『カット&ペースト』ダンジョンで好き勝手やるのは間違い?   作:仁611

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1話

 

今日…俺は、世界でも類を見ない、奇抜な死に方をする事に成ったのだが、それを語るのも本当は嫌何だよな…。

 

その日は双子の姉である華流凪 栞(カルナ シオリ)が、彼氏と約束してる上で友達と約束してしまったらしい…。

 

俺達は、ご近所さんにドッペル姉弟(ドッペルゲンガー)だと言われる程に顔がソックリなのです。

 

姉は昔から、天真爛漫・唯我独尊を地で行く人なのだ…。彼女に掛かればこの程度、問題にすらならないのだろう。

 

自室に行って2分後、化粧品の入ったBOXとイメチェン用ウィッグに自分の服一式、察する事は鈍感主人公でも無い限り可能だろう。

 

 

 

姉が鏡に2人映ってる、自分で言うのが悲しくて泣いてしまいそうです。小さなバッグを手渡されて、中身を見ると手紙と一緒に化粧直しに必要な物が入ってる。

 

 

「後は宜しくね!◯◯駅に12:30に集合だからね〜♪」

「何かが起きても、責任は取らないからな?」

「はいはーい『よ』『ろ』『し』『く』」

 

 

投げキスする姿を見届け、溜息を吐いて駅に向かって歩みを進める。この女装は、今回で8回されてるので、外を歩く羞恥心はかなり薄くなって居るのだ…。

 

 

一卵性の双子がどの程度、似た容姿で生まれるのが普通なんだろう?俺は、そんな事を考えながら駅前で信号待ちをしている。前方から姉の名前を呼んで手を振る(姉)友達、信号が青に成ってから彼女の下に向かって行く…。

 

 

 

彼女の斜め後ろには、黒パーカーを深被りした男が、プルプル震えて立って居るのだ…。良くない事が起きる気がして、俺は急ぎ彼女の所へ向かう。

 

男がパーカーのポケットから手を出すと、刃渡り20cm程のサバイバルナイフを、逆手に持ち振り上げる男は、彼女の背後から襲おうとしている…。

 

 

 

俺は小さい頃から、合気道を爺ちゃんに習って居たのでこれぐらい捌けると思い、男の方に踏み込んで行く。相手の腕を左手で持つと腕を潜り、外側に出ると体の小さい俺でも対処出来る。

 

相手はなす術が無くしてパニックを起こして暴れ出す。

 

理性の無い行動は制御し難く、俺から腕が抜けると、再び彼女を襲おうと走りだす。俺も冷静では居られず、彼女に駆け寄り覆い被さる…。

 

 

男は振り下ろしたナイフで、俺の背中を3回刺すと逃げ去って行くのだが、ナイフは俺の背中にあるので周囲の男性に取り抑えられる。

 

地面があっと言う間に血の水溜りが出来る中、守った彼女は泣きながら『誰か助けて下さい』と叫び俺を抱きしめる。

 

 

「無事で……居てくれて……良かった………バッ…グに手紙……君は悪く…無い…自分を責めない……約束……いぃ…」

 

「分かった!?だから…お願い…本当は栞にお願いして◯君に……来て貰ったの…好きなの…お願いだから死なないで!?」

 

「う……れ……しぃ…やくそく」

 

「約束するから…誰かあああ!?ダメ!ダメ!目を閉じないで!?ダメ————」

 

 

あの子は、女装させられた時に4回は一緒に居た子だ…。無事で良かった——これが最後の内容だが、ニュースには出るだろうな『女装男子刺殺』何て言う見出しは勘弁願いたい…。

 

 

———【迷宮都市オラリオ】

 

 

遠くには、天を貫こうと建造されたかの様な塔が見える。そんな景色の草原で目覚めたが、先程までは神様がマシンガントークって感じで、転生をさせられたのだが特典は付与されてるのか心配だ…。

 

 

塔が見える反対側から、結構なスピードで馬車が走っているが、後ろには騎馬の『ザ・野盗です』って感じの奴等が追いかけて居る。

 

 

俺は特典を試しに使って見た…

 

 

【全鑑定(極)】

——————

ゴーガ・デイグナー Lv3 ドワーフ

ティアマトファミリア

 

力:A852 (883+912)

耐:S968 (935+934)

器:D537 (619+547)

敏:E436 (324+411)

魔:C611 (755+832)

鍛治:F

堅牢:G

 

