ワイ底辺無職ナマポ借金有りギャン中、失うもの無いから鎮守府襲ってみたwwwww 作:三酔人
ワイが鎮守府を襲撃することを決意したその日、ア○ムで土下座して、なんとか2万円を用立ててもらったんや。
なんか借金履歴が汚れてるとかなんとか、店員に見下されながら、ワイは土下座して、なんとか貸してもらった。
ふぅ、ホント世の中厳しすぎるで、しかも冷たいときてる。
ほんま赤貧洗うが如しや。
当面は、ナマポ民生委員にバレんように日雇いでもせなあかんな。
良い子のみんなはワイみたいにならんようになwwwww
閑話休題。
とりあえず、コンビニでワンカップを買って、手の震えと一息付いてからワイは考えてみた。
襲撃するつーても、場所を知っとかなあかんな、敵を知らんといかん。
そんな訳で、計画を立てる為にも最寄りの鎮守府に行ってみたんや。
電車に乗って10分ぐらいのとこで、海沿いにある鎮守府に着いた。
ワイの感想、はぇ~鎮守府ってデカイんやなぁ(小並感)
門の前に、駆逐艦娘? みたいなのが立っとる。歩哨とか云うんやろうか。
将来めちゃくちゃ美人になるで、あの娘。
手篭めにしてる図を想像しながら舐めるように見てると、その駆逐艦娘? が可愛い声で話し掛けてきた。
「あの、当鎮守府に何か御用でしょうか?」
ワイは軽くパニックになってしもうたんや
だって、ワイには、飲み屋のネーチャンとか飲食店のネーチャンぐらいしか話し掛けてこんからな。
どう返答すれば良いか分からんくて、目をキョロキョロしとったら、掲示板に「掃除夫兼調理補助兼雑用急募」とある。
これや!
「あの、その、すみませんが、求人を募集してると聞いて、どんなところなのか見に来たのですが……すみません……」
「あ、そうなんですね。ちょっとお待ち頂けますか? 担当者に取り次ぎますので!」
そう言って、横にある受付所に入ってどっかに電話しとる。
アカン、しまった、顔覚えられた、襲撃出来んでこれ、くっそやらかした!
「すぐに担当者が来るみたいです。当鎮守府にお越し頂き本当にありがとうございます」
「あ、いや、あの忙しかったら結構なんです。また後日来ようかと思ってたので」
すぐに引き返そうとすると、なんや艦娘が色々と話し掛けてくる。
どうしたもんかと思ってたら、和服を改造した感じの女の担当者がきた。
クッソ美人やんけ。
「間宮と申します。本日は面接にお越し頂き本当にありがとうございます。どうぞ中に入って下さい」
「あ、すみません。そうではなくて……あの今日は下見というか、場所の確認に来ただけで、履歴書とか身分証明書とか持ち合わせてなくて、あの、すみません……」
そう言って引き返そうとすると、間宮はニッコリと微笑んできた。
クッソ美人やなぁ、襲撃の際は絶対手篭めにしてやるからな。
「履歴書とか身分証明書は後でも大丈夫です。本日は面接だけでも受けて行って下さい」
ワイは艦娘とやり取りをしながらも、ちょっと落ち着いてきた。
せや、襲撃するつーても、中の配置図とか、艦娘の数とか、提督の顔を知らんと駄目やな。これは良い機会かも知れん。
「あ、そうですか、ありがとうございます。それでは面接の方だけよろしくお願いします」
ワイはそう言って、艦娘の後を付いて行った。
それにしてもや、艦娘って良い匂いすんのなwww
石鹸の香りちゅうか、なんつーか、ハードボイルドで云うところの硝煙と血の匂いでもすんのかと思ったけど全然違って、しっかりメスの匂いさせやがって、レイプすんぞ! 襲撃の時にな。
面接室? に案内される道すがら、間宮と話をした。
なんか募集掛けても、応募が全く無いらしくて、大変だったらしい。
そうこうする内に、部屋に案内された。
「ここでしばらくお待ち下さい。お茶をお持ちしますね」
やべぇwwwww やべぇよwwwww なんだよこの部屋www
総理大臣でも接待するかのような立派さじゃねぇか。
だめだwwwwww 足が震えてくるwww 帰りたい……帰ろうかな……これはちょっと帰るしかないでしょうが……!
