パンドラヒーローアカデミア   作:ぐち山ぐち

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皆様あけましておめでとうございます
なんかいつもより会話が多いです。
読みにくいと思います。

骨抜のキャラがちょっと違う気がする。骨抜ファンごめんなさい。

それでもおkという方は本編をどうぞ


対人戦闘訓練

「これで俺のレッスンは終わりだァァァ!! しっかりご飯を食べて午後に備えるんだZEEEEE!!」

 

 

 4時間目の授業が終わり、パンドラはホッと息を吐く。

 終始あのテンションだが内容は普通だった。

 今日は午後にヒーロー基礎学が入っている。なんとあのオールマイトが指導してくれるらしい。後に楽しみがあると、暇な授業でも全く苦行ではなかった。

 

「パンドラ! 一緒にご飯食べようぜ」

「食堂が混沌に包まれる前にはやく行かなければ······」

「ってまたお前弁当?」

 

 パンドラにそう話しかけてきたのは円場・黒色・回原だった。円場と回原は先に黒色と友達になり、友達繋がりでパンドラとも仲良くなった。つい先日から一緒にご飯を食べる仲だ。ちなみにこの前共に居た庄田は他のクラスメイトと食べているようだ。

 

「次はヒーロー基礎学だな! 一体今度は何をするんだ?」

「最初は戦闘の基礎だろ。【空気凝固】ってあまり戦闘向きではないんだよなぁ」

「まぁ何が来ても全力で取り込む所存。ところでパンドラはなぜ毎回泣きながらご飯を食べるのか」

ふふふ。今日は卵焼きの量がいつもより多いです。これはきっと私がヒーロー基礎学があると話を聞いて父上なりのエールに違いありません。愛されていますねわたしふふふ

「おっと黒色。パンドラは取り込み中らしい。ほっとこう」

 

 さすがB組常識人男子四天王の1人円場である。出会ってそうそうパンドラの扱い方を悟った。

 

「いや、やばいだろこれは。多分そのうち弁当箱まで食いはじめるぞコイツ」

 

 それに即座に突っ込むのはB組のツッコミ担当回原であった。残念ながらパンドラはもう手遅れである。一瞬目を離したうちに弁当箱は消えていた。

 

「えっ食った? もしかしてもう食った?」

「んんん美味でした!」

 

 

 ✣✣✣

 

 

 

 

 そしていよいよ午後の授業

 

「わーたーしーがー!! 普通にドアから来た!!!」

 

「オールマイトだぁぁあ!」

「生マイトだぁぁあ!」

「画風が違う!」

 

 オールマイトを見て生徒達は興奮に包まれる。

 

「ヒーロー基礎学! 前回は個性把握テストだったが、今回は戦闘訓練!!! そして入学前に送って貰った要望に沿ってあつらえた戦闘服(コスチューム)を着用しておこなってもらう。着替えたら順次グラウンド・βに集まるんだ!」

 

「「「ヒーローぽいのきた──ー!!!」」」

 

 クラスメイトが次々と教室の横から出てきた戦闘服(コスチューム)手に取る中。パンドラは自分のバックを大事そうに抱えた。

 

 

 みんながワイワイと着替える中。ひとりパンドラは神聖な儀式のような雰囲気を醸し出していた。

 まず軍帽を脱ぎ、靴下を履く。アイロンのかかった赤いシャツをシャツガーターで固定する。腹回りが痛くない程度にズボンのベルトを締める。ジャケットのボタンを止め、またベルトで固定する。紋章やチェーンの位置を寸分違わずいつもの位置に付け、コートを羽織る。少し底に厚みのあるブーツに足を通して、軍帽をもう1回被り直せば······

 

 そこにいるのは

 誇り高きナザリック地下大墳墓

 宝物殿領域守護者

パンドラズ・アクター

 

 

「おおおパンドラ軍服カッケーな!」

「軍服······<・> <・>」

「なんだろう? 妙にしっくりとくるな······?」

 

「······ええ。皆さんもお似合いですよ」

 

 格好から入るということも大切なことである。

 つまりパンドラは今日1つ肩書きが増えることとなった。

(今日から私もヒーロー!)