《魔法》

 

【怒涛の壁】

ー短文詠唱ー

『憤怒せよ大地、響く激情の想い、喝采せよ』

土属性魔法で、大地を隆起させ両側から挟む

 

《スキル》

 

——————

 

カール・ホテップ Lv2 ヒューマン

ティアマトファミリア

 

力:C647 (539)

耐:D512 (672)

器:A876 (903)

敏:A892 (932)

魔:I0

神秘:H

 

《魔法》

 

【】

 

《スキル》

 

【神心掌握】

・読心術

・人も神読める

・全ての嘘を読み取られない

 

——————

 

バライラ・ヴィランテ Lv1 ハーフエルフ

ティアマトファミリア

 

力:C745

耐:E522

器:S999

敏:S926

魔:B821

 

《魔法》

 

【雷牙の舞】

ー短文詠唱ー

『雷獣の牙で敵を噛み砕け』

 

《スキル》

 

【暗殺術】

・気配遮断、気配感知、認識阻害

・夜目が効き聴力上昇

・無音や無臭が可能

 

——————

 

シオリ・カルム Lv0 ハイヒューマン

無所属

 

力:I 0

耐:I 0

器:I 0

敏:I 0

魔:I 0

 

《魔法》

 

《スキル》

【カット&ペースト】

・カットが行える

・ペーストが行える

 

《異能》

【真実の魔眼】

・全鑑定の能力

・代償も無く、使用を感知出来ない

——————

 

 

何で俺の名前が姉の栞に…。

 

 

俺は自分の身体を確かめると、女装させられて居たから気が付かないで居たけど…。胸に膨らみがあるのだ、しかも服装はこちらの文化に合わせた物に変わってる。

 

本当は感傷に浸りたいのだけど、助けないと行けない…。一番レベルの低い人から、名前と種族にファミリア?以外を奪う事にすると、出来る事が分かると、残り2人からも奪う。

 

 

【カット&ペースト】

 

——————

 

シオリ・カルナ Lv3 ハイヒューマン

ーーーファミリア

 

力:I 0 >>C745(647+539+852+883+912)

耐:I 0 >>E522(512+672+968+935+934)

器:I 0 >>S999(876+903+537+619+547)

敏:I 0 >>S926(892+932+436+324+411)

魔:I 0 >>B821(611+755+832)

神秘:H

鍛治:F

堅牢:G

 

 

 

 

《魔法》

【怒涛の壁】

ー短文詠唱ー

『憤怒せよ大地、響く激情の想い、喝采せよ』

土属性魔法で、大地を隆起させ両側から挟む

 

【雷牙の舞】

ー短文詠唱ー

『雷獣の牙で敵を噛み砕け』

 

《スキル》

【カット&ペースト】

・カットが行える

・ペーストが行える

 

【暗殺術】

・気配遮断、気配感知、認識阻害

・夜目が効き聴力上昇

・無音や無臭が可能

 

【神心掌握】

・読心術

・人も神読める

・全ての嘘を読み取られない

 

《異能》

【真実の魔眼】

・全鑑定の能力

・代償も無く、使用を感知出来ない

 

——————

 

 

全ての能力を奪うと、先頭を走って居た盗賊の男は、身体能力の違いからなのか体制を崩すと落馬した…。急に目の前で落馬した男を避ける為に、残り二人は緊急回避を試みると、馬が仰け反って振り落とされてしまう。

 

追われる馬車は、無事に逃げ切った様で安心した。俺は安心感からその場にヘタリ込む、俺は無意識に女の子座りでヘタリ込んで居る自分に気が付き、落ち込んでしまう。

 

女の子座りは男子には何故か出来ないからだ、服装もエラく可愛らしさを強調する様な、アシンメトリーの白いフレアスカートに、上は肩出しのスタンドネックの白ニット、鎧らしい部分は胸と腰に後は左肩のみ、黒いベースに銀の細工が施された綺麗な鎧…。

 

腰には細剣が帯刀して居て、普段着に鎧付けた見たいな格好だと思ってしまう。ブーツは本革何だろうか、質感が柔らかそうだけどしっかりしている。

 

本当は確認しなくてもそこに感覚は無いが、最後の砦である股に手を持って行き確認してみるが、長年連れ添った彼は旅に出た様で初日で既に恋しいです。

 

他に変わった所は髪が、ウィッグと同じ長さで色も死ぬ前と同じプラチナブロンドであるのだ、神様がその時の見た目で判断した可能性が高い事が予想される。

 

