バビル・イン・ザ・ブラッド   作:橡樹一

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観測者たちの宴編
1話 予期せぬ救援


 本来であれば夜の闇に街が包まれている時刻に、ライトアップされたパレードがにぎやかに通りを練り歩く。陽気な音楽とそれに浮かれる人々の歓声が通りを埋め尽くし、不夜城さながらの光景が生み出されていた。絃神島で年に一度開かれるイベント、波朧院フェスタではおなじみの光景ではあるが、それにしてもここまでの盛り上がりはそうあるものではない。

 この熱狂の原因は、ある事件の隠蔽が深く関わっている。魔女たちによって引き起こされた、監獄結界と呼ばれる結界を破壊するテロ行為だ。その守護者である南宮那月の抹殺阻止に動いた特区警備隊(アイランド・ガード)と魔女の戦闘が派手なイベントごとと勘違いされ、隠蔽はできたものの熱狂が抑えられなくなっているのだ。

 そんなことはつゆ知らぬ群衆が盛り上がる表通りから離れ、藍羽浅葱は人気のない路地裏を必死に走っていた。片手で見知らぬ少女の手を握り、転ばないよう注意しながら出すことのできる限界の速度で走り続ける。

 

「サナちゃん、絶対守ってあげるから、もう少し頑張って!」

 

 自らが仮称として名付けた少女に向け、また自分の心も同時に鼓舞する。背後から迫る追跡者の気配に怯えつつも、自らが信ずる相棒が導き出した逃走経路を忠実に走り続けている。

 

「モグワイ、次はどっち!?」

『十字路を右に曲がって地下水路に入ってくれ。水は今流れてないから、そこのところは心配いらないぜ』

 

 ついに路地裏から地下へと人気がどんどん少なくなる逃走経路ばかりを指示される。周囲の人を巻き込まないことはいいのだが、最短経路とはいえ祭りの最中に暗い方暗い方へと逃げる人間の心理を理解しろとは、スーパーコンピューターの化身とはいえAIには期待しすぎなのかもしれない。

 

「っ、サナちゃん!」

 

 いきなり下り坂になったためか、幼い同行者が足をもつれさせたことを浅葱は見逃さなかった。咄嗟に少女の身体を庇うが、浅葱も運動神経がいいとはいえあくまでも身体能力は一般的な高校生の枠を出ない。少女を抱きかかえるような形で、背中から転倒してしまった。同時になにかが割れる感触。

 

「やだ、ケミカルライトが……」

 

 祭りの喧騒に僅かでも雰囲気を出そうと、偶然部屋にあったケミカルライトを服のポケットに入れておいたのだが、感触からして今の衝撃で割れてしまったようだ。ほんのりと服越しに光が漏れるが、この状況下でのんびりと観賞している余裕はない。

 

「どうした、もう終いか?」

 

 追跡者が、そう遠くない位置まで迫っているのだ。見た目は既に老齢に達しているはずの男からは、無形の威圧が漏れ出している。明らかに常人ではない。

 だが、その程度の相手に屈する浅葱ではない。不敵な笑みを浮かべ、正面から男を睨み返す。

 

「そんなわけないでしょ? モグワイ!」

 

 浅葱の宣言と共に、突然隔壁が閉鎖された。得意げな浅葱とは対照的に、サナは目を丸くしている。

 

『非常用の隔壁だ。吸血鬼の眷獣でも、そう簡単に破れるシロモノじゃないぜ』

 

 モグワイの得意げな声も響く。しかし悲しいかな、その声に反応する物はこの場にはおらず、浅葱の声によりその響きも掻き消されてしまった。

 

「モグワイ、あの人なんなのよ! 明らかに普通の人間じゃないんだけど!?」

『今検索が終わったぜ。あの爺さんはキリガ・ギリカ。体内に炎精霊(イフリート)を埋め込んだ化け物だ。6年前に、この島でテロ未遂を起こして監獄結界に収監されてる……いや、今の様子からされてたってのが正しいか?』

「監獄結界って、あれ都市伝説じゃなかったの?」

 

