バビル・イン・ザ・ブラッド   作:橡樹一

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 蒼き魔女の迷宮編は島にバビル2世がいない状況のため、幕間となりました。
 また視点がバビル2世側であるため、古城君たちの出番は前半のみです。



幕間2
蒼き魔女の迷宮編・その裏で


 魔族特区である絃神島は、様々な点で一般的な行政区とは異なる。例えば魔族の扱い、例えば旅行の際に行われる検査、例えば行政の権力構造。そしてそのような差異があるために、絃神島へ渡ることは中々難儀なものなのだ。特にビジネスチャンスをものにしようと考える人間にとって、多少の手間でも中々の障害となる。

 そのため、普段であれば厳しいといえる入島チェックが多少緩まる時期というのは、観光客や企業の人間で島内は溢れかえることとなる。

 その入島チェックが緩まる日、波朧院フェスタの開催準備期間である現在、島内は島外から訪れた人でその人口を大きく増やしていた。当然、波朧院フェスタ本番に近づくにつれてその人数は増え続けることになる。

 そのあおりを喰らい、古城たちが普段投降に利用しているモノレールも利用者が溢れんばかりとなっている。座ることなどできず、乗り込んだ入り口付近で押し潰されないよう耐えている状態だ。

 

「くそっ、流石に人が多いな……」

「文句を言っても仕方ありませんよ。

 波朧院フェスタでしたっけ。お祭りが近いんですよね?」

「ああ、毎年この時期は憂鬱になるぜ。まあ、本番は結構楽しめるんだけどな。そういえば、姫柊は初めてか」

 

 古城の目線の先では、車内広告で波朧院フェスタの広告が流れているところだった。出店やパレードが華やかに街を彩り、島全体が祭一色に染まるのだ。去年のナイトパレードの様子を見て雪菜は目を輝かせる。だが、何故かすぐに眉を顰め落ち込んだ様子を見せた。

 

「姫柊、どうした? 酔ったのか?」

「いえ、お祭り自体は楽しみなんですが……」

 

 どこか言いにくそうな雪菜に、古城は急かすことなくただ発言を待つ。

 

「浩一さん、このままだと参加できなさそうだと思いまして。つい先日、国家公安委員会から呼び出されたばかりなので」

「そういえば、外国でメイガスクラフトの違法研究施設根絶に駆り出されたとか言ってたっけ」

「はい。浩一さん、お祭りは楽しむ人なので……残念だなと。波朧院フェスタの事は南宮先生から聞いていたみたいですし、きっと楽しみにしていたと思いまして」

「そういえば、那月ちゃんとアスタルテに付き合ったとはいえ、お祭り会場に結構な時間いたみたいだったな」

 

 親しい知り合いが、仕事で好きな行事を楽しめないことを気に病んでいたようだ。そんな雪菜を元気づけるように、古城はことさら明るい表情を作る。

 

「気にしすぎだろ。浩一さんも、自分が参加できないせいで姫柊まで楽しめなかったって知ったら、そっちの方が落ち込むと思うぞ? 浩一さんの分までってわけじゃないけど、楽しんだ方がいいって。

 それに波朧院フェスタは数日かけてやるんだし、ひょっとしたら開催中に帰ってこられるかもしれないだろ?」

 

 そう言っても雪菜の表情は晴れない。焦る古城は、話題を変えることにした。

 

「そういえば、波朧院フェスタのモチーフはハロウィンだったな。なんでなんだろう?」

 

 露骨な話題逸らしだったが、雪菜はしっかりと反応してくれた。古城の気遣いを汲んでくれたのかもしれない。

 

「ハロウィンは元々古代ケルトで行われていた魔除けの儀式です。魔族特区で行われるお祭りのモチーフとしては、ふさわしいと思いますよ?」

「へえ、そうだったのか。初めて聞いたぞ」

「古代ケルトでは、新しい冬が訪れるこの時期に、この世界と霊界を繋ぐ通路が開くと考えられていました。通路を通ってやってくる怪物から身を守るため、自分も怪物の格好をして襲われないようにしたと言われています」

 

