マリア
「セレナ⁉」
戦場に現れたセレナにマリアだけでなく皆が目を丸くしていた
その体には純白のシンフォギアを纏っている
調
「セレナ、やっぱり適合できた。」
切歌
「復活のアガートラームデース!」
リク
「なんでセレナが…」
リクの疑問に了子が応える
了子
「アガートラームはもともと彼女と適合していたギアよ、使えない道理はないわ。それとリンカーのことだけど…一か八かとは言え、勝手なことをしてくれるわね」
リク
「どういうこと?」
セレナ
「私はちゃんと許可を受けましたけど、2人はメディカルルームからモデル-Kを持ち出したんです!」
司令室ではその発言に皆が耳を疑う
とくに翼が
翼
「まさか、奏のリンカーを!?」
リクは少しだけ迷ったが、こうなってしまった以上止めることもできない
ふっと微笑んだあと、敵に向かい合う
リク
「あとでお説教だからね」
切歌
「それは、ご勘弁デス…!」
そして、三人の装者と一人の巨人が守るための戦いに入った
その時だった
ガリィ
「ふぅ~♡」
突如、ジードに向けて冷気が吹きかけられた
間一髪、それに気づいたジードは空へ飛んで回避するが、降り立ちその姿を見て驚愕する
リク
「あれは、怪獣!?」
ガリィ
「そう、ラゴラスッていうんだって~」
先ほどの一撃でわかる
氷属性の怪獣
ガリィにピッタリすぎる怪獣だ
あまりそういうタイプと戦ったことはない
だがソリッドバーニングが適任なのは違いない
リク
「燃やすぜ!勇気!!」
リクはカプセルを変えながら巨大化する
これで役割は決まった
ジードが怪獣を、三人がノイズを相手する
リク
「ドゥア!」
【~♪此の今を生きて】
セレナの歌と共に4人は戦い始める
ガリィはジードを凍らせて見せるが、灼熱に燃えるジードの蒸気が動きを奪うことを許さない
何度も攻撃を加えて見せる
セレナも久しぶりのギアだというのに、コンビとして完成されきっているザババの邪魔をせず、しっかりと3人目としてサポートできている
このままいけば平気か?
そう思った時だ
切歌・調・セレナ
「「「きゃあぁぁぁ!!」」」
悲鳴が聞こえ、リクがその方向を見ると響を倒した最強のオートスコアラー、ミカの姿がそこにあった
リク
「みんな!」
そちらにリクが気を取られた隙に、今度はリクが羽交い絞めにされてしまう
ウルトラマンのように目は黄色く光っているが、まるで岩石のような体だ
意識を集中させると、今度はレイアの姿がその中に見えた
レイア
「ふっ、ミーモス、地味な登場だったが、ここから派手に行く」
レイアはミーモスと呼ばれた怪獣の力を利用し、ジードを投げ飛ばす
リク
「くっ、見せるぜ!衝撃!!」
ジードはアクロスマッシャーへ変わると空中で姿勢制御し、2体の怪獣へ突き進むがその体にさらなる巨体がぶつかり地上へ落下してしまった
リク
「この流れは…」
ファラ
「まぁ察しがつきますわよね」
今度はファラが空を切り裂く怪獣メルバの姿で降り立つ
最悪の状況
まさか全員がそろってしまうとは
装者として長く戦えない3人に最強のミカをぶつけ、時間制限があるといえ、万全に戦えるリクは3人で相手をする
狙いはこちらの消耗
付け入る隙なんて無い
それでもやるしかない
守るべきものがあるのだから──
──艦内──
クリス
「このまま見ていられるか!」
部屋を飛び出したクリス
そんなクリスを追いかけ、翼は腕を掴む
翼
「まて!今の私たちに何ができる!」
クリス
「黙って咥えてろってのか!?」
だが、その腕の痛みに気付いてクリスは翼の顔を見上げる
いくら言葉で取り繕おうと、その口角には悔しさが滲み出ていた
そんな二人の元に、エルフナインと了子が現れる
了子
「気を付けて、心の闇というのは本人が想像してる以上に深いものよ」
その手には二人のギアペンダントが握られていた
それを受け取り、クリスと翼は外に行こうとするがその前に二人の男が立っていた
??
