IS・Mーインフィニット・ストラトスーメタルギアにより運命の歯車が狂った一夏   作:proto

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第十四話 誘い

軽い自己紹介を終え着席する。その瞬間、頭頂部に危険を察したので、腕を頭上で腕をクロスし防御姿勢を取る。そこに、衝撃が走る。上を向くと、腕に当たっていたのは出席簿だった。

「ほう、今のをガードするか。」

「……、千冬先生か。急に来るからびっくりした。」

「織斑先生……いや、先生と呼んでいるから大目に見よう。しかし、もう少しまともな自己紹介はできんのか?」

「今後付き合っていくんだ、そんな多くを語らなくてもいいだろう。」

「……そうか。」

そう言って、千冬は教卓に向かった。

「私がこのクラスの担任の織斑千冬だ。この一年間でお前たちを使いものになるようにするのが私の仕事だ。返事は「はい!」か「Yes!」だ。いいな?」

「「「「「「はい!」」」」」」

(ここは軍隊か……いや、MSFやDDの時もここまでではなかったぞ?)

と、記憶にある軍隊を思い浮かべ比較するが、ここまでではなかったと感じる一夏だった。

 

 

 

一時間目

授業の内容は至って基本の内容だった。全て束に叩きこまれたので聞く必要もないが、後ろに千冬がいるので寝ようにも寝れない。

「織斑くん、ここまでで何かわからないことはありませんか?」

と、山田先生が一夏を気に掛ける。

「えぇ、先生の授業はわかりやすいので、問題ありませんよ。」

「そうですか、よかった。では、続けます。」

と、まぁなんとかやりすごした。

 

休み時間

やることもないので束に現状報告でもしようと、耳の後ろに指を当てようとした時だった。

「すまない、すこしいいか?」

「ん?……お前、箒か?」

「あ、あぁ。覚えていてくれたか。」

「そりゃな、束さんにも世話になってるし。」

「そ、そうか。」

あまりその名を聞きたくなかったのか返答のトーンが低かった。

「また後……昼休みに食事でもどうだ?」

「そ、そうだな!」

打って変わって声のトーンは上がり、軽めのルンルンで席に戻って行った。箒が戻っていったので束に現状報告でもしようと、再び耳の後ろに指を当てようとした時だった。

「ちょっとよろしくて?」

振り返るとそこには金髪縦巻きロールがいた。

「……なにかようか?」

「ま、まぁ!なんですの、その返事は!?」

「……なんですのって、俺は君のことを知らない。とりあえず、今日の夜一緒に食事でもどうだ?」

「あら?私を誘ってるんですの?」

「まぁな。相手を知るにはまずは面と向かって話をすることだと思っている。」

「そ、そうですの……。」

「それに、きっかけはどうあれこんな美女に話しかけてもらったんだ。食事に誘うくらいいいだろう。」

「か、考えておきますわ。」

キーンコーンカーンコーンと鐘がなり、「また来ますわ。」と言って席に戻って行った。

 

二時間目

教卓に立ったのは山田先生ではなく、千冬だった。

「二時間目の授業の前に決めなくてはならないことがあってな。クラス代表を決めなくてはならない。自薦他薦は問わん、誰かいないか?」

「はい!私は織斑君がいいと思います!」

「……、はい?」

「私も織斑君がいいと思います!」

「私も!」「私も!」という声がクラス内から上がり続ける。

「ちょ、ちょっと待て!俺は「他薦されたんだ、拒否権はないぞ?」な、なんだと……。」

「……満場一致で織斑できまr「納得いきませんわ!」ん?」

声がした方向で立ち上がっていたのはさっきの金髪縦巻きロールだった。

 

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