 剣巫として身につけた知識から、由来を語る雪菜はどこかいきいきとしている。真面目な性格からして、人にものを教えることが好きなのかもしれない。落ち込んだ様子も鳴りを潜め、古城が胸をなでおろしていると、急に話の内容が古城へと向いた。

 

「ですから、先輩は気を付けてくださいね?」

「気を付けるって……この祭りの間は島全体で警備もかなり強化されるはずだし、流石にこの間に騒ぎを起こす連中はそうそういないと思うぜ?」

 

 古城の返答に、雪菜は呆れたように溜息をついた。

 

「まったく……今この島で一番不安定かつ危険な魔力源である先輩が何を言っているんですか! ただでさえ不安定になるであろう空間で、うっかり眷獣を暴走させでもしたら大惨事なんですよ!」

 

 雪菜の主張に釈然としない古城だが、悲しいことに実績が反論を許さない。

 

「わかりましたか?」

「はい……十分に気をつけます……」

 

 情けなくも、最強の吸血鬼である第四真祖は年下の女の子に向かって窮屈に頭を下げるしかなかった。

 この後古城は痴漢を止めようとした結果、おとり捜査をしていた那月と確保役の笹崎教員に誤認確保されることになるのだが、完全な余談となるのでここでは割愛する。

 

 

 

 不正行為というものは、往々にして多大な利益を生み出すことが多い。他の者がルールに従って行動するよりも、速さや利率といった点で優れることが多いのだから当然と言えば当然だ。だが、その利益を全ての者が狙わないのはなぜか。利益を得られるのであれば、ほとんどの者が不正行為をするはずである。

 当然、それには理由がある。不正行為は行っている間は利益を生み出し続けるが、一度発覚すればその利益を超える損失を出すことが殆どだからだ。当たり前の話だが、利率を超える罰が設定されている以上、リスクと利益を天秤にかけることになる。

 そして今、利率を取った者たちが、ツケの清算を迫られていた。

 

「第七防衛隊、壊滅しました!」

「最終防衛ライン持ちません!」

「すでに傭兵は全滅、警備隊も動けるものはほとんどいません!」

 

 夜の闇に包まれたメイガスクラフトの極秘研究所で、怒号と悲鳴が響き渡っていた。巧妙に隠された研究所では、各支部から集められた違法性の高い物品や情報を安全に管理し、それらの研究を行いメイガスクラフトへと多大な利益をもたらしていた。業績回復の決め手となった自動人形(オートマタ)と関連して持ち込まれた新技術も、この研究所で開発、解析されたものだ。

 だが今、完璧だったはずの偽造網は暴かれ、幾重にも作られていた防衛線も全てが破壊しつくされていた。

 

「化け物が……!」

 

 呻くような警備主任の声に、反論する者は誰もいない。あまりの戦力差に沈黙が支配する指令室で、モニタに1人の男が映し出された。学生服と見紛う詰襟の戦闘服に、燃えるような赤い髪。瞳を髪と同じ色に輝かせたバビル2世が、しもべを従えて研究所正面に立っている。暗い闇の中、僅かな光に照らし出される3つのしもべたちは、えも言えぬ威圧感を放っている。

 

「いい加減無駄な抵抗はやめろ。すでにメイガスクラフト本社から、お前たちはテロリストとして切り捨てられている。義理立てする必要はないぞ。

 それに、その程度の建物に立てこもった程度で僕に抵抗できるとでも思ったか?」

 

 バビル2世の瞳が一際強く輝き、髪がうねるようになびく。それだけで、違法研究者たちにとって最後の砦である研究所が揺れた。地震ではない、バビル2世の規格外ともいえるほどの念動力(テレキネシス)によって、建物全体が揺さぶられているのだ。実行者からすればほんの小手調べ程度なのかもしれないが、天井から瓦礫が落ちる程度の被害は出ている。

 

「くそっ、まるで戦いにならない。なにがあの過適応能力者(ハイパーアダプター)だけならばなんとかなるだ! しもべと比べても遜色ない化け物じゃないか!」

 

