とあるトレーナーとポケモンの放浪旅   作:青い灰

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テメーまた別の小説に浮気か!?って方も、
はじめまして!って方も、お願いします。

見て?

今度はポケモンだから。



アローラ地方でバカンスを
プロローグ


 

「へっきし!!」

 

 

海の上、ある場所に腰かける、

とある男が大きなくしゃみをする。

 

真っ白な髪に、全身を隠す灰色のマント、

首にも灰色のマフラーを巻いている。

釣り竿を持ち、釣りを楽しんでいるようだ。

 

歳は18ほどだ。

 

 

「クチー?」

 

 

その男のとなりで、黄色く小さな体に、

その頭部から巨大な黒い顎を持つ、

摩訶不思議な生物が顔を傾ける。

 

 

「あー、そうだな。

 どこかの誰かが俺を噂してやがるな?照れる」

 

「グオオッ」

 

 

大きな黒い竜のような生物が

青い炎の燃えている尻尾で男の背中を叩く。

 

 

「熱ッ!?ちょっ、何してんの!?」

 

「グオー」

 

「噂もされねぇよ?うん、知ってる。

 でもさ、尻尾で殴らんでね?洒落にならんから」

 

 

背中を擦りながら男は

黒い竜の「グオー」という言葉を

理解したように話す。

 

 

「しっかし、釣れねぇなー」

 

「ぎゅらぎゅりりりぃ」

 

「お前、まさか追っ払ってないよな」

 

 

男の下から脳に響くような鳴き声が聞こえる。

そう、男が腰かけるのは小さなキャンプ用の

椅子だが、その下の地面は青色だった。

 

否、正確にはそれは地面ではない。

4メートルもの巨大な、生物だった。

 

魚のような巨大なヒレがあるが、

ただの魚とは、遠くかけ離れた生物だ。

 

 

『馬鹿でしゅね、ミーに貸してみるでしゅ』

 

「お前どうやって釣りすんの?」

 

『ハッ!今気づいた!』

 

「いやいやいや」

 

 

ここで男に、声がかけられる。

しかしそれは脳に直接呼びかける、

所謂、テレパシー、というやつである。

 

それを発しているのも、

小さな四足歩行の緑の生物だ。

頭部には桃色の美しい花が咲いている。

 

 

「くぁぁぁん?」

 

「ん、やりたい?」

 

「くぁぁん」

 

「ほい、ゾロさん釣れる?」

 

 

男はゾロさんと呼ぶ二足で立つ

黒い狐のような生物に釣り竿を渡す。

 

2分後、釣り竿が引かれ、ゾロさんは

釣り竿を振り上げる。

 

そこには、赤いコイのような

平べったい生物がかかっていた。

 

 

「うぉ!?すげぇ流石ゾロさん!」

 

「コッコココッ」

 

「くぁぁん!」

 

『す、凄いでしゅ………』

 

 

そう、ここは少し、いや、

地球とは、かなり違う世界。

 

ポケットモンスター、

縮めて、ポケモンが生きる世界。

 

ポケモンは、モンスターボールと呼ばれる

ボールを投げ、捕獲することが出来るのだ。

 

その捕まえたポケモンを戦わせて競わせ

強くする者をトレーナーといい、

競わせることをポケモンバトルという。

 

それを家族と見なし、人間たちはポケモンを

敬い、恐れ、ときには愛し、生きている。

 

ここにいるのは、全て彼の仲間たちである。

 

 

大顎を持つ″あざむきポケモン″

クチート。

 

極めて稀な色違いの黒い竜″かえんポケモン″

リザードン。

 

巨大な体で海に浮きながら、主を乗せる

伝説と謳われる、海を創った″かいていポケモン″

カイオーガ。

捕まえられてはいない、

彼が心を通わせたポケモンの一体。

 

こちらも幻と言われる小さな花、グラデシアを

咲かせている″かんしゃポケモン″

シェイミ。

 

ゾロさんと呼ばれる、

また稀な黒い狐の″ばけぎつねポケモン″

ゾロアーク。

 

 

 

そして、ポケモンたちと心通わせ、

ポケモンと話せる不思議な男の名は、

シン。

 

一応彼のポケモンはこれだけでは無く、

カイオーガのように捕まえられていないものも

世界中にいる。

 

凄まじい強さから、そしてその気まぐれから、

放浪マスターと呼ばれる、

 

最強のトレーナーである。

 





基本的に主人公視点でいきます。
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