まいひめ―姫子IF―   作:どんタヌキ

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姫子を主人公とした新作でございます。
長さとしては、恐らく三~四話程度の長くない、中編を予定。




1,切っても切れない絆

 ある人物が目覚めれば、そこは昔その人物の人生のターニングポイントともいえる場面だった。

 その人物は、未だ何で自分がここにいるとか、私死んだはずじゃとか、そもそもこれって時代遡ってるとか、頭の中が混乱という言葉では片付けられないほどごちゃごちゃしている。

 

 だが、そんな物などお構い無しにその人物の先輩は、語り始める。

 

 

 

「……高校でも、一緒に全国ば目指さんか?」

 

 そう、それは昔言われた事と全く同じ言葉。

 

「いや、全国ば目指すだけじゃなか。狙うはトップ……その為には姫子の力がきっと必要になると思うし、姫子と一緒に狙いたか」

(……どうなっとると、これ)

 

 

 鶴田姫子、身を持ってタイムリープという不可思議現象を経験する事に。

 

 

 

 

 

―――

 

 

 

 

 

 姫子は福岡に存在する新道寺女子高校に通う、麻雀部員であった。

 そこは北部九州で最強と呼ばれるほどの名門校、その中でも姫子はレギュラーを掴み取り、更にはダブルエースと呼ばれる存在の内の一人でもあった。

 

 そして二年生の時の全国インターハイ。

 憧れでもありお互いに信頼を寄せ合う先輩との最後の全国の舞台。

 

 自分、いや自分達の実力で絶対に優勝の二文字を掴みとるんだ、そんな思いで挑んだ大会。

 ――――だが、その願いは叶わなかった。新道寺は、準決勝で破れ姿を消す事となる。

 

 

 

 負けてから泣くだけ泣き、チームメイトの元後輩が何故か差し入れに持ってきてくれたタコスを泣きながらかぶりつき、それをおいしいと感じながら、泣き疲れる。

 涙が枯れるほど泣くなんてそんな馬鹿な、と今までは思っていた姫子であったが奇しくも自身がそれを体験する事となった。

 

 それから決勝戦を見た後に東京から福岡へと帰る、そんな予定であった。

 だが、不運にも――――本当に不運にも、無慈悲な出来事が起きる。

 

 先輩と二人でチームメイトが皆泊まっているホテルから出て、気分転換に散歩をしていた時だった。

 歩道を歩いていたのにも関わらず、猛スピードで車がこちら側に突っ込んできたのだ。

 

 

 

「なっ――――!?」

 

 その先輩は突然の出来事に反応が出来ず、逃げたいのにも関わらず身体が硬直してしまった。

 だが、二人歩いていた内の一人は反応出来た。身体が動いた。

 

 

 

「ぶちょぉおおおおおっ!!!」

 

 姫子はその先輩の身体を強く押し、安全圏内へと突き飛ばす事に成功する。

 だが、自身の身体はデッドゾーン――――勿論、既に車は突っ込んできていて逃げ切る事など出来るはずもなかった。

 

 

 

(……ああ、これは死んだと)

 

 もうこれから起こる自身の運命を、姫子は悟る。

 そして、きゅっと小さく目を瞑った。

 

 

 

(ぶちょーが無事でよかったとです……こんな私を可愛がってやぐらしか見てくれて、嬉しかったとですよ)

 

 ずっと面倒を見てくれて、そんな思い出が一瞬の内に頭の中をよぎり、姫子は思わず笑顔を浮かべてしまう。

 そして――――

 

 

 

 

 

―――

 

 

 

 

 

「ねえねえ、姫子の進路ってもう決まっちょるん?」

「麻雀で推薦取れる高校が何校かあるけん、後は選ぶだけばい」

「おー、流石姫子は全国常連だけあって凄かねー」

 

 今、姫子は生立ヶ里中学校の三年生であり、進路を決める季節でもある。

 その事を、友人と話していた。

 

 

 

