IS・Mーインフィニット・ストラトスーメタルギアにより運命の歯車が狂った一夏   作:proto

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第三話 モンド・グロッソ

……時は現在に戻る。

「さて、これからいっくんはどうするのかな?」

「とりあえず空港へ行くよ。そろそろ行かないと飛行機に遅れるから。」

「あぁ、モンド・グロッソの観戦に行くんだね。なんなら、束さんが送って行こうか?」

「いやぁ、不法入国はいろいろとめんどくさいから…………、空港までお願いしてもいいかな?」

束が露骨にしょぼんとしたので、空港まで甘えることにした。

 

 

空港

「それじゃ、行ってきます。」

「気を付けてね。束さんも衛星経由で応援してるから。」

「それ犯罪なんじゃ…。まぁ、楽しんできます。」

こうして一夏はモンド・グロッソの開催地へと向かった。

 

 

 

 

…時は進みモンド・グロッソ決勝間近。

姉である織斑千冬は順調に勝ち進み決勝へと進んだ。その決勝が始まる前にと、一夏はトイレに行っていた。用を足し、手を洗ってトイレから出ようとした時だった。

「…!?(外に1,2……5人か。やれるか?いや、やるしかない!)」

何事もなかったかのようにトイレから出る。その直後、右側から警棒を持った黒服Aが突っ込んでくる。一夏は冷静に、腕をつかみ、そのまま背後から現れたもう一人の黒服Bに向けて投げ飛ばす。

「ふむ、もう少しパワーをつけないとな。」

「な、なんだこのガキ。結構手ごわいぞ。」

「か、数ではこっちが上なんだ。ガキ一匹にビビってんじゃねぇ!」

隠れていた3人が出てきたが、そんなのお構いなしに投げ飛ばした黒服Aから小型のナイフを、その下敷きになっている黒服Bが持っていたハンドガンを奪う。が、その間に囲まれてしまった。黒服3人はアサルトライフルを構えている。

「う、動くなよ。生きたまま連れて来いって言われてんだ。」

「最悪、手足は撃っていいともな。」

「そうか……、お前ら、揃いもそろってバカだな。」

「な、なんだと!」

「セイフティをかけたままだ。それじゃあ脅しにもならんぞ。……ど素人。」

「ど、ど素人だと!俺たちゃ全員10年以上のベテランだ!」

「そうかい。そりゃ失敬した。」

と言いつつも、セイフティを確認しようと銃口をそらす瞬間を一夏は見逃さなかった。

片手のナイフを右後方の黒服Dへと投げつけ、左後方の黒服C銃口めがけて銃撃、そのまま、まっすぐに進みハンドガンで軽く牽制しながら、CQCで黒服Eを投げ飛ばし、アサルトライフルを強奪、そのまま黒服Eの頭に銃口を突き付けた。

「て、撤退だ。俺たちではこいつには勝てない。」

そう黒服Cが告げると黒服CとDはA、Bを回収、Eを一夏が解放し、撤退していった。

「ふぅ、さすがに怖いな。……これがBig Boos とソリッド・スネークの経験を睡眠学習とバーチャル演習で得たってんだから怖いもんだよ、科学ってのは。それよりもこれどうしよ。……大会運営に届けるとするか。」

一夏は大会運営本部を目指した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「すみません、失敗しました。」

「ったく、これだから男は使えない!」

そう言って目の前の黒服を殴り飛ばしたのはISを纏った女だった。

「あまりでかい騒ぎにはしたくなかったけど。まぁいい、多少でかくなったほうが、織斑千冬もおびき出しやすいだろうからね。」

その女はどす黒い笑みを浮かべているのだった。

 

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