蘭とお兄ちゃん   作:火の車

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新作です!
蘭ちゃんですよ!


再開

「__久しぶりに帰ってきたなー!」

 

 俺は和田裕也。

 高校三年で8年ぶりにここに帰ってきた。

 

「いやー8年ぶりなのに何も変わってないなー」

 

 俺はそう言いながら段ボールを開けていった。

 

「あ、そう言えば皆はもう高校生になってるのかー。

 俺とかもうおじさんとか言われそうだなー」

 

 俺はとある写真を見た。

 

「...ほんと、どんな風に成長してるかな。」

 

 俺は写真を置いた。

 

「さてと、とりあえず...」

 

 部屋を見回した。

 

「荷物を片付けるか!」

 

 片付けを始めた。

________________________

 

 あらかた、片付けが終わった。

 俺は買い物に出ていた。

 

「おー、商店街は変わってないなー」

 

 俺は商店街を見回した。

 

「北沢精肉店に羽沢珈琲店、山吹ベーカリー!

 いやー懐かしいなー!あ!」

 

 あるものを見つけた。

 

「ミッシェルだ!」

 

 俺はミッシェルに近づいた。

 

「うわー、懐かしー。

 今でも風船配ってるのかー」

「こんにちわーお兄さんー」

「こんにちは!ミッシェル!」

 

 そんなこんなで、俺は買い物を開始した。

 

「えっと、夕飯用の材料かー。

 なーに作るかなー」

「そこの兄ちゃん!」

「ん?」

「まさか裕也君か?」

「そうだよ。久しぶりおじさん!」

「やっぱりそうかー!いやーでかくなったなぁ!」

「でしょ?今は184㎝もあるんだよ。」

「ほんと、この間まではこんなだったのになー」

「いやいや、そこまで小さくはないでしょ!」

「ははは!で、なんで急に帰ってきたんだ?」

「いやー、父さんが一人暮らしするか聞いて来て、

 気づいたら帰ってきてた!」

「相変わらずだな!雄介さんは!」

「だよねー。」

「それで、今日は買い物か?」

「うん。夕飯用にね。」

「よし!じゃあ家で買っていけ!

 サービスするぜ!」

「え?いいの?じゃあ、今日はお肉にするよ!」

「おう!ちょっと待ってろ!」

 

 少しして、おじさんはたくさんの肉を持ってきた。

 

「へい!お待ちどう!」

「すごいね、こんなにいいの?」

「あぁいいぞ!もってけもってけ!」

「ありがと。また来るよ。」

「おう!」

 

 俺はその後、八百屋に行ったりした。

 

「__あとは...パンだな!」

 

 俺は山吹ベーカリーに行った。

 

「__いらっしゃいませー!」

「あれ?おじさんじゃない?」

「お父さんですか?今は休憩中で。」

「なるほどー。娘さんが成長して手伝ってるのかー。

 幸せだろうなー。」

「あの、知り合いなんですか?」

「昔ここに住んでてね、久しぶりに帰ってきたんだよ。」

「なるほど。」

「じゃあ、パン買おうかなー」

「はい、ごゆっくり!」

 

 俺はパンを選んだ。

 

「じゃ、これで。」

「__あれ?君は裕君か?!」

「あ!おじさん!」

「おー!大きくなったなー!」

「でしょ?」

「って、あれ?帰ってきたのかい?」

「うん。父さんに__(以下略)」

「なるほど、流石雄介さんだな。」

「北沢のおじさんも言ってたね。」

「ははは!それにしても嬉しいなぁ。

 裕君が帰って来るなんて!」

「俺も嬉しいよ、この町は好きだからね。」

「そうかそうか!じゃあ、家はお祝いとして、はい!チョココロネをあげよう!」

「お!ありがと!」

「裕君は昔から好きだったからねー!」

「美味しいからね!」

「そう言ってくれると嬉しいよ!」

「あの、お父さん?」

「あ、沙綾。どうした?」

「この人知ってるの?」

「知ってるも何も沙綾もあったことがあるじゃないか?」

「え?」

「まぁ、幼稚園の時だから覚えてないかなー」

「俺も忘れてた。」

「あはは。」

 

 しばらく俺たちは話していた。

 

「__じゃあ!また来るよ、おじさん!」

「あぁ!待ってるよ!」

「じゃあね、裕也先輩。」

「またー」

 

 俺は店を出た。

________________________

 

「__さて、そろそろ帰るかなー」

「__ちょっと!やめて!」

「んー?」

 

 ガラの悪そうな男に女の子が絡まれてる。

 

「いいじゃねぇかよー」

「嫌!はなして!」

「ちょーっと遊ぶだけだろー?」

「だから、嫌だっての!」

 

 女の子は男をひっぱたいた。

 

「やろ!もういい!無理やりでも連れていくぞ!」

「きゃ!放して!」

「うるせぇ!」

「__あのーちょっと、お兄さん?」

「あ?」

「女の子に乱暴するのはよくないよ?」

「うるせぇ!この女が先に__」

「後ろ、見てみ。警察いるよ?」

「何?!」

「__よし!逃げるよ!」

「え?あ、ちょ!」

 

 俺は女の子の手を引いて走った。

 

「待てこら!」

「__嫌だねー!」

________________________

 

 俺はしばらく走り回っていた。

 

「__ふぅー。逃げきれたかな?」

「あの...ありがとう。」

「うん、いいよ...って!」

「え?...あ!」

 

 見覚えがある。

 この子は__

 

「蘭!?」

「お兄ちゃん!?」

 

 これが、年下の幼馴染との再会だった。




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