(……車に跳ねられたと思ったらぶちょーがいて、ばってんそこは知っとるはずの、だからこそおかしか場所で。一年たった今でも、実感が沸かんと……)

 

 姫子は死んだと思ったら昔懐かしい、だからこそおかしいはずの場所にいて、そして流れに身を任せるように一年が過ぎた。

 その懐かしい場所にいた時の姫子は中学二年生。そこから一年がたち、現在中学三年生となっている。

 

 高校二年生から、時代を遡ってきたという事になるのだ。

 そしてそれを実際に身をもって経験しているのは、姫子本人だけ。

 

 

 

「ばってん、推薦はそれなりにあっても行く高校は決まっとるけん」

「新道寺、だっけ?姫子の知っとる先輩でもあり、ここの卒業生でもある人に誘われとるって前に言っとったような」

 

 そして姫子は前の自分と同じように、新道寺を受ける事を既に決めている。

 

「……ん、もう二度と離れたくなかと」

「姫子は大げさやけん、二度とってオーバーすぎと。一年離れとっただけで、今生の別れって事でもなかろうに」

 

 友人からすれば、憧れの先輩であろうとたかが一年離れただけで二度と離れたくないという言葉が聞こえてくるのはいくらなんでもオーバーすぎるだろ、と軽く突っ込んだだけの台詞である。

 

「……」

「姫子?」

「……ん?あっ!な、何でもなかと」

 

 ただ、今の姫子からすればその台詞というのは決してオーバーな物ではない。

 現に、今生の別れをしそうになっていたのだ。いやむしろ、ならなかったという事実が奇跡である。

 

(もう、あんな怖い思いしたくなか……二度と会えない、そんなの絶対嫌と……)

 

 少し身体を震わせながら、あの時のシーンを思い返してしまう姫子。

 二人の手を完全に引き離す瞬間のシーンだ。完全なトラウマになっていないだけ、マシと言えるだろう。

 

 

 

「おーい、進路調査のプリント回収するから後ろから回してこーい」

「ほら姫子、プリント前に回して」

「……あっ、ごめん」

 

 

 

 担任の声が教室内に響く事で、再び姫子は正気に戻る。

 

 

 

 

 

―――

 

 

 

 

 

「うあー、今日の部活も疲れたばい」

「……本当にいっつも部活終えた後仁美は飲み物ば飲んでばっかやね」

 

 ある日の新道寺の麻雀部の部活が終了し、二人の一年生部員がお互いに会話していた。

 一人は、羊の毛のようなパーマが特徴の江崎仁美。

 

「もうこいが習慣になっとるけん、仕方なかー。何より疲れた後のジュースは、うまか」

「いや部活終了後どころか常に飲んでる姿しかイメージなかと」

 

 仁美は部活が終わった後だけどころか、他者から見ればいつでもジュースを持っているような姿しかイメージされない。

 故に、突っ込まれる。

 

 

 

「もうじき二年生かー……しっかり者で実力もトップの哩はともかく、私が先輩になると考えると、不安やけん」

「心配なか、仁美も徐々に校内ランク上げてきたやろ?それに心配せんでも、何だかんだ何とかなる」

 

 仁美は自身が強豪校で先輩になる立場になる事に少しながら不安を抱えていたが、もう一人の一年生――――白水哩からは、大丈夫との声。

 ちなみに哩は、一年生ながら既に新道寺のエースであり、全国屈指の実力者である。

 

 

 

「今年はどげな新一年生が入部してくるかねー。とんでもなか有望な選手は入るっちゅー情報はなかと?」

「私の後輩が特待生で入部してくると。実力も申し分なか」

「哩の後輩……あっ、あのインターミドルで哩と共に有名になっとったあの子か!名前は、えっと……」

「鶴田姫子な、ばってん……」

 

 仁美は新たな一年生はどんなのが入ってくるか気になっている所に、哩が自分の後輩であり、実力もある姫子が入ってくると伝える。

 だが、どこか歯切れが悪い。

 

 

