「天子、あの爺さんの攻撃は何が何でも避けなさい。最悪の予想が当たっていたら、一撃でも受ければそこから全部持ってかれる」
「阿求の祖父……てことは?」
「楓の親父さんよ。楓がずっと追いかけてる目標」
「……なるほど、油断したら食われるわけ」
阿求と並んで手を繋ぐ楓と祖父を模したスペルカードはゆっくりと阿求の手を離すと、同時に霊夢たち目掛けて突っ込んでくる。
(スペルカードが発動するまでは徹底して防御に回り、スペルカード発動と同時に仕掛けてくる! シンプルでわかりやすい、それ故に攻略法も正攻法に絞られる!)
霊夢の方に楓が、天子の方にスペルカードが向かい、それぞれが猛攻を開始する。
すぐさまお祓い棒を構えて応戦する霊夢だが、同時に視界の端にいた天子がスペルカードの攻撃をかろうじて防ぐ場面を目撃する。
(――何で天子が受けられる?)
一息に放たれる無数の拳打を避け、いなし、時に陰陽玉で反撃しながらも凝縮された時間の中で霊夢の疑問が膨れ上がる。
本当に霊夢の知る人物の再現だった場合、こう言ってはあれだが勝ち目がない。
体術しか使わないとはいえ、楓一人でも手を焼くのだ。その楓と同等、ないし上回る技量の持ち主が追加されたら打つ手がなくなる。
だが実際はどうだ。天子を襲っているスペルカードはとても人間とは思えない速度と膂力で天子を押しているが、それだけだ。
そこで霊夢の脳裏に閃きの電流が走り、彼女はこのスペルカードを理解する。
「――そういうことか!」
答えに到達した霊夢が弾幕を放ち、楓から強引に距離を離す。
そして天子の方にも陰陽玉を向かわせ、二刀を振るっていたスペルカードを無理やり引き剥がした。
距離を離されたスペルカードは悠々と阿求の側に戻り、油断なく目を光らせて二刀を構えている。
戦いの流れを見ていた阿求も霊夢の言葉に苦笑いを浮かべるほかない。
「……やっぱり、霊夢さんは気づいちゃいますよね」
「騙されかけたわよ。でも考えてみれば当たり前。――爺さんは阿求の前で戦った姿なんて見せてないもの」
彼の強さは霊夢も楓も骨身に沁みている。しかし――彼が力を振るう場面を阿求は見ていないはずだ。
楓もだが、彼ら一族は御阿礼の子の前で力を振るうことを避ける傾向にある。御阿礼の子に危険が及ぶなら、御阿礼の子が知る前に排除してしまえば良いという考えを持つが故に。
それに彼らの真髄は抜きん出た技量にこそある。空に浮いた霊夢にすら斬撃を届かせる、今なおどうやっているのか想像も付かない技術こそが彼らの持ち味。
阿求はその技量を知らない。祖父や楓の尽力あってこそだが、こと彼を再現するに当たってはその事実が邪魔をする。
「その通りです。お兄ちゃんから事前に聞いてはいましたが、やっぱり私程度では再現できないようで」
「冗談。阿求に無理なら誰にも再現なんてできないわよ。技量以外の再現は完璧なわけだし」
霊夢の言葉に阿求は腕を組み、勝ち気な笑みを浮かべる。
「とはいえ、種が割れた程度で敗れるほどお祖父ちゃんは弱くありませんよ。確かにこれは技量の伴わない幻影です。あるいはもっと彼の技量を知るものならでくのぼうと蔑むものでしょう、認めます」
ですが、と言って狐の耳を生やした阿求はあくまで強気な態度を崩さない。
なにせ彼女の信頼する最強が二人、傍らに侍っているのだ。これで負ける想定などする方が失礼に当たる。
「それでもお祖父ちゃんは都市伝説としての強度が並外れている。守護霊として呼び出した以上、この都市伝説に指摘されて霧散する弱点はありません」
「幻想郷の伝説を呼び出したらそうなるでしょうよ……!」
彼の名を知らないものなど最近幻想郷に来た連中か、最近生まれた赤子ぐらいである。寺子屋に通っている子供たちですら彼の名を挙げれば知っていると答えるだろう。
