俺は/私は死にたくない!~死亡√は断固拒否です~   作:黒三葉サンダー

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もうこの作者の前書きとかいらんでしょ?
次いこ!次!


プロローグと呼ばれてしまうもの

とある辺境の地。豊かな緑が溢れ、川のせせらぎが心地よいそこには何代にも渡り優秀な騎士を輩出する名家があった。

 

名をユーストラス家。王都から最も離れた地でありながらその名前を世に広めている一族であり、冴え渡る剣技は剣舞さながらの美しさもありながら絶技として完成されており騎士たちの憧れでもある。特にユーストラス家の初代、コルネリア・ユーストラスの剣技は次元の壁さえ斬り崩したと言われているほど。

しかも王都へ出向いた一族の者は必ず成功してきたのだ。王直属の近衛隊隊長、王国騎士団長、王国騎士指南役、竜の討伐、国を守った英雄等々、話題には事欠かないのが人外魔境の巣窟ことユーストラス家なのだ。

 

そんな歴史ある名家に、新しい生命が既に誕生していた。

 

 

 

 

 

───────

────

──

 

 

 

 

腕の中であーうーと言葉にならない声をあげながら、小さくて柔らかい手を女性へと伸ばす。女性はそれをにこやかに見ながらそっと人差し指を差し出すと、ふにゅっとした感覚が女性の指から感じられる。

幼子が女性の人差し指を掴んだのだ。まだあまり目が見えないはずの幼子の行動に驚き、そのエメラルドのような瞳が女性の瞳をしっかりと捉えていることに胸がキュッと心地よくしまり、顔が熱くなる。

 

つまるところ、女性は我が子にメロメロだった。

 

「まぁ!見てあなた!アリシアが私の目をしっかり見てるわ。しかもギュって小さい手で人差し指を掴んで離さないし、もう可愛すぎる!」

「うむ!ルクシアの時もそうだったが、俺達の子はまさに天使の生まれ変わりかもしれん!いや勿論今のルクシアだって断然天使過ぎて可愛いが!」

 

否、両親どちらもメロメロだった。アリシアの母であるレリィは頬を染めてアリシアの頬をちょんちょんとつつくと、アリシアはくすぐったいのかキャッキャと元気に笑う。その光景の尊さに父シグムッドは胸を抑えて蹲った。

 

完全な親バカである。むしろ大丈夫かこの父親。

 

アリシアの姉であるルクシアは現在学習院で勉学に励んでいるためこの場にはいないがルクシアもアリシアにゾッコンであり、この後も学習院が終われば真っ先に家に帰ってきてアリシアに会いに来るだろう。それほどまでにユーストラス一族は家族想いでありファミリーコンプレックス、所謂ファミコンなのである。同じ村に住むご近所さんなんかもシグムッドとレリィのイチャつきぶりに血反吐が出てしまうレベルなのだ。

そしてどの時代も末っ子が一番愛され可愛がられるのは変わりなかった。

 

しかしこの幼子、可愛らしい見た目に反してただの幼子ではなかった。

 

 

 

何故ならば─────

 

 

 

「きゃっきゃ♪(うぉぉぉ!?クールになれ俺!肉体年齢に負けるな!相手は精神年齢では年下──あっ、なんか楽しくなってきたかも……)」

 

 

 

中身は俗にいう転生者であり、元おっさんなのだから。

 

 

 

「あぅ……zZZ(あっ……やべ……急に眠気が……zZZ)」

「アリシア?あらあら、疲れて眠っちゃったみたいね」

「寝顔もお前に似て可愛らしいものだ。それこそ姫様にも負けないくらいの美人になるぞ、ルクシアもアリシアもな」

「あなたったら、恥ずかしいわ……」

「なに、ほんとのことさ」

「あなた……」

「レリィ……」

「zZZ」

 

揺り篭の中にそっと寝かされたアリシアを起こさないように、されど情熱的にイチャつき始めるシグムッドとレリィ。この後急いで帰ってきたルクシアの声によってアリシアが起こされるまでがテンプレだったことをここに記す。

 

 

体は幼子、中身はおっさん転生者の明日はどっちだ!?

 

 

 




まぁ気分が乗ったら何か書くかもね!

早めに学園編を書くべき?

  • ササッとゲーム本編にいこう
  • ゆっくり幼少編やってこう
  • お前の信じたシナリオを行け!
  • アリシアちゃんのイチャイチャはよ!
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