 そう叫んだ直後、警備隊長は落下してきた瓦礫に頭を強打し倒れ伏した。

 意識を失う寸前、彼の脳裏にはバビル2世の襲撃から今までの光景がありありと浮かぶ。並の傭兵による襲撃ならば簡単に弾き返す防衛線はポセイドンにより一瞬で突き崩され、展開していた4組もの傭兵部隊はロプロスに手も足も出ずにあっさりと壊滅した。なんとかバビル2世に接近した傭兵も、地面に化けたロデムに対応できず一瞬で姿を消す。この惨状ですら、死者が出ていないことから手加減されている事すらわかる。悪い夢でも見ているような光景を思い返しながら、隊長の意識は途切れた。

 彼は知らないことだが、基地の割り出しにはバビル2世の本拠地であるバベルの塔のメーンコンピューターが行っている。基地の規模に対して過剰すぎる戦力だが、この基地で研究されていた技術をバビル2世がそれほどまでに重要視している事の証左だ。

 警備隊長の気絶から、基地の全面降伏までそう時間はかからなかった。その気になれば施設ごと押し潰されると、その場の全員が理解していた点は大きいだろう。

 

「投降する! 命だけは勘弁してくれ!」

 

 鳴き声交じりの叫び声が響き、バビル2世が念動力(テレキネシス)を止めると、次々と投降者が施設から駆け出してくる。1人残らずロデムによって捕縛されていく横で、バビル2世は塔のメーンコンピューターと通信を始めた。

 

「コンピューター、たしかに情報が外部に漏れた形跡はないんだな?」

『はい、出荷されたバランも例の無人島ですべて破壊が確認されてします。残骸も例外無く収容済みです。残るデータは、その施設に保管されているもので全てでしょう』

「そうか。しかし例の獣人の研究者を雲隠れさせたのはらしくない失態だな」

『申し訳ありません。こちらが例の島でバランと交戦した日から3日前にはすでにメイガスクラフトを退社したと記録されています。

 調べたときには既に……』

「責めているわけではないさ。流石に時間を遡れとも言うわけにもいかない」

 

 流石のコンピューターも、すでにいない人物を捕まえることはできない。捜索が振り出しに戻り、バビル2世は苛立ちのままに研究所を睨んだ。同時に内部機構を透視し、潜んでいる者がいないか隅々までチェックする。

 一通りチェックが終わり、誰もいないことを確認したバビル2世が容赦なく研究所を念動力(テレキネシス)で揺さぶり始めた。数秒もせずに外壁に亀裂が走り、そのまま轟音と共に崩落する。危険物質を扱う事もある関係上、一般的な建物よりも頑丈に作られているはずの研究所も、軍事要塞すら破壊する力の前には無力だったのだ。

 無言のまま研究所跡地を見つめるバビル2世の背後から、巨大な影が進み出る。万が一に備え控えていたポセイドンの全指先が光り、計10本のレーザーが瓦礫と化した研究所を直撃し、高熱と爆風で跡形もなく粉砕する。止めとばかりに上空からロプロスが高周波を放ち、地上部分が砂と化した研究所は完全に破壊しつくされた。高温のためにぼんやりと発光する瓦礫の様子から、埋まった資料を再利用することは不可能だろう。

 

「これで、ヨミの技術がこの研究所から流出することは防ぐことができた。

 お前たちは後から来る警察にでも助けてもらえ」

 

 ロデムの手によって縛られた敵を赤く光る目で見た後、バビル2世はロプロスに飛び乗った。その足にはポセイドンが捕まり、ロデムは既にバビル2世の服と同化している。飛び立ったロプロスは数度旋回した後、北極へ向けて進路を取った。

 後に残された者たちは、1人残らず放心してへたり込んでいた。到着した警察に1人残らず捕縛された彼らの記憶から、研究内容と襲撃者に関する記憶が全て抜け落ちていた事を知る者はいない。

 

 

 

 見渡す限りの氷と雪が広がる大地。海には流氷が浮かび、空気は触れるものを凍えさせる冷気に満ちている。環境に適応した生物でもなければまともに生きてはいけない極限の環境下で、ぽつりと明かりが灯っていた。

