ーーリリsideーー
病院のとある一室
『父さん、母さんありがとう』
『すまんな、かんじんののおもちゃは病院の都合で持ってこれなくて』
『全然大丈夫だよ』
そう言って男の子が笑うと、その少年の父親と母親と思わしき人物が申し訳なさそうに笑う
「また
そう呟き体を起こす
最近、私は毎日あの夢を見る
小さな男の子とその父親と母親と思わしき人達が話す夢を
いつも男の子の顔は影がかかったようで見えない
それだけが謎だった
「いったい何なんでしょうか………」
『リリーご飯よーーー』
「はい、今行きます!」
あれからリリは中学校に通っています
引き取ってくれた里親はいつも優しくて、リリのことを大切に育ててくれています
そんなある日、リリのクラスに転校生がくると担任から話されました
「それじゃ、入ってこい」
その声と同時に入ってきたのは
「成瀬澪です、よろしくお願いします」
孤児院のころの幼馴染みである、澪ちゃんでした
男子は全員が歓喜のあまり、泣いてる人や叫んでる人がいました
今更ながら……大丈夫でしょうかこのクラス
彼女に少しだけ手を振ると
澪ちゃんは答えて振ってくれました
さらに私は澪ちゃんのとある場所をみる
「むぅ」
…………また大きくなってる
………………それに比べ私は
そう思いながら、自分の胸をみる
「神は不公平です………」
朝の挨拶が終わると、澪ちゃんと話そうと思い彼女の席に行く
「ひさしぶりね、リリ」
「はい、澪ちゃんも元気そうで良かったです。ところで」
「なに?」
「そうくんは何処ですか?」
「!?」
そう、彼女の孤児院で暮らしていた時のもう一人の幼馴染み、白上蒼騎の姿がないのだ
隣のクラスに転校生なんて話はないのです
「屋上で、話しましょう」
そう言った澪ちゃんに私は困惑しましたが、移動することにしました
「で、そうくんは何処ですか?」
屋上についた瞬間にリリはそう口を開来ました
いくらなんでもおかしいです
澪ちゃんが転校してくるならそうくんだって一緒にくるはず
「実はねリリ、孤児院………お父さんとお母さん火事で亡くなっちゃったんだ」
「……え」
鷹人さんに綾奈さんが
まだ恩返し出来ないいのに
「その時の火事で、蒼騎はどうなったか分からないの」
「え…」
そうくんは行方不明
そうくん、探さなきゃ
「孤児院だった所にも病院にも居なくて」
「わかりました、リリはそうくんを探します」
「まって、なら私も行くわ」
放課後、リリは澪ちゃんと真理亜さんと言う澪ちゃんの、友達と孤児院後へと向かいました
あの時、いつもの場所にあった孤児院はその面影を残していましたが、ほとんどが焦げて崩れていました
私たちはそうくんが生きている事の証明、または手掛かりとなるものはないか、周辺を探しました
「そうくん……?」
そのときは、木材の下で何かが光ったのを見ました
何だろうと思い、その光ったところに会ったものを拾いました
「携帯?でしょうか?」
それは、トリガーのようなボタンと三つのボタンが付いている機械でした
「リリ、何か見つかった?」
「はい!」
すると二人がこちらにくる
「これなんですけど」
「何よこれ、携帯?」
「こんなの見たことがありませんね」
「もしかしたら、蒼騎のじゃない?」
「かもしれませんね、取りあえずこれは澪ちゃんが持っていて下さい」
もしこれがそうくんの私物なら、生きている可能性が高い!
「時間も遅いですしそろそろ解散しましょう」
「はい、それでは澪ちゃんまた明日」
「ええ、また明日ね」
そう言ってリリは家に帰りました
ーー蒼騎sideーー
あれから俺は隣町の中学校に通いながら、夜に魔物狩りをしているのだが
「………ない」
可笑しい、神様から貰ったはずのGUYSメモリディスプレイがない
トリガーショットを取り出したときに失くしたのか?
まぁ、いつか見つかるだろう
今はカレーを作らなきゃな
そう思いながら、鍋の中のカレーをかき回す
直虎さんの家では僕がご飯を作っている。直虎さんは編集者の仕事が大変なので、早めに帰りご飯を作っている
小説はゼクロスを新しく発売した
「ただいま~」
「お帰りなさい直虎さん」
「おう、今日の晩飯はなんだ?」
「今日はカレーですよ」
「おう!カレーか、お前の作るカレーは絶品だからな、楽しみだ、いっそのこと店出したらどうだ?」
「いいですねそれ」
高校になったら拠点として使えるかも、開くのもありかもな
と、そろそろいいかな
そう思い火を消して鍋に蓋をする
「あ~、蒼騎少しいいか」
「はい、大丈夫ですけど」
「実はな、上がお前のサイン会を開きたいんだと」
「うそーん」
そんなのやったら顔ばれるよ!
「そんなのやったら顔バレしますよ直虎さん」
「そうなんだよ、問題はお前が中学生ってこともあるんだけど、上の奴等かなり遠くの方でやるって聞かないんだよ」
「………分かりました、サイン会出ますよ」
「本当か!?」
「はい、でも中学の先生に許可貰ってきますね」
実は中学校に入学する際、学校の先生方に直虎さんは孤児院でのことを話したらしく、更には担任の先生のみに僕が
直虎さんは何故僕に言わずに……
次の日、僕は学校に登校すると担任の先生に話をした
ツルギの仕事があり、数日登校出来ないと
すると先生は
「そうですか、分かりました。その間の勉強は後から教えますので、行ってきなさい」
「あ、はい」
簡単に許可出ました
感想、高評価お願いします
思ったのですが、皆さんは僕の小説でどれが一番好きですか?人気の奴を優先で書きます!あとまた新作書きます
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