とある吸血鬼と一方通行   作:reima1341

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今回もご覧いただきありがとうございます!
今作は紅魔館での平凡な日常生活を描いた作品となります。

では、本編スタートです!


第九話 執事、一方通行

一方通行は永遠亭を退院しレミリアの館。紅魔館へと住むことになった。

今回の一件で打ち解けたレミリアは一方通行に対し子供っぽいところを見せてしまった。そして咲夜は弱みを握られオモチャコースまっしぐら。

フランは一緒に一方通行と暮らせることにご満悦である。

 

レミリア「咲夜、あなたは紅魔館内を案内してあげなさい。」

 

咲夜「かしこまりました。」

 

フラン「フランも行くー!」

 

レミリア「いいわよ。フランも行ってらっしゃい。あなたはずっと地下室だったから咲夜が増やした部屋は知らないでしょう。ついでにフランも見てらっしゃいな。」

 

フラン「わーい!」

 

一方通行「あァそォだ、俺はしばらく世話になるが落ち着いたら自分の家を見つける。いつまでも居候ってンも癪に障ンかンなァ」

 

フラン「えー!そんなぁ!」

 

レミリア「わかったわ。それまでここにゆっくりしていきなさいな。」

 

咲夜「一方通行様、妹様。そろそろ・・・」

 

一方通行「あァ、今行く」

 

フラン「行ってきまーす!」

 

レミリア(フラン明るくなったわね。本当に明るくなった・・・いままであの子の自由を奪ってきた分あの子にしてあげないとね。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方通行「お漏らしメイドォ、どこからいくンだァ?」

 

咲夜「おもっ!!言わないって!」

 

フラン「さっきからお漏らしってなあに?」

 

一方通行「あァ、このメ「あああああああああああああぁぁ!!」

 

咲夜「そうだ!妹様あとでプリンを作って差し上げますわ!!」

 

フラン「わーい!!やったぁ!!」

 

咲夜「・・・ふぅ(何とかごまかせた・・・)」

 

一方通行「・・・」ニタニタ

 

咲夜「ここが調理室です!ここでメイドたちがご飯を作っています!!」

 

フラン「咲夜?怒ってる?」

 

咲夜「怒ってません!!」

 

フラン「」ビクッ

 

フランは咲夜の気迫に怯えてしまったのか一方通行の後ろに隠れる。

 

一方通行「怖がっちまっただろォが・・・」

 

咲夜「ももも申し訳ございません!妹様!私は怒ってなどおりません!どうかお許しを。」

 

フラン「・・・怒らないほうが咲夜はかわいいよ?」ピョコッ

 

咲夜「妹様・・・」ウルウル

 

一方通行「シワも増えるぞォ」ケケ

 

咲夜「キィィィィィィィィ!!」

 

妖精メイド「あの冷静沈着なメイド長があんなに取り乱すなんて・・・」

 

妖精メイド「あの男の人ただ物じゃないわね…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

咲夜「ここが浴室ですわ・・・」

 

フラン「今度は静かになった。」

 

一方通行「思ったより広いなァ。さすがは館ってとこかァ・・・」

 

咲夜「紅魔館のメイドにお申し付けくださればいつでもご用意いたします。」

 

一方通行「夕飯食ったら入る。メイド長ォ。」

 

咲夜「かしこまりました。夕食後には入れるようにしておきます。」

 

一方通行「結構有能じゃねェかァ・・・」

 

咲夜「当然ですわ!なんたって紅魔館のメイド長ですもの!!」フンス!

 

一方通行「・・・ですわ?」

 

咲夜「?」キョトン

 

一方通行「紅魔館のメイド長ですもの!!」

 

咲夜「」イラッ

 

一方通行「十六夜咲夜ですわ!!」

 

咲夜「」イラッイラッ

 

一方通行「お漏らしメイド長ォですわ!!」フンス!

 

咲夜「野郎ぉぉぉぉぉおぉぉぉ!!!!ぶっ殺してやるぅぅぅぅぅぅうぅ!!!!!」ブンッブンッ

 

一方通行「反射ァ。」ギュイン

 

咲夜「あぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁ!!!!」ジタバタ

 

一方通行「フランよォ、こンな大人にはならねェよォにしねェとなァ?」

 

フラン「うん!咲夜みたいな人にはならない!」

 

咲夜「・・・ゴファ!?」ブシャッ!!

 

フラン「・・・うわぁ」ドンビキ

 

咲夜「ガハァ!!」ドプシャァ!!

