バビル・イン・ザ・ブラッド   作:橡樹一

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 あけましておめでとうございます。今年も拙作をよろしくお願いします。

 試験的にルビが多くなっています。

 2020/3/25 用語集追加

 2020/6/7 口調の訂正


幕間1
先達の実力


 常夏の絃神島といえども、夜になれば暑さは鳴りを潜め、海風によって肌寒い日も出てくる。そんなある夜に、国家攻魔官山野浩一の権限によって特区警備隊(アイランド・ガード)の訓練場が貸し切られていた。照明の下対峙するのは、獅子王機関に所属する剣巫、姫柊雪菜。そして獅子王機関客員先達の地位にある山野浩一である。

 黒死皇派のテロ行為の際、傍での援助ができなかった埋め合わせとして提案されていた鍛錬だが、互いの予定や訓練場の貸出交渉等の理由から日程がずれ込み、結果として一週間ほど経過した日に行われることになったのだ。すでに双方共に戦闘準備は整っており、装備も試合用の非殺傷のものになっている。

 

「よし、ルールの確認だ。今回の鍛錬は実戦形式の寸止め、又は降参で終了とする。魔術魔具の類は互いの判断で使用可能。その他細かい部分に関しては、獅子王機関のものと同じルールで。何か加えるものはあるかな?」

「いいえ、それで大丈夫です。合図はどうしますか?」

「そうだな、コインを投げてだとタイミングを計るのは簡単だから……古城君、頼んでいいかな?」

 

 見学として壁際にいた古城は、急に話を振られたためか困惑する。

 

「え、俺ですか!

 いや、でも合図出しって結構重要だと思うんですけど、俺でいいんですか?」

「ああ、そんなに気負わなくて大丈夫だよ。単純に鍛錬する側にタイミングを読まれないことが大切だから、慣れているとかえって不向きになる時があるんだ。

 お願いできるかい?」

 

 こうまで言われると、古城としても流石に断ることもできない。おずおずと片手をあげ、向き合う2人を見ながら手に力を込める。

 

「じゃあ……はじめ!」

 

 古城が手を振り下ろした瞬間、音も無く2人の攻魔師が地を蹴る。先手はリーチの差もあり雪菜が取った。

 

「はあっ!」

 

 掛け声と共に刃の潰れた槍の連続突きが浩一を襲うが、その全てが手甲で弾き落とされていく。

 

「攻撃する先に素直に目線を置きすぎている。剣巫として目を重視することはわかるが、もっとフェイントをかけないとこうして攻撃先を読まれるぞ!」

「はい!」

 

 らちが明かないと判断したのか、返事と共に雪菜は跳躍し距離を稼いだ。槍で戦う雪菜と格闘で戦う浩一では、リーチの差が圧倒的に違う。距離は雪菜の味方なのだ。

 一呼吸で息を整え、雪菜は次の手に薙ぎ払いを選択した。浩一は飛び退いて避けるが、体を独楽のように回転させた薙ぎ払いが連続して繰り出される。

 

「なかなか面白いが、勢いに任せて精度が無い!

 きちんと槍の先まで意識を通せ!」

 

 浩一の指摘と共に槍は上へと弾かれ雪菜は胴を無防備にさらす形となった。すかさず浩一の蹴りが雪菜を襲うが、雪菜は弾かれた勢いを利用し石突きで蹴りを防ぐ。

 

「わかりました!」

 

 律儀に返事をし、再度間合いを開く。攻めあぐねているのか、今度は容易に間合いを詰めなかった。

 

「来ないのか、では今度は攻められた時の動きを見せてもらおう!」

 

 宣言と共に浩一が間合いを詰める。一跳びで槍の制空権に踏み込まれた雪菜は慌てるが、咄嗟に槍を突き出し牽制する。しかし牽制の一撃は容易に弾かれ、浩一のさらなる踏込を許す形となってしまった。

 こうなると槍はとたんに不利となる。穂先から内側に入り込まれた場合、できる事が殆ど無いのだ。

 

「素早い相手であれば、こうして掻い潜られることは容易に考えらえる。その場合の対応策を見せてみろ!」

 

