「私は……入り、ます……!
ここまま何もしないで、じっとしてるなんて、
ダメだと思うから……!」
新田維緒が意志を固め。
「お、俺も……!
折角ハヌマーンに認められたんだ……!
だったら、この力を人助けに使いたい……!」
志島大地が勇気を出し。
「僕も入るよ。機密機関に入れるなんて
二度と無いだろうし、面白そうだよね」
秋江譲が飄々と宣う。
そして。
「……君はどうする? 久世響希」
入るよ。
久世響希が選択する。
☆
ジプス東京支局の中を歩き、
装飾が施された木製の扉の前に到着する。
「……ここが局長のお部屋だ。
くれぐれも失礼のないように」
「だってさ、ダイチくん」
「あれ絶対ジョーさんに言ってるって……」
「あはは……」
マコトがノックをする。
「峰津院局長、お話が」
『───報告は聞いている、入れ』
若い男の声が中から聞こえる。
マコトが扉を開き、中に入る。
「ふむ……報告より、1人多いようだが」
「はっ、それを含めてお話をと」
「いいだろう……話したまえ」
堂々とした男が居た。
歳は同じか少し下だが、雰囲気は帝王の如く鋭い。
白髪で黒い軍服のような制服の男
───峰津院大和がそこには居た。
「まず当初の報告にあった
悪魔召喚アプリ使用者への協力要請ですが……
志島大地、新田維緒、久世響希と、志島大地の
救出に協力した秋江譲を加えた
4名との協力関係を結びました」
「では『死に顔動画』は」
「実際に確認した訳では無いですが
浅草寺がK地点として登録されているのは
局長もご存知の通りです。
そしてその悪魔が白娘子である事も」
「信憑性は高い、か……」
「はい」
「いいだろう、
4名のジプス所属を許可する。
次だが───
「はい……久世、ドゥベのデータを」
どうぞ
携帯を操作してドゥベのデータを表示させ、
峰津院大和に渡す。
「ほう……悪魔召喚アプリ『Nicaea』か……こんな機能もあるとはな」
携帯の画面に目を移すと、
峰津院大和の表情が固くなる。
「成程……よく帰還したと言っておこう」
手を挙げる。
……発言しても?
「ほう、許可しよう」
ドゥベは数段階に及ぶ
上部に浮かぶ海綿体の膨張状態がある。
その間はそこのデータに
ある通りの攻撃しかしてこない。
問題は膨張が最大になった時。
膨張が最大になるとドゥベは広範囲に及ぶ爆発をする。
この爆発は恐らく、悪魔でも一撃で死ぬ。
「────続けろ」
爆発した後は暫く行動を止める。
俺達はその間に退却したが、
多分、そこで防御性能に
何らかの隙が発生すると推測する。
「……根拠は?」
海綿体だ。ドゥベは攻撃を
海綿体で受けるように行動する。
事実、下部の逆三角錐には
1度も攻撃が当たっていなかった。
正しくは、そうなるように動かれた、と言うべきだ。
だから奴を倒すなら、爆発の後の隙を狙うべき
……と、思います。
峰津院大和の肩が震えていた。
顔も伏せ、表情も伺い知れない。
怒らせたか、と冷や汗を流すと
「ククク……ハハハ! 迫、面白い人材を拾ったな」
「は、はぁ……」
堅物のようだった峰津院大和が声を出して笑う。
「久世響希と言ったか。
貴様の案だ、当然お前がドゥベと対峙して
戦う覚悟があるのだろうな?」
勿論、そのつもりで提案した……しました。
「あぁ、敬語はいい。
どちらにせよこの騒動が終わった後は
お前達は一般人として普通の生活に戻れる。
言わば民間協力者だ。普通の局員なら兎も角、
敬意を持つことを強制はしない。
後ろの3人も同様だ」
「あら、そう? 敬語とか
ちょっと怪しかったから助かるなぁ」
「いやいやいや……
ジョーさんはいつも通り過ぎでしょ……」
「えと……ありがとうございます……?」
「それで、報告は終わりか?」
「はい、以上で全てです」
「なら下がっていい、
ドゥベへの対処は追って知らせる」
「はっ……戻るぞ」
響希達は局長室を後にした。
ドゥベのオリジナル設定が出ました。
あいつの耐性マジで謎なので自分なりの解釈。
あんまり言及はしてないけど魔法や物理のエネルギーを海綿体で吸収して爆発に費やしてるみたいな。
大阪弁書けないけど許してくれますか
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許す
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謝っても許さない
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良いぞ、だがその代わりいいものを書け