バビル・イン・ザ・ブラッド   作:橡樹一

75 / 81
 執筆から1年が経過しました。
 ここまで続けられたのは、読者の皆様のおかげです。
 これからも、よろしくお願いいたします。


16話 癒しの水妖

 古城は、断続的に鳴り響く戦闘音で目を覚ました。自らの体を希釈し、文字通り全身で船を庇ったところからの記憶はない。

 ふと視線を下ろすと、頬を上気させた雪菜がぐったりと腕の中に倒れ込んでいる現状が確認できた。

 

「姫柊⁉」

 

 いったい何があったというのか。狼狽しながら、古城は雪菜をゆっくりと床に横たえた。記憶がないとはいえ、口の中に残る血液の味と彼女の首筋に残る吸血痕から何が起こったのかは明白だ。なによりも、魔力を暴走させたという事実は体感でうっすらと把握しており、自らの中に新たな眷獣を感じ取れているという事実がなによりの証拠となっている。

 

「よかった、です……いつのも先輩に、戻ってくれて……」

 

 古城を見上げながら、弱々しく微笑む雪菜の姿に古城の罪悪感が膨れ上がる。

 

「……悪い。また姫柊に世話をかけたみたいだ」

「大丈夫ですよ。今回は、先輩のいやらしい部分に助けられましたから」

 

 普段であれば全力で否定したであろう雪菜の言葉に、古城は一切の反論ができなかった。何しろ記憶がないのだ。暴走状態で吸血をして、なにか本当に問題行為をしてしまった可能性は否定できない。

 

「そうだ、叶瀬にニーナは⁉」

「私はここ、でした」

 

 周囲を見渡す古城の背後から、控えめな声が聞こえてきた。振り返った古城の目に、何故か正座している夏音の姿が映る。おずおずと手を上げる彼女の頬は、抱える〝錬核(ハードコア)〟と見分けがつかないほど真っ赤に染まっている。

 

夏音(カノ)ちゃん……⁉」

「叶瀬⁉ ま、まさか……見て……」

 

 恥ずかしそうに目を伏せるその態度が、なによりも雄弁な答えだった。

 

「あの、凄かったです。雪菜さんも、凄く大人でした」

「ち、違うの 夏音 ちゃん! あれは……」

「大丈夫、でした。誰にも言いません」

「だから違うの!」

 

 雪菜の必死の弁解も、夏音は照れ隠しだと判断してしまっている。

 

「って、今それどころじゃないだろ! 姫柊、賢者(ワイズマン)はどうしてる?」

「は、はい。バビル2世が、しもべと共に対応中でした。でも、決定打に欠けています。周辺被害を無視すれば、何とかなるのかもしれませんが……」

「手早く済ませるに越したことはなさそうだな。フェリーの船体も、そろそろ限界だろ」

 

 古城の視界内だけでも、フェリーの船体は傷だらけだった。金属が不気味にきしむ音が断続的に続いているのは、賢者(ワイズマン)とバビル2世一行の戦闘余波だろう。余波と言っても、このまま続けばフェリーは文字通り海の藻屑と化すに違いない。

 

「姫柊、叶瀬を頼む」

 

 古城は復活したばかりだとは思えないしっかりとした足取りで、甲板を歩き始めた。新たに掌握した眷獣が古城に膨大な魔力を与え、結果として傷の直りが早まったのだ。

 

「お兄さん……」

 

 不安そうな夏音へ、古城は優しく微笑んだ。

 

「安心しろ叶瀬。おまえとニーナの悪夢は、俺が終わりにしてやる。

 ここから先は、第四真祖(オレ)戦争(ケンカ)だ!」

 

 そんな古城の横へ、寄り添うように雪菜が進み出た。

 

「いいえ、先輩。わたしたちの(・・・・・・)、です」

 