 

一方通行「風呂が汚れちまったじゃねェか・・・」

 

フラン「フラン血は好きだけど、こんなお風呂入りたくないよ・・・」

 

一方通行「俺らが入るまでに掃除しとけよォ」スタスタ

 

咲夜「」チーン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガチャッ・・・

 

一方通行「戻ったぞォ」

 

フラン「ただいまー!!」

 

レミリア「おかえりなさい、どうだった?我が紅魔館は?」

 

一方通行「結構広かった。メイドの掃除が大変そォだなァ」

 

レミリア「その辺は咲夜が時止めで何とかしてくれてるわ。・・・って咲夜はどこ?」

 

フラン「あー・・・ね?」

 

レミリア「?」

 

一方通行「仕事が増えたってよ。」ケケ

 

レミリア「そう、咲夜も大変ね。メイドの人員増やそうかしら・・・って言ってもまともに働く妖精メイドはいないんだけどね・・・はぁ、どうしたものかしら。」

 

一方通行「・・・」

 

咲夜「お嬢様方・・・ご夕食の準備ができました・・・どうぞお召し上がりください・・・」ゲッソリ

 

レミリア「咲夜!?あなたどうしたの!?」

 

咲夜「なんでもございませんの・・・ただ疲れただけですの・・・」

 

レミリア「本格的に考えたほうがいいわね・・・」

 

レミリア達は食堂へと向かった。

 

フラン「ごっはん♪ごっはん♪」ルンルン

 

レミリア「やけにご機嫌じゃないの。そんなにご飯が楽しみなの?」

 

一方通行「いままで味の薄い飯だったかンなァ、わからなくもねェ」

 

咲夜「ブツブツ・・・」

 

ガチャッ

 

咲夜「ここでございます・・・」

 

一方通行「・・・また御大層ォな部屋じゃねェか」

 

レミリア「まあ、かけなさい」スッ

 

フラン「わーい!」スッ

 

一方通行「・・・」スッ

 

パチュリー「あなたが客人ね?」

 

一方通行「あァ?」

 

パチュリー「初めまして。私は紅魔館に存在するヴワル魔法図書館の司書、パチュリー・ノーレッジよ。」

 

一方通行「異変の時には会わなかったなァ」

 

パチュリー「ええ、博麗の巫女と戦ってたからね・・・」

 

こあ「私はパチュリー様の助手、小悪魔です。こあって呼んでください!」

 

美鈴「私は紹介しましたよね。無視された上に一瞬でやられましたが・・・あの時止血をしてくれてありがとうございました。あのままだとさすがにヤバかったです・・・」

 

一方通行「たしか・・・紅美鈴とか言ったかァ?」

 

美鈴「!聞いてないと思ってましたが聞いててくださったんですね!」

 

レミリア「一方通行、あなたも紹介してあげなさい。」

 

一方通行「一方通行(アクセラレータ)だ。オマエらと同じく外の世界から来た。能力は熱量、電気量、摩擦量などあらゆるベクトルを操る能力だァ。」

 

フラン「ねぇねぇ、もう食べよ?フランもう我慢できないよぉ」グイグイ

 

レミリア「そうね、ほらあなたたち食べ始めましょう。」

 

フラン「せっかく日本にいるんだから日本式でやってみたい!!」

 

咲夜「では、私が・・・いただきます!」

 

「「いただきます!」」

 

一方通行「・・・」

 

フラン「あなたもやって?」

 

一方通行「・・・」

 

フラン「お願い・・・」

 

一方通行「・・・チッ」プィッ

 

フラン「・・・だめ?」ウワメヅカイ

 

咲夜「ガハァ!!」ブシュ!

 

美鈴「あぁ!!私のご飯に咲夜さんの鼻血が!!」

 

一方通行「・・・マス」ボソッ

 

フラン「聞こえない!」

 

一方通行「・・・いただきますゥ!!これで満足かァ!?クソガキィ!!」

 

フラン「はい、よくできました!」ニカッ

 

こあ「おやまぁ・・・」

 

美鈴「これは・・・」

 

パチュリー「・・・」ニタニタ

 

一方通行「・・・何か言ったやつから殺す。」ギロリ

 

こあ・美鈴・パチュリー「」

 

咲夜「」ピクピク

 

レミリア「あ、一方通行はどんなところから来たとかパチェ達聞いてなかったわよね・・・」

 

美鈴「私も聞きたいかなぁ・・・って」ハハ

 

フラン「?あくせられーた、教えてあげよ?」

 