 北極のとあるポイントに建てられたこの小屋は、たった1人が年に数度利用するためだけに造られたものだ。暖を取るための燃料と保存食量しかない小屋に、その持ち主であるバビル2世がロデムを背に座っている。

 この小屋から半径数キロは、聖域条約で認められたバビル2世の領地、その飛び地になっている。そしてバビル2世の領地ということは、完全に立入が禁止されているということだ。

 当時の会議ではこの要求に多くの国が首を捻り、最終的に認められたこの領地こそ、バビル2世の好敵手であり遠い遠い親戚、ヨミが設けた最後の基地があった地点である。

 透視と監視装置を併用し、最後にこの地点を訪れてから一切の変化が無いことを確認し、バビル2世は安堵の息を吐く。その表情はどこか柔らかなものであり、懐かしい記憶に浸っていることが見てとれる。

 

「今のところ侵入者はいないか。まあ、この基地を知っている者も今はいないはずだが、念には念を入れないとな」

 

 バビル2世は、ヨミが復活して活動しているとは考えていない。最後の決戦時、自らが弱った姿を見せてまで、あの男は敗北を告げに来たのだ。最後に静かに、誰にも知られず眠りたいという言葉に、嘘は無かった。

 それだけに、バビル2世はヨミの技術を悪用されていることが許せないのだ。この地はヨミ最後の本拠地であり、彼の男が築き上げた技術のすべてが眠っている。彼の墓であり夢の跡を荒らされた場合、ヨミの帝国復活が冗談ではなくなるだろう。

 

「しかし、ヨミも自分に関わる者全員を殺したわけではないだろう。むしろ出来る限り生かそうとしたはずだ。その残党が生き残っていたとすれば……」

 

 ヨミは能力絶対主義の男であり、出自での差別は行わなかった。彼の配下には人間魔族が混在しており、普通であれば反目し合い殺し合う種族を己のカリスマでまとめ上げていた。要であったヨミが死んだ以上異種族が手を組む心配は無かったが、時代が流れ人間と魔族が協力することは不可能ごとではなくなっている。

 

「いずれ追い詰め必ず倒す。

 ヨミ、ゆっくり眠れ。お前の眠りを妨げることが無いよう、僕は努力するさ」

 

氷の下に沈む大要塞を一瞥し、バビル2世は小屋から去った。部屋には一束のドライフラワーが供えられた以外に変化はない。ヨミは、これからも氷の下で眠り続けるのだろう。彼の夢が詰まった要塞と共に。

 吹雪の中、ロプロスに跨ったバビル2世は表情を凍りつかせた。心を研ぎ澄ませ、いつ何時戦闘に入っても対応できるよう周囲に気を配る。

 

「ロプロス、絃神島に戻るぞ。今からなら波朧院フェスタのナイトパレードには間に合いそうだ。

 ポセイドン、お前は一度塔で点検を受けてから来い。半日程度のズレなら許容範囲だ。

 ロデム、島に着いたら拠点の掃除だ。しばらく放置していたからな、汚れから間諜の類まで全て洗うぞ」

 

 バビル2世の指示が終わり、ロプロスが宙へと舞い上がった。ポセイドンは足元の分厚い氷を粉砕し、その下に隠れる海へと潜る。

 吹雪に身を隠し、ロプロスは一路絃神島目指して加速を続けた。そこで今何が起きているのか、通信可能地域にいなかったバビル2世は知る由もない。

 魔女に危機が迫る中、最強の名を持つ男の帰還が刻々と迫っていた。




 ストライク・ザ・ブラッド 用語集

 人物

 暁古城 あかつき-こじょう
 ストライク・ザ・ブラッド主人公。
 第四真祖の力を受け継いだ少年であるのだが、吸血鬼としての力を忌避している。
 容姿、性格共に悪くないため女性に好意を持たれやすいが、何故か一定以上の交流を持つことはなかったらしい。
 普段の気だるげな印象とは逆に、仲が良い友人のためならば多少の危険は無視して行動する熱血漢でもある。