「あの、ここってS.O.N.Gってとこであってます?」
了子
「職員じゃないわね、何者かしら。立ち入り禁止になっていたはずよ」
それを聞いた、クリスと翼は臨戦態勢に入る
??
「あぁ!待って待って!これ見てこれ!」
赤いジャケットの男は両手で持てるようになっている、握力計のようなものを取り出した
しかし、それが何かわかるわけもなく4人は困惑してしまう
すると今度は青いパーカーを着た男が動く
??
「だったら、これなら分かるかな!」
男は手のひらサイズの分厚い本のようなものを開けるとその中を見せた
そこには4枚のクリスタルが収まっており、そのクリスタルにはそれぞれ、4人のウルトラマンの姿があった
クリス
「ウルトラマンだぁ!?」
翼
「この2枚、ギンガにビクトリー、、、まさか!」
??
「先にここに来るように言われたんだ、状況を教えてもらえるかな」
──発電所──
【~♪戦い 超劣勢】
リク
「ぐはぁ!」
ロイヤルメガマスターとなったジードが、地面にたたきつけられる
何とか消耗を抑えつつ、3人を相手しているが疲弊が激しくなってきていた
何か決め手が欲しい
こうなったら…!
リク
「一か八かだ!融合!」
リクはウルトラの父のカプセルを起動させた
それをナックルに入れ、二本目を起動する
リク
「アイゴー!」
ベリアルのカプセルをナックルにいれ、ジードライザーで読み、トリガーを引いた
リク
「ぐっ、うわああああああああああぁぁぁぁぁ!!!」
刹那、ジードの体を闇のエネルギーが蝕む
まるでこの姿を拒否するかのように暴れだし、リクはフュージョンライズが解除され地面へと落ちた
ガリィ
「けっ、つまんないの…」
リクはジードライザーを確かめた
どうやら再フュージョンは出来るようだが、体が動かない
切歌
「リクおにいちゃん!きゃぁぁ!」
切歌の叫びに目を向けると、ミカの一撃を食らったようで、イガリマも砕けてしまった
セレナ
「暁さん!」
調
「切ちゃん!」
リク
「切歌っ…!」
いよいよまずい、このままだと共倒れだ
リク
「二人とも、逃げてっ…ぐあっ!?」
リクは立ち上がり逃げるように促すが、四肢にさすまたのようなものがはまり、勢いで地面に倒れると地面に食い込み磔にされてしまう
ミーモスのブーメランによるもののようだ
レイア
「お前はそこで見ていろ」
リク
「ぐっ、外れろよ…!」
必死にリクはもがくが、しっかりと地面に食い込み動きそうにない
調
「セレナ!リクお兄ちゃんを、ここは私がっ!」
調は鋸を構えると一人で突き進んでしまう
セレナ
「月読さん!っ、ううぅ!」
セレナは調を見送り、リクの救出へ向かう
ミカ
「最後のジャリンコだゾ♪」
調の鋸、ミカのカーボンロッドがぶつかり、火花を散らす
しかし、時限式。
調の顔が苦しみに歪んでいく
そして、一瞬のスキを突かれ…
調
「きゃぁぁ!」
ミカ
「しとめたゾ~♪」
ガラスの割れるような音が響いて、調の柔肌も晒された
切歌
「調ぇ!!」
セレナ
「月読さんまで!」
いよいよ残りはセレナのみ
キャロル
「ミカ、もう用はない、好きに始末しろ」
ミカ
「了解だゾー」
ミカはジェムを投げ、アルカノイズを繰り出した
数体は切歌を、数体は調を狙うように行進する
リク
「セレナ、行って!」
セレナは数が多く、距離的にも近かった切歌のほうへ先に向かう
切歌
「セレナ!アタシより調を!」
セレナ
「こっちの方が数が多いんです!」
切歌の叫びを無視し、セレナは縦横無尽に剣を奮う