 そう言いながらも、容赦のない連撃で雪菜を攻撃し続ける。雪菜もなんとか体術で応戦しているものの、防ぐことが精いっぱいで反撃に転じられない。跳躍して逃れようにも、飛び退く瞬間の硬直を見逃すほど浩一は甘い相手ではないと知っているため、間合いを離せない。

 

「どうした、このままではじり貧だぞ!」

 

 このまま決着かと思われたが、2人の間で突如強い閃光が生まれ、一瞬怯んだ浩一の隙を突いて雪菜は三度間合いを取った。息を切らす雪菜の袖口から札が落ちる。

 

「なるほど、呪符を仕込んでいたのか。呪符の補助があったとはいえ、あの状態で術を発動させるとは……腕を上げた」

「ありがとうございます」

「しかし、そう何度も使える手じゃないことはわかっているだろう。次で最後といったところかな」

 

 浩一の推測を肯定するように、雪菜は呼吸を整え瞳を閉じた。

 

「――獅子の巫女たる高神の剣巫(けんなぎ)が願い奉る」

 

 雪菜の唇から清らかな祝詞が漏れ出す。霊力を練り上げ身体能力を劇的に向上させることは剣巫の基本技能なのだ。増幅機関である雪霞狼を持っていない状態でも、効率や強化度合こそ落ちるものの使えなくなる道理は無い。

 

「破魔の曙光、雪霞の神狼、鋼の神威をもちて我に悪神百鬼を討たせ給え!」

 

 練り上げた霊力を脚に回し、先程までとは比べ物にならないほどの速さで踏み込む。狙うのは浩一の首であり、傍から見ていた古城からすれば反応すらできない速度であった。速度と威力が十分に乗った穂先が迫るが、浩一は余裕の表情を崩さない。

 

「――獅子の守人(もりと)たる高神の殲達(せんだつ)が誓い奉る」

 

 浩一が冷静に力強い祝詞を唱え始め、古城が驚愕から目を見開く。少ないとはいえ霊力を持っているとは聞いていたものの、この状況でどのような手段があるのか想像がつかない。

 浩一は静かに構え、霊力を全身に巡らせる。

 

「裁きの劫火、護りの宝玉、祓いの威光を背負いて、仇なする者(ことごと)くを打ち倒し静寂を眼前へと(もたら)さん!」

 

 浩一の身体がぼやけたように見えた次の瞬間、雪菜の槍が浩一の首を貫いた。

 

「なっ……おい、姫柊!」

 

 思わず声を荒げる古城だが、貫かれた浩一の身体がゆっくりと消えていく様子を見ていよいよ言葉を失う。貫いた本人であるはずの雪菜はがっくりと肩を落としていた。

 

「やっぱり祝詞を唱えられると手も足も出ませんね。まいりました」

「いや、まさかここまでとは思っていなかった。祝詞を唱えずに終わらせるつもりだったんだが、予想以上に実力が伸びていた。

 成長したね、姫柊」

「さっきのは幻影ですか? 私も初めて見た手ですけれども」

「秘密だ。先達といえども、いや、だからこそ手の内を明かすことは避けたい」

 

 槍に貫かれて消えたはずの浩一が、いつのまにか雪菜の背後に立っていた。後頭部には拳がそえられており、振り抜いていれば雪菜の意識は刈り取られていただろう。

 横で見ていた古城ですら捉えられなかった高速移動術に、雪菜はなんとかして対策を練ろうと難しい顔をしている。

 

「さて、次は古城君だね。行けるかい?」

 

 浩一は戦闘中の口調からいつもの丁寧な口調に戻っていた。雰囲気も柔らかなものになっている。

 

「いや、見てましたけど……俺と浩一さんじゃ俺が一方的にやられるだけのような気がしてきましたよ。第一そばで見てたのにほとんど動きが見えなかった。見えた動きにしても、反応する暇が無さそうでしたし」

 