 浅葱が疑問を浮かべるのも当然の話だ。絃神島に数多ある都市伝説の中でも、比較的有名な話なのだから。

 曰くこの人工島の中には島ごと隠された特別な区画があり、そこには通常の手段では無力化できなかった犯罪者たちが収監されているという、突拍子もない噂話。追ってきた老人が只者ではないと分かっても、その区画からの脱獄囚と突然言われて納得はできないだろう。

 しかし現実として特異な力を持った老人は実在し、モグワイが虚言を吐く理由は無い。

 

「まあいいわ。とにかく今のうちにEエントランスへ行きましょう。

 サナちゃん、行こう」

 

 今は一刻も早く目的地へと逃げることが先決だ。転んだサナを引き起こし、歩き出そうとしたところでモグワイの切羽詰まった声が響いた。

 

『拙いな。嬢ちゃん、急いでそこから移動しろ。あの爺さん、隔壁を正面から破るつもりだ』

「はぁ? 吸血鬼の眷獣でも食い止めるための隔壁よ。高硬度鋼の表面にガチガチの魔術防壁を重ね掛けしてあるってのに、どうやって破るのよ?」

『その鋼鉄を物理的に破るつもりらしい。表面温度が設計限界を超えてるぜ』

「魔術便りが仇になったわけね……まさか単純な熱量で押し切るつもりだなんて」

 

 いかに魔術で強化された隔壁であっても、いや、魔術で強化され魔術特化となった隔壁だからこそ、物理的な力には基礎となった素材の強さでしか抵抗できない。

 おそらく、ギリカは魔術の類を使えないのだろうと浅葱は予測した。使えるのであれば追ってくる際に使わない理由が無い。体内に召喚した精霊は、ただの熱源として周囲に熱を放出しているだけなのだろう。単純な攻撃ではあるが、それだけに防ぐことは難しい。

 

「ママ……」

 

 浅葱は、自分の手を引くサナの目を見た。不安で押し潰されそうになりながらも、自分が囮になると言わんばかりの決意を秘めた目だ。

 思わず浅葱は息を吐いた。少女がこのような覚悟を決めていながら、自分が諦めて逃げるわけにはいかない。

 

「大丈夫よサナちゃん、あなたの事はちゃんと守ってあげるから。魔族特区育ちを甘く見ないでよね?」

 

 ぽかんと口を開けるサナにウィンクを送り、浅葱は走り出した。幸い、ギリカの足はそう速くない。今のままであれば、目標地点であるEエントランスまで逃げ切ることはそう難しくないだろう。

 

「逃がすわけにはいかん。ふんっ!」

 

 隔壁をその熱量で引き裂いたギリカの腕から、灼熱の炎が噴出された。熱量としてはすぐに拡散してしまうため直接的なダメージは無いものの、その勢いは小柄な少女たちの身体を揺るがすには十分だ。悲鳴をあげることもできず、浅葱とサナは熱風にあおられ速度を落とす。当然、発生源であるギリカの速度はおちない。数度熱風を使い、そのたびにゆっくりと距離が詰められていく。すでにギリカの体から発する熱が、浅葱にも感じられる距離にまでその差は詰まっている。

 

『嬢ちゃん、このままじゃ追いつかれるぜ? 後10メートルってところだ』

「うっさいわね! モグワイ、準備できてるの!?」

『安心しろって。当然万端に……』

 

 モグワイの軽口が突然止んだ。不審に思った浅葱は、危険を承知で意識を通信しているスマートフォンへ向ける。

 

「モグワイ、どうしたのよ?」

『あー……嬢ちゃん、準備は無駄になったみたいだ』

 

 突然の発現に、思わず浅葱は取り乱す。

 

「ちょ、何言っているのよモグワイ! それができなかったら、私追いつかれるのよ!?」

『ああ、勘違いしないでくれ嬢ちゃん。もう逃げる必要が無いってだけだ』

「え、どういうこと?」

 

 モグワイの発現を理解できない浅葱だったが、その回答はすぐに返されることになった。

 