一方通行「チッ・・・俺は学園都市っていうとこにいた。そこの人口のほとンどを学生が占め、ソイツ等を対象に学園都市は能力開発を受けさせていた。」

 

パチュリー「誰でも能力が使えるようになるの?」

 

一方通行「そォじゃねェ、そこでは能力の強さによって無能力者(LEVEL0)から超能力者(LEVEL5)に格付けされている。その学生の中でも大半が無能力者だ。」

 

美鈴「一方通行はどのぐらいのレベルにいたんですか?」

 

一方通行「超能力者第一位だったァ。」

 

美鈴「最強じゃないですかやだー」

 

こあ「そりゃあ美鈴さんが負けるわけだ。」

 

フラン「それどころかフランにも勝ってるんだよ!」

 

レミリア「博麗の巫女にもね・・・それに半狂乱になった巫女の攻撃から右半身を犠牲にして紅魔館と私たちを守ってくれたのよ。」

 

パチュリー「・・・すごいわね」

 

美鈴「あのぉ・・・さっきベクトルを操るって言ってましたけどそれってなんですか?」

 

一方通行「この世界に存在するあらゆる力の向きを操るってことだァ」

 

美鈴「私が殴り掛かった時になぜか私の腕がぐちゃぐちゃになりました。あれはどんなことをしたんですか?」

 

一方通行「簡単な話だァ、自分に当たる攻撃の向きを変えただけだァ。」

 

パチュリー「いわゆる反射ね。」

 

こあ「ええー?それじゃあ無敵じゃないですかぁ・・・」

 

一方通行「そォでもねェ。オマエ等の能力は最初届いた。」

 

美鈴「なんでですか?」

 

一方通行「美鈴は別だが、オマエらが使う弾幕とやらは最初喰らっちまった。俺にとっちゃァ未知の物質が使われたからだァ」

 

フラン「たしゅかに、ふりゃんの攻撃最初届いたけdmgmg]モグモグ

 

レミリア「飲み込んでからしゃべりなさい・・・」

 

フラン「ゴクン! フランの攻撃最初に届いたけどその後から跳ね返されちゃって全く歯が立たなかった」

 

一方通行「俺は運動量でも熱量でも必ず公式を作り出して演算して能力を使う。たとえ未知の物質だったとしても一度触れちまえば解析できる。」

 

パチュリー「つまり一瞬で計算し、能力を行使しているというの!?人間業じゃないわよ・・・」

 

レミリア「その天才的な脳こそが最強の秘訣ってやつかしらね。」

 

レミリアはフォークの手をとめ、一息おく。

 

レミリア「みんな、聞いてちょうだい。この館のメイドを増やそうと思うのだけれど・・・何か意見あるかしら。」

 

パチュリー「妖精メイドをまた雇う気?あんなの何人いたって働かないじゃない」

 

レミリア「そうだけど・・・咲夜がかわいそうで・・・」

 

パチュリー「逆に雇ったとして、そのメイドの世話を咲夜がするのよ?仕事が増えるだけじゃない・・・」

 

一方通行「・・・俺が働くってンはどォだ?」

 

レミリア・パチュリー「え?」

 

咲夜「ハッ!?嫌な予感が!!」

 

一方通行「掃除ぐれェなら俺の能力で楽勝ォだァ。十分戦力にはなンだろォ」

 

レミリア「それはありがたいけど、あなたは恩人よ?食客としていてもいいのよ?」

 

咲夜「そうです!頼みますから大人しくしててください!!」

 

パチュリー「咲夜はなぜ必死なのかしら?」

 

一方通行「一時的とはいえ、住む場所提供してもらってンだァ。なンかしねェと癪だかンなァ。」

 

咲夜「いけませんわ!お嬢様!!こんな奴に働かせては・・・」

 

レミリア「いい加減にしなさい!!一方通行は善意で申し出てくれてるのよ!それを無下にするどころか罵倒までして・・・恥を知りなさい!!!!」

 

咲夜「・・・ゥっ」

 

一方通行「自分から申し出といて厚かましいが、一つ条件がある。」

 

レミリア「なにかしら?」

 

一方通行「給料をくれねェか?この先暮らしていくにはどォしても金が要るかンなァ」

 

レミリア「そんなこと・・・お安い御用よ」

 

一方通行「決まりだなァ」

 

レミリア「それじゃあ、明日一方通行の服と一緒に執事服買いに行こうかしらね。」

 

フラン「ごちそうさま!!お腹いっぱい!!」

 