 古城はすっかり気が引けていた。彼からすれば雪菜は接近戦においてかなりの実力者であり、純粋な格闘戦でも自身を遥かに上回る相手である。その雪菜を愛槍が無いとはいえ霊力で身体能力を増強した状態であるにもかかわらず、素手で一方的に制圧した浩一は、古城から見れば実力の隔絶した超人である。

 テロ事件の翌日はある種の熱に浮かされて鍛錬への参加を希望したが、眼前で行われた凄まじいまでの戦闘、それも両者の様子から全力を尽くしたものではなく、真剣とはいえ訓練の範囲内に抑えられていたものを目の当たりにし、驚愕と同時に心が折れかけているのだ。

 

「君は今実力差を見て諦めようとしているんじゃないか?

 私も姫柊もこの実力に至るまで年単位の血のにじむような努力を繰り返していたんだ。君は第四真祖になってからどこかその力を忌むべきものだと思っていたんじゃないか? 振るうことを躊躇し、使わないように努めていたんじゃないか?

 気持ちを完全には理解できないが、ある程度ならわかるよ。似たような境遇の人を何人も知っている。姫柊もその1人だ」

 

 浩一の言葉に、古城は思わず雪菜へと目を向けた。雪菜はいつもの変わらない表情で、古城に微笑みを返す。

 

「境遇を詳しく話す気は無い。それは姫柊が話すかどうか決めることだ。でも彼女は獅子王機関に入ってから元凶になったその力を磨き上げてここまでの実力を培ったんだ。君がしていたバスケでも、何もしていない人がいきなり強くなれるわけじゃないだろう」

 

 もっともな話である。そもそも第四真祖とはいえろくに鍛えていない少年が打倒できるほど、獅子王機関の剣巫は生易しい相手ではない。獅子王機関最上位の戦闘要員である先達であるならばなおさらである。

 

「バスケ自体も離れて久しいみたいだし、あくまで動きの感を取り戻すのと、戦闘時にどう動くかを知る練習だと思えばいいさ。

 こちらもいきなり全力で襲い掛かりはしないさ。相手をしながら、処理できるぎりぎりを探っていくよ」

 

 どうかな? と提案を向けられ、流石に古城も嫌とは言えなかった。元々自分から言い出したことに加え、きちんと段階を踏んでくれるというのだ。こころなしか重い足取りで浩一と向かい合う。

 

「古城君、姫柊からロタリンギアのオイスタッハ殲教師(せんきょうし)との戦いを聞いたよ。その中で君は眷獣の力を利用し、雷球を生み出して扱ったらしいね。監視役の補佐としては問題発言かもしれないけれど、眷獣の応用発現はもっと磨くべきだ。大規模な破壊が許されない場所での戦闘や、格闘戦での不意打ちに役立つからね。そういったことを念頭に置いて、今回の訓練に臨んでほしい。防護手段はあるから、怪我をさせる不安はしなくて大丈夫だよ。

 姫柊、合図を頼む。好きなタイミングで構わないよ」

 

 浩一の助言を聞き、古城は思考を速めた。今掌握している眷獣の数は2であり、それぞれ雷と衝撃だ。雷は雷球として活用できたが、衝撃をどう変化させるか、雷を他の方法で扱えないか。

 

「はじめ!」

 

 声と共に古城は駆けだした。オイスタッハとの戦闘を再現したように、雷の魔力が体を強化し四肢に紫電が奔っている。対する浩一は速さに驚きこそしたものの、一切の構えを見せない。

 

「おらあっ!」

 

 風のような速度で突っ込んだ古城は大ぶりの拳で浩一を狙うが、それをあっさりと躱され背中を軽く押された。

 

「攻撃が大振りすぎる。フェイントかとどめでなければ隙が大きいから控えた方がいい。

 基本は隙の小さい攻撃を連続するべきだ」

 

 振り向きざまに裏拳を振るうが、すでに浩一は間合いの外にいた。一旦距離が開けたことで古城は最後考えを巡らせる。

 

「そうだ、君の武器はその思考と行動力にある。現状をいかに打破するかを常に考え続けろ」

 

 浩一の満足そうな声も、耳をただ通り過ぎていく。そして再び行動を開始した古城の動きは、先程までとはまるで違う滑らかなものだった。

 