神様が本人確認で『華流凪さんですね』と聞くから返事したが、死んでも間違えられるってどう言う事ですか?幸い目上の人との会話では『私』を使うから変に思われないだろうけど…。

 

 

 

先程の野盗が少しずつ、こちらに近付いて来ているのは気の所為だろうか…。野盗は抜刀したまま残り数Mほどまで来ている、俺を攫うか……犯す……つもりなのだろうか、本気で嫌だよ!?女装はさせられて居ても、恋愛対象は女性だし確かに姉と今まで普通にお風呂入ってて、何も思わないぐらい耐性はあるけども、それでも男に襲われる何て…。

 

抜刀して構えるが、触った事が有るのは日本刀くらいしか無い。戦闘になった場合は、合気道の方を多用するしか無いだろう…。お爺ちゃんに古武術をもっと、習っておけば良かったと後悔してる。

 

 

「おい!そこの娘、運が無かったと思って抵抗するな」

 

「何言ってるんです?貴方達が私より強い様には見えませんよ?」

 

「なあ、コイツ売る前に俺達で楽しもうぜ」

 

「そうっすよ!?そうしましょうよ」

 

「仕方ねぇな〜さっきの獲物逃してイライラしてるし、コイツで発散させて貰うか」

 

 

俺は指示する男が仲間に視線をやった隙に、踏み込み細剣を振り袈裟斬りを相手に打ち込んだ…。真っ二つに斬り付けた通りに男が切れてしまった。胴が少し切れるぐらいに思って居た為、この光景はかなりショックだが、隙を生まない様に他の2人に迫って、若い方の頸動脈を斬り裂くと男は叫びながら首を押さえのたうち回る…。

 

 

「貴方に質問をします、答え次第ではそのまま逃しましょう」

 

「そっその質問て何だよ…」

 

 

「簡単ですよ…

>

>

>

そうですか、分かりましたではっ!?」

 

 

男は隙を見て剣を拾い上げ切り掛かって来る、俺は紙一重どころか余裕で避け腕を掴んで捻ると、腕が簡単に折れてしまった…。

 

 

「ぐがああああ!?糞アマが」

 

「逃すと言うのに抵抗するからですよ?」

 

「知るか!?離せ!お前を殺してやる」

 

「ぷっくすくす…状況見て言って下さいよぉ」

 

「この糞!糞!クソがあああああ」

 

 

男は折れた腕を構わずに動こうとするが、この失敗で死んだのだから対策はしている。反対の手に持って居た細剣は、男の肋骨の隙間を貫き両肺と心臓を貫いた。

 

男達はみんな息絶えてしまうと、俺は金銭を回収して男達に振り向き合掌して「ごめんなさい」と言うと、1頭の馬に跨り残りも引いて去って行く、安心からか涙が止まらなくなってしまい、立ち止まって居ると街の方から守衛の人がこちらに向かって来た。

 

 

「君大丈夫かい?野盗が出たと聞いて来たのだが…」

 

 

俺は涙を流しながら先程の場所を指で示すと、守衛は3人の遺体を見て驚くと俺に歩み寄ると「君は悪くない…生きる為に自分を守っただけなんだから、オラリオに入るんだろ?付いておいで」そう言われ俺は馬と一緒におじさんに付いて行く。

 

俺が盗賊に聞いた内容通り、この街は【迷宮都市オラリオ】世界で唯一天然のダンジョンが存在する街で、世界一栄える街だと聞いた。他にも神が1000年ほど昔に下界して、己を人と変わらぬ器で過ごし【神の力】(アルカナム)を禁じて、各々が目的を持って下界し人々に【神の恩恵】(ファルナ)を授けファミリアを創る。

 

ダンジョンからの資源や魔石(モンスターの核)を産業に栄えた街だとか言っていた…。俺は恩恵無しで奪ったので、この先どうしたものか悩んでしまう。

 

守衛のおじさんは門に着くと、女性の守衛に任せ建物に入って行くのでお礼を言うと笑顔で去って行く…。女性に別室に案内されてから魔導具らしい物で恩恵の有無を確かめるが、俺のはどうやら引っかからない見たいで安心した。

 

 

 

 

街に入ると、花屋のおばさんに馬を買って来れる場所を聞き、そこに向かう事にした。馬は1頭で25万ヴァリスで計75万と、盗賊の5万を合わせて80万ヴァリス有るのだが、それで生計をどの程度立てられるかが問題なのだ…。