人里の英雄。楽園の到達者。幻想郷史上において初めて、人妖共存を成し遂げた存在なのだ。都市伝説としての強度は間違いなく幻想郷でトップクラスだろう。
そしてその知名度と阿求の想像する最強が組み合わさり、今の幻影は最盛期の技術こそ持っていないが、それを補える大妖怪並の力と速度を手にしていた。
「どうするの霊夢。あのスペルカードは楓よりも脅威じゃないとわかったとして、それでも無視できるものじゃないわよ」
「阿求、あんたのスペルカードはこれ一枚だと言ったわね」
「はい、その通りです」
「……天子、楓の相手をお願い。私の方に行かせないで」
「了解!」
天子は了承すると同時、楓の方に向かって駆け出す。
楓と打ち合い始めるのを見ることなく、霊夢は阿求の傍らに佇むスペルカードを指差す。
「――私が阿求のスペルカードを攻略する! いつもと同じ、パターンを見切るだけよ!」
「その挑発に乗ってあげます! ――お祖父ちゃん、遊びの範疇で本気でお願い!」
「御意」
端的な言葉をつぶやき、スペルカードは霊夢の方へ突貫する。
その速度は間違いなく人間には出せないもので、同時に霊夢の記憶にある師の速度とは似ても似つかぬほどに
(……いや、じゃあ爺さんはどうやって走ってたんだか)
実際の速度にしてみればこちらの方が速いのだろう。しかし、霊夢にはかつての爺さんの方が速かった気がしてならないのだ。
屈んで頭上を通る斬撃を避け、反撃の一撃がスペルカードの腹部に突き刺さる。
その一撃は超人的な反応速度で防がれ、霊夢の手には硬質な骨の感触しか返ってこない。
だが霊夢は確信する。自分の攻撃はこのスペルカードに通用し、ダメージを与えられる。師のように全てを受け流す技量が存在しないのだ。
「浅い! けど底は見えた!」
「――」
スペルカードの顔は変わらず、懐かしさを覚える険しさのまま双剣を振るう。
まともに受けたら全身が吹き飛ばされる、しかし言い換えればそれだけの剣閃を霊夢は一つ一つ見極めて避けていく。
「お兄ちゃん!」
「お任せを」
無論、阿求もただスペルカードが攻略される様を黙って見ているわけではない。
天子と組み合っていた楓に指示を飛ばすと、楓はすぐさま動く。
「行かせないわよ!」
「悪いな」
楓の道を阻もうと天子が動き、前に出ようとする楓を邪魔する軌道で要石が放たれるが、楓は全てを紙一重で受け流して前に進んでいく。
「霊夢、そっちに楓行ったわよ!」
「ちゃんと防ぎなさいよバカ天子!」
やはり一番恐ろしいのは単純な膂力や速度だけでなく、それらを十分以上に使いこなせる技量があってこそだ。
楓とスペルカードの二つを同時に相手するのは難しい。自分も都市伝説の力を使うべきかと判断し、集中を深めた時だった。
霊夢、楓、スペルカードの三人が集まる地点に黒光りする球体が現れたのだ。
「オカルトボール! ――待った! 阿求、あんたたちは何個オカルトボールを集めた!?」
「四つです! 霊夢さんたちは!?」
「二つ! ということはこの場に出てきたもので七つ……!」
正確に言えば楓たちが持つオカルトボールは一つマミゾウが化けているが、見た目から力の性質まで全て完璧に化けているので、七つあることと相違ない。
そして七つ揃ったオカルトボールの意味は、この場にいる全員が理解していた。
薄く、硬質な何かが砕けるような音と同時、霊夢たちの頭上に文字通りの穴が開く。
「結界が破られる! いえ、この規模なら大きくない! すぐに塞げば……!」
「――マミゾウ!」
楓が取った行動はマミゾウの化けたオカルトボールを穴の向こうへ投げ込むことだった。
霊夢にはその行動の意味がわからず眉をひそめるが、すぐに自分のすべきことを考え直して結界を塞ぐ。
結界を塞ぐと同時、楓たちの集めていたオカルトボールは霧散し、空気に溶けるように消えてしまう。