「なるほど、バスケットの動きか」

 

 フェイントをしかけ、意識をそらし、懐に飛び込む。自分の経験した動きを記憶から引き出し、今必要な動きに適応させる。誰にでもできる芸当ではない。

 

「そこだっ!」

 

 そして懐に飛び込むことに成功した古城の腕から、雷球が生み出される。手に持ったまま浩一に押し付けようとするが、寸でのところで躱されてしまった。咄嗟に投げつけた雷球も、籠手で弾かれてしまう。

 

「くそっ、今のも駄目か!」

「いや、今の動きは中々侮れないものだったよ。咄嗟に動きを数段上にしてしまった。僕の見立てが甘かったのか、この短期間で適応したのか。どちらにせよ、君は全くの素人として甘くみられる相手じゃないね」

 

 その言葉をきっかけに、浩一の纏う雰囲気が変わった。雪菜と戦っていた時ほどではないものの、先程まで古城とやり合っていた時とはまるで違うものへと。

 

「さあ、試したいことがあれば部屋が壊れない限りは相手になろう。来なさい」

 

 古城と相対して初めて、浩一が構えを取った。怯む古城だが、頭を振って意識を切り替える。

 

「じゃあ、お願いしますってな!」

 

 自らを鼓舞し、四肢に紫電を纏わせながら駆け出した。この数分で、古城の身体強化は少しずつ最適化されていっている。最初の突撃よりも早く、浩一に接近し今度はジャブを繰り出した。

 浩一も籠手で弾くものの、雷撃のダメージが徐々に装甲を傷つけている。並大抵の術を防ぐ特製の籠手なのだが、部分的な発露とはいえ第四真祖の眷獣が放つ魔力を完全に防ぎきれるほどのものではないのだ。

 

「驚いた。もう格闘と魔力発現の両立をものにしはじめているのか」

「自分でも驚いてるけど、そう簡単に捌かれながらだと褒められてる気がしねえ!」

 

 抗議に笑みすら返す浩一に対して、古城は最後の隠し玉を放った。

 

「吠えろ〝双角の深緋(アルナスル・ミニウム)〟!」

 

 古城の開け放った口から、衝撃と轟音が鳴り響いた。浩一は咄嗟に両腕の装甲で防いだものの、至近距離で受けた事が災いして勢いよく吹き飛んだ。しかし、空中で身を捻り何事も無かったかのように着地する。あっけにとられた古城の隙を突いて浩一は一気に距離を詰め、古城の顔面寸前に拳が突きつけられた。

 

「ま、参りました」

 

 古城の宣言で、鍛錬は終わりを告げた。

 

 

 

 古城と浩一の鍛錬が終わった後、幸い破損が無かった鍛錬場の片づけを終え、雪菜は古城の反省会を開いていた。

 

「横から見ていた感想ですけど、やっぱり先輩はもう少し避ける練習をした方がいいと思います。バスケ部の経験から回避はできているんですけど、バランスを崩したり必要以上の距離を取ったりで、その後に反撃や追撃ができていない状況が多いですから」

「ああ、言われてみれば多いな。戦ってる時は必死で気が付かなかった」

「それと実戦での話になりますが、あまり吸血鬼の再生能力をあてにしてはだめですよ。無意識かもしれませんけど、それで避けられるはずの攻撃を受けていてはすぐに治るとはいえ精神的にも肉体的にも疲労がたまります。結果として致命的な一撃を受けてしまう原因になりかねませんから」

 

 雪菜の指摘に古城が肩を落としていると、返却の手続が終わった浩一が戻ってきた。

 

「後30分で返却時間だよ。反省会はいいけれど、夢中になって閉じ込められないように気を付けて。

 古城君、先程の訓練で見せてくれた行動、どれも見事だった。

 雷球と雷の身体強化は、もっと精度を高めれば強い武器になる。特に身体強化だけど、四肢により強い電気を纏わせられるようにすると牽制になるからね。もちろん、相手を感電させられればいうことなしだ。