しかし一向に数が減らない
それもそのはず
生身の人間を消すのに、数はいらない
調の方に向かっていた数体が切歌の方に集中していたのだ
このままでは、調は…
暁
「セレナ!お願いデス!」
セレナ
「ううっ!」
セレナは剣を地面に突き立て、SILKY RAYを放つが、ミカにそれを妨害されてしまった
ミカ
「直接来ないとつまらないゾ」
セレナ
「そんなっ、うわぁぁっ!」
絶望に打ちひしがれるセレナにラゴラスが冷気を吹きかけ、彼女を吹き飛ばしてしまう
セレナは、壁に打ち付けられ気を失ってしまった
これで調を守るために動けるものは誰もいない
ガリィ
「まどろっこしいったらありゃしない、もう終わらすよ。でもあんたの苦渋の泣きっ面、見せてみなぁ♪」
ラゴラスはリクのことも踏み潰すそうと歩き出す
切歌は必死に手を伸ばす
切歌
「誰か…助けて欲しいデス…あたしの友達を…大好きな調を…セレナを…お兄ちゃんを…」
気絶していた調は目を覚まし、ノイズがあと一歩先にいることに気付き恐怖に身を震わせた
リク
「調!!にげろぉ!」
無理だとわかってもこう叫ぶしかない
だがその願いは聞き届けられない
無情にも、調にはアルカノイズの触手が、リクにはラゴラスの足が迫っている
切歌
「誰か…おねがい…
誰かぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!
」
ドーンという衝撃の後に静寂に包まれた世界
切歌はすべてが終わったと確信した
しかし状況は違った
ガリィ
「おいなんなのいまの!」
切歌
「えっ…」
切歌が顔をあげるとリクの姿、そして調の姿があった
あたりには炭も舞っている
「誰かだなんて、つれねえこと言ってくれるなよ」
聞き覚えのある声
そして調の目に入った光は…
調
「剣────」
翼
「あぁ、振り抜けば風が鳴る剣だ!」
天羽々斬、イチイバルの復活だ
彼女たちはリクを捕らえるさす又に己の武器を差し込み、てこの原理で引き抜く
リクは立ち上がりながら、疑問を問いかける
リク
「怪獣はクリスが吹き飛ばしたの?」
クリス
「ちげぇんだなこれが」
翼
「喜べ朝倉、現れたぞ。その身に、炎と海を纏うものが!」
炎と海、まさか!?
リクが気付いた時、声が響き渡る
??
「もういっちょ!ストライクスフィア!」
??
「アクアジェットブラスト!」
怪獣たちを、火炎弾と一筋の水流が襲う
怯んで後ずさんだ所へ、すかさず二大巨人が降り立つ
リクがゼロとオーブの次に出逢い、ともに戦った戦士
抜群のコンビネーションで、相手を倒す兄弟ウルトラマン
ウルトラマンロッソ
「シュワァッ!」
ウルトラマンブル
「ハッ!」
さぁ、反撃開始だ
リク
「ウルトラカプセルナビ!今回のカプセルは、コレだ!」
ロッソ
「シュワァァッ!」
レム
「ウルトラマンロッソ、身長52メートル、体重4万5千トン。
O‐50で誕生した戦士の力を、湊活海がウルトラマンタロウのクリスタルで解き放って変身した姿です。
光線が球体状で、野球のフォームで打ち出すのが特徴です」
リク
「次回も見てくれよな!」
次回予告
リク
「反撃が始まり安堵する僕たち
しかし、そこへ大ボスがあらわれた!
キャロルの猛攻、そして突如現れたオーブそっくりの黒い巨人の前に、為す術はないのか?
頼む、僕に力を貸してくれ、父さん。あなたの力も今の僕にとっては最後の…
次回、戦記絶唱シンフォギアGX響くぜ絶唱」
【抜剣、奮うぜ!剛腕!!】