 

「ん?何か問題でもあるんか?」

「……こいば見てくれ」

 

 その歯切れの悪さが気になり仁美が気になり、哩に問いかける。

 それに応じるように、哩は自身の携帯の画面を仁美に見せた。

 

「……?別に普通じゃなかと?」

「いや、こいは明らかに異変ばい。何故ならいつもならある絵文字が全くなか。こんな文字だけの文、普段なら姫子は送らん」

「……いや、そげな事知らんと」

 

 哩が仁美に見せたメールの内容は、多少寂しいが特に違和感もないような短文。

 それにも関わらずやたらありえない、と強調する哩に仁美は呆れるだけだった。

 

 

 

「……前から思っちょったけど、哩って凄く真面目そうに見えてどこかポンコツたい」

「んなっ!?ど、どこがポンコツと!」

「パッと見は凛々しいと、ばってん私生活はどこか抜けまくっとる」

 

 周りから見ればとても凛々しく、しっかり者のイメージを持たれるような哩。

 だが中身を知る者からすれば哩はたまに、お前大丈夫かと言いたくなるような行動を見せる事もあるのだ。

 

 

 

「っと、ジュース飲み切ったけん。んじゃ、ポンコツ哩さんまた明日ー」

「それだけ言っておいてただで返すと思っとると?そこに直れ!その羊毛狩りとったる!」

「羊毛じゃなかっ!?」

 

 ギャーギャー喚き合う一年生部員が二人。

 本日も、新道寺麻雀部は平和であった。

 

 

 

 

 

―――

 

 

 

 

 

 時は過ぎ、本格的に春を迎える時期。

 そしてこの日は、四月から新たに入学する生徒達が入寮してくる日でもあった。

 

 

 

「……むう、落ち着かん」

 

 既に寮生活を送っており、もうすぐ二年生へとなる哩はうずうずしていた。

 

 その理由として、哩の部屋に新たな一年生が入ってくる事。

 

 基本的に、新道寺の寮生活というのは一つの部屋につき二人の生徒で生活をする事となる。

 今までは二つ上の先輩と共に生活を送っていたのだが、その先輩が卒業し新たに新入生がその代わりとして入ってくる事になるのだ。

 

 

 

(しかし、先輩か……中学ん時はそこまで強く上下関係意識せんかったばってん、高校は大人っぽくしっかり先輩らしさ見せんといかん)

 

 中学生の時は先輩後輩の関係と言っても、哩はそこまで特別意識などしていなかった。

 だが、高校生となるとその意識も変わってくるのかしっかりした所を後輩に見せないと、と意気込んでいる。

 

(……くそっ、誰がポンコツと。私はポンコツじゃなか)

 

 少し前に、仁美に言われた事を哩は思い出す。

 あくまで自分はポンコツではなく、まともな人間だと心の中で主張する。

 

 

 

(そういや、姫子もこん寮に入寮か。まさかこん部屋に……いや、なか。そんなわずかな確率)

 

 ふと、後輩の姫子の事を哩は思い出す。

 姫子も哩と同じように、今年から寮生活を送る事になるのだ。

 

 新一年生という事で、姫子が哩と同じ部屋で同居をする可能性もある事にはある。

 だが毎年結構な数の一年生が入寮してくるこの新道寺では、その可能性もかなり低いだろう。

 

 

 

(……もう、一年も会ってないんか)

 

 哩からすれば姫子はいつもそばにいた後輩だ。

 離れてから寂しさを感じ、気がつけばあっという間に一年が過ぎていた、そんな感じである。

 

 

 

(……ま、別の部屋でも同じ寮なら会えるし。まずは元気か確認するために顔合わせんといかんな)

 

 もし部屋が別々であろうと、同じ寮での生活なので会おうと思ったらすぐに会う事だって出来る。

 更に言えば、姫子も麻雀部に入部してくるので部活でもしっかり顔を合わせる事は出来るのだ。

 

 

 

「……ん?」

 

