分身が斬る!   作:なおぼう

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タツミがナイトレイドに入った直後。
ラバックの帝具、クローステールが反応した。


オベリスクを斬る!

ラバック「ナジェンダさん!進入者だ!人数は9人!8人だけアジト付近まで侵入しています!!」

 

ナジェンダ「此処を嗅ぎ付けてくるとはな…恐らく異民族のアサシンだろう。全員生かして返すな!」

 

タツミ(何だ…?急に雰囲気が変わって…!)

 

『ほらタツミ、行くぞ』

 

タツミを軽くつついてユージンはアジトを出る。

 

 

そしてユージンが待ち伏せていると、草陰から人が出てきた。

それは異民族ではない。

 

デュエルアカデミアと言う、ユージンの大切な幼馴染みであるライナを攫ったデュエルアカデミアのオベリスクフォースだった。

 

『オベリスクフォース…!』

 

ユージンの呟きにオベリスクフォースが反応する。

そして悪人な笑みを浮かべ、言った。

 

オベリスク「お前は…フッ、丁度いい。俺とデュエルだ!」

 

『チッ…分かった。だが、俺が勝ったらライナの居場所教えろよ!』

 

 

 

『「デュエル!」』

 

オベリスクフォース LP4000

ユージン LP4000

 

 

オベリスク「俺のターン!俺は手札から、古代の機械猟犬(アンティーク・ギア・ハウンドドック)を召喚!そしてカードを一枚伏せ、ターンエンド」

 

古代の機械猟犬《アンティーク・ギア・ハウンドドック》

攻撃力:1000

 

オベリスク LP4000

手札3枚 伏せカード1枚

 

 

『…俺のターン。ドロー。俺は虹彩の魔術師を通常召喚。コイツは【ペンデュラムドラゴン】として扱われる。』

 

虹彩の魔術師

攻撃力:1500

 

『バトルだ。俺は虹彩の魔術師でハウンドドックを攻撃』

 

オベリスク「ぐっ…!リバースカードオープン!永続魔法!古代の破滅機械(アンティーク・ハルマゲドン・ギア)!これはフィールド上のモンスターが破壊された時に発動する!

 

破壊されたモンスターの攻撃力分のダメージをそのモンスターのコントローラーに与える!よって1000ポイントのダメージだ!』

 

 

オベリスク LP3500

 

『…ターンエンドだ』

 

ユージン LP3000

手札5枚 伏せカード0枚

 

 

オベリスク「俺のターン、ドロー!この永続魔法はスタンバイフェイズに破壊される。…そして俺は手札から魔法カード融合を発動!墓地のハウンドドックと手札のハウンドドック2体で融合召喚!

 

古の魂受け継がれし、機械仕掛けの猟犬たちよ!群れ成して混じり合い、新たなる力と共に生まれ変わらん!融合召喚!現れろ、レベル7!!|古代の機械参頭猟犬《アンティーク・ギア・トリプルバイト……ハウンドドック》!」

 

 

古代の機械参頭猟犬《アンティーク・ギア・トリプルバイト……ハウンドドック》攻撃力:1800

 

オベリスク「バトル!トリプルバイトで虹彩の魔術師を攻撃!」

 

ユージン LP2700

 

『…虹彩の魔術師の効果。コイツが破壊された時、デッキから【ペンデュラムグラフ】を一枚手札に加える事ができる。

 

俺は時空のペンデュラムグラフを手札に』

 

オベリスク『…ターンエンドだ』

 

『俺のターン。ドロー』

 

(…来たか)

 

ユージン 手札6枚 伏せカード0枚

 

『俺はスケール0の覇王門零とスケール13の覇王門無限(インフィニティ)でペンデュラムスケールをセッティング!

 

 

現れよ!我が下僕のモンスター達よ!

俺は覇王眷竜ダークヴルム2体と覇王眷竜オッドアイズをペンデュラム召喚!』

 

 

ダークヴルム 攻撃力:1800

覇王眷竜オッドアイズ 攻撃力:2500

 

『更に俺はダークヴルム2体でオーバーレイ!』

 

オベリスク「何!?ペンデュラムだけでは無く、エクシーズまで使うのか!?…だが、エクシーズなど俺達の敵では…!」

 

そんなオベリスクフォースをユージンは睨み付け、口角を三日月の様にあげ、まるで別人の様に言った。

 

『…ふん、ぼざいてろ。漆黒の闇に住まう叛逆の牙よ!我に屈し、我に従え!エクシーズ召喚!ランク4!覇王眷竜ダークリベリオン!』

 

 

覇王眷竜ダークリベリオン 攻撃力:2500

 

『バトルだ。俺はダークリベリオンでトリプルバイトを攻撃。更にダークリベリオンの効果。オーバーレイユニットを一つ取り除く事で相手モンスターの攻撃力を0にし、その元の攻撃力分だけダークリベリオンの攻撃力をアップする!』

 

1800+2500=4300

 

オーバーレイユニットを使わなくても勝てるのに、ユージンはオーバーレイユニットを使いダークリベリオンの効果を発動した。

 

オベリスクフォースにとってそれは、実力の差を見せ付けられている様だった。

 

オベリスク「ぐぁァァァァァァ!」

 

オベリスク LP0

 

デュエルの後。オッドアイズはユージンに寄り添い、【ヴゥ】と唸る。

 

『わ、悪いな…オッドアイズ…もう少し対抗して来ると思ったんだよ』

 

するとオッドアイズはそっぽを向く。

 

『また撫でてやるから。だから機嫌直せよ〜』

 

とユージンはオッドアイズを優しく撫でる。

するとダークリベリオンもスリスリと寄ってくる。

 

ユージンは2匹を撫でながらオベリスクフォースを睨む。

 

『んで?ライナの居場所は』

 

オベリスクフォースは肩を跳ね、怯えたように言った。

 

オベリスク「ア、アカデミアの…地下…

目的は…知らない…ただ、プロフェッサーに言われたままに…」

 

そう。オベリスクフォースはただ考えずに命令を執行しただけなのだ。

 

『…そうか。疑ったりしなかったのかよ?なんでもプロフェッサープロフェッサー言ってたらダメだろ。

 

まぁ、今回は見逃してやるからさ。早く帰りな』

 

シッシッと手を払う。

 

するとオベリスクフォースは直ぐに次元転送を発動させ、融合次元のアカデミアに帰っていった。

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