諦観するのはもうやめた   作:万能型蛮族

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ヒナコは正直好き
後デビルサバイバー2未プレイ勢の方に向けてのコラムのようなものですが、ぶっちゃけ何書いていいのか分からんので未プレイ勢の方は「これ何?」と言ってくれれば感想返しでそれについて知り得る限りを教えます。
今から私が「何が知りたい?」と聞きますので皆さんはそれについて答えを返してください、はい円楽さん早かった


(21)九条緋那子

 白虎の前足がイツマデ(人骨頭の鳥)の頭部を捕らえ、

 そのまま勢い任せに地面に叩き付ける。

 頭蓋骨が粉砕された悪魔(イツマデ)はもがくように

 羽ばたいていたがその翼すらも

 次第に力を失っていき、

 最期には光の塵となってその姿を消す。

 気付けば橋にいる悪魔は、

 先程倒したもので最後のようだ。

 

 よくやった白虎……

 これでこっちの悪魔は全部か? 

 

「そうやな、特に増援やらも

 あらへんみたいやし」

 

 辺りを見回しながら

 悪魔使いの女性はそう答える。

 

「あ、せや。助けてくれておおきに」

 

 礼はいい、それよりダイチ達は────

 

「あぁ、来てんで。

 ほら後ろ、アレちゃうん?」

 

 言われた通りに女性の指さす方へ振り向くと、

 手を振りながらこちらへ向かってくる

 ダイチ達の姿が。

 

「響希! 襲われた人は避難させてきた!」

 

「うん……なんとか無傷で逃がせた、かな?」

 

「いや〜、動いたから腹減っちゃったよ」

 

 お疲れ様、こっちも片付いた。

 

 女性は朗らかに笑いながら、

 改めて俺達に向けて話し掛ける。

 

「手伝うてくれておおきに! 

 ウチは九条緋那子。よろしゅうな!」

 

 快活に自己紹介をするヒナコに

 各々が名乗りを返す。

 全員の名前を聞いたヒナコは、

 笑顔を引っ込め、真剣な顔で問う。

 

「ところで……アンタら悪魔使いやんな。

 ほな、黄色い服着て、

 悪魔と戦っとる連中の事知らん?」

 

「は? 黄色い制服……?」

 

 ジプスだろう。

 

「あっ……そう、それや! 

『JP's』って、マーク入っとったもん!」

 

「あ〜、そゆ事ね。

 確かに俺達はジプスの仲間? 

 協力者? みたいなものではあるかも」

 

「あ、そうなん!? 

 せやったら紹介して。

 ウチ、仲間になりたいねん」

 

 必死、という訳でもないがヒナコは

 頼みの綱を見つけた様に頼み込んでくる。

 どうやらジプスに入りたいようだが、

 ジプス自体が存在を隠された組織。

 悪魔と戦闘する局員に直接話しかけても、

 本部に向かっても

 軽くあしらわれるだけだろう。

 だが、俺達から紹介するという形ならば、

 確かに直接交渉よりは可能性がある。

 

「は……入りたいって言われても、

 私達……正式にジプスの局員って訳じゃ……」

 

「……? 違うん? ほなアンタら何?」

 

 民間人の協力者だ。

 東京からこの災害の原因を

 調べに来ただけで、

 そこまでの権力は……正直無い。

 

「そーそー。

 俺達はジプスの局長に

 ついてきたオマケだからさ」

 

「へぇ……そうなん? 

 ん〜ならまぁええわ。

 ほな、その局長さん紹介して」

 

「まぁそうだな、だから諦めて……

 ジプスの局長を紹介……!?

 アイツを!?」

 

 ヒナコはマイペースな調子を崩さずに、

 自分という悪魔使いを売り込んでくる。

 

「ええやろ? ウチ悪魔使えるし。

 役に立つと思うんよ」

 

「いやぁ……その。

 どうなんだろう、響希……」

 

 ……紹介してもいいが、交換条件がある。

 

「お、ええで。言うてみな。

 せやけどエッチなのはアカンで?」

 

「ちょ……!?」

 

「だってさ響希くん。どうする?」

 

「え……!?」

 

 ヒナコの爆弾発言に、

 仲間の視線が俺に集まる。

 動揺する目、面白がる目、不安がる目。

 全て無視して携帯を差し出す。

 

 ────死に顔動画が届いた事はあるか。

 

 ☆

 

「死に顔……動画……」

 

 ヒナコの顔は恐怖と動揺の色に染っている。

 

 届いた事は有るみたいだな。

 

「当たり前やん……

 この動画が届いてへん悪魔使いは

 おらへんと思う」

 

 動画に出てくるのは大阪本局の……

 俺たちと同じような立場の悪魔使いだ。

 名前は和久井啓太。

 

「そうなんや……

 せや、動画の場所に急がな!」

 

「あ……お、落ち着いてください。

 だから私たち、

 その場所の事、聞きたくて……

 響希くんも、動画を見せたのは

 その為、だよね?」

 

 あぁ、現在の俺達の目的は2つ。

 災害の原因と和久井の死亡場所の特定。

 ヒナコが知ってそうなのは、

 死亡場所くらいだったからな。

 

「あ……そ、そっか。

 ごめんな……焦ってもうて」

 

「はい……そういう事、です。

 なので、場所を……

 私達にここ(大阪)の土地勘はないですから」

 

 お願いします、と新田さんが頭を下げる。

 その様子を見たヒナコは強く頷く。

 

「ええよ、その場所は

 知ってるさかい、教えたる。

 やけど、ちゃんと

 局長さんに紹介はしてや」

 

 元よりそのつもりだ。

 そもそも、助ける奴を見つけないと

 大阪本局の場所も分からない。

 

「それ先に言うてや! 

 どちらにせよ助けるしか

 あらへんやんけ!」

 

 ☆

 

 大阪の街を移動しながら、

 ヒナコは改めて動画を見直しながら

 死亡場所について話す。

 

「動画で映っとった場所、

 あれは多分ビックマン前の階段やで

 うん、間違いあらへん!」

 

「おお、よっしゃ……! 

 場所がわかったぜ! 

 これで何とかなりそう……」

 

「ん〜、ビックマン前ってたしか

 待ち合わせ場所じゃなかった? 

 ほら、14時半にビックマン前に居たら

 迎えに行ってやるってさ」

 

 だったら14時半近くに起きるか……

 上から落ちてきてたのを見ると、

 もっと早く行かないと防げないと思うが

 

「う、うん……今が13時半だから……

 急がないと……!」

 

「ほな、ビックマン前に行こか、

 案内するさかい」

 

 頼んだ

 

「ビックマン前は行きなれてるさかい、

 ウチに任せてや!」

 

 ヒナコを先頭にして戎橋を後にした。




実際にプレイしながら発言を確認したりして書いてるのは活動報告とかどっかで言ったと思うんですけど、別に白虎とか小説に登場する悪魔で攻略してるわけじゃないので今後そういうミスも出てくると思います。あったら教えてください。魔獣の瞬転とか最速攻略する時に使わないよねという。魔人解放してからは魔人ゲーですよ魔人ゲー。マザーハーロットのMPの少なさは致命的なので実質アリス無双が始まる。

デビルサバイバー未プレイ者用に解説コーナーした方がいい?

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