?「え?見せてよ?」
?「あぁおい、イ○ミ〜…」
?「…あっ、これ俺達が読むみたいだよカ○兄!」
?「えっ、あっ、ほんとだ…じゃあ読むか…」
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?「えと、リクと響が死ぬ、そんな事態を聞いても誰かを守ることを止められない彼らは、絶唱を使い怪獣を退ける」
?「絶唱って何?あと響って誰?それにリクが死ぬっ?!」
?「あぁーもうアドリブ入れるな!俺も驚いてるんだよ…」
?「2人とも何やってるんですか?」
??「「ア○ヒ!?」」
?「えっとこれはだな?」
?「もう!前にも言ったじゃないですか!秘密はイヤです!」
?「あぁごめんごめんって!」
?「そして!この世界に存在する時を超える巫女!フィーネの魂は切歌に宿っていた!?果たして!謎が謎を呼ぶこの作品!8話をご覧あれぇぇ!銀河の光が我も呼b」
??「「呼ばないよ!」」
?「因みに私達、今回は登場予定はありません、GXだと出てくるかも見たいです!ハッピ〜!」
「これは…!」
未来とクリスは連れられた場所で、響とリクのレントゲン写真を見せられる
そこには、2人の体におびただしい赤い繊維が伸びている写真があった
弦十郎が重い口を開いた
「胸に埋まった聖遺物の欠片が、響くんの体を蝕んでいる。これ以上の進行は、彼女を彼女でなくしてしまうだろう」
「でも、バカはともかくどうしてリクまで!」
「ウルトラマンベリアルアトロノイズを倒す切り札、ウルティメイトガングニールへの変身の際、2人の遺伝子が混ざりあったのだ…
聞けば、ギガファイナライザーには正しき心を力に変換して増幅させる能力があるという…
響君の思いで起動していたガングニールにギガファイナライザーが反応したのだろう」
「クソッタレ!」
クリスは機材のひとつを蹴りあげた
「混ざりあったって事は…もしかして…」
不安そうな未来の予感は的中した
「そうだ、リク君の中にガングニールが流れ込んだように、響君の中にも、ベリアルの遺伝子が流れ込んでいる、事態はそちらの方が深刻だ」
「なんでだ?あたしの中にもベリアルの遺伝子はある筈だぞ?!」
かつて、ライザーを使い怪獣に変身していたクリス
しかし当人は今の所何も無い
だが…
「クリス君の場合はあとから遺伝子を付与したに過ぎない、更には了子君の調整もあっただろうしな
だが響君は調整もなくウルトラマンと身を一つにしてしまった…
つまり今の響君は…半
半分ウルトラマンとなっているという言葉に未来は衝撃を隠せなかった
ここでずっと口を閉じていたゼロが口を開く
「それに関しては、光の国に行きゃ治療する事は可能だ…しかし、リクも戦い続けられねぇ今、俺が離れちまうと怪獣が現れた時対処出来るやつがいねぇ…」
ここで意を決したような未来が話し出す
「つまり、今後響とリクくん戦わなければ、これ以上の進行はないのですね?」
「そうだ、響君にとって、親友の君こそが最も大切な日常、君の傍で、穏やかな時間を過ごす事だけが、ガングニールの浸食を抑制できると考えている、リク君の場合も同様だ、そうすれば、ベリアルの遺伝子も暴れ出さずに済むだろう」
クリスは拳を手のひらに打ち付ける
「だったらあたし達が…」
「うむ、響君とリク君を守って欲しい…」
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「フィーネ…?」
ガイの言葉を聞けない程、切歌は動揺していた
調を守るため咄嗟とはいえ、覚えのない力を使ったのだから
「何デスか…これ…」
切歌は自分の両手を眺める
そこへガイが近付き問いかける
「…教えてくれ切歌、櫻井了子は亡くなったのか?」
「…今のが…答え…デス…」
切歌は俯いたまま力なく答える
ガイは倒れた調にも視線を向け、切歌の方を向く
「それはまだ分からない、彼女は意識が無くてもバリアを張ることは出来る…間違いないのは…君と調のどちらかにいるフィーネが目覚めようとしてる」
「…なんでそんなに詳しいデスか…貴方は…なんなんデス…」
その時、通信が入る
《「メディカルチェックを行います、すぐに戻ってきてください」》
