パンドラヒーローアカデミア本編とはあまり関係ない内容です。読まなくてもなんの問題もございません
オーバーロードのキャラ出しまくったので読みずらくなっているかもしれませんが是非とも頭を空にしてお楽しみいただけると幸いです。
<1>
街に現れた【性別と個性を反転する】個性を持ったヴィラン! 退治に乗り出した1年A組の面々も次々と敵の個性に翻弄されてしまう。果たして皆は敵をやっつけ·····いやそれよりも元に戻れるのか!?
「轟どこだァァァ!いやもう轟じゃなくてもいい!!性別反転している奴出てこォォォい!!」
「新たな可能性を! 新たな性癖を!」
今回の敵の個性は【性別を変える】今までの被害者は飯田、緑谷、どちらも男の性癖にグサッと来るような変化を遂げていた。男として峰田と上鳴が次の展開に期待してしまうのはしょうがないことではないか?
そんな新たな女に変化したクラスメイトを探すため爆走している2人の目に軍帽とトレンチコートを着込む黒髪の人影が映る。
「おい! あの軍帽·····あれ隣のクラスのパンドラじゃねぇか!? 艶やかな黒髪ロングだとぉ!? きっと赤の口紅が映えるクール系美女に違いない!」
「俺は逆に童顔美女を推すぜ峰田!」
「「パンドラ──ー! とりあえずこっち向いて──ー!」」
「はい?」
こちらを向いた顔は埴輪だった
「「なんでだよ!!」」
「いやほんとになんでだよ!! そこは普通男の時は異形だけど女体化したら可愛いおんにゃのこになるのがセオリーだろ!? てかなんでここいるんだよ!?」
「そうだそうだ! なんでなんで髪生やしてオッパイもでかいのに顔変わらないんだよ! なんだお前ぇぇえ!!」
顔は変わっていないのにやたらおっぱいがでかくスタイルが良いのがまた2人の癪に障る。理不尽な言われように対してパンドラも思わず声をあげた。
「いきなりなんなんですか2人揃って! 私だってなりたくてなった訳じゃないですけど!?」
「それよりオイラの夢かえせぇぇぇえ! オイラの黒髪、白い肌、赤い唇、冷たい眼差しを携えた美女像を!」
「圧倒的理不尽!!! なんならお言葉通りに口紅塗りましょうか!?」
パンドラはどこから取り出したか分からない口紅を塗りたくって長い髪を揺らしながらこちらに走ってきた。
「「ぎゃぁぁぁぁぁぁあ」」
はっきり言おう、ホラーである。
3つの穴のうち口にあたる部分が真っ赤にそまり、黒髪が顔にかかっている状態で追いかけてくるのだ。真昼間でも怖い。
「「来んなぁァァァァ」」
結局、女体化した相澤先生が反転した【強制発動】をヴィランに使いみんなを戻すまで追いかけっこは続いた。
ちなみにヴィランはしばらくナザリックで遊ばれた
「愚弟おっぱいでけぇwww」
「自分についてても嬉しくないwww」
<2>
緑谷出久は混乱していた。突如街に現れたヴィランの個性で皆幼児化してしまったのだ。途中まで無事だった相澤先生までもが坊ちゃん刈りの幼児になってしまうし、助けに来た先生方も同じく餌食になった。
(えーどうしよう)
「緑谷くん大丈夫ですか!?」
聞きなれた、よく響く声が緑谷の耳に届く。何故ここにいるかは知らないが今彼が来てしまうと巻き込まれかねない
「!? パンドラくん来ちゃダメっ!」
ポシュウン
「······」
(あぁぁぁぁああ)
助けに来てくれたであろうパンドラまで小さくなってしまった。
「······エグッふぇぇぇん! ぢぢうえ”ぇぇえ! 私をっ私を置いてっいってエグしまったのですか·····?」
(この頃からファザコンッ!?)
