カツミ
「いよいよ登場!ウルトラマンロッソ、ウルトラマンブル!」
イサミ
「いやぁ長かった、登場するまでにどれだけかかってんだよ」
カツミ
「おいイサミ文句言うなって、もともと登場予定なかったのに、あらすじで出してもらってそこからストーリー考えてここまで至ってるんだから。ここにいるのが奇跡みたいなもんなんだぞ」
イサミ
「いや、まぁでもさもともと出す予定無かったならそれでもいいけどさ、出すってなってからがなげぇよ、神山〇羽真先生見習えよ」
カツミ
「こら!ウルトラシリーズならともかく〇面〇イダーから連れてくるな!」
イサミ
「あぁもう悪かったよ!ほら、読者が聞きたいことあるってさ」
カツミ
「え?俺たちがここに来た理由?それはもうアスカさんに連れられて…」
イサミ
「じゃなくて、アスカさんとの出会いを聞いてるんだよ!」
カツミ
「あ、あぁ~わかってるよ。俺達とアスカさんの出会い…それは…」
【ウシオのテーマ(クワトロMのテーマ)日常優しい(UT_M-26A)】
一人の青年が自室で本を読み漁りながら、イラストを描いている
まぁその青年って言うのがこの俺、湊活海(以下、湊カツミ)なんだけど。
俺、湊カツミはつい一か月ほど前まで、ウルトラマンとして戦っていた一人の戦士だった
最後の戦いの最中、湊カツミなのか、ウルトラマンロッソなのかという問いかけに、『正解はない』という答えを得た俺は、少しずつ夢と一緒に歩み、正解を作っていく決断をした
新しい夢、デザイナーになるという夢とともに
弟の勇海(以下イサミ)もカリフォルニアの大学で研究を続けている
俺はミラノまできて、父さんの同期の人にデザインについて教わってる最中というわけだ
といっても、箱詰めでずっと勉強しているわけじゃない
今日はお休み、この後用事もあるからもうすぐ終わるつもり
カツミ
「そろそろかなぁ…」
俺は時計を確認し、教科書代わりの本やノートを片付けた
そして、トレーニングウェアに着替えると、外へと繰り出す
そう、いくら怪獣や宇宙人がいないからと言って怠けてはいけない
たまの休みの日もある程度はトレーニングはしておかないと
──トレーニングジムを終えて──
ジムを終えた後、俺は野球ボールを取り出した
ミラノに来て唯一の不満
それは野球が気軽にできないことだ
カツミ
「自由につかえる体育館みたいなスペースでもあればなぁ」
そう呟きながらボールを何度も宙へ投げてはキャッチ
それを繰り返していると後ろから声をかけられた
???
「いい所知ってるぞ、つれてってやろうか?」
見ると自衛隊服のようなつなぎを着た金髪の方が立っていた
そもそも日本人がいるだけでも珍しいのにわざわざ俺に声をかけてくるなんて…
そうは思いつつも、なぜか俺は彼について行ってしまった
──街はずれの体育館───
こんなところがあったなんて。
ここでならいくらでも投球練習し放題だ
カツミ
「ありがとうございます、ここでなら思いっきり野球の練習ができそうです」
俺が頭を下げるとその方は微笑んだ
???
「じゃあ俺の頼み、聞いてくれるかな」
カツミ
「できることであれば。」
何を頼まれるのか身構えた
だがそれに応えたのは意外な人物だった
イサミ
「俺たちの力を貸してほしんだってさ」
カツミ
「イサミ!?お前どうしてここに…というか俺達って、もしかして。」
アスカ
「自己紹介が遅れたな、俺の名はアスカシン、うr」
イサミ
「この人もウルトラマンなんだってさ」
そして、俺たちはアスカさんから事件の概要を聞いて協力することにした
ただ一つの条件を付けて
アスカ
「妹はつれていかない?」
カツミ
「はい、アサヒにはこの地球を守っていてほしいんです」
イサミ
「まだウルトラマンになったばっかだし、こんなデカくなりそうな戦いに巻き込めないからさ」
アスカさんは何とも言えないような表情を見せつつ何度か頷いた
アスカ
「分かった、それじゃ行くか」
アスカはリーフラッシャーを、俺とイサミはルーブジャイロを構え光に包まれた
───現在────
ロッソ
「というわけなんだ」
リクに向かって話しかけていたロッソが頷く
リク
「そっか、でもよかった、心強いよ!」
ブル
「あのさぁ、談笑はいいけど!ハッ!」
戦闘中だったブルはラゴラスを蹴飛ばして距離を取る
ガリィ
「グッ…」
レイア
「アイツ、地味にやるな」
ブル
「いい加減戦ってくんないかな!」
ロッソ
「あぁ悪い、じゃあ気を付けて!」
3体の怪獣の前に2人のウルトラマンが立ちはだかる
ファラ
「3対2、数ではこちらが勝っていますわ」
ブル
「それがさ、戦いって案外数じゃないんだよな」
ロッソ
「あぁ、戦いにおいて重要なのは…絆だ!」
【~♪戦い 優勢(UT_M-10)】
2人は駆けだす
その最中、体色と腕の一部を変化させてみせた
ウルトラマンロッソ!グランド!
