新大阪発 21時18分の死角   作:新庄雄太郎

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そして、新幹線「のぞみ304号」で殺人事件が発生した、本当に行方不明の沢村 信なのか。


第1章 運ばれたバラバラ死体

4月2日 新大阪駅

 

21時18分新大阪を発車した新幹線「のぞみ」は23時48分、東京駅に到着した。

 

「えっ、何これ。」

 

と、清掃員がごみを集めているとビニール袋を付けた。

 

「どうしたんです。」

 

「ああ、それ。」

 

「何よこれ。」

 

何と、ビニールの中から現れたのは、切断された右脚だったからだ。

 

そこへ、当直勤務で駆け付けてきた南と桜井と高山がやって来た。

 

「どこだ、死体が見つかったのは。」

 

「48分に着いた「のぞみ304号」に。」

 

「右脚が見つかったのね。」

 

南と高山と桜井は車内で確認したら行方不明の捜索願に出てる人かもしれない。

 

「やはり、あの人か。」

 

数分後、警視庁捜査一課が到着した。

 

「間違いない、沢村 信だ。」

 

「え。」

 

「本当に沢村なのか。」

 

と、桜井は言う。

 

「ええ、何とかDANA照合できればかと。」

 

「そうか。」

 

「早速照合してみます。」

 

「のぞみ304号」で起きた事件は丸の内警察署に捜査本部が設置された。

 

「死体を確認した結果、昨日から捜索願が出ていた沢村 信と断定しました。」

 

「さはり、何かの事件で口封じで殺したと。」

 

「うん、沢村はどんな事件に巻き込まれたのか。」

 

警視庁は沢村 信のバラバラ死体が翌日に発見された。

 

「やはり、沢村 信だったか。」

 

「ええ。」

 

「とにかく、何かの事件に追われていたかあるいは巻き込まれたか。」

 

「考えられるね。」

 

「問題はどこで事件に巻き込まれたのか。」

 

「謎ですね。」

 

そこへ、公安特捜班に南主任の知人である警視庁捜査一課の藤岡部長刑事である。

 

「やはり、沢村 信だったよ。」

 

「そうか。」

 

「南の言う通りだったよ。」

 

「その後はな、胴体と顔も発見されたよ。」

 

「それで、何か分かったのか。」

 

「その沢村は、何かの事件に巻き込まれて殺害したんじゃないかと。」

 

「うん、問題はどんな事件なのか。」

 

「とにかく、調べて見ないとね。」

 

「ああ。」

 

そして、沢村 信の告別式で南と高山と桜井と水野が参列し、ご冥福を申し上げた。

 

「この度は、ご愁傷様様です。」

 

「息子は何で殺されなければならなかったんです。」

 

「何か、恨まれることはありませんでしたか。」

 

「そこまでは。」

 

「彼は新大阪から「のぞみ」に乗って東京へ帰京の予定でしたか。」

 

「はい、信が明日には帰って来るからっと言って新幹線で帰京するって電話があったんです。」

 

「それ、いつですか。」

 

「確か、先週の火曜日かしら。」

 

「なるほど、先週の火曜日に電話があった。」

 

「はい。」

 

警視庁の調べで被害者の身元は沢村 信と判明、丸の内署では情報公開し捜査をした。

 




夢の超特急「のぞみ」で殺人が起きた。

沢村は一体何の事件に巻き込まれたのか、そして犯人は?

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