「いい子にしますからっ私をっわたしを見捨てエグないでくださいエグ」
なんか訳アリの過去をプンプンに匂わせているが緑谷にはどうすることも出来ない。
「えっえっとパンドラくん? お父さんはえっと今ここにいないだけだからね? すぐに迎えに来るからね?」
「本当ですか·····?」
パンドラ(小)は目にあたる部分の穴から涙を流しながらこちらを見上げる
·····なんだか小さい頃の方はマスコット味が強くて可愛らしい
(これがああなるんだ·····)
緑谷は時の流れの残酷さを感じた。
「この頃のパンドラは本当に可愛いかったなぁ·····」
気づくと緑谷の隣にはどこかで見たような男がいた。
「パンドラくんのお父さん!?」
「体育祭ベスト8の緑谷出久くんだよね? どうもパンドラの保護者の鈴木悟です」
「あっどうも」
「どちら様ですか·····?」
パンドラが鈴木さんを見て首を傾げている。もしかしたら昔と今の姿が違うせいで分からないのかもしれない
鈴木さんは特に気にすることはなく小さくなったパンドラに目線を合わして何か囁く。するとパンドラは鈴木さんの首に抱きついた
「父上!」
((やっぱり可愛い))
「よし、ちょっとパンドラ大人しくしといてね。とにかくあれだなあそこにいるヴィランが原因か」
「はい·····けどもう攻略方法は分かりました! 危ないので避難しといて下さい」
「頑張れー」
緑谷はヴィランの個性発動が指笛なのを逆手にとり、幼児化した爆豪に耳を爆破してもらいデトロイトスマッシュを敵に打ち込んだ。
「倒したけど皆戻らない·····耳痛い·····」
「ちょっとじっとしてて」
鈴木ことモモンガは懐からこっそりとポーションを取り出し緑谷に軽く振りかける
「·····えっ·····? 治りました! 聞こえますよ鈴木さん! 鈴木さんの個性ですか!?」
「あっ·····うんそんな感じ」
モモンガは個性とはなんでもありだなと心の中で呟きながらとりあえず肯定しとく
「じゃあ俺たちはこれで失礼するね」
「ばいばーい」
「えっ·····ちょっと! 警察待たなくていいんですか!」
個性にかけられた皆は1日1歳ペースで元の年に戻っていった。一方パンドラはナザリックで治療を受け3日で元に姿に成長しきった。段々取り戻していくウザさと厨二病にモモンガが膝をついたとかついていないとか
ちなみにヴィランはしばらくナザリックで遊ばれた
「ウルベルトさん小さくなるとお人形さんみたいですねw」
「Don't タッチ・ミー!!」
<3>
南国の孤島でサバイバル訓練を行っていた1年A組メンバー、しかしそこには【相手を動物化させる】個性をもつ最悪のヴィランが潜んでいた!
爆豪は途方もない怒りの矛先を探していた。彼を除いたクラスメイトが全員何かしらの動物になってしまったのだ。
「くそがァァァ!」
吠えたところで何も変わらないのは分かっている。ただそうでもしないとやってられないのだ。そんな爆豪の耳にガサゴソと何かが動く音が届く
「誰だ!? ヴィランか!?」
「俺の名前はうーさー!愛や正義に興味はない! ちなみに元の名はパンドラズアクター!」
「何やってんだてめぇぇぇえ!?」
出てきたのはうさぎのマスコットに3つの穴を空けたような生物だった。
「なんでこんな所にいるんだよ!? しかも個性食らっちまってるじゃねぇか糞がァァァ」
「さてと·····弱音を吐くかな。·····俺はもうダメだな」
「現れた途端諦めてんじゃねえーよ」
「出番も貰えたし俺はさっさと家に帰るかな·····いでよ! ウルトラ⚫ンゼロ!」
うーさー(パンドラ)の声に応えて光の中から上半身が青で下半身が赤、胸にタイマーをつけた人物が現れる!
「デアッ! さあ帰ろう金と肉とギャルがいる世界へ·····」
そのままウルトラマンゼロはうーさー(パンドラ)を連れて飛び去っていった
「·····何しに来たあああ!? 俺らも連れて帰れやァァァ!!」
その後爆豪含む1年A組(動物)は見事にヴィランを倒し、無事5日目で救助されたという。
ちなみにヴィランはしばらくナザリックで遊ばれた
「タブラさん······前々からタコみたいだなと思っていましたがやっぱりタコだったんですね。ちょっと足貰っていいですか?」
「傷害罪と名誉毀損で訴えますよ? ぷにっと萌えさん」
<4>
なんと雄英高校に敵が侵入してしまった!! しかもそいつは【人格や個性を入れ替える】個性をもっているらしい!! 続々と入れ替わってしまう雄英高校生徒·····もちろん1年B組も巻き込まれていた! 無事皆戻ることが出来るのか!?
