諦観するのはもうやめた   作:万能型蛮族

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ジョーさんとダイチの喋り方頻繁に行方不明になるな
後東京編は距離計測を結構しっかりしてるんですけど、
大阪編はマジで土地勘無いので時間とかを原作側に合わせます。移動距離的におかしいだろ!って思っても悪魔で移動したと考えてくれると……


(19)誤解

 一瞬、全員が呆ける。

 

「えっ……あの悪魔が連れていったの……?

 ど、どうして……?」

 

 気を抜くな! 悪魔はまだ……! 

 

「そうだね、まずは悪魔を片付けるのが先だ」

 

「もう召喚されて増えないみたいだしな……!

 これなら……!」

 

 十数分も経たずに、フェスティバルゲートを

 占拠していた悪魔は俺達の手により全滅した。

 

 ☆

 

「ふぃ〜……。な、なんとかなったぁ……」

 

「うん……あのまま増え続けてたら危なかったね……でもあの女の人、なんだったのかな……?」

 

「ん〜確かにねぇ……あの子、

 どう見ても普通には見えなかったし」

 

 操作していた機械が調べられればな……

 機械ごと持っていかれるとは……

 

「う〜ん……。こんなトコで機会いじって、

 変な悪魔に連れていかれて……

 マジ意味わかんね……。

 どういう意味だよ、アレ」

 

 そんな事を話していると、

 数人のジプス局員が突入してきた。

 

「全員、動くなッ!」

 

 ジプス局員は全員がこちらに向けて

 携帯を構え、敵意を放っている。

 

「えっ……? 

 ど、どうして……?」

 

「とぼける気か? お前たちがか犯人だろう。

 大人しくしていれば殺しはしない……

 身柄を拘束させてもらう!」

 

 待て、話が見えない。

 

 協力関係にあるはずのジプス局員から、

 このような扱いを受ける覚えはない。

 何があったんだ……? 

 

「そ、そうだよ! 待てって! 

 意味が分かんねぇよっ!」

 

「ん……待てよ? 君達達どこかで……」

 

「もしや……東京から峰津院局長に

 同行してきた方々じゃないか?」

 

「あ……はい、そうです」

 

 ジプス局員達がこちらの顔を見てざわつき始める。局員同士の会話が進むにつれ、こちらに対して向けられていた敵意は薄れていく。

 

「そうなると……

 済まない、少し本局と連絡を取る。

 後で話を聞きたいから、

 連絡が終わるまで待っていてくれないか?」

 

 分かった。その代わり、

 こちらからも聞きたいことがある。

 

 局員は頷いて了解の意志を示し、

 携帯でどこかへ連絡を取り始めた。

 

 ☆

 

 連絡が終わったのか、

 ジプス局員は携帯をしまい

 こちらに深く頭を下げた。

 

「……失礼した。先刻、本局のサーバーに

 ハッキングをかけられてね」

 

「ハッキング? はぁ、そりゃ大変だ」

 

「ああ、発信源を突き止めて我々が急行した次第だ。君達誰か見なかったか?」

 

「あ……! あの女の人……」

 

 確かに、俺達以外であそこに居たとなると

 悪魔かあの女性しか居ない。

 それらしい機械を操作していたとなると、

 間違いないと見て良いだろう。

 

 疑わしい人物とは接触して、交戦になった。

 永遠と悪魔を呼び出されて一発お見舞いする事しか出来なかったが……。多分あれは悪魔に利用されて操られていると思う。そうでも無いと、人間が悪魔に守られる理由がない。

 

「悪魔に……? その人物は今どこに居るか分かるか?」

 

 ダメだ。結局悪魔が機材ごと女性を連れ去った。

 

「そうか……情報提供感謝する。

 それと、疑ってすまなかった」

 

「とりあえず、俺たちじゃないって

 分かってくれたか……よかったぁ……」

 

「ジプスと敵対なんてしたら、

 俺たち知らない土地で宿無し飯無しだもんね。

 そりゃあキツい……いや、ホントに」

 

「しかし、悪魔に人間が操られるという例は

 聞いたことが無いな……」

 

 あの悪魔はなんと言うか……

 悪魔としての『格』が高いように見えた。

 その影響じゃないか?

 悪魔にはハッキングなんて無理だろうし……

 その方面に詳しい人間なら

 操ってやらせた方が効率がいい。

 

「ふむ……有り得るな……了解した。

 ハッキング……悪魔……女性か。

 急いで調査する必要が……」

 

 大変そうな所すまないが……

 ジプスから死に顔動画について聞いているか? 

 

「ああ、実際目にしてはいないが、

 信憑性が高い未来予知として報告は受けている。

 ……まさか今も届いて?」

 

 そのまさかだ。この場所に覚えは? 

 

 局員に死に顔動画を映した携帯を渡すが、

 反応は芳しくない。

 他の局員にも見せるが、同様の反応だ。

 

「すまない……我々本局のジプス局員全員が

 その土地の出身という訳では無いんだ。

 ジプスは才能がある人材を寄せ集めている性質上、全国……いや世界中から優秀な人材が日本各地へ派遣される。本局に戻れば土地勘のある局員も居るだろうが……力になれなくてすまない……」

 

 いや、いいんだ。どちらにせよ

 現地の人間に接触はするつもりで────

 

 プルルル……

 

 局員の携帯が鳴り、

 一言断ってから局員が通話に出る。

 

「ああ、私だ。ハッキングの件ならば……

 何だと、また悪魔が!?

 分かった、急ぎ対応する!

 まず座標を転送してくれ、後はこちらが……!」

 

 ジプス局員達はこちらに

 目礼して、急ぎ足でフェスゲから立ち去った。

 

「うわ〜、会話は大体察せるけど、

 大阪も悪魔でいっぱいみたいだ」

 

「うん……私達も気を付けないと……」

 

「しっかし……動画の場所は結局何もわからずかぁ〜……また別の人を探すしかねぇか……」

 

 別の人と言ってもな……

 

 大阪を歩き回って分かったのは

『人が居ない』という事だ。

 局員の会話からすると

 悪魔が大量発生している影響で

 どこかに避難しているのだろうか。

 

「ヤマトさんの言ってた、

『災害の原因』って、この悪魔の多さなのかな……?」

 

「わかんねぇ……マジで何が起こってんだよ……?」

 

「やれやれ、何だか大変だったね。

 君たち、お疲れくん!」

 

 あのな……

 次から1人で突っ走るのはやめてくれ……

 

「や〜、ごめんごめん。

 でもアレだね。悪魔に操られる女の子なんて、

 ちょっと気になるよね。

 ま〜、新しい情報手に入ったしさ、

 また一歩前進だね!」

 

「あ、アンタが言うなっ……!」

 

 全員でその場を後にした……。




お話が長いよ〜(2000文字越えが普通になってきた)

デビルサバイバー未プレイ者用に解説コーナーした方がいい?

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