 

 

 

 グラウンド・β

 

 

「さあ始めようか有精卵共!!! 戦闘訓練のお時間だ!!! みんなコスチューム似合ってるぜ!!」

 オールマイトは相変わらず堂々とした態度だ。

 

「あの! ここって入試の演習場ですけど市街地演習ですか?」

 手を挙げてオールマイトに質問を投げかけたのは拳動だった。

 

「いいや! 君達が行うのは屋内での対人戦闘訓練さ!!!」

 

「ああ、確かにヴィラン退治は屋外でよく見るけど監禁・軟禁・裏商売など凶悪犯罪は中の方が動きやすいだろうしね」

「なるほど、このヒーロー飽和社会の中では真に小賢しいものは屋内(やみ)に潜むというわけですか」

 物間・パンドラは即座にオールマイトの言いたいことを理解した。

 

「そこのおふたりさん察し良すぎない!? まあそういうこと。だから君たちにはこれから敵組とヒーロー組に別れて2対2の屋内戦を行ってもらう!!」

 

「基礎練習なしですか!?」

 声をあげたのは昼休みに基礎練習だと予想をつけていた円場だ。

 

「その基礎を知るための実践さ! 状況設定は敵がアジトに核兵器を隠していてヒーローはそれを処理しようとしている」

 

「じゃあヒーローは制限時間内に敵を確保。または核兵器回収ってところかな」

「それでは敵の方は制限時間内まで核兵器を守り通すか、ヒーロー確保ってところですかね」

 

「ねぇ君たちエスパー? 個性エスパー?? ······はいその通りデス。この捕獲テープ巻き付けたら捕獲ね。敵チームが先に入ってセッティング。5分後にヒーローチームが潜入でスタート。10分間ね。コンビ・対戦相手はくじ!!」

 

「急増チームアップを想定しているのか······」

「うんもう私と一緒に先生してみない? じゃあ早速くじ引いて始めようか!」

 

 

 結果パンドラはAチーム、バディは

「よろしくねー」

 取蔭切奈だった。

 

「最初のヒーローチームはC! 敵チームはA!」

(初っ端からですか)

 

 そして相手は······

「よろしくね」

「よろしく」

 物間寧人と骨抜柔造だった。

 

「おー! 推薦者対決とまねっこ対決!」

「まねっこって······」

「面白くなってきた!」

 

クラスメイトは面白くなりそうな対決に好き勝手に騒ぎ始める。

 

「じゃあ私達はモニターで見ているから敵チームはすぐに準備してね!」

 

オールマイトの声と共に4人は演習場の方へ押し出される。とりあえずパンドラはまだあまり親しくない今回のバディである取陰の方へ近づいた。

 

「······パンドラどうする?」

「まずは私とお友達になりましょう!」

「はい?」

 

 ✣✣✣

 

 

 

 

 

「······で、どうすんの物間」

「まずは自分達の個性を確認しようじゃないか。僕の個性は【コピー】触れた人の個性を5分間使える。けどスカの場合もある。今のところ3個はストックできるけど今回は関係ないかもね。5分後に僕達スタートだし」

 

パンドラと取陰と話し始めたと同時に物間と骨抜も作戦会議を始めていた。

 

「次は俺か。俺の個性は【柔化】触れた物を柔らかくする。もう1回触れると解除。生物には使えない」

 

 物間は腕を組む。

 

「じゃあ次は相手の情報をすり合わせとこう。とりあえず知っていることは?」

 

「取蔭は体をバラバラにして動かせるってぐらいしか情報がないなぁ。あと宙も浮かべるみたい。パンドラは相手の姿に変化して個性を真似することができる。今のところホークス・Mtレディ・ミルコ・取蔭と重力をなくす個性? が使えるってとこか。おまえの意見は?」

 

「大体君と一緒かなぁ。パンドラはどのくらいストックできるのか? 僕みたいに時間制限があるのかどうかすら分からない。変化する条件は易々と触れることが出来ないプロヒーローに変身していたからあまり難しい条件ではないのかな?」

 

「見るだけとか?」

「そんな感じ。それだと僕達のマネもされるかもね」

 

 骨抜は物間がパンドラのことばかり話していることに気づく。

 

「ん? 取蔭は?」

「彼女は今のところ35分割分けられる。10分間は余裕で動かせるよ」

 

 物間はスラスラと答えた。

 

「えっなんでそんなこと知ってるんだ?」

「この数日間でクラス全員コピーを試してみた」

「やたらスキンシップが多いやつだなと思ってたらそういうことかよ!? ん? なんでパンドラについてそんな分からな······っあ? スカってやつか」

「察しの通り、パンドラはスカだったんだよ」

 