 

街中を見回し物価の調査をするが、80万はどうやら多い見たいで当面はお金に困らない様なので、これからの事はじっくり考えよう。

 

情報で聞いた、ギルドと言うファミリアとは毛色の違うオラリオを運営し、冒険者やファミリアを管理していると言う場所に向かった。そこに向かう途中で、幾人も武器を帯刀する者を見かけたが、恐らくあれが冒険者と言う物なのだろう。

 

周りを見ながら歩いて居ると、急に声を掛けられたので振り返ると、そこには肩ほどの長さの髪をした男性?もしかして神かもと思う不思議な感じのする人が居た。

 

 

「何か御用でしょうか?」

 

「まあ、用と言うほどの物では無いのだが、何やら困って居るのではと思っただけだ」

 

「困ってると言えば困ってますね…人生の迷子なんですよ」

 

 

俺が冗談っぽく言うと「ふむ」と言うと、少しだけ考え込んでから再び話し始めた「ファミリアに入る気は無いか?」と言われて今度は俺が悩んでしまう…。

 

 

「正直に言いますが、結構な問題児だと私自身思ってまして、ご迷惑を掛けたく無いので遠慮しておきますね」

 

「問題児なのか?子は親に迷惑を掛けるのが、家族であるファミリアだと私は思っている、その様に気を使える子なのだ問題は無いだろう!付いて来なさい…」

 

 

俺は手を取られて、この人やっぱり人間じゃないと確信して【全鑑定】を使い覗き見る事に…。

 

 

 

——————

 

ミアハ 医神

ミアハファミリア主神

格:善

 

《権能》

【治療】

【医術】

【薬学】

 

——————

 

 

医神だったのか、人格者っぽいのはポイント高いですね。ファミリアが小さいと良いのですが、医神で人格者だから何かトラブルでも無ければ大きいファミリアでしょうねぇ〜

 

辿り着いたのは、小さな店舗で『青の薬舗』と言うらしい…。中に入ると獣人の女性が、カウンターでやる気無さそうに店番をしているのだ、ミアハ様が店内に入ると少し顔付きが柔らかく成って、俺を見てから直ぐに警戒し始める。変な虫だとでも思ったのかな?誤解を与えない様に俺は、その人に「ミアハ様に神として好意は有りますが、女としては無いので安心して下さい」と耳打ちすると赤面して顔を覆う。

 

「ナァーザ…この子は先程街で出会ったばかりだが、良い子だと思ってファミリアに誘ったのだ」

 

「ええ……確かにいい方だと思います。色々安心出来そうですから」

 

「そうか、ではどうだ?人生の迷子でも帰る家は必要だろう、何かしたい事が見つかるまででも構わん、身なりからして冒険者にと思っておったのだろう?」

 

「ファミリアに入るには、ミアハ様にお伝えして置かないと行けない事が有ります。私には特殊な力が有り、恩恵が無くてもLv3あります」

 

「「Lv3!?」」

 

「言い難いのですが、相手の能力を奪う事が出来るんです」

 

「奪う!?それは誰のでもと言う事か」

 

「簡単に言うならそうです…。今までで1度だけ、野盗に襲われて居た馬車を助ける為に使いました」

 

「そうか…。決して無闇に奪う訳では無いのなら、私はそれはお主の運命なのだと思うが」

 

「ありがとうございます…正直言いますと、この先どうしようか悩んで居ましたから、ファミリアに入れて頂けると有難いです」

 

「そうか…私も伝えないと行けない事が有ってな、実は多額な借金があるのだ…。後出しで卑怯かも知れんが、それでも良いか?」

 

「その借金は誰にしているのですか?」

 

「ディアンケヒトにしている「私が悪いの」ナァーザの腕をどうにかしてやりたくてな」

 

 

ナァーザさんが自分の腕を見せて来れると、そこには『銀の義手』が付けられて居た。銀の義手にディアンケヒト?ケルト神話では無いだろうか…。

 

 

「ミアハ様…『マグ・トゥレドの最初の戦い』で腕を失った、ヌアザ王の腕に義手を付けた神ディアンケヒトですか?」

 

「良く知っているな!?その事を知っている者など、最早私達だけだと言うのに」

 

「ディアンケヒトファミリアってどこに有るんですか?」

 

「何をする気で居る?」

 

