IS・Mーインフィニット・ストラトスーメタルギアにより運命の歯車が狂った一夏 作:proto
参謀本部に戻ったスネークは再び司令官室前に戻ってきた。
「この格好なら入っても怪しまれまい。」
スネークは参謀本部で気絶させた兵士から服をごうd……はぎとt……拝借したのだ。
3回ほどノックしてドアを開ける。
「失礼します!」
堂々と司令官室に潜入……否、侵入した。幸い、部屋の中には誰もいなかった。
「よし、カメラの類も無し。目標物の捜索及び回収任務を開始する。」
司令官用の豪華な机の引き出しを下から順に探してゆく。厳重にカギのかかった金庫も晩年のBig Bossやヴェノム・スネークが使っていたピッキング技術で難なく開けていく。
「…………む、これか!?……スコール・ミューゼル、
すぐに束に無線連絡を行う。
『どうやら、目当ての物を手に入れたみたいだね。』
「あぁ、おそらく間違いない。政府のお偉いさんが言ってた司令官側に渡された指示書だ。」
『よし、じゃあ帰還してね。帰還の仕方はフルトン回収だよ。帰還準備ができたら、腰にフルトン回収装置を装着して、装置を作動させてね。装置のGPSを探知してステルス機で迅速に回収、束さんのラボまで秒で到着するようになってるから。』
「了解した。」
『あ、くれぐれも施設内では作動させないでね。施設外に出てから、人気のない場所で作動させないと、フルトンの気球が敵に割られる可能性がある。もし割られると回収が困難になるからね。』
「あぁ、わかってる。」
無線通信を終了し、司令官室から出る。
下の階に降り、今度は部隊長室を訪れる。再び3回ほどノックし、ドアを開ける。
「失礼します!ラウラ・ボーデヴィッヒ大尉はこちらにおりますでしょうか。」
「私に何か用か?」
「お客人が来ておりますので、大尉をお連れしろと。」
「そうか。では、案内を頼む。」
「は!」
こうしてボーデヴィッヒを連れ出した。
しばらく廊下を歩き続ける。
「それで、客人とやらは?」
「……。」
「おい?どうした。」
「この辺なら問題ないだろう。」
「なに!?」
驚いた瞬間に銃を向けられ、即座に両手を上げる。
「おいおい、俺だ。スネーク、織斑一夏だ。」
「なんだお前か。で、こんなところに連れ出して何の真似だ。」
「なに、ちょっとな。俺がここに潜入したことは誰にも言わないでくれ。国際的にまずいことになる。」
「……構わんが、私も条件を出そうか。」
「な、なんだ?」
「お……の、れ…く……き。」
「え?」
「おま……の、れん…くさき。」
「な、なんだって?」
「お前の連絡先をくれ!」
「なんだ、そんなのでいいのか。」
スネークは一枚の紙を渡した。
「俺の無線機の周波数だ。バースト通信だから多分大丈夫だとは思うが…。」
「そ、そうか。」
ボーデヴィッヒの声が明るく弾んでいるようだった。
「それから、もうひとつ!」
「次はなんだ?」
「もし、また会うことがあれば、次は手合わせ願いたい。」
「……あぁ、もちろんだとも!」
「では、私もお前のことは黙っておこう。気が向いたら連絡する。」
「こっちとドイツには8時間ほどの時差があるから、連絡するときはうまく時間を見計らってくれ。」
「あぁ、了解した。」
「じゃあ、俺は帰還する。」
「あっ!」
スネークは脇目もふらず、一目散に外へと走りさった。
人目のつかなそうな場所に移動したスネークはドイツ兵から拝借した軍服を脱ぎ、腰にフルトン回収装置を装着、作動させる。
その後、気球が膨らみスネークを空中へといざなう。その後高速で接近したステルス機がスネークを回収。ホットゾーンから離脱、作戦行動を終了した。
本作ヒロイン未定だったんだけど、何となく察してる人もいるのかな?
ちなみに現在候補は二人います。