『いや、そういえば嬢ちゃん契約してんだったな。しかし、運がいいというか相手が律儀というか』

 

 モグワイの声が響く中、地下通路の天井が熱を発し始めた。丁度浅葱とギリカの中間地点に出現した熱量は、徐々にその範囲を広げ、温度も凄まじい勢いで上昇している。

 そして、熱に耐え切れなかった建材が溶け落ちると同時に、1人の男が飛び降りてきた。

 

「ここまで来るのに時間がかかったぞ。今度はできるだけ地上を逃げて欲しいな」

 

 これはあくまでも偶然が呼んだ救援だ。偶然浅葱がケミカルライトに似た装置を間違えてポケットに入れ、偶然サナの転倒を庇った際にその装置が作動し、そして偶然救援先が付近の上空を捜索中だった。

 そして救援が間に合ったのは、浅葱の逃走が功を奏しただけだ。

 

「さて、特殊魔道犯罪者キリガ・ギリカだな。こっちは人を探しているんだ、大人しく再収容されるか、無理やり取り押さえられるか速やかに選べ」

 

 絃神島に帰島してすぐに協力者から異常事態を知らされ、上空から友人を探していたバビル2世が、炎使いの老人へと対峙した。

 

「貴様、何者だ? だが儂の前に立ちはだかるとは面白い……同じ炎使いとして、儂の熱量と貴様の熱量、どちらが高いのか試させてもらおう!」

 

 眼前の敵に向かい、躊躇なく炎を放つギリカ。炎が拡散する前にバビル2世を包み込み、余波が浅葱の肌を炙る。

 

「バビル2世!?」

 

 浅葱の悲鳴に、反応したのはモグワイだけだった。

 

『安心しな嬢ちゃん。ほれ、心配するのはあの老人の方だろうよ』

 

 モグワイの言葉が終わらない内に、炎の中から平然とバビル2世が歩を進め始めた。驚愕に目を見開くギリカに対し、バビル2世はどこまでも冷めた目で眼前の炎使いを見据えている。

 

「この程度か。せめて余波で鉄を溶かせるようになってから出直してくるんだな!」

 

 突如ギリカの炎が押し返された。バビル2世の身体から噴出した炎が、通路を埋め尽くすようにギリカへと迫る。

 

「馬鹿な、これは、儂の炎よりも……!」

 

 驚愕を露わにし、逃げようとするギリカ。しかし、その判断は遅すぎた。

 

「逃がすものか!」

「な、離せ! あ、熱、熱い! 馬鹿な、熱いだと!?」

 

 背後からバビル2世に組み敷かれ、ギリカはその炎を全身で味わうこととなる。体に術式を刻んでから、感じることが無くなったはずの熱がギリカの身体を痛めつけ、火傷すら刻んでいく。

 

「さあ、監獄でゆっくりと傷を癒すがいい!」

 

 もはや声も出ないギリカにバビル2世の声が聞こえたのかは定かではないが、その声と同時にギリカの左腕にはめ込まれた手枷が発光し、空間に巨大な魔法陣が出現する。陣から伸びる鎖に体を絡め取られ、ギリカの身体は虚空へと引きずり込まれていった。

 

「ば、バビル2世。なんでここに……?」

 

 唖然とする浅葱に、バビル2世は珍しく不思議そうな表情を浮かべた。戦いの余波で赤熱化し、一部は溶け落ちてすらいる地獄のような壁面を背にしているため、背後と表情とでミスマッチをおこしている。

 

「君に渡した装置から救難信号を受けて急行したんだ。ポケットで光っているだろう」

 

 バビル2世の指摘に従い、浅葱がポケットから光源を引っ張り出す。ケミカルライトだとばかり思っていた物体は、たしかによく見ればまるで違うものだと分かる。

 

「なんで発動中は光るの?」

「起動状態をわかりやすくするためと、暗闇で持ち主を発見しやすくするためだ」

「なんで見た目がケミカルライトそっくりなわけ?」

「あまり特異な見た目だと持ち歩きにくいだろう。大きさと形から持っていてもライブの準備とでも言って誤魔化すことができる」

 

