俺は/私は死にたくない!~死亡√は断固拒否です~   作:黒三葉サンダー

7 / 16
ゲーム:Princess knight ~Re connection~

ジャンル:本格ファンタジーシュミレーションAVG
対応機種:■■■■■、■■■■■■、■■■■■
発売元:フローティア
プロデューサー: MURASAME
キャラクターデザイン:船虫、カカオ、鶴彦(SDキャラクター)
シナリオ:水瀬光一、佐野木仁、三森翔太、天童荒太、新海レオ
音楽:エレクトロン、しむろー
プレイ人数:1
発売日:←→AB年☆月
レイティング:CERO D(17歳以上対象)
コンテンツアイコン:セクシャル、暴力
キャラクター名:変更不可
エンディング数:50
セーブファイル:99
攻略キャラ:5
キャラクターボイス:主人公以外フルボイス





動揺と呼ばれてしまうもの

悲報、原作の流れ壊れる。

 

おっとすまない。何時もニコニコあなたの後ろで凍てつく天使、アリシアちゃんだよ。今回ばかりは原作の流れと違う状況に驚きすぎてうっかり氷のにゃんこを作ってしまう始末。因みに種類はスコティッシュフォールド。

生前俺が飼いたかった猫である。いや、そんなことはどうでもいいのだ。

 

うん、結論から言おうか。俺はメインヒロイン一名と出会ってしまった。

 

その名をティオ・ミリトゥス・フランツェア。見惚れる程綺麗な水色の髪と深海を思わせる深いディープブルーの瞳が特徴的な女の子であり、魔法属性の関係もあり後に〈深海の姫〉と呼ばれる魔法使いだ。

なお、この子は俺の押しではないことはハッキリとさせておく。いや、誤解なきように言っておくがティオは可愛いから好きだぞ。

特に、たまーに悪気なく毒を吐くことがあるところとかたまらんね。

 

そんなティオには秘密がある。それは昔に海の底に沈んでしまったと言われる海洋都市アトランティスの王族の子孫だと言うことだ。しかしその出生はティオ本人には隠されている。

このアトランティスはティオ√に入ることで出現し、ティオの出生やアトランティスの失われた歴史を知ることが出来るのだが……ちょっと待ってほしい。

 

そもそもティオは原作ではクレストの幼馴染みとなるシルフィというヒロインと友人関係を築いている。つまり彼女は本来は王都にいる筈なのだ。

そう、王都にいる筈なのだ!

 

「なんでこんなところにいるんですの!?」

「なんのことですか!?」

 

しまった!あまりの驚きについ心の声を出してしまった!

明らかに様子のおかしい俺にティオが怪訝な表情を向けているのが分かる分かる!やめて!そんな目で見ないで!

どうして……どうしてこうなってしまったん……?

 

俺は数週間前の記憶を漁り始めた……

 

 

 

───────

────

──

 

 

 

普段通りお母様と魔法の訓練を積んでいる最中、お母様がやけに弾んだ声で俺に話しかけてきた。

 

「ねぇアリシア。お友達を増やしたくない?」

「お友達ですか?」

「えぇ。私の仲の良いお友達に子供がいるんだけどね、その子がアリシアと同い年くらいなの。向こうもお友達を探してるみたいだし、魔法も使えるからアリシアにもその子にも良い刺激になると思うの」

 

ふむふむなるほど。これはあれですか。俗にいう公園お友達計画的なあれですな?公園デビューってやつですな?公園じゃないけど。

お友達殆どいないものね、俺。学習院にも通ってないし、基本的に勉強も魔法もお母様から教わっている状況だし。小学校行ってないのと同義ですよこれ。

 

まぁ知識と教養さえしっかり教われるのであれば無理に学習院にいく必要も無いらしいのが幸いだが、最近ろくに外で遊んで無いので現在ボッチ一直線なんだよなぁ。

 

「なるほど、わかりました!そういうことであれば是非!」

「そう、よかったわ!なら今度向こうに話を通しておくわね」

 

おけ、ロリかショタか知らないけどこの大天使アリシアちゃんに任せておきなさい!メロメロにしてやんよぉ!(自信過剰)

 

「ふふ、仲良くなれるといいわね?」

「はい♪」

 

優しく頭を撫でてくれるお母様に甘えながら、どう接してやろうか計画を立てねばならない。

まぁでも友達かぁ。楽しみだなぁ。

 

やったねアリシアちゃん!お友達が増えるよ!

