IS・Mーインフィニット・ストラトスーメタルギアにより運命の歯車が狂った一夏   作:proto

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第七話 偵察

○月×日 ドイツ軍本部付近

「こちらスネーク。聞こえるか、束。」

ボイスチェンジャー機能なのか声が渋くなっている。

『はいはーい。こちら束さん、聞こえてるよ~。』

「待たせたな。潜入地点(スニーキングポイント)に到着。」

『確認したよ~。それじゃあ今回の任務について確認するね。今回の任務はいっく…サマー・スネーク。君を誘拐するように仕向けたクライアントがドイツ軍もしくはドイツ政府であるという物証を得ることだよ。』

「了解した。」

『それから、今回の任務は単独での極秘潜入だから、なるべくばれないようにね。それに伴ってこちらからのサポートは無線でのアドバイスしかできないよ。』

「わかっている。」

『それじゃあ、簡単にだけどもう一度装備の確認をするね。今装備しているのはフルスキン型IS「Snake」だよ。そのISを纏っている間はネイキッドかソリッドのどちらかが君の顔になってるよ。今回はソリッドだね。銃はソーコムMk23を麻酔銃として改造したものだよ、サプレッサーも付いてるけど耐久値があるから気を付けてね。それとCQC用の小型ナイフ。それからチャフグレネード数個に携帯用食料のレーションが複数個、双眼鏡が拡張領域(バススロット)に入ってるよ。残りの必要な物、足りなくなった弾や食料は現地で調達してね。』

「了解。それでは任務を開始する。」

無線通信を終了して、潜入を開始する。

 

 

 

ドイツ軍本部周辺の地形は、一か所を除いて平坦な道だ。唯一付近にある崖から双眼鏡を使って偵察をする。潜入任務において偵察は重要なのだ。

「警備はかなり厳重だな。監視カメラに、歩哨が3人。装備は……エンハンスド・カービンだな。正面からの潜入は難しそうだな。……あのダクト、匍匐すれば行けるか?」

正門こそ厳重だが、横は鉄のフェンスで囲まれているだけだ。さらにフェンスにはおあつらえ向きの穴が開いている。そこをくぐり、そばに置いてある木箱を登って壁上部にあるダクトを通って潜入できそうだ。双眼鏡で敵の配置、巡回パターンを確認。周囲に敵が来ないことを確認する。崖を早々に降りて、フェンスをくぐる。木箱を登ろうとしたときに、一つ木箱とは材質の違う箱があったので手に取ってみる。

「お、おぉ!これは……!」

『いっく…スネーク。何か見つけたの?』

「あぁ、ダンボールが置いてあった。」

『え?ダンボールってあの宅配とかで梱包に使われるあの?』

「そうだとも。」

『でも、なんでダンボール?』

「……。理屈ではない何かだ。とにかく、ダンボールがあれば潜入も捗るというものだ。」

『そ、そうなんだ。とにかく、建物内へ潜入してね。』

「あぁ。」

スネークは今度こそ木箱を登りダクトへ入って行った。

 




よぉ、俺はシギント。
兵器や軍事技術の専特別にスゴい専門家だ。
今日紹介するのは[H&K HK416]、エンハンスド・カービンだ。
アメリカ陸軍が、H&K社にM4カービンの改修を依頼して開発された物で、M4カービンの独自改良版だ。
当初開発されたモデルにはHKM4の名称が付けられたが、M4カービンの製造元であるコルト・ファイヤーアームズより抗議を受けたため、2005年にHK416と改称されたみたいだな。
銃身の長さに応じて複数のバリエーションが存在しているから、本銃の発展型として7.62x51mm NATO弾仕様としたH&K HK417なんかが開発されている。半自動射撃機能のみとした民間向け型も開発されてるみたいだ。
ドイツのH&K本社で生産されている他、H&Kのアメリカ現地法人のH&K Defence USA社によっても生産・販売されてるみたいだな。そこが生産、納入/販売しているものにはHK416Dの名称が付けられているみたいだな。

それじゃあ次回もよろしく!
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