 浅葱の疑問に、思いのほかバビル2世は過不足なく応えてくれた。

 

「ところで、早く地上へ行こう。実行した本人が言うのも変な話だが、焼けた壁からの放熱と脆くなった壁が原因で崩落してもおかしくはない」

 

 徐々に冷えてきているとはいえ、壁が放つ熱量は依然触れれば火傷する程度を保持している。最後にギリカを押さえつけた床などは、大きく陥没し周囲が焼けただれるほどの惨状だ。

 

「そ、そうね。ここからならすぐにEエントランスまで行けるし。

 サナちゃん、もう安心していいよ」

 

 被害に顔を引きつらせる浅葱だったが、気を取り直すように脚にしがみつく少女へと声をかける。

 

「待て、その子は?」

「あ、ちょっと街で懐かれちゃって。さっきの老人に狙われてたみたいだし、特区警備隊(アイランド・ガード)に保護してもらおうと思ってるのよ」

「そうなのか……。

 まあいい。どこから地上に上がるんだ?」

 

 バビル2世が何か言いたそうな表情で口ごもり、結局後で話すことにしたようだ。浅葱の指示に従い、先に目的地への梯子を上る。その超人的な腕力でマンホールを軽々と動かし、一息で浅葱とサナを纏めて引き上げた。

 

「さて……モグワイ、話は通しておいてくれたのよね?」

『ああ、包囲も終わってたんだが……無駄足になっちまったな』

 

 マンホールの外は、特区警備隊(アイランド・ガード)の出撃口になっていた。Eエントランスとは、緊急時に備えて特区警備隊(アイランド・ガード)の主力部隊が常に待機している詰所なのだ。ここにギリカをおびき寄せ、彼らの力で一気に叩いてもらう予定が、彼らを遥かに超える戦力によってギリカは叩き潰されることになったのだ。

 民間人保護のために周囲を警戒する特区警備隊(アイランド・ガード)の中に、異質な存在が混じっていることを浅葱は見逃さなかった。藍色の髪をなびかせ、人形のように左右対称の顔をした人工生命体(ホムンクルス)の少女は静かに浅葱の傍に近づく。

 

「ミス藍羽。お怪我は?」

「大丈夫よ。

 えっと、アスタルテさんだっけ。どうしてここに?」

「回答。教官の捜索中でした」

 

 彼女の主である南宮那月が特区警備隊(アイランド・ガード)の指導教官を務めていることは浅葱も知っている。主人に届け物でもしたのかと思っていたのだが、アスタルテからの回答は予想とは違うものだった。

 

「捜索って……那月ちゃん、行方不明なの?」

「肯定」

 

 頷くアスタルテ。その宝石のような瞳がサナを見据え、それを察知したバビル2世が口を開いた。

 

「ある程度の概要は僕も聞いている。

 アスタルテ、君から見てこの子から何か感じるものはあるか?」

「生態的特徴が、極めて高確率手教官と一致します。ミス藍羽、説明を要求しても?」

「いや、彼女も街で偶然保護したらしい。特区警備隊(アイランド・ガード)の設備を借りれば、すぐにでも結果が出るだろう。

 指揮官は誰だ?」

 

 バビル2世の問いかけを遮るように、彼らの背後で何者かの着地音が響いた。特区警備隊(アイランド・ガード)たちが即座に銃口を向けた先で、1人の女性が立っている。菫色の髪を伸ばし、コートを纏った吸血鬼の女性だ。美しい外見にもかかわらず、コートの下に身につけているのは露出多過な衣装だけだった。パレードの衣装にしても過激に過ぎる。

 

「調べる必要はないわよ。私が教えてあげる」

 

 どこか余裕を感じさせる口調とは裏腹に、纏う雰囲気は剣呑なものだ。獲物を狙う猛獣のような目で、サナを見つめている。

 

「ほう、では教えてもらおうか?」

「あらあら、素直な男って好きよ?