 槍を構えた雪菜の視線の先には、満身創痍の天塚が立っていた。瞳は憎悪に染まっており、もはや執念のみで動いている状態なのだろう。

 賢者(ワイズマン)が放った重金属粒子砲が空を貫き、余波でフェリーが大きく揺れる。この揺れこそが、新しい局面の合図となった。

 

 

 

 バビル2世は、徐々に巨大化する賢者(ワイズマン)を相手に攻めあぐねていた。賢者(ワイズマン)の肉体を構成する〝賢者の霊血(ワイズマンズ・ブラッド)〟は万能ではあるが、その本質はあくまでも液体金属に過ぎない。金属、いや、物質である以上融点と沸点が存在し、バビル2世が生み出す火炎もポセイドンが放つ光線も、〝賢者の霊血(ワイズマンズ・ブラッド)〟の沸点をゆうに超えている。にもかかわらず、何故バビル2世はここまで手こずっているのか。それは、彼らの放つ熱エネルギーがあまりにも強大という単純な理由からだ。

 

「ポセイドン、もう少し狙いを上にしろ。おまえの光線が海面に当たったらことだぞ」

 

 バビル2世もポセイドンも、数千度をゆうに超える熱エネルギーを生み出している。それだけの熱量が海面に触れた場合、凄まじい水蒸気爆発が発生することになる。そうなれば、未だ付近に漂っているフェリーは沈没を免れ得ない。それを理解しているからこそ、賢者(ワイズマン)はできる限りフェリーから離れようとしないのだ。

 さらに、賢者(ワイズマン)が操る多量の魔術も問題の1つだった。バビル2世は魔術に対して防衛手段がほとんどないため、万が一錬金術が直撃でもしようものならば即死しかねない。結果として、非常に消極的な消耗戦を行っているのが現状だ。そして海中から継続して〝賢者の霊血(ワイズマンズ・ブラッド)〟を補給できる賢者(ワイズマン)にとって、消耗戦は相手が勝手に消耗していくだけなのだ。これほど楽な戦いもない。

 

『カッカカカ! 勇んで我にたてついた愚か者が、報いを受けよ!』

 

 嘲笑と共に重金属粒子砲が放たれる。バビル2世は余裕をもってポセイドンに防がせようとするが、それよりも早く出現した雷光の獅子が粒子砲を叩き落した。その光景を見たバビル2世は、満足げに笑みを浮かべる。

 

「遅かったな、第四真祖」

「待たせちまったな、バビル2世」

 

 紫電を纏いながら、古城がバビル2世の横へと進み出た。新たな眷獣を支配下に置き、古城が内包する魔力量は一段と多くなっている。

 並び立つ男たちを見た賢者(ワイズマン)は、実に面白そうに笑った。

 

『カカカカカ! 我にたてつく愚か者が、まさか並んで姿を見せるとはな。好都合とはこのことか』

 

 賢者(ワイズマン)からすれば、古城もバビル2世も、自らに逆らう下等な存在でしかない。完全であれと生み出されたが故に、自らよりも強い存在を想定できず、警戒を抱くこともできないのだ。一方的に攻撃されているのも、いいように翻弄されているのも、自分が本気を出せばすべては覆ると本気で信じている。いや、賢者(ワイズマン)からすれば、それこそが真実なのだ。

 

「おい金ぴか、おまえには同情してやるよ。完全として生み出されて、学ぶ機会も無いままに血を抜かれて封印されちまったんだからな。勘違いするのも無理ねーや。普通ならもっと早く気がつくことを、数百年も気づかずに過ごしちまうなんてな」

 

 古城の挑発とも取れる言動に、賢者(ワイズマン)は動きを止めた。ただ頭部に生み出された巨大な眼球が、古城へと視線を向ける。

 

『カ……カ……理解(わか)らぬ。不完全なものの不完全な理屈を、我は理解できぬ。我は賢者(ワイズマン)、我は完全であるがゆえに』

「簡単な話だよ。お前は完全からは程遠いし、全知全能でもないってことだ。

 口からビームを吐いて、不滅の肉体を増強して、お前に何ができた? 誰がお前という存在を認めてくれた?