レミリア「みんな、食べ終わったようね。一方通行、良ければ風呂に入ってらっしゃい。」

 

一方通行「あァ、そうさせてもらう。」

 

フラン「フランも一緒に入る!!」

 

咲夜「!?」

 

レミリア「あら、いいんじゃない?」

 

美鈴「一方通行のお背中流してあげたらどうですか?」

 

パチュリー「一方通行、フラン自分で頭洗えないから洗ってあげてちょうだいな。」

 

こあ「なんか親子みたいですね!」

 

一方通行「断る、美鈴でも洗ってやれ」

 

フラン「いやだぁ!!あくせられーたと入るの!」

 

咲夜「いけません!妹様!!一方通行にあんなことやこんなこと・・・」

 

レミリア「するのはあなただけよ・・・」

 

一方通行「このメイド長解雇したほォがいいンじゃねェかァ?」

 

レミリア「クビまでとはいかなくても降格処分にしようかしら・・・」

 

咲夜「そんな!?お許しを!!」

 

フラン「いこう!あくせられーた!!」グイグイ

 

一方通行「ハァ・・・面倒くせェ」スタスタ

 

美鈴「いってらっしゃーい!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方通行とフランは大浴場に入っていた。

 

フラン「ばっしゃーん!!って感じでお風呂に飛び込む!!そしてバシャバシャバシャってバタ足してみる!」

 

一方通行「つーかよォ・・・いくらこの風呂が広いからってェ勝手に解放感にひtバシャッ!!!!

 

一方通行はシャンプーで頭を洗っていたがフランに風呂の水をかけられる。一方通行は立ち上がりフランにつかみかかろうとするも右足が動かず転倒してしまう。

 

フラン「右半身が不自由だと不便だね~。気の毒~」フフン

 

一方通行は頭に片手を置き怒りを抑えている。

 

フラン「それにしても、シャンプーで涙ぐむってどうなの?最強の名が聞いて呆れるよね!」

 

一方通行「・・・クッ!涙ぐンじゃいねェ!!それにオマエの脳利用すりゃァ、すぐnバシャッ!!

 

一方通行「メイド長ォ!!なンでこの俺がこのクソガキの面倒みンだよォ!!」

 

咲夜「仕方ないじゃない!・・・まったくうらやましい」ボソッ

 

バシャッ!!!!

 

一方通行「咲ァ夜ァァァァァ!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

ガチャッ

 

フラン「ふんふふんふふーん♪」

 

レミリア「あら、出たの?」

 

フラン「うん!すっごくさっぱりした!」

 

一方通行「このクソガキとは二度と入らねェ・・・」

 

咲夜「ほら、一方通行。部屋に案内するわ。」

 

一方通行「敬語がなくなってねェかァ?」

 

咲夜「明日から同僚よ?当然じゃない」

 

一方通行「まァ、なンでもいいかァ・・・」

 

咲夜「ここよ、ゆっくり休みなさい。」

 

一方通行「あァ、そォさせてもらう。」

 

ガチャッ

 

一方通行(小綺麗な部屋だな・・・ン?)

 

一方通行の部屋の机の上に箱が置いてある。

 

一方通行(制服かァ?だがレミリアは明日買いに行くとか言ってたなァ・・・)

 

一方通行は箱を開ける。

 

一方通行(!?こりゃァ・・・)

 

箱の中には大量の現金となくしたはずのキャッシュカード、学園都市においてきた衣類が入っていた。

 

一方通行(・・・俺を連れてきた妖怪の仕業かァ?まァありがてェがな・・・しっかしこれだけありゃァ働く必要無いンじゃねェかァ?)

 

一方通行はさっき自分が言った言葉を少し後悔したが・・・

 

一方通行(泊めてもらってる恩があンだァ・・・やってやらァ)

 

そう思いながら彼はベッドに向かい電極を外し充電器に接続し、横になった。

 

一方通行(やっぱ電極が有るか無いかじゃァかなり違うなァ・・・これも全部フラン達のおかげだァ・・・今日は怒っちまったが少し優しくしてやっかなァ・・・)

 

一方通行(なに考えてンだ俺は・・・)

 

一方通行は眠りについた。そして、明日から一方通行の執事としての仕事が始まる。




最後までご覧いただきありがとうございました!!
一方通行とフラン達の日常、いかがだったでしょうか?
そして次回から一方通行の仕事が始まります!
働いたことのない彼は大丈夫なのか・・・

次回、 第十話 最初の仕事
   
                             次回もお楽しみに!!

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