 ピンポーン、と不意に音が部屋中に響く。

 哩の部屋の、インターホンが鳴った音だ。

 

「あっ、その……今年から入寮する事になって、こん部屋に決まって……」

(ついに来たか、これから生活を共にする後輩が……!しっかり、先輩らしさば見せんと)

 

 もう一度気を必要以上に引き締める哩。

 その顔は、わずかではあるが強張っていた。

 

 もし哩が変に緊張感を持っていないで普段通りならば、その声の人物にも気がつくことが出来ていたかもしれない。

 だが今の哩は、気づかなかった。

 

「はいはーい、ちょっと待っとれー」

 

 そのまま哩は座っていたソファから立ち上がり、玄関へと向かう。

 そして、ドアを開け――――

 

 

 

「ようこそ新道寺へ、歓迎する……と?」

 

 哩は目の前の人物を見て驚愕する。

 何故なら、そこにいたのは自身の中学校の後輩でもあり、よく知る人物。

 

 

 

「姫……子?」

 

 姫子が、そこに荷物を持って立っていた。

 僅かな確率の壁を超えてきて、同室への入寮が決まっていたのだ。

 

 

 

(……いかん、不意打ち過ぎてかける言葉が浮かばん)

 

 本当なら哩は姫子に言いたい事はたくさんあるはずなのに、はっきりとした言葉が浮かんでこない。

 

 

 

「その……遠路遥々、お疲れ。中、入らん?」

 

 やっとの思いで搾り出した言葉が、これ。

 何にせよそれなりの距離を移動してきた姫子をずっと立たせるのも悪いので、哩は部屋の中に入れる事を提案した。

 

 

 

 ――――だが。

 

 

 

「ぶちょー……」

「ん、どうした?」

「……ぶちょおおおっ!!」

「ッ!?!?!?」

 

 姫子は大泣きする。

 そして、そのまま哩の胸に顔を埋めながら泣き続ける。

 

 

 

(どどどどうなっとると!?今は部長じゃないとかそういうのは置いといて、こん状況でどうすればいい!?)

 

 突然の出来事に、どうしていいのか頭が回らない哩。

 いくら久々に会ったとはいえ、こんな状況に陥るとは夢にも思わないし無理も無い場面ではある。

 

 

 

「と、とりあえず落ち着くと?大きな声出しすぎると、周りにも迷惑やけん、な?」

「も、もう二度と……離れたくなかとです……!」

「あー、離れん!離れんから、落ち着くとー!」

 

 とにかく、哩は姫子を慰める事しか出来なかった。

 

 

 

 

 

―――

 

 

 

 

 

「……ほれ、お茶飲んで落ち着くと」

「ありがとーございます……」

 

 それからというものの、哩は少し強引にではあるが何とか姫子を部屋の中に入れて、泣き止ませる事に成功した。

 今はソファに座らせて、温かいお茶を用意し更に心を落ち着かせようと努力している。

 

 

 

「……ごめんなさい、ぶちょー。入った途端迷惑ばかけてしまって……」

「ん、その程度なら心配はなか。……流石に、多少驚いたけどな」

 

 姫子も迷惑をかけてしまったことに関して自覚があるので、素直に謝る。

 それに対し哩はそんな事気にしていない、と優しく声をかけた。

 

 

 

 実は前の時間軸でも、哩と姫子は同じ寮で、同じ部屋だった。

 その時は久しぶりに会えた事、そして同じ部屋になれた事を喜び合い、こんな重たい空気にはなっていなかった。

 

 そしてその事実を知っているのは姫子のみ。哩は知る由も無い。

 

 

 

「それにしても、どうしてあんなに泣いて……いや」

「……ぶちょー?」

 

 姫子がここまで泣いた理由を聞こうとして、哩はその口を閉じる。

 姫子自身もその事を聞かれると思っていたため、途中で口を閉じた事に対し不思議に思った。

 

 

 

