研修
-
胡蝶しのぶサイン会
-
零余子のプリズンブレイク