 いい男に免じて素直に教えてあげるけど、その娘は空隙の魔女本人よ。似てるも何もないでしょう? ちょっと呪いで小さくなったくらいで、主を見分けられないなんて従者としてどうなのかしら?」

 

 小ばかにしたような言い方で、驚きの事実が明かされた。

 

「で、私はその子を引き取りに来たのよ。この島にも貴方たちにも恨みは無いから、大人しく空隙の魔女を渡してもらえないかしら?」

 

 妖艶な笑みと共に提示された条件は、当然彼女の友人に切って捨てられた。

 

「馬鹿を言うな。見たところ犯罪者のようだが、そんな相手に友人を渡すわけがない。情報の礼に、大人しくしていれば無傷で監獄に送るだけで済ませてやるぞ?」

「あら、交渉決裂ね」

 

 バビル2世の面前で、女の目が赤く染まった。魔力が高まり、手にはいつの間にか鞭が握られている。

 脱獄囚とバビル2世による連戦が幕を開けた。




 ストライク・ザ・ブラッド 用語集

 人物

 藍羽浅葱 あいば-あさぎ
 ストライク・ザ・ブラッドヒロイン。
 今はギャルのお手本のような派手な見た目をしているが、中等部までは地味な外見の冴えない女学生だった。古城に振り向いてもらうためにファッションを勉強し現在に至るのだが、当の古城からは大人しい外見の方がモテるのではと言われてしまう報われない女の子である。

 アスタルテ
 体内に眷獣を埋め込まれた人工生命体。
 医療用として生物の仕組みを記憶されているためか、花壇や生き物の世話を進んで行っている。
 無表情のためわかりにくいが、メイド業と並んで中々楽しんでいるようだ。

 キリガ・ギリカ
 監獄結界に収監されていた魔道犯罪者の1人。
 炎の精霊であるイフリートを体内に召喚し、炎を自在に操る凶悪な術式を体に刻む小柄な老人。
 特殊配合された鋼鉄すら溶かす高温を武器とする強力な犯罪者だったのだが、如何せん相手が悪かった。

 サナ
 浅葱が波朧院フェスタのナイトパレードで保護した少女。
 その正体は呪いによって幼児と化した南宮那月。魔女としての力も使えない正真正銘の一般人、しかも非力な少女となっているため、浅葱の保護が無ければギリカにあっさりと殺されていただろう。

 南宮那月 みなみや-なつき
 空隙の魔女の異名を持つ凄腕の攻魔官。
 現在失踪中とされており、その実呪いによって幼児となってしまっている。サナの様子から見るに、幼い頃は気弱で素直な性格だったようだ。

 モグワイ
 絃神島を統括する5基のスーパーコンピューターの化身であるAI。
 AIにしてはどこか人間臭い皮肉気な口調で話すが、話し方とは裏腹に相棒である浅葱の事は大切に思っているようだ。
 口調通りからかい好きで、浅葱はよく餌食になっている。

 施設・組織

 監獄結界
 南宮那月によって維持されている特殊な結界領域。
 通常の手段では無力化できなかった凶悪な魔道犯罪者たちを人知れず収監していたが、管理者である那月が呪いによって無力化されてしまったために実体化し数人の脱獄を許してしまった。
 実体化したとはいえシステム自体は生きており、脱獄したとしてもシステムに抗えるだけの体力魔力を失えば即座に再収監される。

 種族・分類

 波朧院フェスタ
 絃神島で開かれる大規模な祭り。
 元々は歴史が無い島で経済活動を目的とし、ハロウィンをモチーフに生み出された。目論見は大成功をおさめ、現在では島の一大イベントとして島外からも観光客が訪れるほどの知名度を誇っている。

 バビル2世 用語集

 人物

 バビル2世
 バビル2世主人公。
 彼の持つ能力はほとんどが他の追随を許さない程に強力であり、原作でも同系統の能力者を正面から圧倒するシーンが多々見られた。
 特にパラレル的続編である〝その名は101〟では顕著であり、炎が得意な能力者には炎で、速度自慢は速度でと相手を上回りそのまま倒すシーンが数度描かれている。
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