 骨抜も物間と同じように腕を組む。

 

「うーん。取蔭もだけどパンドラが厄介すぎる。おまえと似ているけ「似ていないよ」っ?」

 

 すぐさま骨抜の言葉は物間によって否定された。

 

「全然似ていない。はっきりいって【ドッペルゲンガー】は僕の【コピー】の上位互換というのもおこがましいぐらいだ」

 

「物間······」

 

 これはさすがに無遠慮すぎたと骨抜は反省した。個性は個人のアイデンティティ。物間にはっきりとパンドラが上だと口に出させてしまうのは酷な話だったのかもしれない。

 が当の本人はケロリとした顔をしていた。

 

「あぁ、勘違いしないで欲しい。僕は別にそのことについては全く気にしていない。それに少しは僕の方が有利なこともあるみたいだしね」

 

 物間は一息ついた後、一気に話し始める

 

「まずパンドラは個性を使うためにその姿に変化しなければならない。どんな個性を仕掛けてくるかを見た目で判断することができるかも。あとは体力テストでさ、長座体前屈の結果覚えている?」

 

「1位が取蔭。2位がおまえ。3位がパンドラ······あれ? そういえば2位と3位の結果って割と差があったような?」

 

 骨抜は目を閉じ思い出しながら答えた。

 

「そう。オリジナルと差が開くのは分かるけど、性能的には同じ個性を持つ僕とパンドラの差がひらくっておかしくないか? 僕が個性を使うのがうますぎるっていう線もあるけど」

 

「もしかして······パンドラって100%再現出来ない?」

 

 はっとした顔で物間を見つめる。物間はニヤッと笑っていた。

 

「その通り。今のところ僕がパンドラに勝ってんのはこのぐらい。さあ時間もないし早速作戦を考えようか。警戒しすぎて悪いことはない。パンドラは目に入れるだけで変身できる。変身に時間制限はなし+今わかる6つ以外にも個性を使えると仮定しとこう」

 

 骨抜は慌てて脳を作戦モードに切り替える。

 

「俺たちの戦力は【柔化】✖️2ってところか。まず核の場所を探すべきじゃないか。じゃないとどうしようもないと思う」

 

 その問いかけにすぐさま物間は答えた。

 

「それは僕も賛成。多分取蔭なら目を操作して相手の出方を伺う。見つからないように核を探せる方法とかない?」

「あるぞ。ビルを柔らかくして体を潜り込ませて移動していけばいい。それなら目につかない。なんなら不意打ちにも使える」

「それはナイスアイデアだ! ちなみに僕にも出来るのかな?」

「ムリ、俺めちゃくちゃ練習してやっと出来たもん」

「否定早くなァい!? 姿隠せるの君だけじゃなァい!? 僕はァ!? ················ふぅ、じゃあ僕は普通に移動するよ。でなんかあったら【柔化】で撒く。核見つけたら小声で連絡。状況を正確に把握してから作戦をたてよう。まぁ大体あっちの考えも限られてくるけど確信が欲しい。取陰に聞かれる可能性は高いけどしょーがないか。それに」

 

『5分経過! ヒーローチームスタート!!!』

 

「やべっ始まっちゃったよ!?」

 

「とりあえず核の場所を探し出す!地図覚えたァ!? 君は上の方から探してくれ! 大体ラスボスは上の方にいるのが定石!君の方が見つかりにくいはずだから任せる! くれぐれも見つからないようにね!」

 

 物間の姿はビルの側面に移動したことによってもう見えなくなっていた。

 

「分かった。柔軟に対処していこう」

 

 骨抜の呟きを聞く相手はもうどこにもいなかった。

 

 

 ✣✣✣

 

 

 

 

 

 

(さて、侵入成功っと)

 

 物間は適当な場所を柔らかくして、音もなく侵入した。

 

(取蔭らしき人物はいないっと)

 

 多分パンドラは核のある場所に待機しているだろう。あの個性なら1人でもある程度対応できる。

 数日間過ごしてパンドラの性格を物間は何となく理解していた。彼は自分と同じだ。

 注目を浴びてこそ輝くタイプだ。

 常に背筋が伸び堂々とした振る舞いが、それを物語っている。少し我を通しすぎるところはあるが·····

 

 (彼が僕と違うのは主役になれるかどうか)