 自分以外を否定して、その力を自分のためだけに使っているから、お前は封印されたんだろうが! そんなこともわからない存在の、どこが完全だっていうんだよ!」

『カカ……理解(わか)らぬ。理解(わか)る必要も認めぬ。我以外、すべてが不完全であるがゆえに。我が判断こそが完全である!』

 

 賢者(ワイズマン)は、古城の言葉を振り払うように首を振り、腕を振るう。その姿は賢者などではなく、まるで駄々をこねる無知な幼子のようだ。その動きも、控えていたポセイドンによって押さえつけられる。

 

「そうかよ。だったら、お前が世界の中心じゃないってことを力づくで教えてやる!」

 

 激情と共に古城の瞳が深紅に染まり黄金の巨人を正面から睨みつけた。その魔力は物理的な衝撃を生み出し、海をうねらせフェリーを揺さぶる。

 揺れる船上で、雪菜と天塚は睨み合っていた。声にならない叫びと共に放たれる無数の触手を、雪菜は冷静に見極め槍を振るう。美しい軌跡を描いた〝雪霞狼(せっかろう)〟の刃は、亜音速で振るわれた液体金属の触手を纏めて切り落とした。魔力すら断たれた触手は、無数の金属片となって甲板上に散らばる。

 既に数度繰り返された一方的な戦闘は、圧倒的有利な雪菜の心を苦しめていた。

 

「利用されていただけだと知って、何故戦いを続けようとするんですか?」

 

 悲壮な雪菜の問いに、虚ろな表情を浮かべた天塚……いや、天塚汞と名乗っていた金属生命体は、破壊された触手を無理やり再生させる。

 

「悪いんだけど、ほかに何をすればいいのか、わからなくてね。

 怖いんだ。僕が僕でなくなっていく……僕は誰なんだ? 何のために生まれて、なにをすればいい!」

 

 彼の襟元から見える光景に、雪菜は悲しみを深める。天塚の胸に埋め込まれた黒い宝玉は、崩壊寸前にまで傷ついてたのだ。天塚のわずかな身じろぎで、少しづつ破片が零れ落ち亀裂が広がっていく。

 

「生まれも育ちもわかっている、人間の君たちにはわからないだろう! 今の僕の苦しみを!」

 

 天塚は叫びながら、両手を無数の鞭へと変えて周囲をめちゃくちゃに薙ぎ払った。だが、そのような苦し紛れな攻撃で対処できるほど、獅子王機関の剣巫はやわな相手ではない。鞭の間をかいくぐりながら、雪菜は声を張り上げる。

 

「天塚汞! 私は自分の親に捨てられ、獅子王機関で孤児の仲間たちと共に育ちました!

 それでも、自分がなぜ生まれ、なにをすればいいのか考え続けています! きっと、それが人間(ヒト)として生きるということだから!」

「……っ!」

 

 天塚の連撃が一瞬止まる。その隙を逃さずに、雪菜の唇から澄んだ祝詞が紡がれる。

 

「――獅子の神子たる高神の剣巫が願い奉る」

 

 雪菜の体内で練り上げられた呪力を、〝雪霞狼(せっかろう)〟が増幅し、穂先から放たれた神格振動波駆動術式(DOE)の輝きが天塚の肉体をゆっくりと崩壊させていく。

 

「そうか……僕は……」

 

 自らの肉体を崩す純白の光を浴びながら、天塚はどこか満足そうだった。彼は、賢者(ワイズマン)のために働く必要などなかったのだ。人間でありたいと願った瞬間から、彼は人間だったのだから。それに気がついていられれば、大勢の人間を傷つけ、犠牲にすることなどなかっただろう。

 

