とあるトレーナーとポケモンの放浪旅   作:青い灰

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前の回を修正。
3対3→2対2


vsミズキ 1

「先手必勝よ!

  ミミッキュ、″シャドークロー″!」

 

「キュ!」

 

 

ミミッキュが化けの皮の下から影の爪を伸ばし、

こちらへ飛びかかってくる。

 

 

「クチート、左に避けろ」

 

「クチ!」

 

 

ミミッキュの影の爪をクチートが

左にジャンプで避ける。

 

 

「まだまだ!連続で撃ち込みなさい!」

 

「キュッ!!」

 

 

クチートに影の爪が連続で襲いかかる。

 

 

「クチート、潜り込んで″かみくだく″!」

 

「!!シャドークローを止めて後ろに下がって!」

 

「クチィ!」

 

「キッ!」

 

 

クチートの大顎がミミッキュに迫るが、

ミミッキュは化けの皮を犠牲にして後ろに下がる。

 

 

「あちゃぁ、化けの皮とれちゃった」

 

 

″ばけのかわ″……ミミッキュの特性だ。

攻撃を一度だけ身代わりで無効化する。

 

 

「キュッ!!」

 

「ミミッキュ、″かげぶんしん″ 

 からの、″シャドーボール″!!」

 

「!」

 

 

ミミッキュが影分身でクチートの周囲に

いつくもの分身を作り出した。

 

影分身は本物と同じ動きをするため、

影の塊までもが分身として再現される。

 

 

「クチ!?」

 

「クチート、落ち着け。

 あの中に必ず本体がある。

 他のやつらは単なる偽物だ」

 

「撃ちなさい!」

 

「クチート、″アイアンヘッド″を振り回して

  シャドーボールが当たった場所を覚えろ!」

 

 

クチートが大顎を鋼に変え、大きく

振り回してシャドーボールを掻き消していく。

 

 

「クチ!」

 

「何!?」

 

 

クチートは「本物の影が無かった」と言った。

なら、本物はシャドーボールを撃っていない。

 

 

「ミミッキュ、最大″シャドーボール″!!」

 

「クチート上だ!全力で走って引き付けろ!」

 

 

上空で力を溜めていたミミッキュを見て、

クチートが走り出す。

シャドーボールは追尾型の攻撃だ。

その代わり、速度が遅い。

 

 

「クチート、分かるな!?」

 

「クチー!」

 

 

クチートへ目配せをし、作戦を伝える。

 

 

「そこだクチート、″ストーンエッジ″!!」

 

「やばっ!?」

 

 

ストーンエッジは直線上に連続で

地面から岩を突きだし攻撃する技だ。

 

レンジ(攻撃範囲)は広いのだが、

発動までのタイムラグが大きいため、

命中率の低い技として使いにくい。

 

だが、今はシャドーボールと空中のミミッキュが

一直線上に並んでいる。

 

ミミッキュが空中にいるのは

言葉通り、軽いからだ。

 

ミミッキュは化けの皮があるので、

それをパラシュートのようにすることで

着地の衝撃を無くすことが出来る。

 

だが、それのせいで今回はまだ

ミミッキュは地面についていない。

 

ミミッキュの中の奴は

化けの皮を掴んでいるため、

技も使えないのだ。

 

 

「クチィィッ!!!」

 

「キュ!?」

 

 

クチートが地面に大顎を叩きつけ、

岩が地面から突きだしていく。

まず、シャドーボールがそれに着弾。

岩は破壊されるが、突きだす岩は止まらない。

 

そして、ミミッキュへ岩が激突。

さらに上空へ吹き飛ばされ、

受け身を取れずに地面に落ちた。

 

 

「キ、ュ…………」

 

「俺の勝ちだな」

 

「……ありがと、ミミッキュ戻って。

 次は絶対勝ってみせるわ」

 

 

ミズキはミミッキュをボールに戻す。

そして、次のボールを取り出した。

 

俺もクチートを側に下がらせ、

ボールを取り出しす。

 

 

『次はどうするんでしゅ?』

 

「コイツでいく。

  頼んだぞ、リザードン!!」

 

「お願い、ウォーグル!!」

 

 

二回戦は、空中戦となった。

 

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