ウェルの声だった
切歌はその声に返事はせず、調を抱えて歩き出す
「…切歌」
ガイはせめて調の調子が良くなるようにと、懐からハーモニカのようなものを取り出し吹き始める
「〜…♪」
帰還する最中ゆっくり調は目を開けた
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「体内にあるガングニールとベリアルの遺伝子が更なる浸食と増殖を果たした結果…新たな臓器を形成している」
メディカルルームで弦十郎が響とリクに状況を説明している
「これが響君、リク君の爆発力の源であり、命を蝕んでいる原因だ」
「父さんの遺伝子が…響の中に…」
リクが申し訳無さそうに俯くと響は笑いだした
「あはーはー…つまり、胸のガングニールを活性化させるたびに融合してベリアルの遺伝子も覚醒してしまうから、今後はなるべくギアを纏ったり、フュージョンライズしないようにしろと…」
「いい加減にしろっ!」
翼が響の手首をつかんだ
「なるべくだと…寝言を口にするな!今後一切の戦闘を禁ずると言っているのだ!」
「翼さん…」
響、リクは不穏そうに見つめる
翼は当たり前だが、響が忘れかけていた事を口にした
その目に薄ら涙を浮かべて
「このままでは死ぬんだぞ!立花!」
「!?」
響は改めて突き付けられた事実に衝撃を受けた
ゼロが翼の手を引き剥がす
「それくらいにしろ!響だってそれくらい分かってる!」
「くっ!」
翼は踵を返して部屋の外へと出た
「…分かってやってくれ…アイツは…2度と仲間を失いたくないんだ…」
「っ…私…」
無神経だった
奏さんを失った翼さんの前で、自分の命を無下にするような事を言ってしまった
「…アイツはお前達を守る一心で自分を押し殺している…オレも説得はしているが…いつ伝えたいことに気づくか…」
ゼロは翼を追うように外へ出た
(涙など剣には無用…なのに、なぜ溢れて止まらぬ…今の私は、仲間を守る剣に能わずということか…!)
翼は廊下で拳をぶつけ、泣いていた
「…そうだな、今のお前は仲間を守れない」
「貴様に…私の何が分かる!」
「分かんねぇけどよ、お前…そうやって自分を押し殺す事が正しい剣の道だとでも思ってんのか?
それが奏から託された羽撃き方なのかよ!?」
「貴様ァッ!」
「翼さんっ!」
ゼロに掴みかかろうとした翼を緒川が呼び止める
「…今日は取材がいくつか入っていましたね」
「翼さん!」
「翼…!」
2人の声を無視して翼は歩き出してしまった
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マムたちが、『フロンティア』に施されている封印の開放を実行している間、ソラはトレギアとコンタクトを取っていた
「《どういうつもりだ、何故ウェルにライザーを…》」
《ほんの余興という物さ…君のベリアルに近づくという夢を叶える為、もう1人くらい怪獣の力を使える器が居ても良いだろう?》
「《余計な事を…》」
《なんだったら彼女達にも渡すかい?取っておきの怪獣も居るが?》
「《必要ない、余計な事はするな》」
《そうかい、ところで…
ソラは口ごもる
「《まだ…微妙だ…いまいちピンと来ない》」
《そうかい、君の作戦の為に必要なんだろう…どう使うかは知らないが…》
「《あぁ…》」
その時、ノックが部屋に響いた
「ん、誰だ?」
「私よ、入っていいかしら?」
「あぁ、構わない」
入ってきたマリアにソラは目を奪われた
なんというか、普段の寝巻きとは思えない
いやに艶めかしい服を着ていたからだ
マリアはソラの隣に座る
「失敗だったわ…」
きっとフロンティアの解放の件だろう
ソラが頷くとマリアは続ける
「マムが、フィーネを演じる必要はもう無いって…」
「…どういうことだ?」
「わからない…」
マリアは虚ろな表情でソラを見る
「私…もうどうしたらいいか分からないの…」
マリアは縋るようにソラへ抱き着いた
ソラは言いようのない感情を感じてそっと抱き返す
「不思議…貴方に抱きついてると…セレナを抱いてるように感じるわ…」
ソラはそのまま抱き続けた
するとマリアはソラに顔を近付けていき
そっと口付けを交した