帰ろうと決意してソファーを立った時、ちょうど誰かが入ってきたんや。
「お待たせして申し訳有りません。提督の長姫と申します。本日はお忙しい中、面接にお越し頂き本当に感謝します」
「あ、ああ、あ、違う、えっと、私、和井太郎(わいたろう)と申します。お忙しい中、面接の時間を作って頂き、本当にありがとうございます、あ、すみません……」
ワイはビックリした。ここの提督、女やったんやな。しかも美人で若いやないか。22~24ってところか?
男やと思ってたんやが、おっちゃんホンマにびっくりや。こいつも襲撃の時にレイプしたるかwwwwww
今更と思うが、ワイは小心臆病な性質で、ついつい「すみません」って言葉が出るんや。
コミュ障って奴やな。せやから、まだ若い時分、ちゃんとしたところに就職しようと思って、正社員になろ思って、面接もたくさん受けたんやが、日雇い以外全部落ちた……まぁここも落ちるやろうな……まぁ、どうせ襲撃するからええんやが……。
長姫提督はニッコリと微笑んで、ワイに着席を促したんや。
改めて、ワイの対面に移動する女提督の体を確認したんやが、スタイルがええのぉ~。エエ匂いがするんじゃ~。
出るとこ出て、引っ込むとこは引っ込んどる、極上エチエチスタイルやないかぁ~。
搾精する為に産まれてきたような体や。彼氏と夜な夜な性欲を貪っとるんやろうなぁwwwww
許さんぞ! まぁいずれレイプするんやから、許してやる、今はなw
閑話休題。
一時間から2時間ぐらい長いこと続いた面接の結果は、「明日からでも来てほしい」ちゅーことやった。
ビックリやで。
まぁ人手不足ちゅーことやろうなぁw
かつて、日本に1億以上居た人口も、現在では4千万やからなぁ。
まだ日本はマシな方で、世界人口は5分の1まで減ったらしいからなぁ。詳しい事は知らん。
それはさておき、襲撃する際の情報集めに渡りに船やで、これはwwwww
しかしや、ここで重大な問題があるんや、ここで働いたら、ナマポが打ち切られる可能性があるんや、ナマポ委員(民生委員)にバレてまうがな。これはいけない。
うーんと考えてるワイに長姫提督は眉間にシワを少し寄せて、切羽詰まる感じで言ってきた。
「是非とも、当鎮守府で働いてみませんか? 短期間でも構いませんので。給与福利厚生も出来る限り、和井さんの都合を考えますよ? どうですか?」
「あ、あの、働くのは大丈夫なんですが、あの、その、給与は日払いという形でお願いしたいのですが、あの、その、無理ですよね? すみません……」
銀行振り込みは足が付くから駄目なんや、日雇いみたいに給料手渡しじゃないとな。
「分かりました。うちの経理担当に相談して、日払い直接渡しという形にして貰います。それなら大丈夫ですか?」
「あ、あの、すみません。ありがとうございます。助かります。無理言ってすみません」
「それでは明日からお越し下さいね。お待ちしております。本日はありがとうございました」
「あ、あ、ありがとうございました。すみません……」
そんなこんなで女提督に門まで見送って貰って、今やっとアパートに着いた。
よっしゃ明日から諜報員みたいに情報集めて、鎮守府襲撃の計画を立てなwwwwww
こんなにトントン拍子で話が進むなんて、多分天国にいる家族の采配やで。
ホンマ幸先が良い。
トーチャン、カーチャン、ニキ、ネキ、イモウット、ワイがおまえらの無念を晴らしたるさかいな。
そんなわけで、ワイは頑張るんや!
続く