IS・Mーインフィニット・ストラトスーメタルギアにより運命の歯車が狂った一夏   作:proto

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クリスマス回だと思った?残念、そんな余裕はないので、普通に進行させていただきます。


第二十三話 中国代表候補生

クラス代表就任パーティーの翌日HRの前、クラス内は一つの話題……噂で持ち切りだった。その噂とは……

「中国から転校生がくるらしいよ。」「この時期に転校なんて、もしかして代表候補生かな?」

「そうよ!きっとそうね!」

といった、噂と憶測が教室内を飛び交う。一夏はその中で【中国】という単語が頭に残っていた。

(中国か……アイツは元気にしてるのかね)

脳裏に浮かぶのはツインテールの元気な……

「その情報、古いわよ!」

と、大きな音をたたてドアが開く。その先には……

「(そうそうあれくらいの……)って!鈴!まさか、鈴なのか!?」

「えぇ、久しぶりね一夏。」

今まさに一夏が想像していた人物が現れた。その名を凰鈴音、

「あぁ、久しぶりだな。中二で越したから……二年ぶりくらいか。元気そうで何よりだが……、悪いことは言わん、教室に戻ることを勧める。」

「……そうね。じゃあ、また後……お昼にでも!」

「あぁ、わかった。」

こうして、鈴は教室へと戻って行った。

 

 

 

昼休み

食堂へ向かおうとする一夏の元に再び鈴が現れた。

「待たせたな。」

「久々に聞いたわ。アンタの待たせたな、本家並みに貫録っていうか雰囲気出るわよね。」

「そう言ってもらえると嬉しいもんだな。」

「さて、とりあえず食堂に行きましょ。積もる話はそれから。」

「そうだな。」

再び食堂に足を向けた。

 

 

 

 

食堂で一夏はさば味噌定食、鈴は塩ラーメンを頼む。それを受け取り、席を探す。

「あ、いっち~。こっち空いてるよ~。」

と、手を……ダボダボの袖を振りながら一夏を呼ぶのは本音。同席しているのは簪だ。

「あー、簪…同席しても構わないか?」

「う、うん。どうぞ。」

誘ってきた本人はともかく、同席している人物の許可(顔見知りとはいえ)を取らないわけにはいかない。が、すんなり承諾してくれたあたり、意外と警戒されてたりというのはなさそうだ。

「ありがとう、お邪魔する。」

お盆を置き、座る。鈴も隣に座る。

「「いただきます。」」

そういって、食事を開始する。

「で、いっちーとリンリンはどういった関係なのかな~?」

「ん?幼馴染……というには、少々出会いが遅かったな。まぁ、小5からの付き合い、旧友だよ。」

「ほぇ~。」

簪は話を聞いてはいるが、「そんなことより、おうどん食べたい」と言わんばかりにメガネを曇らせながらうどんをすすっている。

「しっかし、アンタも難儀な体質よね~。いっつも何かに巻き込まれて。」

「まぁ、そういう運命なんだろう。」

「で、あんたはクラス対抗戦には出るの?」

「いや、俺は出ない。」

「あら、ざんねん。せっかくアンタとバチバチでやれると思ったのに。」

「悪かったな。対抗戦が終わったら模擬戦でもするか。」

「そうね、そん時は手加減しないわよ。」

「もちろんだ。」

こうして、二人は火花を散らすのだが、勝負は対抗戦後になるのだった。

 

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