「物間ァ!? あんた絶対身体触んないでよ? 今私の身体なんだから殴るに殴れない·····」
「ということはずっとこのままなら僕は一生拳籐に殴られずに済むんだね!? 勝った!」
「何してんのお前ら·····」
朝起きて見ると寮の共有スペースで物間と拳籐が騒ぎを起こしていた。これ自体はそんなに珍しい出来事でもないが、今回はいつもとどこか違和感がある。
「なんか知らないけど私達入れ替わっているんだよ」
物間がまるで拳籐のような言葉遣いで訴えるがそんな簡単に信じられない
「またまたーそんな映画みたいな」
と最初は馬鹿にしていたB組のメンバーだったがよく見ると物間のように見えた顔は拳籐の顔つきになっているように見えなくもない。
「えっマジ?」
「Guten Morgen! 皆さんそんなところに集まってどうし·····おっと」
少し遅れて共有スペースに到着したパンドラは落ちていた布を踏んづけてしまい転びかける。そしてちょうど近くにいた鉄哲の頭に
ゴツンッ
「いってぇ! おいパンドラ気をつけろ!」
「わざとじゃないです! けどごめんなさい」
「おい逆じゃね·····?」
鉄哲の顔は3つの穴が空いた顔になり、パンドラの顔は怒ったような鉄哲の表情が張り付いていた。すぐに2人は近くの磨きあげられた窓で自分の顔を確認し
「ぎゃあああ! 俺ハゲになってるぅぅ!?」
「髪生えたぁぁぁ!」
絶叫した。ここでクラスメイトも尋常ではない事態に巻き込まれていることに気づき始める。そこに校長が飛び込んできた
「おい! お前ら寮から出るな! 緊急事態だ!」
「「校長先生!?」」
「違う! 俺はブラドだ」
ブラド先生は校長先生と入れ替わってしまったようだ。よく見ると目付きが厳つく牙が生え凶悪な面構えになっている。
「可愛くない!」
「鉄哲くん! とりあえず軍帽をこちらに寄越して下さい」
「どーゆことっすか校ちょ·····ブラド先生!?」
「ハゲいやぁぁぁ!」
「てか何人かトレーニングで外出ちゃってますよ!?」
暴れはしないものの処理しきれない状況に少なからず皆パニクってしまっている。その中でもいち早く冷静さを取り戻したのは学級委員だった。
「皆! とにかく落ち着こう!? シャッフルする条件はさっき見たでしょ!」
「そうですよ。多分私と鉄哲くんがシャッフルしたのは頭をぶつけたからです。きっと頭をぶつけたら元に戻るはずです!」
「よし、やろう! 今すぐやろう」
鉄哲は早く戻りたいのか勢いよくパンドラに突進する。だが人は焦るほどとんでもない失敗をする
「どあっ」
ガシャーン!
何人かのクラスメイトを巻き込んで転んだ。
「ちょッ僕切陰さんと入れ替わってる!?」
「ハゲじゃない! とりあえずハゲじゃない!」
「俺回原になってる!」
「俺泡瀬になってる!」
「お前ら入れ替わってもあんまり変わらないだろ」
「ハっハゲに·····主よ·····一体私が何をしたというのですか·····?」
この後無事にヴィランは確保され、皆元に戻った
「私ハゲって思われてたんですか?」
パンドラはほんの、ほんの少しだけ傷ついた
ちなみにヴィランはしばらくナザリックで遊ばれた
「ヘロヘロさんどうしたんですか!? なんでゴキブリたちを暴走させているんですか!?」
「違う! そいつ私じゃないです! そいつの中身るし★ふぁーです!」
<5>
「·····えっ?」
モモンガは今自分が置かれている状況に困惑していた。
「早くご飯食べちゃいなさいー」
ウルベルトがフリフリのエプロンをつけ料理を作っている
「フフっ母さんの料理は美味しいからなぁ、残さず食べるんだぞ」
新聞を読みながら食事を促すのはたっち・みーだ
「もう·····あなたったらそんな褒めても何も出ませんよ❤」
「いや·····私は事実を言っているだけだ」
「貴方❤」
「母さん❤」
「チェンジで」
モモンガは現実から逃げ出した。いつもならパンドラが学校に行く準備をしているのを傍目にネクタイを締めている時間なのにと
「そんなグズグズしてたら遅れちゃうわよ? 雄英高校だってそんな近いわけじゃないんだから」
(えっ俺雄英生なの?)
とにかくこの空間から逃げ出したいのもあって着慣れない雄英の制服を身につけ、雄英高校に向かう。
(俺がおかしいのか? それとも何か敵の個性?)
