アフターグロウの面白い小説を見てるとアフターグロウを書きたくなってしまいました。
なので、今週はこのシリーズを投稿します。
裕也「......腹、減った...」
俺は今、空腹だ。
裕也「休日に家を出たのはよかったけど、こんなに腹が減るとは。」
俺は周りを見た。
裕也「あ、ファーストフード店だ。入ろ。」
俺は店に入った。
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店に入った。
ひまり「いらっしゃいませー!」
裕也「あれ?ひまり?」
ひまり「先輩!」
裕也「ここでバイトしてたのか?」
ひまり「はい!」
裕也「そうかー。ひまりもバイトするようになって...」
ひまり「お、お父さんみたいですね。」
裕也「まぁ、小さいときは良く面倒見てたからな。
感慨深くはある。」
ひまり「あの時は楽しかったですねー。」
裕也「そうだなー」
ひまり「あ、注文は何にしますか?」
裕也「え?あ、忘れてた。」
ひまり「もう...」
裕也「そうだなー、じゃ、このセットで。」
ひまり「かしこまりましたー!」
裕也「ひまりは何時までバイトなんだ?」
ひまり「私ですか?もうすぐであがりですが。」
裕也「じゃあ、ひまりも一緒に食べよー。
一人じゃ寂しくてなー」
ひまり「いいですよ!」
裕也「じゃあ、ひまりの食べたいものも追加で。」
ひまり「え?いいんですか?」
裕也「いいぞー」
ひまり「やった!ありがとうございます!」
そうして、ひまりはオーダーを通しに行った。
__そして、商品を受け取って俺は席で待ってた。
ひまり「__お待たせしましたー!」
裕也「そんなに待ってないぞー。まぁ、食べようぜー」
ひまり「はい!」
俺たちは食事を始めた。
裕也「うん、久し振りに食べたけど安定だな。」
ひまり「そうでしょう!」
裕也「なんで、ひまりが誇らしげなんだ?」
しばらくして、昔話が始まった。
裕也「昔のひまりは、活発そのものだったなー」
ひまり「そうでしたっけ?」
裕也「そうだぞー。蘭とつぐみと迷子になって、三人でよく泣いてた。」
ひまり「あー...そんな事もありましたね。」
裕也「でも、なんだかんだ一番お姉ちゃんだったのは、ひまりだったかもな。」
ひまり「そうでしょう!えっへん!」
裕也「まー、今ではこれな訳けど...」
ひまり「あれってなんですか!?あれって!?」
裕也「精神年齢は下がったなー。」
ひまり「えー!そんなー!」
裕也「逆に巴は大人になったなー。
昔は蘭とおもちゃの取り合いしてなー」
ひまり「ありましたねー。それで私が止めに行って。」
裕也「それで、蘭とひまりが泣いて、俺が仲直りさせてたと。」
ひまり「先輩はまさにお兄ちゃんでしたねー」
裕也「今でもお兄ちゃんって呼んでくれてもいいんだぞ?」
ひまり「それは流石に。」
裕也「...デスヨネー」
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しばらくして、俺たちは店を出た。
裕也「さーて、これからどうするかなー」
ひまり「今日は皆、出かけたりしてるんですよねー」
裕也「俺らで遊びに行く?幼馴染水入らずで。」
ひまり「いいですねー!行きましょう!」
裕也「それじゃ、どこ行く?」
ひまり「あそこにしましょう!」
裕也「あそこ?」
ひまり「ついて来てください!」
裕也「?」
俺はひまりについて行った。
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ひまり「__ここです!」
裕也「なるほど、ゲーセンか。」
ひまり「はい!遊ぶならここかなと思いまして!」
裕也「いいな。思いっきり遊ぼうか!」
ひまり「はい!」
俺たちは遊び始めた。
裕也「それで、ダンスゲームか。」
ひまり「楽しいですよ!」
裕也「ふむふむ。なるほど。」
ひまり「協力プレイも出来るので、一緒にしましょう!」
裕也「あぁ。」
ゲームを始めた。
裕也「__結構、難しいな...!」
ひまり「でも、楽しいですね!」
裕也「それも、そうだな!」
ひまり「サビがきますよー!」
裕也「やるぞー!」
しばらくして、ゲームが終わった。
裕也「し、死ぬ...」
ひまり「はぁはぁ...中々、ハードでしたね...」
裕也「最近のゲームはすごいな。」
ひまり「そうですねー」
裕也「次はのんびりできるゲームでもしようか。」
ひまり「そうですね!」
俺たちはクレーンゲームに行った。
ひまり「これ可愛い!」
裕也「小さいぬいぐるみかー。よし、取るか。」
ひまり「え!?」
裕也「頑張るぞー...まずはー...何すればいいんだろ?」
終えは考えた。
裕也「確か、モカがこういうのは一回じゃ落ちないって言ってたような。
じゃあ、ちょっとずつずらしていこ。」
俺はお金を入れた。
裕也「うーん、もう少しで落ちるかなー?