ウルトラマンブル!フレイム!
ガリィ
「変わった!?」
ガリィ達が呆気にとらわれている隙にロッソが動作に入る
ロッソ
「グラビティ!ホォールド!」
大地を殴るような動作の後、両こぶしを握り締める
すると三体の怪獣は突如、膝ついた
この技は名前の通り、重力により相手の動きを封じる技
しかしそれ以上の効果はない
そこでブルの出番だ
ブルは二度ほど腕をクロスし、両手を相手に向けた
ブル
「フレイムエクリプス!」
その両手からは灼熱の光線が飛び出した
これで一気に形勢逆転だ!
???
「さぁせるかぁ!?」
突如響く叫び声と共に、巨大な何かが飛来
フレイムエクリプスを弾いてしまった
リク
「あれは…」
煙が晴れるとそれは、地面に突き刺さっていた
翼
「剣…?」
違いない、それは巨大な剣だ
しかし、見間違えてなければ…
リク
「オーブカリバー!?」
ロッソ
「いや、あの剣は。」
ブル
「まさか!?」
直後、乱入してきた巨人に皆が驚愕することになった
あるものは
マリア
「なんでここに!?」
あるものは
リク
「その体の色は!?」
そしてまたある者は
ロッソ
「どうしてお前が蘇ってるんだ!」
そして現れた巨人は名を名乗る
???
「我が名は、ウルトラマンオーブダークノワールブラックシュバルツ!!」
かつて、湊兄弟達の宇宙で立ちはだかった黒いオーブ
それが再び彼らの前にたちはだかる
オーブダーク
「なーんでお前達が来てしまうかね…せっかく勘づかせないようにレギオノイドを送らせなかったのにってイデェェ!!?」
オーブダークが頭を振り、やれやれと言った感じで兄弟へ視線を向けた途端、ブルによる鉄拳がその頬に激突
怪獣の元へと吹き飛ばされていく
ガリィ
「おい、なーんで簡単に吹っ飛ばされてんだよ」
レイア
「派手にダサい。」
オーブダーク
「うるさいうるさい、うるさーい!!お前たち、相変わらずガツガツして勝ちたいのか!」
ブルは何かを払うように手を振る
ロッソ
「その口ぶり、チェレーザ本人で違いなさそうだな」
ブル
「この星で何をするつもりだ!うっ…」
指さす2人に突如竜巻がぶつかった
ファラ
「あなた達に伝えるギリはありません…そんなことより…マスターは」
オーブダーク
「あ?あぁ〜…ほらそこ」
つられて2人もその先を見ると、地に伏した翼、クリス
そして…大ボス、キャロルの姿があった
ロッソ
「あのお二方!」
ブル
「やべぇ…早くこっち片付けねぇと!」
然し、気付く
ミカは?
直後、強烈な火がロッソを襲った
ロッソ
「グァァ!」
ブル
「カツ兄!」
2人が視線を向けるとそこには4体目の怪獣
溶岩合成獣 グラレーンの姿があった
ミカ
「マスターに言われて加勢しに来たゾ」
───等身大サイド────
翼
「大丈夫か、雪音」
ボロボロになった体を起こしながら翼は問う
クリスは鼻っ柱を擦りながら応える
クリス
「あれを試すくらいにはギリギリ大丈夫ってとこかな…」
そこへ、シンフォギアとはまるで違うシステムを纏い、幼い少女の姿から成熟した女性への姿となったキャロルの声が響く
キャロル
「弾を隠してるなら見せてみろ、オレはお前らの全ての希望をぶち砕いてやる!」
翼とクリスはアイコンタクトをとる
直後、胸のコンバーターを外し叫んだ
翼・クリス
「イグナイトモジュール!抜剣!!」
コンバーターを握るように押し込むと、歪な形に変形
そして胸に戻る際、レーザーのようなものが装者の胸を穿つ
直後、2人の中をおどろおどろしいものが襲いかかる
翼
「ぐぅおっ… はらわたを、かき回すような……これが……この力が……ッ!!」
クリス
「あのバカは…リクは、ずっとこんな衝動に晒されてきたのか……ッ!?」
2人の周りを黒い何かが駆け巡り、内なる闇はその目を赤く光らせる
そして2人は視界を奪われた……