 

 

───────

────

──

 

 

あっ、これかぁ……これだぁ!(確信)

 

つまり原作の流れを変えたのは俺か……って!そんなことで流れが変わるとか分かるかい!

俺知らなかったよ?ユーストラスとフランツィアが交友してたとか設定資料集に無かったよ!?

 

これは不味い!本来ならシルフィと友人のティオが彼女からクレストの話を聞いて、皆のクッション役となってクレストがヒロインたちと打ち解けていく切っ掛けになるが、これってシルフィの友人√潰えたよね?

これクレスト君ピンチだよね?魔王倒せるのって主人公であるクレスト君だけなんだよ。でもそこまで行くのだってヒロインたちとの友好関係は必須。でも肝心のティオは俺の目の前にいるこの状況。

 

ど、どどどどうするアリシア・ユーストラス!

 

「あの、大丈夫ですか?」

「え、えぇ!大丈夫ですわ!」

 

ダラダラと冷や汗をかく俺にティオが遂に心配そうに様子を窺ってきていた。

間近で見えたティオの顔に一瞬ドキッとしてしまい、吃りながらも何とか答える。

し、仕方ないだろ!俺だって好きで緊張してるんじゃねぇやい!経験無いんだから加減しろ!

 

「こほん。では改めて自己紹介を。わたしはアリシア・ユーストラス。誉れ高きユーストラスの騎士の次女ですわ」

「わたしはティオ・フランツィアです。よろしくお願いします、ユーストラスさん」

 

優雅にスカートの裾を少し持ち上げて一礼。親しき仲にも礼儀ありともいうし、友達の始まりならこれくらい緩やかで丁度良いはず。

 

「わたしの事はアリシアで構いませんわ。友達ですものね」

「ありがとう。それじゃあわたしもティオって呼んで?」

 

そして空かさず私たち友達だよアピール!

こんなことは予想外だし少し行く先が不安だが、最悪俺がクッションになればワンチャンあるだろ。

 

「えぇ、よろしくですわ。ティオ」

「こちらこそ、アリシア」

 

生憎と素手で触ると冷たすぎると思うので手袋越しで差し出しす。本来なら手袋を外さずに握手を求めるのは大変失礼な行為になる。しかしティオは何も言わずに嫌な顔なんてせず、逆にニッコリと笑いながらしっかりと握り返してくれた。

そのことに少し、本当に少しだけだが救われた気がしたのは俺の気のせいだったんだろう。

 

 

────────

 

 

 

「今回はありがとうね、レリィ。あの子ったらいつも魔法の特訓ばっかりしてるから、お友達が出来るか不安だったのよ。その代わり間違いなく将来は大魔法使いになるわね!」

「あらあら。ティオちゃんったら本当に魔法が好きなのね。アリシアも学習院に通わせてないから、ティオちゃんとお友達になれるのは私もうれしいわ。でもうちのアリシアも負けてないわよ。なんたって私を越える魔法使いになれる子だもの」

「へぇ……ティオの方が凄い子になるのに?」

「うふふ……アリシアが世界一の魔法使いになれるのよ?ソフィア」

 

 

「あはははは……」

 

「うふふふふ……」

 

 




前書きで気付ける人もいるだろう。何かが違うことを!

※前書きのWikiはフィクションです。探しても出てこないので止めましょう。

早めに学園編を書くべき?

  • ササッとゲーム本編にいこう
  • ゆっくり幼少編やってこう
  • お前の信じたシナリオを行け!
  • アリシアちゃんのイチャイチャはよ!
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