「破魔の曙光、雪霞の神狼、鋼の神威をもちて我に悪神百鬼を討たせ給え……!」

 

 天塚が放った最後の攻撃をすり抜け、雪菜の槍が彼の核を貫いた。崩壊寸前だった宝玉は、その一撃で完全に砕け散る。

 

「奇術師に、転向か……案外悪く……なかった……か……も……」

 

 形を失う瞬間、天塚が最後につぶやいた言葉の意味を雪菜は理解できなかった。完全に崩れ去った天塚だったものへ、雪菜は静かに黙祷を捧げる。

 僅かな沈黙の後、雪菜は視線を海へと向けた。

 

「先輩……」

 

 第四真祖とバビル2世。彼らと賢者(ワイズマン)との戦いは、今だ終わっていないのだから。

 

 

 

 古城とバビル2世は、賢者(ワイズマン)に対して優勢に事を進めていた。最も危険な重金属粒子砲は雷光の獅子が常に出現し続けることで無効化し、ポセイドンがその腕力でフェリーから徐々に賢者(ワイズマン)を引き離す。そしてロプロスとバビル2世は継続して攻撃を続け、賢者(ワイズマン)に大規模な魔術を発動する隙を与えない。

 しかし、決定打が足りない。このまま時間をかければ、巨大化した賢者(ワイズマン)が逆転の一手を打つ可能性は十分にあるのだ。

 

『カ……カカ……何故抵抗する、不完全な存在(モノ)どもよ……何故完全なる我の一部となることを拒む?』

 

 それを理解している賢者(ワイズマン)は余裕をもって古城たちに問いを投げた。今この瞬間も、賢者(ワイズマン)は海水に錬金を続け、力を増していく。黄金の巨人はこうして自らの力を増しつつ、いずれ世界の全てを取り込むのだろう。フェリーに固執するのは強い霊力を持つ人間を供物として欲すると同時に、離れすぎればどのような攻撃をされるのかと警戒しているのだ。

 事情があるとはいえ、第四真祖の眷獣とバビル2世のしもべを相手に劣勢ながらも戦いを続けている賢者(ワイズマン)は、神と呼ぶにふさわしい実力を有しているといえるだろう。

 そんな存在を前にしながら、古城もバビル2世も戦意を欠片も衰えさせない。

 

「さっきから言ってるだろうが。お前は完全なんかじゃないってな。

 お前の言うとおり、俺は不完全なんだろうよ。だったら、その俺にも勝てないお前は、不完全以下だな!」

「お前が完全かどうかなんて話に興味はない。1つの意思の元すべてが決定されるという世界を、僕は認めるわけにはいかないというだけだ。

 その意思がお前程度というのならば余計にな」

 

 2人のわかりやすい挑発を受け、賢者(ワイズマン)は一瞬言葉に詰まった。ひょっとすると、傷ついたのかもしれない。

 

『あり得ぬ……そのような矛盾は我にあってはならぬ……不完全なものに、蔑まれることも!』

 

 わかりやすいほどの怒気が込められた方向を受けてなお、2人は余裕を崩さない。

 

「そうやって、てめぇに都合の悪いものを排除して守った完全さに、何の価値があるんだ?」

「他者を否定しなければ守れない時点で完全でもなんでもない。そんなこともわからないとは賢者の名が泣くぞ」

『……緘黙せよ! 完全なる我の命に従い、緘黙せよ!』

 

 安っぽいプライドを正面から切り捨てられ、いよいよ口調からも余裕がなくなった賢者(ワイズマン)。見苦しくわめく金の巨人へ憐みの目を向けながら、古城は左腕を突き出した。傷も痛みもなく噴出した鮮血が、膨大な魔力に変換されて周囲の空間を満たす。

 

「〝焔光の夜伯(カレイドブラッド)〟の血脈を継ぎし者、暁古城が汝の枷を解き放つ――!」

 