 アスタルテ
 世にも珍しい眷獣を埋め込まれた人工生命体。
 成長の過程で研修医程度の医療知識を埋め込まれているため、学園では保健室で働くこともある。
 宿す眷獣〝薔薇の指先〟は改造により神格振動波を身に纏っており、魔術的攻撃で傷つけることが不可能な強力な眷獣となっている。

 笹崎岬 さささき-みさき
 彩海学園中等部の教師であり、接近戦闘術〝四拳仙〟の達人。
 国家攻魔官の資格を持ち那月と共に行動することもあるが、その独特の性格から邪険に扱われることが殆どである。
 担当生徒である雪菜のことはよく気にかけているようだ。

 姫柊雪菜 ひめらぎ-ゆきな
 ストライク・ザ・ブラッドメインヒロイン。
 獅子王機関から派遣された剣巫の少女であるが、実は修行完了を繰り上げて派遣されたため全行程を完了していない見習いである。
 見習いとはいえ十分な実力を持ち、実戦において魔族に引けを取ることはまずない。
 少々やきもち焼きな性格もあり、古城に八つ当たりすることがしばしばある。

 南宮那月 みなみや-なつき
 空隙の魔女の異名を持つ凄腕の攻魔官。
 高位の魔女として年を取らないため、幼い姿のまま生活をしている。
 傲岸不遜で誰に対しても高圧的な態度を崩さないが、笹崎に対しては若干の苦手意識を抱いている。

 種族・分類

 波朧院フェスタ
 絃神島で行われる大規模な祭り。
 島全体が盛り上がり観光客も押し寄せるため、毎年それ専用のナビゲーションシステムを開発するなど実行組織は苦労しているらしい。
 また、期間中は島への入島検査が若干ゆるくなるため、入国管理官も激務に追われる。

 バビル2世 用語集

 人物
 バビル2世
 バビル2世主人公。
 世界平和のために戦った正義の超能力者だが、覚醒した時点で人間としての基盤をすべて放棄させられた孤独の人でもある。
 敵対者には容赦しないが、協力者を決して見捨てず戦いに巻き込まれた人も助けようと十全の努力をするまっとうな倫理観も持ち合わせている。

 山野浩一 やまの-こういち
 バビル2世の本名。
 判明したのはパラレル的作品である〝その名は101〟であり、バビル2世本編では浩一という名前だけしか存在していなかった。

 ヨミ
 バビル2世に登場する作品通しての宿敵。
 バビル2世と同質の超能力を持ち、カリスマと天才的な組織運営能力を駆使して世界征服を策謀した。
 実はバビル2世とヨミは共通の先祖、バビル1世とも呼ぶべき人物の遠い子孫であり、そのために同じ能力を持つことが判明している。
 敵には容赦なく非道な作戦も多く行うが、部下を無駄死にさせることだけは絶対にしないため、一部では理想の上司と呼ばれている。

 用語

 ポセイドン
 バビル2世に従うしもべの1体。
 海の神の名を持つだけあり、陸上でも比類なき力を発揮するが水中ではまさに無双の性能を誇る。
 バビル2世本編で多くの攻撃にさらされるも、その装甲に傷一つつくことはなかった。

 メーンコンピューター
 バビル2世の居城、バベルの塔を統べる存在。
 バビル2世に忠実なことは間違いないのだが、バビル1世に指令をされているのか重要な情報を意図的に公開しないことがあり迂闊に信用すると痛い目に合うタイプの部下。ただし、裏切りは行わず情報公開以外は求められた仕事を十全以上にこなしていた。

 ロデム
 バビル2世に従うしもべの1体。
 黒豹の姿をよくとる不定形生命体であり、当然人間の姿を取ることも可能。装飾品すらかたどることが可能なため外見での判別は不可能であり、破壊工作を効率的に行うことが可能だった。

 ロプロス
 バビル2世に従うしもべの1体。
 バビル2世を人から超人にするため迎えに行ったしもべであり、最初に姿を見せたしもべである。
 ロデムと同じくらいバビル2世と行動を共にしており、深い絆で結ばれていた。
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