一旦安心して良いだろう、と霊夢が判断するとこれまでの戦意を消して阿求たちの方へ向き直る。
「とりあえず結界は塞いだわ。で、あんたたちの知っていることを話してくれるわよね?」
「阿求様」
「うん、ここからまた戦い直しなんて空気でもなし。私たちの知っていることをお話します」
いつの間にか阿求の側まで戻っていたスペルカードが効力を失い、その姿を消していく。
同時に阿求の頭頂部にあった狐の耳もなくなり、元の姿に戻った阿求が茶屋を指差す。
「お茶でも飲みながら話しましょう。霊夢さんたちも疲れたでしょう?」
団子を串から一気に引き抜いて男らしく貪る霊夢を横目に、楓と阿求はマミゾウから聞かされたオカルトボールの性質、彼らが一計を案じたことも話していく。
「――つまり、外の世界に楓が投げ込んだオカルトボールはマミゾウが化けたもので、それを使って幻想郷に誰かが入ってきても、戻ることができなくなるものだと」
「そうなります。もちろん、死なれても困りますので適当なところで外の世界に戻ってもらいますが」
「あんたたちはこの後どうするの?」
「どうもしませんよ。また適当に人里を歩いて、この異変を遊び尽くします」
「俺は阿求様のお側にいるだけだ。これでこっちの知っている情報は洗いざらい吐いた。ここから先はお前の仕事だ」
今回、楓と阿求は異変の本筋に関わるつもりはなかった。マミゾウから話を聞いていたのでその分は動いたが、それだけである。
話を聞いた霊夢は団子を食べ尽くした串をかじりながら頭の中で情報をまとめ、まだ違和感が残っていることに顔をしかめる。
「……まだしっくり来ない。何か見落としているの?」
「さすがにそこまではこちらも知らない。後はそっちで探してくれ」
「ん、わかった。そっちも遊ぶのは程々にしなさいよ」
「お祖父ちゃんが敵を蹴散らすのをもう少し堪能したいです!」
阿求の目は遊べることの楽しさにキラキラと輝いていた。
こういったイレギュラーな異変でない限りスペルカードが使えないこともあって、表舞台に立つことは滅多にないが、阿求も年頃の少女なのだ。霊夢たちと同じように遊べる機会がほしかったのだろう。
楓も側にいるし、適当なところで止めてくれるだろう。
食べ終わった団子の串を置いて霊夢は立ち上がる。
「んじゃ私は動くわ。なんか座りが悪いし、多分何か解けてないものがある」
「わかった。全部終わった後にでも教えてくれ」
「私たちはまだ遊びますので!」
「楓もいるから大丈夫でしょうけど、無理はしちゃダメよ」
霊夢と天子は並んで幻想郷の空へ再び飛び立っていく。
それを見送った阿求は楓の手を握り、また人里を歩くことを提案する。
「じゃあお兄ちゃん、私たちはここで遊びましょう? 霊夢さんはすぐ気づいたけど、魔理沙さんとかにもスペルカードを見せたいし!」
「では行きましょうか。異変が起こっているのは皆知っているのです。人の集まる場所にいれば向こうからやってきますよ」
「うん!」
妹紅は手元にあるオカルトボールを困惑した様子で弄ぶ。
「博麗の巫女がやってきたから何事かと思って弾幕ごっこをしたら何か出てきたんだけど……」
霊夢曰く、黄泉比良坂のオカルトボールと呼ばれたそれは何を言うでもなく日光を受けて艶のある黒光りを放っている。
「黄泉比良坂……。あの世に関係しているものってこと?」
ただでさえ最近は屋台の運営で忙しく、輝夜との殺し合いすらご無沙汰という状態なのだ。
人里に行くことはあっても、大体が食材や酒の仕入れに終始しており、人里の噂話には疎い。
しかし妹紅の脳裏に一人の少年が浮かぶ。とりあえず不思議なことがあったら彼を当たれば何かしら出てくる便利な少年だ。
「その気がなくても目立つ子だし、探せばすぐ見つかるわよね」