 魔力が変換された閃光の中から、水流のように透きとおった体を持つ新たな眷獣が出現した。美しい女性の上半身に、巨大な蛇の下半身。流れるような髪もまたすべてが蛇。

 青白く発光する水の精霊(ウンディーネ)――水妖だ。

 

疾く在れ(きやがれ)、十一番目の眷獣〝水妖の白鋼(サダルメリク・アルバス)〟――!」

「ポセイドン!」

 

 眷獣が行動する前に、バビル2世が反応した。主の命を受けたポセイドンがその剛腕で賢者(ワイズマン)を容赦なく投げ飛ばす。

 宙を舞う賢者(ワイズマン)目掛けて、水妖の巨大な蛇身が爆発的な加速をもって襲い掛かった。鋭い鉤爪を備えた腕で賢者(ワイズマン)の頭部を鷲掴むと、周囲の海に異変が起こる。海水が、眷獣に吸い寄せられるようにして空中で水球を創り出したのだ。

 第四真祖がその身に宿す十一番目の眷獣は水の眷獣。引き寄せられた莫大な海水はすべてが彼女の肉体であり、変幻自在の賢者(ワイズマン)であろうとも、空中の水牢から逃れるすべはない。そして、第四真真祖の眷獣が、ただ水と同化し操るなどといったおとなしい能力であるはずがないのだ。

 

『カカ、消える……完全な我が肉体が、我が消えていく! 馬鹿な、馬鹿な!』

 

 水牢の中で、黄金の巨人が溶けだしている。苦悶の動きと共に賢者(ワイズマン)はもがくが、無情にも水牢は形を崩しもしない。

 強酸に沈められた金属片にも似た光景だが、古城の眷獣は賢者(ワイズマン)を破壊しているわけではなかった。実態は、その逆なのだ。錬金術によって〝賢者の霊血(ワイズマンズ・ブラッド)〟と化した貴金属が、元の姿となって母なる海へと還りつつあるのだ。この光景を見た雪菜は、直感的に新たな眷獣の能力を感じ取った。

 

「これは、再生……⁉ 吸血鬼の超回復を象徴する癒しの……。

 だけど、これは……」

 

 〝水妖の白鋼(サダルメリク・アルバス)〟は、再生と回復の眷獣だ。あらゆる存在を癒し、本来あるべき姿に戻していく。

 しかし、癒しの力を観測してしまった雪菜は背筋を凍らせた。癒しと言っても、水妖は傷を癒しているのではない。時間を巻き戻すように、出現する以前へとその姿を還しているのだ。癒しという言葉からは程遠い、すべてを無に帰す破壊の力。この美しき水妖も、災厄の化身たる第四真祖の眷獣なのだ。

 

『カ……カカ……理解、した。この、力は……イ……と……。

 だが……らぬ……バビル……その力……一体……』

 

 髑髏だけとなった賢者(ワイズマン)は、最後の言葉と共に水へと溶け込んでいく。海水だけになった水牢は海中に沈み、錬金術師が造り上げた人工の神がいた痕跡は、なに1つとして残らなかった。




 ストライク・ザ・ブラッド 用語集

 種族・分類

 水妖の白鋼 サダルメリク・アルバス
 第四真祖がその身に宿す12の眷獣の内11番目の眷獣。
 美しい水妖の姿をしており、能力も癒しと一見第四真祖の眷獣らしくない存在に見える。
 その実態は、破壊的なまでの癒しの力で対象を原初にまで巻き戻し、消滅させることすら可能な恐るべき眷獣。

 神格振動波駆動術式 しんかくしんどうはくどうじゅつしき
 別名DOEとも呼ばれる、神の波動を人工的に再現したといわれる技術。
 〝雪霞狼〟が持つ破魔の力の源であり、獅子王機関が世界で唯一実用化に成功した秘匿技術。
 術式そのものに相性があるらしく、雪菜はその適性が非常に高い。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。