 物間の個性は他人がいないと何も出来ない。一方パンドラはまだ詳細は分からないが何となくパンドラは骨抜に話した仮定通りの個性だと物間の勘が告げている。

 つまり他人がいなくても、1回コピーしてしまえばパンドラは1人で戦えてしまう。

 

 1人で主役になれてしまう。

 

(だけどさ、主役を喰らう脇役もいるんだよ)

 

 パンドラに出来なくて物間に出来ることはある。チャンスはあるのだ。下剋上という名の主役を引きずり落とす瞬間が

 

(まぁ難易度は高いだろうけどね)

 

 ははっと少し諦めに似た笑いを漏らす

 

 物間は周りに気をつけながら建物の中を散策していく。

 1階には多分何もないだろうとさっさと調べて2階に上がり、同じように調べていくが特にない。3階に向かおうと階段の方へ──

 

 

 ペタ ペタ ペタ

 

 

(足音!? 取蔭か? けどこんな分かりやすく音を出すか? 罠?)

 

 音はどんどん近づいてくる。

 

 (とにかく覗いて見るか)

 

 音のなる方に足音を忍ばせながら近づいていく。そっと覗くと――

 

「わっ」

 

 足だけこちらに飛んできた。

 

 サッと右に避け、足を目で追いかける。

 

 Uターンしてまたこっちに飛んできた。

 

 今度は頭を下げて避ける。

 

 さらにUターンしてくる

 

 避ける

 

 負けじとまた足がUターン

 

「あぁもう何がしたいの!」

 

 足止めつもりだろうか? あまり時間もないのだ。物間に引っかかってやる余裕はない。

 

 (よし【柔化】で撒こう)

 

 壁に手をつき隣の部屋に移動する。階段の方角にまた手をつき、壁抜けをする。

 

 

 

 

 

 

(······追いかけてこない。様子見か?)

 物間が首を傾げていると骨抜から連絡が入る。

 

『物間! 核は5階の真ん中フロアだ。パンドラ1人。ホークスの状態で羽を撒き散らしながら、核持って空中で待機している。邪魔なのか知らんが柱が全部破壊されている』

 

『おk。作戦会議しよう。4階の階段辺りに集合。すぐ向かう』

 

 物間はすぐさま移動を開始した。

 がなかなか思う通りに進まない。

 取蔭のパーツがまた行く手を阻んでくる。

 

(時間稼ぎ? タイムアップを狙っている? それとも体力を削るため? だけどこんぐらいなら)

 

 物間は【柔化】でパーツを撒きまくった。

 そのせいで集合場所に着いた時にはもう残り時間を5分きった。

 骨抜が心配そうにこちらを見ている。

 

「物間大丈夫か?」

「ゲボッあぁちょっとフッ1回個性コピーさせて」

 

 骨抜に触れながら息を整える。そのついでに取蔭が盗み聞きしていないか周りに気を張り巡らせる。

 

 ――今のところ近くにはいないようだ。物間の息が落ち着いたところで小声で骨抜が話始める。

 

「パンドラは俺達が【柔化】で建物のどこからか出てきて不意打ちしてくると読んだんだと思う。俺らの勝利条件の1つは核にタッチするだけってのもあるからな。思いもよらないところから攻めてこられても対処できるよう核と一緒に空中待機しているんだろう」

 

物間もそのようにできる手段があるのならそうしている。ホークスの個性を持っていれば可能だ。

 ただ作戦を立てる前に1つ物間は聞きたいことがあった。

 

「ホークスって何の個性だっけ? 飛ぶだけ?」

 

 骨抜は困った顔をした。

 

「確か羽を動かせるんじゃなかったか? 覚えてないけど。······で取蔭は?」

 

 骨抜はホークスの個性より取蔭の動向が気になるらしい。

 

「多分そろそろ核のある部屋に戻って来てるんじゃない? 僕達がもう4階に来ていることはあっちも分かっていると思う」

「やばくないか?」

 

 骨抜の額から汗が吹き出す。物間も眉を寄せる。

 

「そうだね。彼らに対して僕達では正面対決は分が悪すぎる。そんなの分かってたさ······よし僕が囮になるから骨抜。奇襲しろ」

「おい、そんな上手くいくのか?」

 

 骨抜は不安そうな顔だ。そう思うのは仕方がないだろう。だが

 