そう独りごちた後、妹紅は人里に向かう。
人里ではすでにオカルトボールとやらを巡った騒ぎが起きていたらしく、普段は見かけない妖怪もちらほら存在している。
その中でもやはり楓は目立っており、今もまた新しくできたお寺――命蓮寺の住職の聖白蓮を相手に少女と並んで弾幕ごっこに興じている姿が見つかった。
「さすがですね、楓殿! ですが私のオカルトも舐めないでいただきたい!」
「その乗り物で吹っ飛ばしてきたのはさすがに驚いたぞ……!」
「お兄ちゃんが画面外まで行きそうになったのは驚きましたが、そこまでです! お祖父ちゃん、一緒に!」
「御意」
見慣れない老年の男性と抜群の連携を見せ、不思議な乗り物で距離を取ろうとする白蓮に追いすがる。
「おや、速い。あの爺さん、人間か?」
乗り物の速度以上に老年の男性と楓が速い。
逃げながら放たれる弾幕を薙ぎ払い、老年の男性が二刀を振り抜いて白蓮を撃ち落とす。
戦闘が終わったのか、両者の間に生まれていたオカルトボールが楓の手元に収まり、老年の男性は雲のようにかき消える。
「あれ、スペルカードか。個人の再現とは面白いことを」
「む、妹紅か。人里に来るとは珍しいな」
妹紅の接近に気づいた楓が傍らの少女と一緒にやってきたので、妹紅は軽く手を上げて挨拶する。
「久しぶり。あなたたちは何をしているの?」
「オカルトボール集めだ。一度は七つ集めたんだが、そっちは霧散してしまったのでな」
「ふぅん、これは七つ集めた方が良いの?」
妹紅が自分の手元にあるオカルトボールを見せると、楓は不思議そうに首を傾げた。
「うん? 妹紅のオカルトボールは他と違う気がするな」
「私のは霊夢と弾幕ごっこしたら出てきたんだけど、あの子曰く黄泉比良坂のオカルトボールですって」
「ふむ……てっきり外の世界から全部持ち込まれたものだと思っていたが、違うものも紛れているのか……」
「外の世界から?」
「お兄ちゃん、妹紅さんは事情を知らないみたいだから、説明をお願い」
「かしこまりました」
やっぱり楓に会いに行って正解だったと妹紅は説明を聞きながら思う。
やはりこの少年、大体の物事の渦中にいるか、核心に近い情報を持っている。
説明を聞き終えた妹紅は手元のオカルトボールを見ながら落胆した様子でつぶやく。
「集めたら願いが叶うものじゃないのね。しかも黄泉比良坂もイレギュラーっぽいし」
「真に受けて叶えたい願いでもあるのか?」
「そりゃあるわよ。長生きしていれば一つぐらいね」
「そんなものか」
この時、楓は妹紅の言葉を額面通りに受け取ってそれ以上の追及はしなかった。
彼女も長く生きている以上、何かしらの願いは持っているのだと納得してしまったのだ。
藤原妹紅とはどんな存在なのか。不老不死になった少女の願いは何なのか。
聞き流すことなくちゃんと踏み込んで、妹紅の願いと向き合っておくべきだったと後悔したのは後日、永遠亭での戦いの時だった。
「私の願いは叶いそうもないし、楓はこれいる?」
「受け渡しはできないぞ。弾幕ごっこでの勝ち負けが付かない限り、投げ捨てても戻ってくる」
「そうなんだ。じゃあ戦う?」
楓が望むなら適当に遊んで負けるのもやぶさかではなかったが、それには及ばないと傍らの少女が首を横に振る。
「いえ、私たちも遊びでやっているだけですから」
「そう。じゃあ私は帰るわ。竹林に引きこもってれば異変で寄ってくる妖怪もいないでしょうし」
「息災でな」
「あーあ。願いが叶うアテもなくなったし、輝夜のところに行って殺し合いでもするかしら……」
ボヤきながら人里を去っていく妹紅を見送り、阿求は首を傾げた。
「そんなに叶えたい願いがあるのかな? 妹紅さんは世捨て人みたいに生きているけど」
「ふむ……この前は生きるのが楽しいと言っていたので、是が非でも叶えたい願いなどないはずですが……」