......あ、落ちた。」
意外と呆気なくぬいぐるみは落ちた。
裕也「ほれ、ひまり。」
ひまり「貰ってもいいんですか?」
裕也「別にいいぞー。あれだ、引っ越し祝いってやつだ!」
ひまり「それだと私たちがあげる側なんですけど...?」
裕也「いいからいいから。」
ひまり「じゃあ!またお礼します!絶対です!」
裕也「別に気にしなくてもいいけどなー。
あ、飲み物買ってくるー。」
ひまり「はい!」
俺は自動販売機に行った。
裕也「何買うかなー。...俺はこれ。ひまりは...これが無難かな?」
俺は飲み物を買って、ひまりの所に戻った。
裕也「ん?あれは。」
ひまり「__あの、人を待ってるので...」
男「いいから、俺たちと遊ぼうぜ!」
男2「君みたいな子を待たせる男なんて碌な奴じゃねぇって!」
ひまり「お断りします。」
男「__いいから来いよ!」
ひまり「いや!」
男2「このまま無理やり__」
裕也「あのー。そこのお二人さん?」
男たち「あぁ?」
裕也「その子を放してほしいんだけど。」
男「あー、お前が待ってた男か。
さっさとどっか行け。この子は俺たちと遊ぶんだ。」
裕也「うむ。」
男2「邪魔は引っ込め!ほらほら!」
裕也「それは困るんだよなー」
男「あぁ?」
裕也「その子、俺の彼女なんだ。」
ひまり「えぇ!?///」
裕也「だから、ひまりを連れていかれると困るんだよなー」
男「関係ねぇ!」
男2「引っ込めってんだよ!」
裕也「お断りしまーす。」
俺はひまりの手を握った。
ひまり「!///」
裕也「逃げるぞー!」
俺たちは走り出した。
ひまり「(せ、先輩が彼女...私を...?///
よく見れば顔は昔からかっこいいし...///)」
裕也「(うーん、まだ追ってきてるなー。
あ、あそこ入ろっと。)ひまり、そこに入るぞ!」
ひまり「え__」
俺たちはある場所に入った。
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裕也「__いやー、危機一髪。」
ひまり「///」
裕也「どうしたー?」
ひまり「へ?あの、その...///」
裕也「?」
ひまりは少し黙ってこう言った。
ひまり「あの、ここでプリクラ撮りませんか!///」
裕也「プリクラ?って、ここプリクラの台か。
別にいいぞ?」
ひまり「じゃあ!撮りましょう!すぐ撮りましょう!」
裕也「お、おう。」
ひまりが何故か必死そうに見える中、
俺たちはプリクラを取り始めた。
『手を繋いでみよー!』
裕也「はい?」
台がそんな事を言い出した。
裕也「いや、なんで台がポーズの指定するんだよ!」
ひまり「えっと、これがカップル向けの台だから、でしょうか...?///」
裕也「今そんなのあるのか!?」
ひまり「あの、撮影が進まないので、従いましょう///」
裕也「まー、それもそうだなー」
俺たちは手を繋いだ。
『いいねぇー!るんっ♪ってくるね!』
裕也「(?知り合いの口癖に似てるような?)」
『次は女の子にガバっと抱き着いてみよー!』
ひまり「ふぇ!?///」
裕也「はいはい。抱き着くなー」
ひまり「せ、先輩!?///
そ、そんなためらいなく...///」
裕也「?ひまりが撮影が進まないって言ってたからな。」
ひまり「そ、そうですよね///」
俺はひまりに抱き着いた。
『うーん!るるんっ♪って来るね!』
裕也「(流石にこれ以上はないだろー。
ゲームセンターのだし__)」
『最後はチューしてみよー!』
裕也、ひまり「」
俺たちは固まった。
裕也「(は?チュー?つまりキス?接吻?なんで?)」
ひまり「(ちょ、ちょっと待って!?流石にヤバいよー!///
抱き着かれるだけでも、あんなに...///)」
プリクラ内の空気が重い。
『ねー早くしてよー。』
裕也「(催促までしてくるのか。)」
俺は考えた。
裕也「...これだ。」
ひまり「先輩...?」
裕也「ひまり、ジッとしててくれ。」
ひまり「っ...!///」
俺はひまりに近づいた。
ひまり「(ち、近い~!///)」
裕也の顔は文字通り、目と鼻の先だ。
ひまり「(このままじゃ、ほんとにキスしちゃ__///)」
『るるるんっ♪ってきた!!!』「
ひまり「え...?」
裕也「やっぱり、これでも大丈夫だったかー」
ひまり「あの、どういう事ですか...?」
裕也「いや、ゲームだから判定のラインがあるんじゃないかなと思ってな。」
ひまり「判定のライン...」
裕也「いやー、よかったよかった!」
ひまり「そ、そうですねー。あはは...」
裕也「?どうした?」
ひまり「い、いえ!なんでもないですよ!」
裕也「?そうか。あ、この台、落書き機能あるみたいだぞ?」
ひまり「あ!私やりたいです!」
裕也「そうか?なら、俺はやり方分からないから、ひまりに任せるよ。」
ひまり「はい!」
ひまりは落書きを始めた。
そして、しばらくすると、写真がプリントされて出てきた。
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ひまり「~♪」
裕也「なんかご機嫌だな?」
ひまり「そうですか~?」
裕也「うん。...てか、プリクラの写真全部欲しいって、
プリクラ好きなのか?」
ひまり「うーん...わかりません!」
裕也「?」
ひまり「好きなのはですね...ふふっ♪」
俺は理解できなかった。
ひまり「じゃあ!今日は帰りますね!」
裕也「うん、また学校でなー。」
ひまり「はい!さようなら!」
そう言ってひまりは歩いて行った。
裕也「ひまりが楽しそうでよかったな!」
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ひまり「~~♪」
ひまりはかなりご機嫌だ。
ひまり「(今日の先輩かっこよかったな~。
彼女なんて言ってたり~。)」
ひまりはプリクラの写真を見た。
ひまり「大好き、先輩...じゃなくて、おにーちゃん///」
プリクラの写真には。
『大好き』という文字が入っていた。
感想などお願いします!
覚醒天才の王国は来週には投稿しますよ、絶対に!