個性ならなんでもありだ。もしかしたら世界にまで影響を及ぼす敵が個性を使ってしまったのかもしれない。
(ん? そういえばこの前時空ヴィランを倒すためヒーローショー·····? あれよく思い出せないな?)
そんなこんなしてる内に雄英高校に着いてしまう。早速中を捜索してみると言いようもないカオスだった。
(えーなんでヴィラン連合雄英生徒になってんの? なんかキャラ違う人達いるし)
その中で1人、今のモモンガのように顔を青くしている人物がいた。緑谷だ
「緑谷くん! これ、これ一体どういうこと!? いつもの皆と違うんだけど!?」
「鈴木さん! まともな人がいた! 良かった! 僕だけじゃなかった!」
2人は話の通じる人物に出会えた喜びで、周りが野次を飛ばすのにも関わらず熱烈にハグする。そこから2人は話し合った。その結果とりあえず周りに合わせて生活してみようということに落ち着く
(やっぱりまともじゃなかったんだ·····クソッいざとなったらこの
「モモンガくんおはよう! はい! 今日のラブレターだお❤」
心の中で悪態をついていたモモンガに訳の分からないことを喚き散らしながら飛びかかってきたのはパンドラだった。一見いつものように見えるが視線を下に移動させるとズボンではなくスカートを履いている。
「いやあああ!」
「うるせーぞモモンガ! またボコられたいのか?」
物騒なことを言いながらこちらを睨みつけるのは雄英高校の制服を着こなしたアルベドだった
(あっあるべど·····?)
そこからはヤンキー装いのデミウルゴスや女の子を見て興奮するコキュートス、ヒーロー教師になったアウラとマーレ、ぐるぐるメガネをかけたシャルティア、ターミネーター風のセバスなどいつもと違う自分と同じ雄英高校所属設定のナザリックの面々
モモンガは何度も現実逃避を試みようとしたが気合いで耐えきった
そして休み時間
「鈴木さん原因分かりました! この前僕達が倒した時空ヴィランが少しだけ時空をずらしちゃったんです。何か時空を超えるくらい大きな心の動きを皆に起こせばなんとかなるみたいです!」
「時空ヴィランって何?」
緑谷の説明によると【異世界】という想像力が理を凌駕する個性をもつ人物が自分たちを別の時空に、歳を取らない世界に固定させてしまっていたらしい。その世界から抜け出すために【異世界】個性持ちを倒すヒーローショーを開催し、無事に元の世界に戻したようだが少し元の世界の時空とズレてしまったようだ。
その結果がこれだ
(そういえばパンドラを寮に入れた覚えなんてなかったな)
考えてみれば辻褄が合わないことだらけだ。自分たちに敵はないと思っていたがやはりとんでもない個性持ちがこの世界に存在していた。
「とにかく皆に大きな心の動きを与えればいいんだね!?」
「はい! 元の皆に対しての心の動きだと思われます!」
モモンガは速やかに行動を開始した
「モモンガくーん❤お弁当一緒に食べよう❤」
パンドラにはありのままの姿で思いっきり抱きしめる
「モモン·····はっ私は一体·····なぜ父上は私を抱きしめて·····?」
「おい無視すんなモモ······モモンガ様!?」
「Hey! Hey! ·····ッ私は?」
「おっぱい·····ナニヲ?」
「こらーそこ暴れ·····あれ?」
「静かにしてくだ·····?」
「わっちの勉強のじか·····ああんモモンガ様!?」
「I'll be ·····おや? なぜこんなとこに?」
戻った面々を引き連れナザリックでおかしくなってしまった者を順調に戻していく
「お掃除楽しいな·····なんじゃこりゃァァァ!?」
「ハニーが作ったお弁当が美味し·····ハニーって何!?」
「エロゲーなど不潔な·····なんでエロゲーがゴミ箱に!?」
「女の子は女の子らしく·····うん?」
「神話生物などこの世に·····いる!」
「作戦とかどーでも·····はあ?」
「イタズラなど好みませぬ·····んなわけあるかぁ!?」
「ブラック万歳! ·····ホワイト万歳!」
そんな数々の困難を乗り越えて
「さて、今日はヒーロー殺しに会えますかね」
──無事にパンドラヒーローアカデミアの世界に戻ることができた。
ちなみに時空ヴィランは後からモモンガが<
遊ばれたヴィラン達
「あれ?ここはどこ?私は誰?」
<1>~<4>は小話です
<5>だけ<1>~<4>のまとめみたいになってます