あるいはあの姿は演技で、本心では死にたくてたまらないのかも知れないが――本人に尋ねず断定するのは失礼だろう。
今を逃したら会えなくなるわけでもないのだ。また次顔を合わせた時に聞けば良い。
「それより気になることはオカルトボールです。彼女の持つボールは黄泉比良坂のものだと言っておりました」
「そんなことも言ってたね。マミゾウさんの話だと、外の世界から持ち込まれたパワーストーンだけだと思ったのに」
「はい。それと幻想郷で生まれた幻想郷のオカルトボールぐらいだと思っていました」
自分たちが思っているより、オカルトボールの生成は簡単なのかもしれない。
と、そこで楓はふと疑問に思ったことがあったので口を開く。
「……この状況、全て黒幕の手の上なのでしょうか」
「お兄ちゃん?」
「我々はまず、先の霊夢たちとの戦いで生まれた外の世界への穴にマミゾウを送り込んでいます」
「うん。それがどうかした?」
外の世界から幻想郷へ通じる穴を作成する、という黒幕の意図に乗っかった上でマミゾウにオカルトボールへ化けてもらい、裏をかく作戦だ。
「つまり、この時点で黒幕には想定外が起きている」
「うんうん」
「このことから考えるに今回の異変の黒幕は十重二十重に策を巡らせるタイプじゃない」
緋想天の異変を起こした天子のように、途中での己の敗北をも策に含めて考える、そういった策謀は感じられないのだ。
「であれば――このようにいくつものオカルトボールが生まれる状況は本当に意図されたものだったのか、ふと疑問に思ったわけです」
「……黒幕の意図しないオカルトボールが紛れている可能性があるってこと?」
「マミゾウが化けられるのです。他にそういったオカルトボールがないとも限らない」
疑問としてはそこそこ的を射ていると思う楓だが、これ以上の答えは実際にオカルトボールを作り出した存在と話してみる以外に確かめようがない。
そして今回の異変において自分たちはすでに蚊帳の外である。異変の解決は霊夢に任せているのだ。
「……まあ全ては異変解決をする霊夢が決めること。自分たちが何か考える必要はないでしょう。次はどうします?」
「また人里を歩いてオカルトボールを集める勢力があったら勝負していきましょ。それで七つ集まったら……その時はお兄ちゃんが外の世界に行ってみる?」
いたずらっぽく言われたことに楓は肩をすくめ、阿求の手を握った。
「私の居場所はここにありますから」
楓の言葉を聞いて阿求は静かに、しかし満面の笑みを浮かべ、楓とつないだ手を引っ張る。
「知ってる。じゃあもう一度人里を歩きましょうか! 異変解決は霊夢さんたちにおまかせするけど、この異変最強は私たちよ!」
意気揚々と歩き出した阿求の隣に並び、楓たちは幻想郷の空へ舞い戻っていくのであった。
スペルカードの弱点は再現しているのがノッブの戦う姿を知らない阿求であるがゆえに、彼女はノッブの技量を上手く再現できないというものでした。
ただし文字通りの伝説であるのは確かなので、都市伝説としての強度は桁違いに強く、それによるブーストが身体能力にかかって大妖怪並になっている感じです。
椛、阿求の合作だったら技量の再現もかなりできるのでその時は大妖怪クラスの身体能力+技巧再現九割のノッブが爆誕してました()
そしてひっそりと爆発している妹紅の地雷。楓はちょっと人間が不老不死になって千年生きたという事実を甘く見ている。まあツケは永遠亭で払うのでへーきへーき(真顔)
楓たちがあんまり本筋に関わらない異変なので本当はもうダイジェストにして異変を終わらせても良かったのですが、どうせ出したのだからもうちょっと気持ち良く戦わせたいなと思いましたので次回はこれまで戦っていない面々と阿求が戦う場面を書こうと思います(ライブ感で生きている人)