「ふつーにやったらあっちも予想してるはずだから失敗する確率の方が高いだろうね。だけど·····ふふふ、実はさっきね取蔭のパーツをかすったんだ。多分取陰はその事に気づいてないと思う。僕が中央の部屋の壁を【柔化】で通り抜けて、いきなり分裂して彼らに飛びかかるのさ。さすがにパンドラも取蔭も僕に目が行くはず、その瞬間に君は······」

 

 あっちは物間の言いたいことを理解してくれたらしい。

 

「分かった。じゃあ俺は奇襲するベストポジを探してくる。準備が出来たら連絡する。それまでに物間も適当な位置にいて」

「了解」

 

 骨抜が建物の中に入っていったのを見届け物間も上の階に移動する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『ついた』

 

いよいよ正念場だ。2人の身体に緊張がはしる。

 

『じゃあ5秒後に僕が飛び出す。2秒後に君は核に飛びかかれ。5.4.3.2.1』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『Go!!!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

物間は【柔化】で壁をすり抜け【トカゲの尻尾切り】で体をバラバラにしてパンドラ(ホークス)に飛びかかる。確かにパンドラ(ホークス)はこちらの方に顔を向け、取陰も予想外の動きをされたような顔になった。作戦通り2人はこちらに気を取られている。しかし

 

「取蔭さんっ! 真上です!」

「りょーかいっ!」

 

 上から飛び出した骨抜が、部屋中に待機していたバラバラの取蔭に捕まる。

 

 ガシッッッ

 

「ナアッ!?」

「建物から離しちゃえば【柔化】できる物はないよね?」

 

 骨抜にすぐさま捕獲用テープを巻き付けられた。

 

 (骨抜っっ! 僕に気を取られていたはず!なんで骨抜が出てくる場所がそんなすぐ分かる!?くそっだけど僕がまだいる!)

 

 こちらの勝利条件は核をタッチさえすればいいのだ。この物間のバラバラの体がどこかが当たれば

 

 

 

 ドドドドドッ! 

 

 

 

 部屋を覆い尽くす量の赤い羽が邪魔する。

 

 (──ッ!? ホークスの個性かっ! そういえば骨抜が言ってたやつ!)

 

 さらに追い討ちとばかりにバラバラの取蔭まで襲ってくる。

 

「この場合って巻き付けるのってどこでもいいの?」

「わかんないですねっ! じゃあちょっと私の後ろに移動してください!」

 

 そんな会話が聞こえた途端、暴れていた羽根がくたりと落ちる。そして

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 物間のバラバラだった体が元通りになる。

 

「ハァッ!?」

 

 視線をパンドラに向けるとホークスの姿は無く、代わりにどこかで見た小汚い男がいた。

 

 

「ハイ捕獲〜!」

 

 

 物間が個性を使えなくなったことに呆然としているといつの間にか取蔭にテープを巻かれていた。つまり

 

 

 

 

『勝負あり! ヒーローチーム2人が捕獲されたことにより、勝者はヴィランチーム!』

 

「「いえーい!」」

 

 パンドラと取蔭は無邪気に飛び回り始める。非常にうるさい。

 特にパンドラ、君は顔もうるさい。穴3つという子供の落書きのような顔なのになんか顔がうるさい。······なんで? 

 

 

 

 

 

 

 

「あぁもう······参ったよ······」

「··········カカカ」

 

 

 

 

 とりあえず物間は自分達が負けたことは理解した。

 

 

 

 




Q、なんで心操の【洗脳】使わないの?
A、【洗脳】はタネが割れてしまうと不利になります。ここで使ってしまうと体育祭の時、心操くんのアドバンテージが崩れてしまうとパンドラが考慮したから

Q、骨抜のビルを柔らかくして体を潜らせて移動
A、漫画で地面に潜ってクロールで移動していたから、練習すれば建物の壁とか潜って移動できるかもなと

Q、取蔭って50分割じゃないの?
A、個性特訓前は50より下だったんじゃないかなと


今回非常に読みにくかったであろう中、ここまで読んでくださった方ありがとうございます。ところで1ついいですか?

戦闘シーン難しい!!!えっこれマジで難しい。書いている間何回自分自身にツッコミを入れたか分からないです。多分どこか矛盾してたり、意味のわからないところがあったかもしれません。すみません。戦闘シーンをかける小説家さん。本当に尊敬します。

次回、総評に向かうパンドラ一向、その時パンドラが語ったこととは?一方ある人物は化け物と対面していた。そして思い出すのは冷たい雨の日の出来事だった



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