「そん事は喋りたくなってから喋れ。こん一年間、姫子の事はメールや電話でのやりとりくらいしかしとらんから、何があったかまでははっきりわからん」

 

 この一年間で、姫子は何を、どう思って生きてきたのかは哩はメールでのやりとりなど、僅かな部分でしかわかっていない。

 

「そげな事よか、大事な事がある。とりあえず、笑っとけ」

「……笑え、ですか?」

「こん部屋来てから、姫子に会ってからまだそん笑顔ば見てないと。辛かった事があったのかもしれん……ばってん、私は笑ってる姫子が見たか」

 

 この部屋に入ってからずっと辛そうな表情を見せる姫子に対し、哩は笑え、との一言をかける。

 その理由もシンプルだ。哩が、姫子の笑顔を見たかったからというだけ。

 

 

 

「……ぷっ」

 

 その聞く人によっては臭いとも思えるような哩の台詞に、姫子は思わず笑ってしまった。

 

(ぶちょーは、あの事ば知っとらん。ばってん、ここにいるぶちょーも優しい、あの時と何も変わらん私の尊敬していたぶちょーばい……)

 

 ここにいる哩は、姫子がタイムリープをしている事など知らない。

 だが、本質は姫子の知っている、優しく憧れの人物でもある哩そのものだ。

 

 

 

「……ぶちょー、そんな台詞言って恥ずかしくなかとですか?」

「……なっ!こっちは姫子の事を心配して……」

 

 少しムスッとした表情をしながら哩はそんな事を言い、そしてその後お互いに笑い合う。

 ようやく、和やかな空気が部屋を包み込んだ。

 

 

 

「……姫子」

「何です、ぶちょー?」

「とりあえず言うと、今は別に部長でも何でもなか。……無理だけは、せんでほしい」

 

 それでもなお、哩は姫子の事を気にかける。

 大切な後輩でもあり、もし悩みがあるのなら無理はしないで先輩である自分に相談して欲しい、そのように哩は思い込む。

 

 

 

「……大丈夫です!ぶ……せんぱいに会えて、たくさん元気貰ったとですから!」

「そうか、ならいいが……頼むから、部活の時に部長と間違えないで欲しいと……」

 

 今度は別の問題に頭を抱える哩であった。

 それでも笑っているのは、最初に会った時よりも随分と元気になった姫子を見れているからであろう。

 

 

 

「さて……元気になった所で、改めて言わせて貰う」

「……?」

 

 また改まって真剣な表情を見せる哩に対し、姫子はどうしたのだろう、と疑問の表情を浮かべる。

 

「ようこそ新道寺へ、歓迎すると」

「……ありがとうございますっ!じゃあ、私からも一つ言わせて頂いてもよかとですか?」

「ん?」

 

 改めて、哩は姫子に対し入学する事への歓迎の言葉をかける。

 それに対し、逆に姫子が哩に対し言いたい事があると声をかけた。

 

 

 

「全国優勝ばするために新道寺に来ました、よろしくお願いします!」

「……ふっ、こんなに心強い後輩も他におらんと。ありがとう、姫子。新道寺に来てくれて」

「ぶ……せんぱいと一緒に優勝したかったから。その思いは、全国のどんな猛者よりも負けてなか!」

 

 

 

 姫子のその思いの強さというのは、終わってしまったはずの哩と共に再び全国を目指すというチャンスを再び手にする事が出来たため、前よりも一層強い。

 それは高校一年生とは思えないくらいの、高い意識であった。

 

 

 

 こうして、一度は失ってしまったはずの夢を再び叶えるたの少女の。いや、少女達の物語は再び歩み始めていく事となる――――




こうして始まった新道寺の物語。

実は、元々ちゃんとした主人公ポジとしてしっかりとした長編を書くつもりではいたんです。
だけど無理だと悟って諦めました←
方言とかいう無理ゲー。

でも書きたかったので、中編程度の物を書こうと決意したというわけでございます。

今は全く絡んではいませんが、連動要素も予定しています(実際にやるかどうかはわからない)
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