「話しをして見たくてですよ♪ナァーザさん?その義手って通常価格で付けて貰えましたか?」

 

「うんん!法外な金額だったよ」

 

「そうですか、では今から悪を成敗しに行きましょう!?」

 

「「は?(え?)」

 

 

俺は2人を連れて、ディアンケヒトファミリアの店舗に向かった。そこは『青の薬舗』の3倍はあろうお店で綺麗にして有った…。「頼も〜」と俺が言うと、灰色の髪の女性店員はポカンとして居て、状況を理解出来て居ないので神ディアンケヒトを頼みますと伝えると、返事をすると直ぐに奥へと消えて行った。

 

 

「大丈夫なの?何か考えが在るのは分かるけど…」

 

「今まで払った金額は、通常の『銀の義手』で言うと何割ですか?」

 

「通常なら、2つ分は完済しているわ」

 

「なら、お金を3倍要求しましょうか!?」

 

「え!?」

 

「俺に何の用だ貧乏人!」

 

「はぁ〜貴方が神ディアンケヒトですか…貴方はミアハファミリアのナァーザさんの『銀の義手』を法外な金額の借金を要求した事は事実ですか?」

 

「それがどうした?こちらの商品だ、言い値が駄目なら諦めたら良いだろう?」

 

「では貴方は、客を選んで金額を決める悪徳商売をしていると認めるんですね?」

 

 

他のお客さんが騒めいて「まじかよ」と言っている。商売は信用が第一で、それを自分の気分で変えるなど有ってはならない。俺はここで畳み掛けに行く。

 

 

「過去に貴方がヌアザ王に取り付けた『銀の義手』の接合部に虫が居て衰弱して行くヌアザ王を、ミアハ様が助けたからと才能と容姿を妬み金額を何倍にも上げるなど、商売をする者として恥ずかしく無いのですか?」

 

「なっそんな事関係無い!?ただ純粋に言い値でやっただけだ」

 

「ではそこの団員さん!それは私情が無いと言い切れますか?」

 

「えっと…言い切れません、寧ろその通りだと思います」

 

「やはり神ディアンケヒトは、私情で値段を決め気に入らないなら買わなければ良いと、最低ですね…」

 

 

周りの冒険者達も「無いわなぁ」「酷!?腕何て放置出来ないのに」などこちらに風向きが来て居る。そこでこれまでの流れをこちらの都合の良い終わり方に持って行く…。

 

 

「そうですね…嫉妬や毛嫌いをするな何て、言うつもりはありませんが、既に『銀の義手』2つ分完済して居る金額ですよ?1つ分の3倍の額を支払って頂き、ミアハ様に私情を挟んだ事を謝って下さい」

 

「「「「そうだ!?そうしろ!守銭奴が」」」」

 

「このままでは、只の悪い噂で終わりますよ?」

 

「何故こちらが、金を払わんとならん!」

 

「苦しい生活を余分に、何年したと思ってるんです?貴方それで神ですか?まずはギルドに悪徳商法としてこちらは提出させて頂きます」

 

「ぐぬぬ…2倍で…」

 

「分かりました…では借用書をこちらにお持ちください、完済したと記載の上お持ち下さいね」

 

「「「「よく言った!?」」」」

 

「この子が怖いわ」

 

「何か言いましたか?」

 

 

その後神ディアンケヒトは借用書と支払いを、預金で行う為の証書をファミリアの印を押して渡して来ると、奥に行こうとするので捕まえて「謝ってませんよ」と伝えると深々と頭を下げて謝った…。

 

帰り際に店員さんに、このままでは立ち行かなくなりますよ?ウチに来ませんかと伝えると、他の方々と話し合って決めますと言うので、お待ちしてますね♪とだけ伝え店を出た。

 

 

「解決しちゃいましたね〜」

 

「お主は恐ろしい子だったのだな…本当に感謝してい居る」

 

「ありが…とう…ぅぅやっと終わったんですね…」

 

「ミアハ様は若干頼り無いですが、心優しく良い神様ですね…朴念仁ポイけど」

 

「クスクスッ…そう言えば名前聞いてなかったわね」

 

「そうでした、改めましてシオリ・カルナです」

 

「ナァーザ・エリスイス、宜しくねシオリ」

 

「今日は、どこか外食でも行くか!」

 

「そうだディアンケヒトファミリアの調合率が、知りたいって思ったら言って下さい!分かりますから」

 

「「は?(え?)」」

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