とあるトレーナーとポケモンの放浪旅   作:青い灰

17 / 24


シン・キャンベル大在。

ネタ分かる人いるのかな、これ。
私、初めて聞いた時マジで怖かったです。
慣れたら好きですけど。

タグにキャラ崩壊を追加するべきですね。




突然の連絡

 

 

 

「さぁて、今日はどうするかなー」

 

 

早朝。

俺はテントから出て日光を浴びる。

場所は月の神殿。時間は朝の5時。

 

 

「ラリオーナ!」

 

「ああ、おはようさん。ソルガレオ」

 

 

空を飛んでやって来たのは、

アローラ伝説のポケモン、ソルガレオ。

 

伝説のポケモンが普通に居ていいのかなんて

考えてはいけないよ。

 

 

『………朝っぱらからうっさいでしゅね、

  こっちはぐっすり寝てたいんでしゅ』

 

「おはよう、光合成でもしてろ、寝坊助」

 

「ラリオーナ」

 

『全く2人揃って早起きでしゅね………』

 

「年食ったら起きるのが早くなんだよ」

 

 

シェイミは大きな欠伸をする。

 

俺はテントを片付け、

折り畳み式のテーブルと椅子を出して

紅茶とコーヒーを淹れる。

 

ソルガレオはわざわざ挨拶に来たのか、

どこかへ飛んでいった。

 

昨日、1人観光で色々な所を回っていて、

夜になってしまった為にここで野宿したのだ。

ちゃんとルナアーラに許可はとった。

 

 

「クチー」

 

「おはようクチート、紅茶淹れといたぞ」

 

「クチ!」

 

『ミーは?』

 

「光合成ができるだろ。

  飯ならもう少し待ってろ。作るから」

 

 

俺はバックから木の実を取り出し、

朝飯のメニューを考えていると、

腕のホロキャスターの着信音が鳴る。

 

嫌な予感がしたので、切る。

 

 

『「…………」』

 

 

再び鳴り出す。切る。

 

 

『「…………」』

 

 

鳴り出す。切る。

そして再び鳴り出す。

 

俺は通話に出る。

顔が見えないように

ホロキャスターのカメラは地面に向ける。

 

 

「只今、留守にしております。

 御用の方はピーという発信音のあとに

 メッセージをどうぞ。ピー」

 

『ちょっと!?なんで切っちゃうの!?』

 

 

切る。この声は本当に嫌です。

再び鳴り出す。

俺は通話に出る。

 

 

「らりるれろ!

 らりるれろ!!

 らりるれろ!!!」

 

 

そう言って切る。

再び鳴り出す。

 

 

「閉まるドアにご注意ください」

 

 

言って切る。

そろそろ飽きた。再び鳴り出す。

カメラを普通に戻し、普通に通話する。

 

 

「なんの用だ」

 

「やっと出たわね…………

  あと懐かしいネタ辞めなさい!」

 

「なんだ、知ってるのか」

 

「知ってる!じゃなくて!!」

 

 

声の主はホロキャスターに写し出される。

長い金髪に隠れた左目。黒を基調とした服。

 

 

「二度とかけてくんな」

 

「酷くない!?」

 

「仕事しろよダメ人間。

 そんなんだからギラティナがキレるんだぞ。

 愚痴を聞かされた俺の気持ち考えろ?」    

 

 

シンオウ地方のチャンピオン。

残念美人、ダメ人間、ズボラ女。

 

様々な悪評(主に俺から)を受ける、シロナである。

 

 

 

「それあたしのせいじゃなくない!?

  てゆーかギラティナ愚痴とか言うの!?」

 

「言うわ。伝説のポケモンだって生き物だぞ」

 

 

 

破れた世界にお邪魔させてもらったら

ギラティナが目を閉じて「ビシャー………」

(和訳:人間どもが余計なことして大変だった

   お前、言葉分かるんだろ、慰めろ)

とか言われてんだぞ俺。

 

破れた世界に引きこもってるギラティナ。

そりゃ寝起きに伝説のポケモン2体

起こそうとしてる人間いたらビビるわ。

 

 

 

「嘘、凄い発見じゃない!」

 

「ポケモンの声が分かるのなんて世界に

 2人いるくらいだぞ。信憑性ゼロだ、諦めろ」

 

「ちぇー、じゃない!

  話を逸らしてるでしょ!?」

 

「チッ、バレたか」

 

 

しょっちゅう下らん事で俺を呼び出しやがって。

今度は一体なんだと言うのだ。

 

 

「それで、何の用だ」

 

「ええ、今度シンオウに遊びに来ないかしら?

  仕事は回さないようにあたしが手配」

「行こう。今すぐにお前に会いに」

 

「え!?」

 

 

遊びに、だと!?

仕事が回らないように手配なんて最高じゃねぇか!

流石は全国チャンピオン中最強のお方だ!

シロナさん最高ッ!!

 

 

「待ちなさい、アローラの人たちに

 挨拶くらいして行ったらどうなの?」

 

「む、確かに。じゃあ、明日向かうことにするよ」

 

「ええ、待ってるわ~」

 

 

シロナが通話を終了し、切る。

どうやら俺の嫌な予感は杞憂だったようだ。

 

まだ予感するのは気のせいだ。うん。

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。