分身が斬る!   作:なおぼう

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何とかアジトを守り抜いたナイトレイドは、次の標的を殺すレオーネとタツミ、アカメと、買い出しのラバックとユージンに分けられた。


人違いを斬る!

ラバック「くっそ〜何でユージンとなんだよ!」

 

“女の子が良かった"と言うラバに溜息をつき、俺は言う。

 

『悪かったな、俺で』

 

ラバック「まぁ良いよ。さっさと終わらせようぜ。」

 

『あぁ。』

 

俺達は今日の夕飯の買い出しに行かされた。

アカメ曰く今日はカツカレーの唐揚げ乗せらしい。

 

ラバック「にしても、アカメちゃんの作る料理、美味いけど重いよな〜」

 

『まぁな…朝昼晩肉だからな』

 

と軽く苦笑いする。

 

沢山雑談しながら歩いていると、誰かにぶつかる。

 

『す、すまない。怪我は無いか?』

 

と手を差し出す。すると男の声だろうか。驚きの声が聞こえる。

 

「ユート!?ユートが何故ここに!」

 

『ユート?いや、俺は…』

 

“ユートじゃない"そう言おうとすると、いきなり抱きしめられる。

 

 

「ユート!ユート!無事で良かったぞ!ユートォォォォ!」

 

ラバック「ホモだ!コイツ、絶対ホモだ!」

 

ヒーッと後退りするラバ。

俺はそいつに腹パンをかます。

 

『俺はユートではない』

 

「ぐっ…ユート…何故…」

 

と言い、気絶した。ユートユート何なんだ?間違える程か?

 

『なぁ、どうすんだよ。コイツ』

 

ラバック「まぁとりあえず、路地裏に寝かしとこうぜ」

 

『お、おう。』

 

 

_____________________________

 

 

隼「ぐ…此処は…そうだ、確か俺はユートに会って…」

 

しかし何故ユートは俺に腹パンを……?

ぐ、まだ痛む……

 

隼「とりあえずは瑠璃を探すか。もしかしたらアカデミアの連中がいるかもしれないからな」

 

俺は絶対に瑠璃を奪ったアカデミアを許さぬ!

待っていろ、兄であるこの俺が!

 

隼「アカデミアを壊滅し、瑠璃!ユート!お前達を助けるからなぁぁぁぁ!」

 

________________________________

 

 

〜ナイトレイドアジト〜

 

ラバック「ただいま戻りましたナジェンダさぁん!」

 

『初対面で抱き着かれ…!』

 

ラバック「まだ言ってんのかよ?まぁパッと見の顔が似てる奴なんて沢山いるだろ。気にすんなって」

 

と肩に手を置くラバ。だが、顔が馬鹿にしている顔だ。

 

『そんなニヤケ面で言われても説得力ねーよ』

 

シェーレ「何かあったんですか?」

 

『じ、実はな…』

 

俺は今まであった事を話した。

 

ナジェンダ「フッ…ユージンは男にモテるな」

 

『嬉しくなどない!それにアレは勘違いであろう!?』

 

ブワッと髪が逆立つ。だが、直ぐに戻る。

 

マイン「口調安定しないわね〜」

 

ブラート「熱い男と会ったのか…悪くないな…やり合ってみたいな」ブラートにバラが見える。

 

ラバック「な、何を!?」

 

するとアジトにタツミとレオーネとアカメが帰って来る。

 

アカメ「只今帰還した」

 

レオーネ「ふ〜!疲れた疲れた!」

 

タツミ「少しきつかったけど、何とか終わったぜ」

 

と息を漏らすタツミ。

 

ナジェンダ「フッ…全員無事で何よりだ。明後日には任務だ。ゆっくりと今日と明日は休め。

 

…さぁ、今日は解散だ!」

 

全員『ハイ!』

 

 

 

____________________________

〜ユージンの部屋〜

 

『ふ〜…今日はドッと疲れたな。お前達も疲れたろ』

 

そう言って覇王眷竜のカードを撫でる。

小さい頃、友達の居なかった俺にとってはコイツらは家族みたいなモンだからな。

 

俺は目を閉じる。

 

 

 

 

 

 

 

____________________________

小学校の時。俺は弱かった。今まで小遣いでトライアルデッキとかを買っていたが、たまたま鉢合わせるといつも破かれたりしていた。

 

 

 

モンスターの声が聞こえると言うと、全員口を揃えて言った。

 

 

【【【気持ち悪い】】】

 

と。唯一の心の拠り所だったから、それを否定された様で悲しかった。

 

ある日。俺はライナと出会った。

アイツは手を差し伸べてくれた。

凄いと言ってくれた。

 

それからは良く遊んだりしていた。

そして俺はライナとデュエルをしていた。

 

『ぼ、僕は覇王眷竜ダークヴルムでダイレクトアタック!』

 

ライナ「たは〜!負けた〜!強いね!ユージン君!」

 

『そ、そうかな?』

 

するといつものいじめっ子が来た。そして俺のデッキを手に取る。

 

「っへへ。お前みたいな弱虫が使うより、強い俺が使ってやるよ!」

 

その時は、勝手に体が動いていた。ライナに聞いた話だと、髪は逆立ち目は全体に黄緑に光り、どす黒いオーラが出ていたそうだ。

 

 

『返せ…それは“俺"のデッキだ…!貴様などに渡すものか…』

 

「ッ!?何だよ、お前!」

 

『ならデュエルで決めるのはどうだ?貴様が勝てばそのデッキはくれてやる。俺が負ける訳ないがな』

 

結果は圧勝だった。そこから俺をいじめる奴はいなかった。

 

 

そして中学にあがり、つい1ヶ月前。

ライナはアカデミアに捕らわれた。

 

それから俺はアカデミアに恨みを抱く様になった。

沢山アカデミアを叩き潰した。

 

それも、俺じゃないように残虐に。

________________________

 

 

『…って俺は何を思い出してるんだ。…寝ようか』

 

ダークヴルム「なぁなぁ、明日アジトで遊ぼうぜ!」

 

『あぁ、いいぞ。…んじゃあゆっくり休もうか。…おやすみな』

 

オッドアイズ「うん、おやすみ〜!」

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