 最後の衝撃波には驚かされたけど、威力はまだしも少しのタメと口を開いたままという点がマイナスだよ。雷球や身体強化のように、もっと自然に出せるようにすれば今回のように防がれることも減る。指向性を持たせる工夫としては、掌を筒のようにしてそこから放つのはどうだい? 近距離でとっさの一撃であれば、口からでも十分な効果は見込めると思うけどね。

 では私はこれで。時間までに退室するように」

 

 時間が無いのかまくし立てるように最小限の指摘を終え、浩一は部屋を出ていった。

 

「強いな。浩一さん」

「ええ、私も一撃入れられたことが殆どありません。あれが獅子王機関の先達です」

 

 雪菜の言葉に含まれる畏怖に、古城は身震いする思いだった。

 

「頼めば、また訓練してもらえるかな?」

「忙しい人ですけど、時間さえ合えばきっと大丈夫ですよ」

 

 古城の呟きを雪菜が答え、2人は真剣な表情で訓練場を去っていった。




 ストライク・ザ・ブラッド 用語集

 人物

 暁古城 あかつき-こじょう
 ストライク・ザ・ブラッド主人公。
 バスケ部に所属し、優秀選手に選ばれるほどに努力しのめり込んでいたために運動神経はかなり優れている。
 とはいえ一般人としては優れていたというレベルなので、吸血鬼化して増幅された身体能力が馴染んていないために戦闘でその力を十全に発揮できるというわけではない。

 姫柊雪菜 ひめらぎ-ゆきな
 ストライク・ザ・ブラッドメインヒロイン。
 剣巫としての修業を積んでいたため、身体能力は高い。呪力で増幅した場合、人間を遥かに超える獣人と格闘戦を行い一方的に制することができるほど。
 しかし体重は増やせないので全体的に一撃が軽く、想定外の事柄には上手く対応できないなど欠点が無いわけではない。

 施設・組織

 特区警備隊 アイランド・ガード
 魔族特区という特殊な環境で治安を維持する関係上、非常に厳しい訓練と相応の装備を与えられている。
 作中描写から、中途半端な国の正規軍よりも練度装備共に高いはずなのだが、如何せん作中の敵は世界でも有数の強者ばかりのため活躍が描かれることは非常に少ない。

 剣巫 けんなぎ
 獅子王機関が誇る対魔族戦闘のエキスパートに与えられる称号。実数は少なく、現在では30人もいない希少な存在である。
 その神髄は対魔族戦闘、特に身体能力を武器にする相手と戦う際に発揮され、特殊な呪術と打法により体内機能を狂わせ再生すら阻害し敵対者を仕留める。
 術の性格上殺すだけでなく行動不能にして拘束、尋問すら行うことが可能であり、扱う側からすれば非常に便利な存在。

 獅子王機関 ししおうきかん
 主に大規模魔導災害や魔導犯罪に対抗するために設置された公的な特務機関。
 全国から資質のある人材を集めて教育するため、構成員の質は全体的に高く忠誠心も一定以上の水準を保っている。
 しかし対魔族の教育が主なため、どこかズレた性格のものが多いという難点も存在する。

 種族・分類

 双角の深緋 アルナスル・ミニウム
 12存在する第四真祖の眷獣が1体。振動と衝撃で構成された双角獣の姿を持つ。
 今回の描写のように、眷獣の力の一部のみを引き出して、もしくは眷獣の姿を意図的に変化させて戦う吸血鬼は原作でも数例ではあるが存在する。
 音波という見えない、しかも防ぐことが難しい攻撃を放てるという利点は大きく、今回披露した小技は登場頻度が高くなる予定である。

 バビル2世 用語集

 人物

 山野浩一 やまの-こういち
 バビル2世の本名であり、人間としての名前と言える。
 バビル2世本編では浩一の身体能力が一切描写されなかったためどれほどの才能があったのかは不明だが、バビル2世へと覚醒してからは文字通り驚異的な身体能力を発揮している。鎖を引きちぎり、コンクリートの壁を粉砕し、一跳びでビルの屋上まで跳び上がる姿はまさしく超人と言えるだろう。
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